森川智之プライベート・コレクション
「LIVE PASTEL COLLECTION」夜の部
- 「LIVE PASTEL COLLECTION」夜の部
- 日時: 2003年3月30日(日) 17:35〜20:00
- 場所: 日本青年館大ホール
- 出演: 森川智之、堀内賢雄、中原茂、小杉十郎太、鈴村健一、山口勝平、成田剣、杉田智和
インターコミュニケーションズドラマCD 100タイトル発売&ラジオ・パステルコレクションOA 100回記念イベント。
断っておきますが、「ボーイズラブの」イベントです。
発言も行動も、ボーイズラブ関係の内容が満載です。というか、すべてがそう。
ぼかしてレポートするのは無理なので、レポートでもボーイズラブ用語連発です。
苦手な方は、あらかじめご注意ください。
量的なバランスの関係で、昼の部のレポートは主に段取りを中心に、
感想や特記事項、気付いたこと等は、夜の部のレポートに書きます。
「ボーイズラブ」のイベントだけあって、そっち方面の用語や発言が満載。
最初に「こういうのもあり」と宣言されてしまったので、みんな暴走する暴走する。
あからさまに書くのはまずそうな内容や、まずくなくても気恥ずかしい内容もあり、
ずいぶん端折らせてもらっている。森川さんの言動は、全体的におとなしめ。
構成や進行は、昼の部と夜の部は同じ。
書いていないパートは、昼の部と同じ(特記事項なし)ということ。
舞台上の並び順も、全部昼の部と同じ。
そういえば、昼の部の開場・開演が、予定より30分ちょっと遅れた。
スタッフの「リハーサルが押してる」という説明に、「おまえら」のときのように、
また音響関係のトラブルなのか、と思った人は少なくないはず。歴史あるホールだし。
でも、構成やみんなの様子を考えると、本当にリハが押してたのかもしれない。
そのうえ、2時間の予定がほぼ2時間半の上演。
終演後物販を続けたのに、夜の部の開演はほぼ予定どおり。
昼の部終演後、夜の部が開演するまで、なんと約1時間。
そのうち30分は物販してたし、開演前には開場しないといけないわけで。
イベント慣れしていないインターコミュニケーションズなのに、なのか、
だから、なのか。
- ・オープニング
- 正面のスクリーンに映し出された、歴代のCDジャケット。自分が何枚聴いたか、
思わず数えてみて、愕然とした人、まだまだと思った人、などなど、
いろいろな思い(笑)があったのではないだろうか。ちなみに私は、1/3くらい?
歴代ナビゲーター登場時のBGMは、ラジオではなくてCDバージョン。
DVD化を意識してのことだろうか。
夜の部の森川さんのここでの衣装は、同じチャコールグレーのスーツに、
黒のシャツ、織りでバイアスにチェックが入ったグレーのネクタイ。
長さや幅は昼の部と同じだったので、もしかして同じものかも、と思ったのだが、
昼の部にはバイアス柄はなかったように思うのと、もうちょっと色が明るかった感じ。
靴は、昼の部で後半に履いていた、黒に赤が散ったブーツ。
「ネオロマンス・ライヴ」でもかけていた、大きめのサングラス。
賢雄さんの衣装は、なんと、上下皮のスーツ(昼は普通の黒のスーツだった)。
賢雄さん曰く、「暑いから」「あ、もっと暑いか」。
森川「それ、危険ですよ。終わる頃には、ちっちゃくなってるんじゃないですか。」
- ・トーク(その1)
- 「夜の部に向けての抱負」、
たぶん昼の部と違う意気込みが聴けると思うから(つまり、
同じことを言ってはいけない)、ということでトークを始めるが、
同じことを言わないという制約からか、多少リラックスしてきたからか、
昼夜の間の楽屋話に花が咲く。
小杉さんは、楽屋にコロッケ弁当があったけど、
胸がいっぱいで食べられなかったそうだ。それを聴いた鈴村くん、
女子高生口調で「カ・ワ・イ・イ〜」。あなたのその言い方も、充分かわいいです。
中原さんは、夜の部に備えて、お弁当だけでなく、タウリン3000mgを摂取。
今まで2000mgは経験したことがあったが、未知の世界に突入とのこと。
この後、「本当にタウリン3000mgですか?」と何回もツッコまれるハメに。
我らが森川さんは、「おいなりさん」(この言い方もカワイイ)を3つ食べたらしい。
小杉「そういえば、通路で『ああん』『ああん』って言ってるやつ、いただろ?」
森川「それ、僕です。楽屋、ひとり1部屋ずつで、
長い廊下に並んでいたんで、みんなを笑わせようと思って。」
堀内「俺、1時間ぐらい寝られると思って、寝てたのに、それがうるさくて。」
森川「面白かったでしょ? さすがBLだな、って。こんなところにもドラマが。」
中原「俺、聞こえなかった。弁当食べてたからかな。
ひとつのことに集中しちゃうと、他に気付かなくなっちゃうんだよね。」
- ・三木眞一郎ビデオ映像
- 鈴村くんは、「もし三木さんが来てたら〜」をまたしっかり。というか、
これを茶化したら、ビデオの三木さん困っちゃうからね。賢雄さんは、
「段取りかよ、って言わないといけないんだよね。で、もしかすると来てるかも、って。
そんなわけないじゃない。みんな知ってるよ。」
- ・デンキネコ
- ・トーク(その2)
- 堀内・小杉・鈴村での、「着替えの間の時間稼ぎ」トークは、声の話から、
変わった声でやった役(「キャット忍伝てやんでえ」)、眉毛話など、いろいろ。
歩き方の話になり、鈴村くんがモデルのように舞台の端から歩いてポーズを取ったり、
それに賢雄さんと小杉さんが「お手本を見せ」たり、などなど。
- ・ボーイズラブ探偵団
- 探偵長の衣装は昼の部と同じだが、靴がやっぱり黒に赤が散ったブーツ。
このあたりで、昼は前半は黒の靴だった、という記憶がゆらぐ。黒だった…よね?
実はここでサングラスをかけていた記憶なし。かけてなかったような。
初っぱな、探偵長がゴンザレスを探すときの、「ゴンザレス〜」という呼び声が、
いつもの探偵長より1オクターブぐらい上がってるんじゃないか、というぐらい、
かわいらしい。そういえば、「今助けてやるぞ」もそうだった。
ゴンザレスのことになると声がひっくり返るのは、相方に対するご本人みたい!?
弟子入り志願の勝平くんに、「弟子は取らない主義」と断ったところ、
勝平くんの台詞は、昼の部は、「わかった、さてはあんた、
おいしいところは独り占め主義だな?」。たぶんこれが台本どおり?
夜の部は、「わかった、さてはあんた、守りに入ってるね?」。それに答えて、
「台本にないことを言われるとドキドキするんだ」と探偵長の本音がチラリ。
おまえらトークならまだしも、とっさのアドリブに強くなさそうな森川さん、
ドキドキしながらこのコントをやっていたのかも。
「昔取った弟子」の鈴村くん、探偵長に出された課題(?)は、
昼の部: 受けと攻め、どっちが大切か
夜の部: 受けと攻め、どっちが向いてるか
「お前のその声は受けに決まっている」「そういうところが受けなんだ」と、
台本どおりに叱られながらも、「だって僕も攻めたいもん」と反撃する鈴村くん、ビバ!
昼の部去り際の「探偵長の、いじわるー」も、かわいさ満開。
夜の部のトゥルー・ラブ・ハンターは、髭がない。昼の部、声がこもったからかな。
それを見たラブ・サンダー、「あ、髭、ずるいぞ。俺だって暑いんだよ」。
エンド・オブ・ワールド登場時の地響きに、「もりりん、怖い」と、
探偵長の首にぶらさがるように抱きつく勝平くん。探偵長は困った顔をしつつも、
まんざらでもないように、台本でふたりの顔を舞台から隠す。
登場したエンド・オブ・ワールドのパフォーマンスを見て、勝平さんの
鋭いひと言。「成田さん、シャンソン歌手みたい」。
エンド・オブ・ワールドを、探偵長の背に隠れるようにしながら挑発する勝平くん。
怒ったエンド・オブ・ワールドが追いかけて来て、盾になっていた探偵長ともども、
舞台をぐるっと一周して逃げ回る。勝平さんはもともと、
子どもっぽいしぐさで演じて(?それとも地?)いるが、
そうではないはずの森川さんの走り方が、えらくかわいい。
髪がなびくぐらいちゃんと走っているのに、チョコチョコした感じ。
立ち位置に戻った勝平さん、「本気で怖かった」。
負けを認めて退場するマント3人組、
エンド・オブ・ワールドがふたりに声をかけるときの台本が、
呼び捨てだったようで、成田さん、本当にうれしそう。
普通じゃ(それも本人の名前を)呼び捨てにすることなんてないだろうからね。
あまりにうれしかったのか、夜の部には、十郎太さんをマトモに呼べない。
「じゅうよんた」と聞こえる発音で、「増えてる」とツッコまれる。
再び布教の旅に旅立ったラブ・パラダイス。
鈴村「エロマンガ島に行って、布教してきます。」
森川「エロマンガ島? おみやげ頼むぞ。」
山口「欲しいんですか。」
夜の部は「ジンバブエ」だったので、探偵長のアドリブ間に合わず。
- ・歌
- 歌: 「Blue」堀内賢雄・小杉十郎太
昼の部に輪をかけた、トークライヴのりのトーク。
小杉さんのギター弾き語りから、賢雄さんが、小杉さんの即興歌の真似をする。
「けんゆう、下から読むと『うゆんけ』〜」「俺、そんな歌、歌ってないぞ」。
その他にも、その場で作った歌を歌う…が、かなり暴走気味だったので、詳細省略。
すれ違いざまに、相手のことをどう思っているか、をひと言で交わすところなどは、
まさにふたりのトークライヴ。仲がいいからできるんだろうなあ。
- ・トーク(その3)
- 森川さんの衣装は、昼の部と同じ。サングラスはかけていない。
- ・名台詞・モノローグ
- 昼の部で、座る場所が混乱し、みんなあっちに行ったりこっちに行ったり。
森川さんひとりが心配そうに、「大丈夫ですか? ずっと心配だったんです」。
段取りがあるので、ちゃんと決まった場所に座っていないといけないらしい。
夜の部は、それほど混乱はしていなかったが、
でもみんなちょっとだけ戸惑い気味なのを見て、森川さん、「昼と同じです」。
演じられた題目は昼と同じ内容、順番はちょっと違う。
「真夏の被害者」「無敵」「お金」「悪魔の論理学」「バロック・パール」。
森川さんが演じた「真夏の被害者II」は、大倉隆一のモノローグに、
執事の榎本の台詞がまざる。正志の行方が気になる隆一が、
榎本に悦郎のマンションの所在を尋ね、囲碁を習え、と諭される話。
相手役がその場にいる台本を除いては、全部ひとりで演じるのだが、
この、森川さんの演じる榎本が、まるで滝口順平。
というか、森川さん、こういう役やらせると、もれなく順平さんになるような!?
「無敵」は体育祭後のお風呂の話、「お金」は狩納のモノローグ、
「悪魔の論理学」は崖にぶら下がっていたらの話、
「バロック・パール」は三四郎を睡眠薬にイシスが眠りに付く話。
- ・BL裏話
- トークに入ろうとしたところに、杉田智和登場。「BOYS LIFE完全版」に出演し、
相手役が小杉さんと鈴置さんだった話を披露する。
彼だけなぜか、コードのついたマイクを持っている(みんなはワイヤレス)。
上手から出て来て、ずるずるとコードを引きずりつつ、いちばん下手の賢雄さんの横へ。
なのに、スタッフが椅子を置いたのは、いちばん上手の小杉さんの隣り。
杉田くんがコードを引きずっているので動きにくいことに気付いた森川さん、
さささっと走って、椅子を反対側の杉田くんのところまで持って行ってあげる。
アフレコ時のハプニングなど、いろいろトークをするが、
どうしても成田さんの話題に行ってしまう。
「アフレコ時に目をつぶって演技してる」「スタジオでじっと見つめてくる」
「目が合うと、うんうん、と頷く」「隣りに来て、○○さんったら〜」、などなど。
ちなみに、森川さんも話に参加していたのは、「青」の梁田さんのナレーション話。
杉田くんには、「これからの抱負」を。
杉田「諸先輩方を攻め崩したい。」
玄田哲章、若本則夫、などの、そうそうたる名前が挙がる。
小杉「若いんだよね? (鈴村くんに)同じぐらい?」
鈴村「同じって…僕は28です。」
杉田「22です。」(舞台の上のみんながいちばん驚いた様子(笑))
森川「これで、ステージ上の平均年齢がわかりますね。」
鈴村「がんばります。杉田にだけは負けません。」
- ・ミキシンのインターコミュニケーションズ波瀾万丈・中編
- 後編は、また機会があったら、とのこと。
- ・寸劇
- これは、台本持ってなかったような?
テーブルに置いてあった?(よく見なかった)
- ・今後のラインナップ紹介
- ・エンディング
- 杉田くんも出てくる。立ち位置はいちばん上手、鈴村くんの隣り。
鈴村くんは気になるのか、しきりに蹴飛ばしたりして、ちょっかいを出している。
「森川さんがまとめてるんだから、大人になれよ」と一喝され、悔しかったのか、
挨拶では再度、「杉田には絶対負けません」。
堀内「(成田さんに)弟が見つかったんじゃない?」
杉田「パクんないでくださいよ。」
堀内「名前も似てるしね。成田と杉田。」
杉田「まっ、まさかっ。」
森川「『まさか』って。」
鈴村「お前も、疑うんじゃないよ。」
森川さんの感想は、
「毎週阿部さんと、どうしようかという話をしつつ、今日を迎えたんですけど、
パスコレ、ボーイズラブ、イベントがやれるのは、今日が第1歩です。
TBSでは終わってしまうけど、番組自体は終わりません。応援してくださいね。」
- ・生キャラクター台詞大連発
- たぶん、昼の部と同じメンバー、ラインナップ。
舞台上に並んではいるが、担当する台詞のない杉田くんが気になったのか、
岩城の台詞の後、後ろを回って駆け寄り、自分の隣り(真ん中)に連れて来て、
最後の自分の台詞「けっこう楽しかったぜ、じゃあな」を一緒に言わせるなど、
森川さんの気配りとやさしさが印象に残ったイベントだった。
- ・アンコール
森川さんは、
現在の「ラジオ・パステルコレクション」のナビゲーターということもあって、
たぶん他のナビゲーターの方たちより、制作側に近いのではないかと思う。
構成も一緒に考えたのではないかと思うし。このイベントではホスト側だ、
自分がちゃんと全体を見て仕切らなきゃ、と思っていたのではないだろうか。
杉田くんに対する細かい心遣いや、椅子に座る順番を気にしていたことなどは、
それを如実に現していたのでは。
出演の7人(杉田くんを除く)の中では、鈴村くんの次に若い下から2番目なのに、
先輩たちを立てつつ、若手にも気を遣って、見事なホストぶりだったと思う。
檜山さんがいなくても、ちゃんと進行できるようになったのね、と、安心した反面、
ちょっと淋しい気もしないでもない。
そこここに見せてくれる可愛さは、どんなに慣れても、なくさないでね。(笑)
そういえば、「Blue」はあったけど、
パスコレのテーマソング(と、もう勝手に決めている(笑))はどうなったんだろう?
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