森川智之プライベート・コレクション

「ロウソクの館への誘い」


「闇の末裔」アニメ化記念上映イベント「ロウソクの館への誘い」
日時: 2000年9月24日(日) 第1回/13:00〜14:35・第2回/16:00〜17:50
場所: 東京・神楽坂ツインスター
主催: マリン・エンタテインメント
司会: 小杉十郎太(伯爵)、声のみで顔出しはなし
ゲスト: 三木眞一郎(都筑麻斗)、森川智之(巽征一郎)

第1回と第2回の内容は、構成等はまったく同じ。 トークの内容(質問等)も、アドリブ部分を除いてはほぼ同じ。
ただ、ワインが多少入ったからか、雰囲気に慣れて来たからか、 同じ話題でも第2回のほうが話が広がり、 脱線したりして話が長引いていた(質問は省略されたりしたのにトークの時間は長かった)。 終了時間を厳密に気にしなくていいぶん、 第2回のほうが時間に寛容だったからかもしれない。

タイムテーブル(記憶が曖昧なので、だいたい、の感じ)

第1回第2回
13:00〜13:15/16:00〜16:15:伯爵のコレクション紹介
13:15〜13:50/16:15〜17:00:ゲストコーナー
13:50〜14:15/17:00〜17:25:上映会
14:15〜14:30/17:25〜17:45:抽選会
14:30〜14:35/17:45〜17:50:エンディング

内容はほぼ同じだったため、レポートはまとめる。
トークの内容は、第1回・第2回のどちらかのもの。 片方だけでしか話さなかった話題でも、特にコメントはしない。 それぞれ別に展開された話題でも、適当にまとめてしまっているかもしれない。 ご容赦。


会場には、燭台を持ったイベントスタッフが徘徊している。伯爵の前説によれば、 ロウソクの館の使用人らしい。しかし、明かりを落とした会場内で、 ロウソクの光にぼーっと照らされた人間にいきなり出会うと、 ちょっとぎょっとする。
会場に流れているのは、荘厳なパイプオルガンの音。 本編にも使われていたので、これが「闇の末裔」のモチーフなのかもしれない。

小杉さんが伯爵として前説(録音)。なかなかナイスな前説で、会場も大受け。
会場は伯爵の「ロウソクの館」、観客はそこに招待された「客人」ということになる。 あまりに大勢なので、さすがの伯爵も椅子を用意できなかったらしい。 立ち席である。

伯爵のコレクション紹介(アニメの設定紹介)
小杉さんのナレーションで、都筑初登場の絵や、コミックス、全員プレゼントCD、 市販CDの紹介に続いて、テレビアニメーションの設定画を紹介。 十王庁、ロウソクの館、召喚課の背景画から、都筑、密、巽、亘理、倶生神兄弟、 伯爵、邑輝。それぞれに伯爵らしいコメントが付き、笑わせてくれる。
この部分は録音。

ゲスト登場
コレクション紹介が終わった時点で、生の小杉さんのトークとなる。
伯爵からの紹介で、ゲストの「三木殿・森川殿」が登場。衣装は、

森川:
白いTシャツ、黒に銀色に光る部分がところどころ入っている生地に、 黒の薄いシースルー地に青の大きな格子の刺繍の入った生地を重ねたジャケット、 テーラード襟には細いストライプが入っている。 黒のパンツ、黒の革靴。プラチナブロンドの髪は少し切ったみたい。 顔はかなり焼けている。眼鏡はかけていない。
ジャケットの前は第1回は開けていた。第2回はボタンを3つとも止めていたが、 上映会終了後再登場した直後には開いていた(舞台上で止めていた(笑))。
三木:
ピンクや緑などのたくさんの色が入った細かい幾何学模様のシャツ、 ブラックジーンズ。(すみません、細かいところまでは見ていませんでした。)
サングラスをかけているが、途中で「北海道から来た」という人がいたときだけは、 驚いてサングラスをはずして眺めていた。くりくりしたおめめ。

伯爵からの質問
伯爵から、ゲストのふたりに質問。伯爵は、質問した後は会話には加わらず、 ゲストのふたりが勝手に話を進行する。が、ゲスト側から伯爵に振ることも。
第1回は、雰囲気がつかめていなかったのか、話が途切れがち。 あまりにあっさりとした答えに、伯爵に、「それだけ?」と言われることまで。 逆にトークがだらだらと続き、 伯爵から「話の切れ目をはっきりさせてくれ」と苦情が出ることも。(笑)
第2回になると、段取りもうまくなり、話は長引くが、まとまった感じ。

「闇の末裔」の話を聞いたときの第一印象は?
森川「『末裔』の『裔』の字が難しいなあ、って。」
三木「俺、『昼行灯(ひるあんどん)』が読めなかったんだよ。」
森川「漢字が難しいよね。」
三木「この役をやったおかげで、ボキャブラリーがひとつ増えたよ。」
森川「僕も、『裔』の字、なんとなくそれっぽい字を書けるようになったよ。」
三木「まだ完璧じゃないわけだね。しかし、全然作品の印象じゃないね。」

自分の役と自分はどこが似ているか。
森川「眼鏡。」
と言いつつも、眼鏡をかけていない。ポケットからいつもの縁なし眼鏡を取り出し、 その場でかける。結局そのまま最後までかけている。
森川「ちょっと欠けてるんですよ。」
三木「え、どこどこ?」
森川「ここか、こっちか。」(と眼鏡レンズの一部を示す)
三木「あ、本当だ。こっちだね。」
森川「こないだ酔っ払ってね。ちょっと、やっちゃったんですよ。 最近、眼鏡、多いですからね。」
三木「ああ、眼鏡キャラね。『眼鏡声優』だね。」
森川「三木くんは?」
三木「俺はね。都筑は、黒い服を着てることが多いんだけど、それかな。 俺も黒い服好きだし。今日なんかも真っ黒だしね。」
森川「そうだね。どう見ても、上から下まで真っ黒だね。」
嘘です(笑)。シャツはピンクと緑の派手派手。
三木「それと、都筑って、いろいろ背負ったキャラじゃない。 だから、縛るものが必要かな、って。」
と、両手にいっぱいはめた、リングやブレスレットを見せる。 中に、鎖でつながっているものも。
三木「これ、本当は親指と親指にやるんですよ。」
森川「え、歩けないんじゃない?」
三木「歩けますよ、手なんだから。足じゃないんだから。」
森川「どうやって仕事するの?」
三木「仕事するときにははずしますよ。ノイズ乗っちゃうじゃないですか。」
森川「(会場に)彼は、全身、こういう鎖だらけですからね。 さっき、裸見ちゃったんだけど、いっぱい付いてました。」
三木「アフレコやってると、じゃらじゃらノイズ乗っちゃうんですよね。 『すみませーん』って言って、トイレ行って全部はずして来るんです。」
森川「そういうのって、何ていうの?」
三木「『ボンデージ声優』? それって、カッコいいのかなあ。」

小さいときに何と呼ばれていたか。(第1回のみ)
三木「小さいときは、『三木』だね。 大きくなってからは、『ミキシン』『眞ちゃん』『眞一郎』。森川さんは?」
森川「俺は…『森川』。」
三木「自己紹介しろ、って言ってるんじゃないですよ。」
森川「いやいや(笑)。だいたい『森川』だね。 『モリモリ』って呼んでくれる人もいるけどね。」
三木「伯爵は?」
小杉「『パン』を付けるのが流行ってね。『コスパン』って呼ばれてた。 三木くんだったら『ミキパン』、森川くんだったら『モリパン』。」
それはそれは。なかなか素晴らしいネーミング。
森川「『ち』を付けるのもいいね。『みきっち』とか。おちゃめだよね。」
三木「32歳にもなって、『おちゃめ』とか言われてもね。」
森川「俺も、33歳で『おちゃめ』って言ったこと、後悔しちゃったよ。」

初恋の相手の名前と時期、初めてのキスの相手と時期は? (第2回のみ)
実際には、次の質問と織り交ぜて質問された。 あんなにややこしい聞き方をされたのに、 全部覚えていて答えたふたりもすごい。(笑)
森川「初恋の相手は、よしえちゃん。」
三木「いくつのとき?」
森川「幼稚園。」
三木「ああ。俺も、幼稚園のときに、先生。」
森川「そりゃまずいぞ。」
三木「憧れるじゃない、幼稚園の頃って、先生に。」
森川「憧れてたのか。ふーん。」
三木「で、初めてのチューは?」
森川「やっぱり幼稚園のときだね。」
三木「早かったんだね。」
森川「もう、早いですよ、僕は。何でもね。」(笑)
三木「俺は、初チューは、覚えてないなあ。」
森川「女の子じゃなくてもいいんだよ。」
三木「じゃ、犬だ。」
森川「そうか。俺も犬かもしれない。」

第1話収録の印象・裏話を。
第1話の収録には、制作側など、かなりたくさんのギャラリーが集まったらしい。 2万人とか。ダフ屋まで出た、とのこと。
このふたりのトークだと、ボケるばっかりでツッコむ人がいないので、 どんどん話がエスカレートするばかり。(爆)
森川「次の日の新聞の1面に出たらしいよ。『闇末』って。」
三木「ちょっと待って。どの新聞に出たんだよ。」
森川「『闇末新聞』。」
三木「まんまじゃないか。」
森川「『闇末新聞』、いいね、作ろうか、ふたりで。ガリ版で。」
三木「パソコンで作って、プリントアウトすればいいじゃない。」

乾杯
舞台(と言っていいのか、スクリーン前の狭いスペース)の端には、 小さなテーブルに、ワインクーラーと赤ワインのボトル、 ワイングラスが用意されている。伯爵の勧めで、このワインを注ぐ。
三木「伯爵は? 飲む?」
小杉「私は酒は飲まない。」
森川「嘘付けー。」
小杉「煙草もやめた。」
森川「煙草をやめたのは本当だけど、酒を飲まないなんて、嘘だよね。」
三木「今朝だって、たいへんなことになってたんだから。」
小杉「昨日、飲んでてね。」
森川「伯爵は、昨日巨人が負けたから、気分が良くないんですよ。」
小杉さんって、巨人ファンだったのか。
伯爵の「付き人」によって、伯爵のぶんのワイングラスが運ばれる。 森川さんが注ぐのを待っている間に、
小杉「それは私ではないからな。」
森川「(待っているスタッフを指して)これ?(という動作)」
三木「そんなの、わかってますよ。」
無事、ワイングラスが伯爵のもとに届いた後、伯爵の発声で、「闇の末裔に乾杯」。

ビデオメッセージ
ゲストのふたりは、ステージの端のスツールに腰掛け、ワイングラスを手に、 今回イベントを欠席した人からのビデオメッセージを見る。
森川さんはひと口だけ口を付けた後、グラスごとテーブルに置いてしまうが、 三木さんはすっかり飲み干し、注ぎ直したりしている。

関俊彦(亘理温役)
「亘理…てつや。じゃないな。亘理…なんだったっけ。 あ(思いついたように)。亘理役の関俊彦です。」
「亘理は関西弁ですが、京都出身ということなので、京都弁なんだと思うんですけど、 現世ではないので、彼の話す京都弁も冥界の京都弁なので、ちょっと違う。 つまりは、亘理弁、と思ってください。」
浅野まゆみ(黒崎密役)
「今までやった男の子の役は、元気いっぱいのやんちゃな子ばっかりだったので、 こういう影のある役は初めてなので、頑張りたいと思います。 三木さんとはカラむところも多いから、負けないように頑張ります。」
速水奨(邑輝一貴役)
コミックスを手にソファでくつろぐ速水さんから、カメラが寄ってアップになる。 本当にどアップ。三木さん、スクリーンの端に立ち、「大きすぎるよー、 俺より大きいもん」。確かにあの三木さんの身長より大きい速水さんのお顔…。
最後に、手元のコミックスから邑輝の台詞を読むが、吹いてしまったり。

三木「関さんの言い訳と、浅野さんのいっぱいいっぱいと、それから…。」
森川「なんだろうね。」
三木「大きすぎるよ。なんであんなに寄らないといけないんだよ。 それに、セットもなんかひとりだけゴージャスだし。」
森川「僕、ちょっと、邑輝もやってみたいね。 『ふっふっふっ』(速水さんが読んだ台詞の一部)。」
三木「それは、違う。邑輝じゃない。」

トーク
第2回では、ビデオ明けにふたりが勝手にしゃべってしまい、 伯爵に文句を言われる。
三木「すみません、伯爵。で、我々はどうすれば?」
小杉「日本対キューバ戦の結果。」
三木「気になるんですか?」
小杉「楽屋にはテレビはあるんだけどね。映らないんだよ。」
会場に「知ってる人」と訊くが、誰も答えない。
でも、あの試合って、16:30ぐらいからじゃなかったっけ? だとしたら、 結果はまだ出ていないと思うのだけれど。(この時点で、16:45頃)
三木「伯爵。まだ下界にも情報は届いていないようです。」
森川「みんな、『闇末』オンリー、って感じだからね。」

伯爵からの「自分の役以外にやってみたい役はあるか」という質問に。
森川「伯爵。口パクがないからね。」
三木「それって、役柄がどうとかいうよりも、アテやすいから、ってこと?」
森川「あれでも、けっこうたいへんなんだよ。ちょっと横向いたり。」
三木「それは、後で(上映会を)観てもらえばわかるね。」
森川「でも、やっぱり、巽ですね。僕、巽って、とっても気に入ってるんですよ。 こんなふうにやって話すんですけど。」
と顔の前で手を広げ、指で眼鏡を押し上げてみせる。巽ファンから歓声がっ!!(笑)
森川「けど、邑輝もいいね。あ、やっぱり眼鏡だなあ。」
三木「俺も、やっぱり都筑だね。みんな、いろいろ背負ったキャラだから、 ひとりに入れ込んじゃうと、なかなか他の人ってわけにはいかないね。」

インターネットで寄せられた質問
伯爵が質問を読み上げるのだが、第1回は、「子ども相談室」のような口調で、 シブいお声の小杉さんがえらくプリチーに(笑)。 それをひとつひとつ、三木さんが、「これは、京都府、小学校6年、だね」などと、 決めて行く。時には、「ごめん、声を聴くのに一生懸命で、 質問の内容聞いてなかったんだよ」なんてことまで。
第2回は、やはり話が広がり、最後の質問は時間がなくてカット。 この回は、小杉さんは普通の声で読み上げていた。

死神になったら、どこの地域の担当になりたいですか。
森川「歌舞伎町。」
三木「なんで?」
森川「生前、よく知ってたところだからね。」
三木「きっと忙しいよ。いろいろ事件が起こって。『密着死神24時』とか。」
森川「僕、『24時』系の好きだから。」
三木「暇なところがいいんじゃない?」
森川「富良野とか?」
三木「なーんも起こらなそうだね。熊の霊と戦ったりしてね。 俺は、やっぱり渋谷かな。いつも遊びに行ってるし。」
森川「若いの、いっぱいいるよ。」
三木「そんなのは蹴っちゃえばいいんだよ。」
森川「蹴っちゃえばいいのか。でも、俺ら、結局東京から離れられないんだね。」
三木「伯爵は? どこがいいですか?」
小杉「ニコタマ。」
森川「『ニコタマ』って。ここには、日本全国から集まってるんですよ。 そんなローカルな話をしたって、ニコタマを知らない人はたくさんいるんです。」
三木「ねえ。ニコタマってのは、荻窪のちょっと先。」
違う〜(笑)。こんな暴言を放置しておいてはいけない、と思ったのか、第2回に、 小杉さんから、「ニコタマ」の正式名称は「二子玉川園(ふたこたまがわえん)」で、 田園都市線と大井町線の交わるところ、と説明があった。
三木「ニコタマには、『ねこたま』ってあるじゃない。」
森川「『いぬたま』もあるんだよ。」
三木「ああ、あるね。で、その『ねこたま』で、猫の名前の投票みたいのやってて、 3つに絞られました、って、そのひとつが、『小杉十郎太』。 決勝では落ちちゃったんだけどね。」
森川「ええっ、本当? 嘘。」
三木「本当だよ。」
小杉「いや、『小杉』はなかったんだけど、『十郎太』は本当なんだよ。 何人にも言われたから。結局駄目だったんだけど。」
森川「伯爵としては、選ばれなかったことが悔しい?」
小杉「とっても悔しい。」
森川「(会場に)犬とか猫とか、ペットを飼う人は、 是非『十郎太』という名前を付けてあげてください。」
小杉「虐待しないでね。」

死神は他人からは見えないのですが、見えなかったら何をしたいですか。
三木「物には触れるの? なら、フェラーリ博物館とか行って、 普通の人は柵があって触れない車に乗っちゃう。」
森川「僕はやっぱり、あんなエッチなこととか、こんなエッチなこととか。」
三木「あんな、とか、こんな、とかって、結局エッチなことじゃないですか。」
森川「普通なら入れないところに行きたいね。」
三木「例えばどこですか?」
森川「女子高、女子大、女子短大。女子高とか、普通は入れないでしょ。 体育の先生になるしかないんだよ。」
三木「入って、どうするんです? 中を徘徊するんですか?」
森川「見て回って、教室で真面目に授業受けて。俺、生徒か。(笑)」
三木「授業受けるの? セーラー服着て?」
森川「うん、セーラー服。」
三木「ルーズソックスはいて。」
森川「うん。」
三木「ガングロだったりして。」
森川「ガングロね。こないだやったんだけどね、僕。」
反応悪かったから、きっとみんな知らなかったのね。(笑)
森川「伯爵は? もう行きました? 女子高。」
小杉「私は、姿が見えても行く。」
森川「それは、どんなもんかなあ。」

自分が女だったら、どのキャラと付き合いたいですか。(第1回のみ)
森川「僕はやっぱり、巽ですね。」
三木「巽って、頭良さそうだよね。巽だったら、『裔』の字も書けるんじゃない?」
森川「頭良さそうだし、彼は、デスクワークじゃないですか。朝、出勤して、 タイムカード打って、何時から何時まで、って決まってて、夕方待ってれば必ず会える、 みたいな。アフターファイブというか。」
三木「彼って、アフターファイブは遊んでそうだよね。」
森川「遊んでそうだけど、付き合うんでしょ? 都筑とかだと、仕事に行って、 何日も泊まり、みたいなこともありそうだけど、巽なら、規則正しいから。」
三木「それって、森川さん、自分にないものを求めてる、ってこと?」
森川「そう。(きっぱり)」
三木「俺は、そうだな。倶生神なんかいいかも。」
森川「ええっ?」
三木「きっと、よく世話を焼いてくれるよ。 遅刻した、っていったら、パタパタパタ、って運んでくれる。」
森川「ああ、それはいいね。」

第1話上映
「ゲスト吐け(というアクセントだった)。あ、違うか。ゲスト、ハケつつ…」。 小杉さんのアドリブに送られ、ゲストはいったん退場。
10月2日放映予定の第1話を上映。

ゲスト再登場
再びゲストが呼び出され、たった今上映したばかりの第1話について、トーク。
森川「僕の声が、いい声でしたね。巽はデスクワークだから、 難しい言葉が多いんですよ。トチらないように気をつけました。」
三木「オープニングが、すごいね。ぎゅーっ、って。」
森川「ああ、吸い込まれて行くような?」
三木「そう。見方によっては、酔いそうだけど。」
確かに、あのオープニングのウォークスルーは、CGの真骨頂、というか。
森川「絵が綺麗だね。絵が、動いてるじゃない。」
三木「そりゃ、アニメだからね。絵は動くよ。」
森川「色が入っている。アフレコのときに、ちゃんと色が入ってたんですよ。 これって、当たり前だと思うでしょ? 我々の間では、すごいことなんですよ。 第1回なのに、絵がないこともありますからね。 自分の役がどういうヤツだか、わかんないんですよ。」
三木「そうそう。どういう演技していいんだか、困っちゃったりしてね。」
森川「後でできあがってから、『ああ、こういうヤツだったんだ』って。」
三木「そういえば、都筑のいいところ、召喚シーンで、 『我を加護する十二の神よ』って言うところ、あるでしょ。あれを、台本屋さんが、 漢数字の『十二』を、カタカナで『ナニ』って間違えて書いてあったのよ。 『ナニの神』って何だろうなあ、って思って。」
森川「台本屋さんは、内容を理解して書いてるわけじゃないからね。」
三木「そういうのって、けっこうあってね。 台本屋さんは、絵コンテから台詞を書き出すんだけど、 SEとかも絵コンテから台本屋さんが起こすんだよ。 そしたら、『どっかーん』ってのが、俺の台詞に書いてあった。」

プレゼント抽選会
入場時にトランプのカードを渡され、そのカードを使って、 プレゼントの抽選会。
そういえば第1回の入場では、カードは「渡された」けれど、 第1回の抽選会で「入場のときに引いたカード」と言ったためか、 第2回の入場では、スタッフが広げて持ったカードから、自分で引かされた。(笑)

プレゼントは、闇の末裔クリアファイル、闇の末裔グッズの福袋、 イベント限定Tシャツ(サイン入り)、ポスター(サイン入り)。各4名ほどが当選となる。 福袋には、エリマキトカゲやらコモドドラゴンやらが入っているかも、 と紹介する三木さん。
Tシャツは黒で、背中に「ロウソクの館への誘い」などとプリントされたもの。 けっこうカッコいい。三木さんも気に入って、もらったらしい。
森川「え、もらったの?」
三木「うん。欲しい、って言って、もらった。」
森川「僕も。欲しい。」
森川さん、カワイイ。(笑)
このTシャツとポスターには、その場で(1つだけ)ふたりがサインする。
三木「(会場に)欲しい?」
会場「欲しいー。」
三木「モリモリ、後で俺のもらったTシャツにもサインして。 売れるかな。インターネットに出してみようか。」
森川「オークション? 誰が出したか、バレバレじゃないか。」

その場に用意されたトランプからカードを引く。
引き方は、カードのデッキをまとめて持ち、 カードの端に指をかけてパラパラと落とす途中で声をかけて止める方法と、 クラシックな「上から何枚目」。第1回・第2回合わせて8回引いたが、 その都度「どうやって引く?」と言いながら、結局は交互にやっていたような。
抽選の模様から、面白かったシーンをいくつかピックアップ。

森川「どうする? パラパラがいい?」
三木「パラパラ?」
森川さん、ニコニコしながら、黙って手を動かす。振り付け、覚えてるのかなあ。
三木「そういえば、ここ(ツインスター)、パラパラ発祥の地なんだよね。」
へえー。そうだったのか。
その後も、「パラパラ」と言うたびに手だけの踊りを始める森川さんだが、 そのたびに三木さんに軽く流されてしまう。 無理だって。三木さん、あのガングロパラパラは知らないんだから。(笑)

森川さんの「カードのパラパラ」は、なんとなく手際が悪い。
三木「何、その、パラパラパラパラパサッ、ってのは。」
残り1/3ぐらいのところで、まとめて全部が指から離れてしまったらしい。
三木「うちのトランプマンは、まだ新米なので。」
森川さんが「パラパラパラパラ」と言いながらカードを落とすのを、 三木さんが「ストップ」と止めた後、なんとなく居心地の悪そうな三木さん曰く、 「口の『パラパラ』とカードのパラパラが、合ってないんだよ」。

「上から何枚目」の枚数を決めるにあたっては。
森川「(会場のひとりに)誕生日、いくつ?」
三木「誕生日いくつ、って、ひとつに決まってるじゃないか。」
三木さん、ちゃんとツッコんでくれてありがとう。

三木「モリモリ、誕生日いつ?」
森川「誕生日? 1月26日。」
三木「じゃ、上から126枚目。」
森川「126枚目ね。」
と、数え出そうとする森川さん。三木さん、あわてて、
三木「ないよ、そんなにないよ。26枚目。」

エンディング
ゲストのふたりが、それぞれ挨拶して、退場。
伯爵から、アニメ放送、スペシャルビデオ、画集など、今後の予定について告知。
最後に、三木さんからしめくくりのビデオメッセージがあり、「宴」はお開き。

TOPPAGEトップページに戻る
Copyright(C)1998-2014