1998/2/8東京(2回)、1998/2/14福岡、1998/2/15大阪で行なわれた、
佐々木望・緒方恵美・檜山修之のイベント最終公演。
なんだかんだで東京公演にも行けなかった鈴の代わりに、
大阪公演に行ってくれたA嬢のレポートです。
森川智之は出ていませんが、檜山修之のイベントなので、ここに掲載。(笑)
佐々木望、緒方恵美、檜山修之の合同イベント、
「VALENTINE KISS」ファイナルの大阪ステージのレポートをお送りします。
当日は早めに行って会場の様子など観察したかったのですが、地元民のくせに、
会場の万博ホールまでの所要時間の見積りをあやまりまして。
モノレールの駅から会場までが遠い。
そして、万博ホールに入るためには、
万博記念公園の中にまず入場しなければならないのですが、
ここでなんと入場券(150円)が必要だったんですね。
ライヴを見に来るお客から、さらに公園の入場料をとるとは、
万博公園を運営してる組織ってアコギ。
などと思ってるうちに手間どって、ホールに駆け込んだのは、開演の17:00寸前。
最後から3人目ぐらいのお客だったんじゃないでしょうか。
とにかく、プレゼントを預けねば〜と、見渡すと、
入り口付近に大きなダンボールの箱が置いてあって、
その前に3人の名前が書いてあります。
檜山さんの箱をみたら、すごくいっぱいだったので、なんとなく嬉しかったり。
たぶん、1コじゃ入りきらなくて、いくつも箱を用意してあったみたいで、
お花とかもいっぱいありました。
自分のプレゼントもここで係のおにーさんに渡して、さらにロビーでは、
銀色のアルミホイルの切れ端を貰いました。
これはなんでしょーか、と配ってたおねーさんに聞いたら、
これは、緒方さんが、自分のラジオ番組のリスナーに、このイベントに来る人は、
何か銀色のものを着けて来て、と呼びかけたんですけど、
知らない人や忘れた人のために、ここで配ってるんです、よかったら、
ということだったんで、有難く貰って、2階の自分の席までダッシュ。
着席したとたんに、開演。
幕が開く前から大騒ぎだったのですが、
赤いカーペットの上に3人の姿が現われると、もう、割れるような大歓声で、
いきなりの大盛り上がり状態でした。
ステージの背景には、
「VALENTINE KISS」という文字と彼らの名前を赤で書いたピンクの大きなハートが下がっていて、
オープニングは3人とも黒のタキシード。
特に緒方さんがうっとりするようなカッコよさで、
彼女が歌い出すと悲鳴のよーな歓声がひときわすごかったです。
最初の曲は、
「EYE TO EYE」 (幽遊白書)
1曲終って3人でトーク。
檜山さんが次の曲の準備のために退場してから、
緒方さんと佐々木さんだけで話していたときの内容がおかしくて、
緒方さんは、このイベントのあいだじゅう、東京でも福岡でも、
更衣室(というか楽屋)が、専用のがなくて、
佐々木さんや檜山さんと一緒の部屋だったとか。
佐々木「仲良しだと思われてるんじゃない」
緒方「…」
佐々木「手をつないで着替えてるとかさ」(会場笑)
そこで、緒方さんが佐々木さんと手をつなぐと客席から、きゃ〜〜っ、
という声が(笑)。
万博公園のそばにはEXPOランドという遊園地があるのですが、
「もう、イベントやめて、今からそこへ遊びにいこうか?」
「え?、着替えてる檜山をほっといて?」などと、
いないあいだに、檜山さんはおちょくられておりました。
(バックステージでしっかり聞いてたらしいですけど。後で怒ってました)
次の3曲は、それぞれオリジナルの持ち歌で、歌う前に、
別の誰かの朗読が入る、という趣向。
佐々木さんが朗読の文章に「時計じかけのオレンジ」を選んだ理由は、
「好きだから」というアッサリしたものでしたが、主人公が、
第九を聞くシーンで、緒方さんの前だったんで、なんかいろいろ深読みしてしまった。
檜山さんは、どうして「枕草子」だったんでしょうね?!。(意外!)
[鈴注:特技が「歴史探究」だからなんじゃないですか? (笑)]
ここまでで、約1時間、というところでした。
このあと、全員、黒と赤の衣装(おそろいじゃなくて、
コーディネイトは各自)に着替えて、
朗読によるショートドラマ「ホワイトバレンタイン」。
幼馴染みの3人の高校三年生が、バレンタインの夜に、
それぞれ不思議なものを見る、というストーリーで、
4回の公演の間に、役を全部とりかえて演じたそうです。
大阪では、2月なのにまだ大学が決まらないけど気のいいケンに佐々木さん、
推薦入学の決まってる優等生で、クールだけど、結局面倒見のいいアキラに檜山さん、
マイペースで、幼い頃の夢を忘れないコウに緒方さん、でした。
[鈴注:このときの檜山さんの「黒と赤の衣装」は、
「おまえらのためだろ!第6弾ディナーショー」のときと同じ、
黒のベルベットのスーツに赤いシャツだったようだ、とのこと。]
3人でトークのあと、幽遊のメドレー。
やはり、このメンツだと、客席も圧倒的に幽遊ファンが多いようで、もう大喜び。
檜山 「口笛がきこえる」
緒方 「氷のナイフを抱いて」
佐々木 「オールライト」
そのあと、全員白のスーツに着替えてトーク。幽遊の必殺技の名前など叫んだりして。
それと、3人の、今後の活動予定などについて。
檜山さんは、4月の「おまえらのためだろ!」の宣伝などしてたんですが、
その最中に2階後方の女の子たちからなにか掛け声がかかりまして、
「ン???」
聞き取れなくて、聞き返す檜山さん。
「のぶこちゃ〜〜〜〜ん!!」
檜山絶句。一部観客爆笑。「しいッ!!。忘れてたのに!!」って唸ってましたが、
本人が忘れたくても世間は忘れないぜ(笑)、って感じですか。
ファイナルは、やはり幽遊白書から、3人で「光の中で」を歌って、
エンディングでした。
アンコールが2回あって、1回めはやはり3人で明るい曲を歌って、
2回めはステージの幕があくと、赤いカーペットの上に、3人して、
缶ビールの缶を持って座っているという…。
すでに打ち上げって感じのちょっとしみじみトークで幕切れでした。
緒方さんと佐々木さんが、舞台の上から観客に、写真撮って、って、
自分たちのカメラを渡して撮って貰ったり、舞台から客席をとったり。
檜山さんは撮ってませんでしたね。どうしてかな?。
帰り道、女の子が、「今日はアタシ、
檜山さんに会えただけでしあわせ〜〜〜っ!!」って叫んでるのを聞きました。
私はと言うと、今まで檜山さんを見たことあるのが、いずれも、
新宿ビプランシアター、大塚ジェルスホール、その他、新宿のライヴハウスとか、
150人もはいれば立錐の余地なし、
つーこじんまりした環境でばかりだったものですから、
ああいう、1500人ぐらい入るような大ホールのステージでは初めて。
「うーん。結構スターや」。
などという素朴な感想をあらためて抱いたのでありました。
あと緒方さんが、客席からあまりにも「カッコイイ」「兄貴!」みたいな
掛け声ばかりが飛ぶので「おいおい」って感じだったとき、
檜山さんと佐々木さんが笑いながら見てたんですが、
「檜山が、ニッ、って笑うと、肩たたきたくなる。
『コイツ、いいヤツなんだ〜〜〜っ』って、
肩たたきたくなるんだよな」って言ったのを聞いて、
檜山さんの笑顔が絶品だ、と言ってた友人の言葉を思い出したのがちょっと印象的。
[鈴注:その友人って、誰のこと? 鈴のことなの、Aさまっ(爆笑)]
ちなみに佐々木さんの場合は、「ニッ」と笑うと「可愛い」だそうです。
いろいろ書き足りないことはあるのですが、Valentineらしい、
とても楽しい可愛いライヴでした。
以上、大阪からのレポートでした。