森川智之プライベート・コレクション

「S.S.D.S.2008初冬の診察会」


「S.S.D.S.2008初冬の診察会」
日時: 2008年11月2日(日) 昼の部「SAMURAI doctors」 14:10〜16:35/夜の部「SASURAI doctors」 18:00〜20:15
場所: 中野サンプラザホール(東京・中野)
出演: Dr.HAYAMI(速水奨)、君島究(檜山修之)、 ミヒャエル・シューマイヤー(森川智之)、 ブラディ・トランシルヴァニア伯爵(堀内賢雄)、日下真一郎(千葉進歩)、 KERO☆YUKI(福山潤)、弓岡蔵人(森田成一)
声の出演: 中管制官(中博史)

森川さん、じゃなくてミヒャエルの衣装
白衣はシングル、前は止めている。ピンクの聴診器を首からかけている。 黒のストレートパンツ、黒のブーツ。
最初は、白地に茶の縦ストライプのシャツ、ピンクのストライプのネクタイ。 歌の後、最後の診察の間に着替えて、その後は、襟の白い、 茶系の縦ストライプのシャツ、オレンジやシルバーや黒のストライプのネクタイ。

概要
舞台セットは、ステージ後ろに高い壇、両側に階段、中央にバンドの楽器。
基本は、いつものイベントと同様。最初から最後まで、会場は病院、 ステージ上はドクター。KERO☆YUKIも白衣。事務長は、今回は新調した背広。

立ち位置は、舞台下手から、千葉、森田、森川、速水、堀内、檜山、福山。 例によって、最初から断りもなく、全員が役として舞台にいる。 というわけで、レポート上も、基本的に役名で。対応は以下のとおり。
速水奨 Dr.HAYAMI(外科/病院のすべてを司る(?)AI、通称「ドクター」)
檜山修之 君島究(耳鼻科/プレイボーイのボイス・ウェポン)
堀内賢雄 ブラディ・トランシルヴァニア伯爵(血液内科/記憶喪失のヴァンパイア)
森川智之 ミヒャエル・シューマイヤー(内分泌センター長、主任から昇格?/通称「シューマイくん」)
千葉進歩 日下真一郎(病院事務長/オーナー命の堅物、通称「事務長」)
福山潤 KERO☆YUKI(細胞学研究室室長/黄色いカエルなのか美少年なのか)
森田成一 弓岡蔵人(漢方外来研修医/江戸時代からきた侍、通称「ユーミン」)

構成は、昼の部・夜の部とも同じ。 歌が1曲、オープニングと次の曲が交換になっただけ。 でも、診察内容はもちろん、ライヴドラマも違う。
ミヒャエルは、最初に自己申告したように、かなりの鼻声。忙しかったこともあり、 体調は万全とは言い難かった様子。表情はニコニコと楽しそうで、 かわいい笑顔をたくさん見せてくれたが、思うように頭が回らないのか、 ボケもツッコミも控えめ。「ミヒャエルは高音」と言われて、 頑張ってあの高い声でしゃべり始めると、ドクターに、 「飛ばしすぎないで」「無理しなくていいから」などと気を遣ってもらう場面も。 夜の部では少し調子が出たのか、クリーンヒットも出ていた。
今回も相変わらず、ブラディがいじられ役。そして、なんと、ケロユキが絶好調。 今までは彼が暴走すると、ちょっと浮いた印象を受けていたのだが、 今回はあちこちでいろいろ炸裂していたのに、全然それを感じず、馴染んでいた。 とうとう彼も、あの先輩方と同じラインに並び始めたか(笑)。

本編
・前説
中管制官のカウントダウンに移るまでに、寸劇。 カンでるところもあったので、中さんの台詞以外は、もしかしたら影マイクか。
弓岡と中管制官の他に、昼の部はドクターとブラディ、夜の部はミヒャとケロユキ。 昼の部の最後は、弓岡先生がどこかの穴に落ちる。 夜の部はミヒャも巻き込んで、また落ちる。この演出は、実は本編への伏線。

・オープニングソング
昼の部:「風を起こそう!」 日下真一郎(千葉進歩)&KERO☆YUKI(福山潤)
夜の部:「すべてのTRUTH」 Dr.HAYAMI(速水奨)

・オープニング
オープニングソングの最後に、出演者たちが後ろの壇に並ぶ。弓岡先生だけは、 前説の続きで、迫り上がりから上がってくる。穴に落ちたから下から上がってきた、 ということか。夜の部では、ミヒャも一緒に落ちたから、と思ったら案の定、 弓岡先生とミヒャが迫り上がりから。
ひととおり中管制官の紹介に合わせて舞台前方に出てきて並ぶ。立ち位置は、 舞台下手から、日下、弓岡、ミヒャ、ドクター、ブラディ、君島、ケロユキ。 下手から順に、あらためて自己紹介する。
ミヒャはいつの間にか、内分泌センター長に昇任している。今年の春には、 主任じゃなかったっけ。いつもどおり、超音波ボイスで自己紹介するミヒャ、 ドクターに「最初からそんなに飛ばさないでも」と心配されるほど。 自己紹介はみんな、「冬といえば」がテーマなのだが、 ミヒャの「冬といえば」はお約束どおり、「ほかほかのシウマイ」。 崎陽軒のイメージキャラクターになって、シウマイ1年分が欲しいらしい。
新任の弓岡先生は漢方外来研修医、ケロユキは細胞学研究室室長になっている。

・名刺交換
今回の名刺交換は、2階席はなし。 1階席の後ろにほうにドクターが集中してしまうと、 2階席からは何も見えない状態になる。 春には2階席まで出張してくれたドクターもいたのに。 今回はドクターたちが用意した名刺の枚数が多かったので、 かなりじっくりと名刺交換ができたが、あのホールを2階席まで埋めたのに、 淋しい思いをさせてしまったのはちょっと残念。

・Joy三郎記念 聖ラ・フォーレ病院 院歌 「白亜の迷宮」 斉唱

・ラジオ体操
夜の部では、「キレのあるラジオ体操をよろしく」という名刺をもらった、 というブラディ。彼を中央に据え、後ろでドクターが他の人に耳打ちしている。 それを聞いて、わざとらしく準備運動を始める面々。
始まったら、真ん中のブラディだけ残し、みんな座り込んで見学。 次の動きを確かめようと横を見て、誰もやっていないことに初めて気付いたブラディ、 「これはいじめだ」と叫ぶ。それを合図に、他の人たちもラジオ体操に参加。
そして、やっぱり変わらず、どじょうすくいを始めるブラディ。

・診察その1

・2008中野分院ステージドラマ
昼の部「宝玉伝説 本当にあったのか 埋蔵金ザックザクの巻」
埋蔵金発掘に行くドクターの面々。のはずが、いつの間にかキャンプに。 実際にものすごいお宝を見つけていたのだが、それに気付かず、 キャンプで作ったカレーにはしゃぎまくる先生たち。

夜の部「院長選挙で大騒動の巻」
弓岡先生とミヒャが院長選挙に立候補。弓岡先生にはケロユキ、 ミヒャには君島先生が応援に付いてる。 ドクターが院長になるはずだったが、成り行き上、選挙をすることになったらしい。
無事騒動はおさまり、院長に就任したドクターがさすらいの旅に出るまで。

・昼の部:「すべてのTRUTH」 Dr.HAYAMI(速水奨)/夜の部:「風を起こそう!」 日下真一郎(千葉進歩)&KERO☆YUKI(福山潤)

・「Dream」 ミヒャエル・シューマイヤー(森川智之)

・「密室のPassion」 君島究(檜山修之)

・診察その2
またまた、いろいろな小道具を付けているドクターたち。
昼の部は、ウサギ耳などのカチューシャ、但しブラディだけは、 時期はずれのハロウィンの赤いツノ。 ミヒャエルは、ピンクの小さなウサギ耳の付いたカチューシャ、 グリーンの羽根を背中にしょっている。
夜の部は、みんなそれぞれのイメージ色のモールを首からかけているが、 ショールではなく飾りなので、チクチクするらしい。ミヒャエルは、 大きめのトナカイが付いたカチューシャと、ピンクのモール。ピンクのモールは、 頭にターバンみたいに巻いていいて、真ん中からトナカイの顔が覗いてる。 ドクター曰く、「タニシみたい」。途中でターバンをとってみると、 トナカイの横には緑色のミトンが先についた棒がぴょんと出ている。 最後ハケるとき、それを振ったりしていた。

再診
・「Please Rain〜赤い花〜」 君島究(檜山修之)&KERO☆YUKI(福山潤)

・「Polestar」 ブラディ・トランシルヴァニア(堀内賢雄)
導入には、昼の部は弓岡先生、夜の部はミヒャエルの、朗読付き。

・「Devil Smile & Angel Tears」 ミヒャエル・シューマイヤー(森川智之)
もうさすがに余裕たっぷり。歌詞を全部覚える、とまではいかないだろうが、 キャラを作りやすい曲だし、 あちこちでいろいろ仕込むくらいはできるようになっただろう。 事務長が真似したくなるのもわかる。

・事務長の告知
夜の部では、「Devil Smile & Angel Tears」の、 最後のささやくような「永遠にキミだけを」を真似ながら登場(笑)。

・診察その3

・「デオキシリボ助さん」 Dr.HAYAMI(速水奨)&全員

・「刹那の英雄2007」 Dr.HAYAMI(速水奨)&君島究(檜山修之)

・エンディング
最後、みんなで「おだいじに」を言って終わるのだが、その前にドクターが、 ミヒャエルの体調を心配してくれる。
昼の部は、ドクター「元気になった?」、ミヒャエル「元気になった。のだー。」
夜の部は、ドクター「風邪はどうした?」、ミヒャエル「治ったのだー。」
その後みんなで「おだいじに」に、ミヒャの超音波「なのだー」が響く。

・後説
後説も影マイク、診察での内容を受けたアドリブも入っていた。
昼の部は、ケロユキ、弓岡、ミヒャ。夜の部は、ブラディと弓岡。

診察あれこれ
適当に記憶に残ったものを抜粋。(ミヒャエル中心)

みなさんの弱点を教えてください。
ミヒャの弱点は、「今日は鼻声」。今日だけじゃない気もしますけど。 でも今日は、他にもいっぱい弱点あったと思いますけど(ファンは心配)。
弓岡先生は脇の下。それを聞いたとたん、隣のミヒャが、ニコニコしながら手を出す。 後ろの壇まで逃げる弓岡と、それを追いかけるミヒャ。その後、弓岡先生は、 事あるごとに脇の下を襲撃されることに。逆襲のつもりか、 ミヒャが質問を読んでいるとき、後ろからミヒャの脇を襲撃したこともあったが、 何もなかったかのように平然と(でもニヤニヤしながら)読み続けるミヒャに、 驚いたような悔しいような複雑な表情での撤退を余儀なくされる弓岡先生であった。

体調が悪くてもやらなければいけないことがあるとき、どうしますか。
体調が悪いときは薬を飲んで休んだほうがいい、という話から、点滴の話に。
ミヒャエル「点滴は気持ちいいよ。よく眠れる。」
君島「さすがにやってきたばっかりは違うな。」
ミヒャは、「つい最近」、ニンニク注射を入れた点滴をしてもらってきたらしい。
弓岡「ニンニク点滴すると、汗がニンニク臭いって本当ですか?」
ミヒャエル「マジ? (自分の腕の匂いを嗅いで)大丈夫。」
君島「無臭ニンニク使ってるんだな。」

好きな時代劇役者は?
ミヒャエル「必殺シリーズの、藤田まこと。 けっこう、学校速攻帰って観てた。」
ドクター「けっこう、がっこう、そっこう?」
ミヒャエル「ラップみたいなのだ。」
他にもそうそうたるメンバーの名前が挙げられる。 弓岡先生の高橋英樹には、中学の修学旅行のときに「桃太郎侍」のロケ現場に出くわし、 一緒に写真を撮った思い出を披露するミヒャ。

2階に手を振ってください。
みんなで2階に向かって手を振る。
ミヒャエル「ふふふ。人がゴミのようだ。」
その台詞、よっぽど気に入ってるんですねー(笑)。
ドクター「なんてこと言うんだ。」
弓岡「しかも、目線は逆ですよ。」
君島「向こうが我々を見おろしてるんだよ。」

友人の娘に、赤ちゃんはどこから来るの、と訊かれ、男の子はキャベツから、 女の子はチューリップから、と答えました。どう説明したらいいでしょう。
ケロユキ「僕は中学校まで、チューをするとできると思ってました。」
ミヒャエル「だからチューリップ!?」
会場も舞台の上も「おおー」と感心する(笑)。
ブラディ「さすが。俺の後を追ってきてるね。」

遅刻の言い訳は?
ドクターが「この話題は誰がいちばん得意か」と振ると、 みんな白々しく「誰でしょうね」と言いながら、 ケロユキも君島先生も下手のほうに寄ってきてしまい、 ブラディvs他の6人、の構図に。
ブラディ「回数は多くないよ。ただ、1回1回の言い訳が大きすぎて、印象に残るだけ。 回数でいえば、ミヒャのほうが多いんじゃないか。」
ミヒャエル「(言葉を途中で遮るように前に出て)いやいや。師匠!!」

父が口下手でうまくコミュニケーションが取れません。
ケロユキ「ブラディ先生は、いつ頃から口上手になったんですか?」
ブラディ「俺も、娘や息子にとってはおしゃべりじゃないよ。」
ミヒャエル「帰ってこないんじゃないの?」
そんな、身も蓋もない…(笑)。
ドクター「口下手でも、背中を見てますよ。 そのうち、鏡の中に、おとうさんやおかあさんを見るんですよ。」
ミヒャエル「女装とかすると、母親そっくりになるよ。」
弓岡「やったことがあるんですか!!」
ミヒャエル「よ……よく。ついこないだもここで…。」
当然のように、相方・君島先生のツッコミを受け、だんだん声が小さくなる。

弓岡先生とシューマイくんの第一印象は?
ミヒャエル「いつ会ったっけ?」
弓岡「4年前です。父と子の関係でした。」
ミヒャエル「父(弓岡を指し)と子(自分を指し)。あ、父は俺だ。」
君島「どれだけ若いつもりなんだ。」
その前にもドクターが、「今回の出演者全員が出たことがある」と匂わせた番組。
弓岡「その当時は、僕、森田って名前だったんですけど、 『森田、出せよ』って言われたんですが、何を出すのかさっぱりわからなくて。」
君島「シューマイ、カツアゲでもしてたのか?」
事務長「ちなみに、キャラクターの印象は?」
弓岡「声が高くてびっくりしました。」
ミヒャエル「今日は低いよ。ユーミンは、髪の毛がチャラチャラしてる。」
確かに、ステージ上の弓岡先生はちょっと茶髪。 だが、キャラ絵のモデルになった頃の誰かさんに比べると。 と思ったら、やっぱり律儀なツッコミが。
君島「お前が言うな。」

いつもほどボケは多くなかったけど、常に的確なツッコミありがとう、君島先生。

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