作詞 | 浅田有理 |
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作曲 | 前田克樹 |
編曲 | 矢野立美 |
共演 | 高木渉、岩永哲哉 (合唱) |
曲調 | アップテンポ、シリアスじゃないと思う、中音域、サンバ! |
収録 |
1991/11/27 今夜は絶対カーニバル!! 1992/3/25 今夜は絶対カーニバル!! 〜明日は"フリーキック" (ライヴ・バージョン) (VIDEO) 2007/8/8 森川智之ディナーショー 冬の陽の暖かさに包まれて in 赤坂プリンスホテル (ライヴ・バージョン、メドレー) (DVD) 2012/7/25 森川智之ディナーショー 冬の陽の暖かさに包まれて2012 in グランドプリンスホテル新高輪 飛天の間 (ライヴ・バージョン) (DVD) |
備考 | 「GETDO'S(ゲドーズ)」(森川智之、高木渉、岩永哲哉)としての曲。 |
とうとうこれに言及してしまうのか。(笑)
この曲はたぶん、「曲を」聴くよりも、
ビデオで「1991年当時の森川智之」をご覧になることのほうが有意義かと。(爆)
伝説の「ゲドーズ」唯一の舞台は、ライヴビデオとなって市販されました。
矢尾一樹振り付け、というサンバステップを必死に歌い踊る森川さんの、
余裕のない笑顔がとてもキュートです(笑)。
7年後のステージで話題になったときでも、思わず身体が動いてしまったようですので、
それぐらい一生懸命だった、ということでしょう。
あう。「歌の」レビューであった。
曲としては、サンバ調です。楽しい曲です。終わり。じゃ、あんまりか。
ゲドーズの3人とも、まだペーペーだった頃で、当時の歌唱力を今評価するのは酷だ、
ということは認識しつつ。けっこう乱暴に歌ってます。
もうちょっと丁寧に言葉を置いてもいいんじゃないかな、
元気に歌うのは投げ出すのとは違うんだよ、とも思ったけれど、
でも、楽しいから、嫌な気分にはなりません。
そんな歌い方ですが、さすがに森川さんは、声の張りが違いますね。
よく響くし、他の大人数で歌った曲でもそうですが、森川さんの声だけは、
いつでもはっきり聞き取れます。ソロでも声がとても伸びていますし。
ひときわ森川さんの美声(歌声)が際立った(特にライヴでは)曲です。
ああっ、他の方のファンの方、ごめんなさいっっ。
後に「フリーキック」というタイトルになったサッカーアニメの、
キャストになっている声優が集まったCDとライヴだったようですが、
内容そのものは、あまりアニメには関係ないみたいです。
作詞 | 浅田有理 |
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作曲 | 田中公平 |
編曲 | 田中公平 |
共演 | ALL MEMBERS (合唱) |
曲調 | アップテンポ、コミカル、中音域 |
収録 |
1992/3/25 今夜は絶対カーニバル!! 〜明日は"フリーキック" (ライヴ・バージョン) (VIDEO) 1991/11/27 今夜は絶対カーニバル!! [歌:オルケスタ・デル・パララ・パラダイス] |
「エブリバディーズ・クリスマス」と同様、
「森川さんの歌」とは言えないかも。
確かにCD「今夜は絶対カーニバル!!」に収録されている曲ではあるのですが、
CDでは、森川さんが歌っているという確信が持てません。
ソロパートはなく、名前もありません。コーラス部分を聴いてみても、
個々の声が聞き取れる状態ではありません。
歌っていない可能性のほうが高いと思われます。
この曲は、イベントでオープニングに使われました。ソロパートは、
イベント不参加者のパートを他の人が代わりに歌うことはあったにしても、
基本的にオリジナルのまま歌われました。
残念ながら、森川さんは、その代役でも歌っていません。
が、コーラスに参加している様子は、ライヴビデオにしっかり映っています。
歌い上げる「エブリバディーズ・クリスマス」とは違って、
がしゃがしゃと陽気に騒ぐ曲なので、女声のほうが響きやすいのですが、
それでもなお、森川さんのよく通る声は、はっきり聞こえます。さすがです。
一生懸命な森川さんの若い姿をお楽しみください。
作詞 | タケカワユキヒデ |
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作曲 | タケカワユキヒデ |
編曲 | KAZZ TOYAMA |
共演 | ALL MEMBERS (合唱) |
曲調 | スローテンポ、シリアス、中音域から高音域なのかな? |
収録 |
1992/3/25 今夜は絶対カーニバル!! 〜明日は"フリーキック" (ライヴ・バージョン) (VIDEO) 1990/11/21 エヴリバディーズ・クリスマス [歌:フューチャーランド・スパークリング・アーティスツ] |
やっぱり、時期的にこの曲だろうなあ、と思って。(笑)
でも、実はこれを「森川さんの歌」と言っていいものかどうか。(爆)
東芝EMIでは、この頃声優の歌の企画アルバムを何枚か(2枚?)出していて、
もともとはこの曲は、「エブリバディーズ・クリスマス」という、
オリジナル・クリスマス・ソング集のアルバムに収録されていた曲でした。
このアルバムには、森川さんは参加していません。
その後、「明日にフリーキック」というサッカーアニメの出演者たちで、
何故かそのアニメとは全然関係ない曲ばかりの「今夜は絶対カーニバル!!」が作られ、
このときのメンバーで、今考えてもとても豪華なイベントが開催されました。
森川さんはこのときに、ヨハン・ヨハンセンという役で出演していたため、
高木渉・岩永哲哉とともに、「GETDO'S(ゲドーズ)」として参加しました。
このイベントのエンディングでこの曲が歌われ、参加者全員で大合唱している様子は、
今でもライヴビデオで見ることができます。
ですので、ソロパートがあるわけでもないのですが、これが、森川さんの声が響く響く。
大きなよく通る声なので、特に伸ばすところとか、本当によく聞こえます。
作詞 | 白峰美津子・なみきまさと |
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作曲 | 佐橋俊彦 |
編曲 | 佐橋俊彦 |
共演 | 高木渉、岩永哲哉 (合唱) |
曲調 | ミディアムテンポ、コミカル、ダミ声、音頭 |
収録 |
1992/9/5 ゲンジ通信あげだま メキシカンRock A GO! GO! |
備考 | 「ゲンジ通信あげだま」の三人組のひとり、佐藤としての曲。 |
ま、「音頭」ですね。(笑)
佐藤、田中(高木渉)、鈴木(岩永哲哉)の3人が、交代でソロで歌い、サビは3人で。
3人で飲んでいて、そこのカラオケで歌う、という設定らしい。
イントロや間奏では、掛け合い台詞が入ります。
間奏だけではなくて、他人が歌ってるときにまで野次が入ります。(笑)
森川さんは、低音のダミ声。これがあの高音の伸びる澄んだ声の持ち主か、
と思うような声です。かといって、「シブい」というのも、絶対に違います。
ま、コミックソングなんで、役が役だし、そんなもんなんでしょう。
ちなみに、「合成獣」というのがどんなもので、彼らにどんな関係があるのかは、
作品自体を知らない鈴には、わかりません。ごめんなさい。
けど、この3人って、伝説の「ゲドーズ」のメンバーですよね。
作詞 | 白峰美津子 |
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作曲 | 佐橋俊彦 |
編曲 | 佐橋俊彦 |
共演 | 玉川紗己子、高木渉、岩永哲哉 (合唱) |
曲調 | ミディアムテンポ、コミカル、ダミ声 |
収録 |
1992/9/5 ゲンジ通信あげだま メキシカンRock A GO! GO! |
備考 | 「ゲンジ通信あげだま」の三人組のひとり、佐藤としての曲。 |
クレジットでも、「歌」になってません。「セリフ」となっています。
歌っているのは、玉川紗己子、それに合いの手のように、
3人がひとことずつ台詞をはさんで行きます。それと、間奏での掛け合い台詞。
実は、この掛け合い台詞、ごちゃごちゃと3人でガヤのようにしゃべっているのですが、
よく聴くと、森川さんの声がちゃんと聞き分けられます。
それが、もっのすごく、かわいいんですよ。
それを聴くためだけに、この曲を聴いてもいいかもしれません。
作詞 | 伊嶋薫 |
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作曲 | 西岡治彦 |
編曲 | 西岡治彦 |
曲調 | アップテンポ、シリアス、高音域、ロック調 |
収録 |
1993/2/5 宇宙の騎士テッカマンブレード Blue Blue my love lullaby 2007/8/8 森川智之ディナーショー 冬の陽の暖かさに包まれて in 赤坂プリンスホテル (ライヴ・バージョン、メドレー) (DVD) |
備考 | 「宇宙の騎士テッカマンブレード」のD.Boyとしての曲。 |
「テッカマンブレード」で、D.Boyオリジナルの曲というのは、
もしかするとこの曲1曲だけなのかもしれない。
以前、ラジオで、林原めぐみに、この曲について、
「イベントのとき苦労していた」と言われていたことがありました。
森川さん自身もあっさりと「苦労しました」と答えてました(笑)。
「テッカマンブレード」のイベントで歌うとしたら、この曲だったんでしょうね。
けど、何で苦労したんだろう。歌詞を覚えること?
ちょっと巻き舌の歌い方が、D.Boyらしいのからしくないのかわからないんですが、
外に開いた感じの声…といってわかるかな、
こもらないで上のほうに広がっていく感じの声で、
いわゆる突き抜けるようなハイトーンではないけれど、明るめの感じです。
「あ」段や「え」段の音で伸ばすところは、ちょっとカワイイ、とか思うような。
曲調も、ポップスというにはちょっとハード、という程度のロック調で、
メリハリもあって、聞きやすいと思います。
生で歌っている姿を見てみたかったな、と思います。
踊らなくてもよかっただろうから(笑)、歌に専念できたでしょうし。
でも、きっと、一生懸命だったんでしょうね。
歌そのものではなく、歌の内容を歌うだけの余裕が、どれぐらいあったのかなあ、
なんてことを考えてしまいます。
音の高低もかなりあるし、決してやさしい歌ではないから。
作詞 | 相田毅 |
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作曲 | 伊藤信雄 |
編曲 | 伊藤信雄 |
曲調 | アップテンポ、シリアス、ハイトーン、ロック調 |
収録 |
1993/5/26 蒼の封印 2007/8/8 森川智之ディナーショー 冬の陽の暖かさに包まれて in 赤坂プリンスホテル (ライヴ・バージョン) (DVD) |
備考 | 「蒼の封印」の西園寺彬としての曲。 |
兄たちを差し置いて(?)、西園寺家の当主となる人間で、カッコいい、はずなんだけど、
どこかちょっと頼りない(と、作者もインタビューで言っていた)、西園寺彬は、
蒼子という鬼を退治するはずが、恋に落ちて、彼女を救うことになる、という、
少女漫画の典型的二枚目タイプです。
曲はけっこうハード。テンポがよく、リズムもはっきりしていて、
独立した曲として聴いてもなかなかなものですが、歌詞はそのまま、
「他者を喰う」ことでしか自分を維持できない者を愛してしまい、
そんな相手を救おうとする、大きな力を持った作品の主人公そのもの。
最初は全然歌詞を聴いていなくて、
ハードなメロディラインと森川さんの力強いシャウトに、
「マニア受けのする歌のうまいアイドル用ポップス」という印象でいたのですが、
歌詞を聴き始めたら、
「ハードボイルドな少女漫画」(なんやそれ^^;)になってしまいました。
とても情熱的な歌い方で、かなり「熱い」ヴォーカルなのですが、
声が濁らないので暑苦しくならず、クールな冷静さすら感じられます。
いいよなあ。こんな愛の告白されたら、鬼じゃなくてもメロメロになるよなあ。(爆)
作詞 | 枯堂夏子 |
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作曲 | 若草恵 |
編曲 | 岸村正実 |
曲調 | スローテンポ、コミカル、中音域、フォーク? |
収録 |
1993/8/25 モルダイバー音楽篇vol.2 METAMOR DOLLS 1998/2/5 漫謡集〜枯堂夏子作詞集〜抹茶 |
備考 | 「モルダイバー」の大宇宙寛としての曲。 |
CDのライナーノーツ(?)によれば、「哀しき21世紀のフォーク」らしい。
大宇宙寛は、見た目は冴えないが才能はある青年科学者、らしくて、
この歌も、女にモテず、ひとりで研究に没頭する哀しさを歌ったもの。
フォークテイスト、といえばいえるかな。
ニューミュージックみたいな洗練されたイメージじゃなくて、
とっても生活感あふれていた頃のフォークソング。
でも、コブシが回っているのは何故? (大笑)
フォークソングって、つきつめると演歌と通じるところがあるのかなあ、やっぱり。
演歌に転向してしまったフォークシンガーも少なくないし。
森川さんの声や歌い方は、ストレートで嫌味や癖がないので、
さっぱり清潔すぎて、「演歌」の持つ粘っこさは全然ないけれど。
歌詞をちゃんと読むと、コミカルながらもけっこうシビアな内容なんだけど、
森川さんの声がさわやかなので、さらっと聞き流せて笑えます。
曲調が曲調だけに、声の伸びやシャウトの魅力は堪能できないけれど、
高音の綺麗さは健在です。
作詞 | 田島浩二 |
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作曲 | 田島浩二 |
編曲 | 山本はるきち・田島浩二 |
曲調 | アップテンポ、シリアス、ハイトーン、ロック調 |
収録 |
1993/11/21 天翔凰 輪廻転生篇・第三話 「回帰」 1994/1/21 天翔凰〜輪廻転生篇〜 人気声優ヴォーカル・コレクション |
備考 | 「天翔凰」の円城寺龍馬(猩月)としての曲。 |
最初から最後まで高音域の曲。
森川さんのハイトーンを満喫するにはうってつけの1曲、と言えると思います。
危なげなくよく伸びる高音と、余裕を感じさせる声量、
それでいながらところどころに感じさせてくれる隙というか色気というか。
一度は聴いてみて損はない、と断言してしまいましょう。
曲調は、聴きやすいといえば聴きやすい。最初から最後までサビみたいな感じで、
曲調としてのメリハリはないのだけれど、とっつきやすい。
アニメの主題歌とかによくあるパターンかな。
でもずっとこの曲ばかり繰り返して聴いていると、
声の感じが同じなので(ずっと高音だからしかたないけど)、
疲れちゃうかもしれない。
「天翔凰」をよく知らないので(CD持ってるクセに(爆))、
円城寺龍馬というのがどういう人なのかもわからないので、
この曲の詞が作品の世界とどういうかかわりを持っているのか、
キャラクターとして何かの必然性のようなものを持っているのかどうか、
ということはわかりません。ごめんなさい。
しかし、これ、もう7年近く前の曲なんですね。そう言われると声が若いかな、
とも思えるけれど、今でもそんなに変わっていないのは、さすが(?)。
というか、この頃からこんなに余裕のある歌い方をしていたのね。(笑)
蛇足。「ヴォーカルコレクション」のブックレットに載っている写真が、若い。(爆)