トークの内容自体は、生放送のため、すべて放送されています。
オンエア・レポートのほうをご覧ください。
CR505スタジオは、東京渋谷のNHK放送センター内にある。
NHKスタジオパーク入場者は、放送に支障がない時間には、自由に出入りできる。
スタジオパークには入場料が必要だが(200円)、前もって観覧の申し込みをしておけば、
無料で放送開始前にスタジオに入れてもらえる。
もちろん、一般の入場者よりも先に入場できるため、
「より見やすい」席で観覧するためには、申し込んでおいたほうがよい。
しかし、番組自体もその方法もあまり知られていないらしく、
集まった観客の数もさほどではない。
席の数は50程度だが、観覧申し込み者だけでは埋まらないことも。
ただ、ギリギリに情報を得たファンが、スタジオパークから入って来るため、
立ち見が出ることはよくある様子。今回も放送時にはずいぶん集まっていたようだ。
本当に通りがかった人もいるので、出入りはけっこうある。
いつもは太川陽介がパーソナリティだが、7月はお芝居のため欠席。
この日のスペシャルパーソナリティは、ライヴゲストと兼ねた白井貴子。
開始直後、芝居の昼の部と夕方の部の間に、太川陽介が駆けつける場面もあり、
それから後が全体的に押し気味に。(笑)
会場に集まった観客の多くは、白井貴子のライヴ目当てではないかと思われる。
もちろん、森川・檜山ファンや松本梨香ファンもいるし、誰のファンということもなく、
たまたまスタジオパーク見学のついでに通りがかった人たちもいる。
放送時間は14:00〜18:50と、ほぼ5時間の長丁場だが、公開なのは17:00までの3時間。
それを大きく3つのコーナーに分け、森川・檜山がゲストなのは、
真ん中の「ホットDJショー」での、DJゲスト。
予定では15:00〜16:00だったが、
実際に「ホットDJショー」のコーナーが始まったのは15:25、
ゲストのふたりが呼び込まれたのは15:30を過ぎていた。
最初のコーナーは、
松本梨香・川幡由佳にスペシャルパーソナリティの白井貴子を加えたオープニングに続いて、
ライヴゲストも兼ねる白井貴子のライヴとそれにまつわるトーク。
このときの白井貴子のお相手は松本梨香。
DJテーブルの横にセッティングされ、ステージトークをまじえて3曲ほど歌う。
おふたりがゲストの「ホットDJショー」(パーソナリティ担当は白井貴子・川幡由佳)
をはさんで、最後は松本梨香が戻って、チャーコールを招いてのトークコーナー。
DJテーブルはほとんど長方形だが客席側が少し広がった台形、両側に席が3つずつ。
客席から向かって左側がパーソナリティ、右側がゲスト。
パーソナリティの紹介で、奥の幕の後から森川さんと檜山さん登場。
DJコーナーは、左側いちばん手前が白井貴子、その奥が川幡由佳、
左側いちばん奥は空席。右側はいちばん奥に今回のDJ担当中村りえこさん、
真ん中が森川さん、いちばん手前が檜山さん。
小柄な女性陣ばかりが座っていたときには全然思わなかったが、
もしかしたら席がかなり接近している?
なんとなく、両肩をすくめるように、背を丸くして座るおふたりの姿が、
何とも言えずキュート。ぬいぐるみみたい。
おふたりの衣装は、
森川: 黒のタンクトップの上に、FICCEの黒地に白のニャロメ柄シャツ、
ストレートのブルージーンズ(ブリーチアウトとかではなく、普通のブルー)、
黒の足首までのブーツ(靴底はあまり厚くない)。髪はひまわりのように(笑)、
生え際はかなり黒くなっている。赤くはなくて色を抜いただけの茶髪。
パーマのウエーブはかなりヨレヨレ(笑)。
檜山: 森川さんと同じような色のストレートのブルージーンズに白のスニーカー、
なんと、黒のポロシャツ(でも襟元はちょっと変わっている)、
胸にサングラスを挿している。髪はちょっと短くしたようで、結んでいない。
川幡由佳の「派手ですねー」という言葉は、
森川さんひとり「だけ」に向けられたものに違いない。
檜山さんひとりだったら、絶対出なかっただろうなあ。髪の色といい、衣装といい。
トークが始まると、トークのほうに意識が行ってしまうからか、
あまり見ていたからといって特筆するようなことはなかった。その代わり、
DJや曲がかかっている時間は、彼らも暇なためか、なかなか見ていて面白い。
「ホットDJショー」はリスナーに一般応募で10分間のDJをしてもらい、
それについてのトークをするコーナー。
DJ自体は録音で、スタジオではそれを聴くだけなので、その10分間はみんな暇(笑)。
マイクはオフになっているので、声を出してもいいはずだが、
なぜかみんなボディランゲージだったりするんで、やっぱり面白い。
DJはベトナム戦争末期の厚木基地近くでの子供時代をテーマにしたもので、
最初にかかったのは、ピーター・ポール&マリー「虹の中に消えた恋」。
当時の大ヒット曲だが、ふたりの世代にはちょっと合わなかったのか、
その曲を聴きながらのふたりの会話(声なし)が興味深い。
動作だけで声が聞こえて来るよう。
森川: じっとおとなしくうつむいて聴いていたが、
ふっと檜山を見上げるように首をかしげる(=「知ってる?」)
檜山: 即座に首を振る(=「知らない」)
次にかかった曲は、映画「メリー・ポピンズ」から「チムチムチェリー」。
この曲はさすがにふたりとも知っていたらしく、
顔を見合わせてにこにことうなずき合う。
DJの途中で「ゴーゴーが流行っていて」という言葉があって、
川幡由佳が「ゴーゴーってこういう踊り?」とでもいうかのように、
両手を上下に動かし、みんな「うんうん」とうなずくが、
思わず「それはモンキーダンス」と口の中でツッコむ私。
おいおい、DJやった本人までもうなずくなよ。(笑)
ふたりともイヤホンをしているが、森川さんは左耳、檜山さんは右耳にしている。
檜山さんのイヤホンのコードを森川さんが踏みつけている
(実際にはちょっとからまっていただけで踏みつけてはいなかったんだけど)と、
檜山さんがコードを引っ張って抗議する一場面も。
「バラシ調査団団歌」がかかっているときは、何やら騒然とする客席(笑)。
今回の客席の多くは、
ライヴを目当てに来た白井貴子ファンだったりするからかもしれないけど、
この曲を事前に知っていた森川・檜山ファンだけ、客席のざわざわ感をよそに、
みんなにやにやしている。
そんな客席を、楽しそうに眺めるおふたり。確信犯だね。
ファンは知っているけど、普通の人は、聴いたらびっくりするよね、やっぱり。(笑)
最後、「待ってるよ」をかけながら、ふたりが退席。
檜山さんは先に立ってさっさと引っ込むが、森川さんは、途中何回も立ち止まって、
幕の前に置いてある看板の左右から顔を出し、客席に向かって愛嬌を振りまく。
思わず手を振ってしまいたくなるほど、かわいかった。(爆)
途中、16:00のお知らせを挟み、約40分の出演(うち10分はDJの放送)。