森川智之プライベート・コレクション

「少年陰陽師 "孫"感謝祭〜風雅に響く詩を聴け〜」


「少年陰陽師 "孫"感謝祭〜風雅に響く詩を聴け〜」
日時: 2007年5月20日(日) 1回目:15:25〜17:45/2回目:19:05〜21:30
場所:東京厚生年金会館
出演: 甲斐田ゆき、小西克幸、野田順子、小林沙苗、麦人、石田彰、高橋広樹、 早水リサ、森川智之、今野宏美、中多和宏、鈴村健一、田中理恵、福山潤、 引田香織(オープニング歌唱)、木氏沙織(エンディング歌唱)

構成と全体の印象
構成は基本的に1回目と2回目は同じ。歌の曲順も、ドラマも同じ。 司会は、マリンエンタテインメントの西川路さん。

歌うのかな、でも人数が多いしどうなるんだろう、と思っていたのだが、 蓋を開けてみれば、キャラソンが10曲連続フルコーラス、プラスOPとEDで、 全公演時間のほぼ半分が歌。緩急付けた曲構成なら、ずっとノリつつライヴを楽しむ、 という感じでもあったんだろうが、作品的なこともあって静かなバラッドが多く、 発売前の曲も多い(ということは、曲を知らない)のもあって、 ちょっと長すぎたように感じた。

それでも、歌(と、歌わない人のトーク)の時間を除いては、 14人全員が舞台にいてくれたので、これだけの大人数でありながら、 ひとりの出番が短い、という感じはそんなにしなかった。 でも、マイペースでボケを披露できるベテランや、 それにツッコめる男性陣の面々はいいが、女の子たちが目当てだと、 そんなに自己主張しないので、ちょっと残念だったかもしれない。
もともと出番には期待していなかったので、森川ファンとしては満足、かな。 森川さん自身も、パンフレットで「ひっそりと」とコメントしていたぐらいだし、 自分がメインじゃないという自覚もあっただろうから、ちょっと抑え気味で、 それでも楽しそうな表情がそこここで観られたし、物真似とかもやってくれたし、 演じるときはキャラらしく仏頂面で通したり、と、いろいろ楽しめた。

星奏学院祭(関係ないイベントでごめん)でも同じようなことを思ったのだが、 女性陣の衣装には、キャラを意識した感じが見てとれる人もいて、楽しめた。 野田順子の白いシャツに赤いスカーフとか(もっくんの配色そのまま)、 早水リサのチューブトップに襟開き大きめのカシュクールとか。彼女の場合、 勾陣と同じような髪形にしていたけど、たまたま同じだっただけなのかな。
男性陣は…コスプレされても困るし、神将は普通の衣装にしにくい服装だし、 しかたないか。な。ギラギラの洋風ではなく、 和柄っぽいのを選んでくれた人も多かったことで、よしとしなければ。 森川さんが前髪を横から分けて流していたのは、青龍を意識して…ではないだろうなあ。 左右逆だったし、いつもあんな感じだし。

森川さんの衣装
1回目・2回目とも、ベースは同じ。シャツ等が少し変わっただけ。
ボトム
黒のスリムパンツ、ポケット口がシルバーのファスナーになっている。 ベルトやシルバーの鋲がいっぱい付いた、ふくらはぎ丈の黒のブーツに、 パンツの裾を入れている。
トップス
1回目:
白のしわを寄せた素材の半袖シャツ、薄手の布地なのでなんとなく透けている。 襟元はボタン2つめぐらいまで開けている。ペンダントトップが見える程度。 歌のときには、黒の長袖のシャツ、前立ての両横10cmくらいの幅で、 透かしのある斜め格子。前ボタンはかなり下まで開けていて、胸がチラチラ見える。 というか、シャツに穴が開いている(笑)ので、ウエストあたりまで素肌が見える。 エンディングで戻ってきたときには、最初の白のシャツに戻っている。
2回目:
焦げ茶の、やっぱりしわを寄せた素材の半袖シャツ。 1回目の白のシャツと色違いかも。そうでなくても、かなり似ている。 歌のときには、1回目と同じ黒の長袖シャツ。 2回目はエンディングも、最後まで黒シャツのほう。
アクセサリ
右手首には幅のあるシルバーのブレスレット。ペンダントもシルバー。 1回目も2回目の大きさや形は似ていたが、違うものだったような?(確信はない) あまり大きくない、エンブレム型で上のほうがちょっと大きめのほぼ円形、厚みがある。 1回目は、クロスの周りに飾りがあるデザイン、2回目は、 赤っぽい石かなんかが入っていたようだけれど。 あまり細かいところまでははっきり見えなかったので、確認できなかった。
眼鏡
なんと、黒縁の素通し(たぶん。色は入っていない)眼鏡。 1回目は最初から最後までずっと、歌のときにもかけっぱなし。2回目も最初はこれで、 歌のときには黒いサングラス。エンディング以降は眼鏡なし。

オープニング
CM映像が流れ、続いてオープニングの「笑顔の訳」を歌う引田香織登場。
間奏で、舞台後ろの段に出演者が、ふたりずつ、高低・前後に分かれて並ぶ。 そのふたりずつの組でスポットが当たり、スクリーンには名前と役名、 キャラ絵が表示されて、それぞれ挨拶する(音はなし)。森川さんは麦人さんと。 他の組み合わせは確か、鈴村・田中、今野・中多、高橋・小林、森川・麦人、 石田・小西、甲斐田・野田、早水・福山、だったと思う。
そのまま後半を歌い、挨拶して引田香織が引っ込む。

朗読ドラマ「風雅に響く詩を聴け」
高橋・小林・甲斐田・野田が舞台前方に出てきて、立ち位置を微調整。 森川さんは移動せず。舞台下手寄りの高い段の上のまま。

挨拶
ドラマ終了後、みんな前に出てきて1列に並ぶ。
立ち位置は、次のクイズコーナーの順に合わせてある。 舞台下手から、今野、中多、早水、森川、田中、鈴村、小西、甲斐田、野田、 小林、麦人、石田、高橋、福山。夜の部は、鈴村・田中が逆。
ひとりずつ、みんなとても簡単に挨拶する。
1回目:
テンション高く「元気ですか」と呼びかけた後、
「眼鏡です。青龍の森川智之です。今日は思いっきり楽しんでいってください。 よろしくお願いします。」
2回目:
テンション高く「こんばんは」と呼びかけた後、
「みなさん、こんばんは。青龍のニョロです。」
どうもラジオで愛称を付けていたらしく、 それに倣ってみんな自分の役名を愛称にするなどしていたのだが、 「青龍」ではうまくいかないと思ったんだろうけれども。 呼びにくい。ちゃんと会場からは声がかかっていたけど。
「今日は楽しんでいってください。」

陰陽師VS十二神将 少年陰陽師クイズ対決
陰陽師チームと十二神将チームに分かれて、クイズで対決する。高橋くん(六合)は、 人数合わせのために(本人は陰陽師Bを演じたことがあるからと言い訳していたけど)、 陰陽師チームに。陰陽師チームのリーダーは甲斐田さん、 十二神将チームは小西くん…のはずが、いつの間にやら、チーム中多になっている。
他の6人ずつが2人ずつ3組になり、3問で対決する。十二神将チームが舞台下手側、 下手から、今野・中多の風将ペア、早水・森川の闘将ペア、田中・鈴村のラブラブペア。 陰陽師チームは、野田・小林の綺麗どころ、麦人・石田の晴明ペア、 高橋・福山のオチ担当。

1回目:
第1問 昌浩は「晴明の孫」と何回言われたか
第2問 彰子の侍女の名前は
第3問 最終回で初登場の3神将の名前は
結局同点だったので、全員で答える決定戦。
第4問 「けんきのさい」を漢字で書くと

2回目:
第1問 もっくんが2本足で立った回数は
第2問 昌浩は何回雑鬼につぶされたか
第3問 「きゅうき」を漢字で書くと

会場を巻き込んだり、絵を描いたり、みんな大騒ぎ。 1回目はそれでもおとなしかったが、2回目の暴走ぶりはすごかった。楽しかったけど。 結局、素になってトークができるのがこのコーナーしかないので、 みんなここではっちゃけたんだろうなあ。
森川さんも、適当に周りを煽りつつ、自分も見事(?)な絵を披露してくれた。 ……森川さんが上手く描けるのって、のぶこだけなのかな。
しかし、侍女の名前の答えとして、 「もりかわとし子」と書くように言ったのは誰だ(笑)。書いたのは早水リサだけど。 ネタとはいえ、それかい。 ちなみに、彰くんによれば、もりかわとし子さんは、4人目の侍女らしい。
とりあえずDVDに期待する点としては、1回目の第1問、正解発表時のビデオ。 26回のさまざまな「晴明の孫」オンパレードが、すごく面白かった。

つなぎのトーク
歌を歌わない4人、小西・麦人・石田・福山で。 トークというより、まさにコント、ネタ披露、といった感じ。

ライヴコーナー
全部フルコーラス。人数多いし、フルコーラスなら半分ずつ、 全員歌うならワンコーラスずつだと思っていたから、ちょっと驚き。

  1. 「六等星」甲斐田ゆき(安倍昌浩)
  2. 「朔の夜」森川智之(青龍)
  3. 「双翼の炎」鈴村健一(朱雀)
  4. 「あなたの腕に抱かれたら」田中理恵(天一)
  5. 「やさしい風」今野宏美(太陰)
  6. 「森羅の唄」中多和宏(白虎)
  7. 「暁の火」早水リサ(勾陣)
  8. 「散華」高橋広樹(六合)
  9. 「明星」小林沙苗(藤原彰子)
  10. 「月夜行」野田順子(もっくん)

「朔の夜」は、ミドルテンポの歌い上げ系。 リズムの強いノリノリというわけではないので、1回目は感覚をつかむのに、 ちょっと手探りだった感じ。2曲目ということもあって、 会場もどう乗っていいのかわからず、ちょっと戸惑っていた雰囲気があった。 次の曲の鈴村くんはアップテンポで、うまく会場を煽って乗せていたんだけど。
それでも、2回目はかなり余裕があったように見えた。歌詞のせいか(笑)、 舞台中央からほとんど動かずに歌ってはいたけれど、 スピーカーに足をかけてポーズをとったり(それは青龍は青龍でもゴウっぽいぞ(笑))、 モニターにちらっと目をやるだけで会場に視線を移して歌ったり、と、 やっとマトモに歌を歌ってるなあ、という感じだった。

ライヴコーナーの締めとして、エンディングテーマ「約束」を歌う木氏沙織登場。 司会とちょっとトークの後、曲を披露。

エンディング
最後に出演者が全員出てきて、ひと言ずつ挨拶。
立ち位置はオープニングとは違い、舞台下手から、甲斐田、小西、野田、小林、 麦人、石田、高橋、森川、今野、田中、鈴村、中多、早水、福山、引田、木氏。 舞台上手から順番に挨拶する。
1回目:
「厚生年金会館は、僕、初めてなんです。すごいいい感じですね。 ホールの下見してどうするんだ(笑)。今回のイベントは、中多さんは出てる、 麦人さんは出てる。みなさん、すごいですよ。自慢してください。 たいへんなイベントでした。僕もちょっとお客さんになってしまいました。 またどこかでお会いしましょう。」
2回目:
「みんな楽しかったですか。僕も楽しかったです。またお会いしましょう。 ニョロでした。」

アンコール
みんながハケた後、緞帳も下りないし客電もつかないなあ、と思っていたら。
挨拶は甲斐田ゆきのみ。キャラクターグッズ(1回目は全員座布団、 2回目は座布団ともっくんのショール)を持ってきていて、 それを 会場に投げ込んで終了。

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