森川智之プライベート・コレクション
「セイント・ビースト2ndパーティ」
「セイント・ビースト2ndパーティ」
日時:
2003年5月11日(日) 1回目:14:00〜15:50/2回目:17:45〜19:35
場所:
セシオン杉並
出演:
森川智之、櫻井孝宏、宮田幸季、吉野裕行、杉田智和、鈴村健一
ゲスト:
鳥海浩輔、きただにひろし
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構成
構成の流れは、基本的に1回目と2回目は同じ。 但し、きただにひろしのスペシャルゲストコーナーの位置が違っただけ。 ダニーは中抜けだった模様。
全体的に森川さんが仕切って、それを櫻井くんが助ける形。 トークコーナーのみは、杉田・鈴村の放浪天使兄弟が司会進行。 なので、口数はとても多いが、進行を進めるためと告知がほとんどなので、 特に森川さんらしい話はほとんどなし。ボケるところはボケてたけど。 「進める」ことに一生懸命で、息まで切らしている様子に、 他のメンバーがほどよく混ぜっ返したり、フォローしてくれたりしたので、 やっとボケる余裕ができた、という感じ。お疲れさまでした。
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森川さんの衣装
1回目:
黒のTシャツ、胸に「S」のプリントあり(スーパーマンみたいなロゴ)。 地模様の入った黒のパンツ、黒い靴。黒のウイングカラーのジャケット、 左前身頃裾にはスタッフパスが貼り付けてある。(森川さんだけ)
このスタッフパスは、後でさいころトークのときに宮田くんに指摘されるも、 はがさなかったから、わざとなのかな。
2回目:
黒のTシャツ、胸には骨がクロスした模様に文字をあしらったプリント。 黒地にグレーのごちゃごちゃした模様がプリントされたパンツ、黒い靴。 右前身頃と背中に星形のパッチワークの入った黒のコットンブルゾン、 「ネオロマンス・スプリング・ライヴ! 2003」で着ていたのと同じもの。
眼鏡は、薄いサングラスで上が少し太めの銀縁になったもの。 1回目・2回目とも、椅子に座ったトークの途中ではずし、ポケットへ。
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オープニング(挨拶)
立ち位置は、舞台下手から、
1回目: 吉野、宮田、森川、櫻井、鈴村、杉田
2回目: 鈴村、櫻井、森川、宮田、吉野、杉田
1回目は、最初からテンションを上げてきた感じのステージ上の呼びかけに、 客席がなんとなくおとなしかったからか(たぶん、 友達と並んで座っている人が少なかったこともあるのでは?)、 「舞台の上と客席と、温度が違う感じ」、「みなさん、付いてきてください」。
2回目は、最初からみんなで「セクシー」大合唱(笑)。杉田くんが、 吉野くんの衣装が気になったのか、いきなり「吉野の舞」と舞台上でくるくる回す。
吉野くんの衣装は、1回目も2回目も同じで(インナーは、1回目は白、2回目は黒)、 クリーム色に朱色の縮緬風和風柄の、ヒラヒラしたブラウスというか上着というか。 前は着物風の打ち合わせだが、襟元が大きく開いて、胸元まで覆わないので、 やっぱり上着なのかな。ウエスト丈で、打ち合わせの先がひも状になっていて、 それをウエストに巻き付けて結ぶデザイン。 袖は肘から先にスリットが入っていて、ひらひらと羽のよう。
森川「声優業界17年目だけど、こんな衣装初めてだよ。どこで売ってるの?」
吉野「新宿とか。」
森川「これ、合うかな、とか考えて買うの?」
吉野「もちろんですよ。」
宮田くんも、どこだったかで、「鳥みたい」と袖のヒラヒラを気にしていた。
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スペシャルゲストコーナー
(1回目のみ、2回目はもっと後で)
アニメ主題歌を歌っている、きただにひろしを迎え、みんなでトーク。 「聖なるけものたち」を熱唱してもらう。
鈴村くんを筆頭に、出演者たちが、感動して握手を求めている様子が微笑ましい。 さらっと口ずさんだ「ONE PIECE」の「We are」に、「本物だ〜」と騒ぐ場面も。
森川「是非、カラオケでも歌いたいですよね。僕たちも、キーを少し下げて。」
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ゲスト紹介〜トーク
今回のゲスト、鳥海浩輔を紹介。鳥海くんは、真ん中に入る。
鳥海「今日は名前を付けてもらいに来ました。」
森川「ここは区役所か。」
海外から来ている人は、と呼びかけると、韓国からの参加者が。 地球以外から、と誰かが言うと、みんなでいっせいに杉田くんを見る。
杉田「僕は、埼玉から来ました。」
鳥海くんは30歳の誕生日の5日前だったらしく、2回目はそれをネタに。
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アニメ上映(第1話Aパート)
数日前からキッズ・ステーションで放映が始まった、 「セイント・ビースト〜聖獣降臨編」。その第1話のAパートを紹介する。
2回目はBパートなのかと思ったら、2回ともAパートだった。
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トーク
アニメ上映が終わり、戻って来たときの立ち位置は、1回目・2回目とも、 舞台下手から、杉田、鈴村、櫻井、森川、宮田、吉野、鳥海。
今紹介した、アニメについてトークするが、後半の「257フレーム目」に、 不思議があったらしい。シンとレイの画像と台詞が逆になっていたことなのだが、 森川さん、2回目でも同じ数を言ってたので、何か根拠があるのだろうか。 でも、1秒間に30フレーム、って言ってなかったっけ? だとしたら、 10秒経ってないんですけど(笑)。ま、森川さんの言うことだからな。
第1話のエンディングは、海をバックに、森川さんが歌っている。 毎回、曲も映像も変わる、ということで、第2話の櫻井さんの歌の話に。 櫻井くんによれば、亀がボコボコ産卵するような、アッパーな曲らしい。 「亀」発言は、アニメのシーンからの流れ。玄武は亀の姿をしているからね。
2回目では、バックの映像の話になる。第1話のゴウは海だったが、森川さんによれば、 実写で、ロケに行ったとのこと。第2話のシンは山で、 横風がすごくてロケがたいへんだったらしい。3話宮田、4話吉野、5話杉田、6話鈴村、 と振るが、ひとりだけ名前が挙がらない人がいる。
鳥海「ロケのスケジュールだけ押さえられてたんだけど、 バラされまして、自宅待機でした。」
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「ORIGIN」総集編(ライヴドラマ)
Webドラマの話から、第1話「ORIGIN」を再編集した総集編ライヴドラマに。 鳥海くんのシヴァの最初のイメージが、妖艶で、 昔の三輪明宏みたいだったということから、 1回目では、モノローグがえらく色っぽくなっていたり。
1回目も2回目も、アドリブ満載で、最後の暗黒の森のシーンでは、 シヴァ以外の出演者が、みんなで森の生き物のガヤを披露。 その中で、森川さん(たぶん)の、「ぼくドラえもん」という物真似に引っ張られ、 シヴァのモノローグにまで、ドラえもん登場。 終了後、森川さん曰く、「今、袖ではカンカンです」。 それは、1回目のライヴドラマを、DVDに使えなくなったからでしょうか。(笑)
2回目は、合い言葉(?)の「セクシー」になってました。 しかもシヴァは、みんなと仲良くしたいそうです。
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さいころトーク
椅子が出て来て、位置はそのままでみんな座ってトーク。
杉田くんが、 各面にテーマを書いたさいころ(某昼の番組で使われてるあれ)を持って来る。 書いてあるテーマは、「泣ける話」「恋の話」「秘密の話」 「声優友達の話」「今こっているものの話」「忘れられない仕事」の6つ。
1回目:
まず、鈴村くんに「僕らの親玉」と紹介された森川さんが振ろうとしたときに、 宮田くんに、「兄者、何付けてるんですか」と、スタッフパスを発見される。
振られたさいころのテーマは「泣ける話」。
杉田くんの、えらく真面目な泣ける話に続いて、櫻井くんが、電車の中で、 40ぐらいのスーツ姿の男の人が、手の指の間の臭いを嗅いで、臭い、 って泣いてるのを見た、と。泣ける話というか、泣いていた話でしたね。
森川さんは、4回目の職質の話。みんな口々に、「それだけで泣ける」。
「今までは、向こうからおまわりさんが来たりとかだったんだけど、 こないだは、タクシーから降りたとたんに、『ちょっといいですか』。 淋しくなっちゃった。俺はいけないのかな、イケテないのかな、って。」
みんなに「イケテますよ」「兄者、最高」と言われて、ちょっとご満悦。 宮田くんによれば、「さっき、お弁当にあなごが入っていたんですけど、 メイクしながら、兄者が、『何、あなごだと?』って言う、 そういうかわいいところもあるんですから」と、 フォローになっているのか何なのか?
そういう宮田くんの泣ける話は、事務所近くのラーメン屋の前にいた犬が、 かわいかったのでなでようを手を出したら、かみつかれた話。
次は吉野くんがさいころを振るが、勢いがついて、舞台から落ちてしまう。 機敏に飛び降り拾いに行ったのは、杉田くん(目の前だったから?)。
さいころのテーマは「恋の話」。
吉野くんは、いい恋愛はしないらしい。 「早く付き合って早く別れろ」というのが彼のポリシーらしいのだが、 みんなからはブーイングを受けるとのこと。 鈴村くんは、ひとりの人を好きになると、ずっと好きみたい、と。 周りからは疑問の声がずいぶん上がっていたけど。 鳥海くんは、昔、三股したこともある、と告白。 にわかに三股講座の場に早変わりするが、途中で鳥海くん自身がギブアップ(笑)。 とりあえず、「本当に好きな人がいないときにしかできない」らしい。
そして、我らが森川さん。「国境を越えた熱い恋の話」をリクエストされるが、 国境越えはない、とのことで、「走って行けない」距離の遠距離恋愛の話。 「昔の遠距離はたいへんだったんだよ。みんな知らないかもしれないけど、 携帯なかったし」にすかさず「知ってますよ」のツッコミが入る。確かに、 10年前は、こんなに普及しているとは予想もできなかったぐらいだからね。 「テレフォンカードでね」と説明を続けようとしたところに巻きが入り、 話は終わり。結局その恋は成就しなかったとのこと。
2回目:
櫻井くんが振ったさいころのテーマは、「声優友達の話」。
鈴村くんや神谷(浩史)くんとの「最低の飲み会」の話(多くは語られなかった)から、 「飲んでる間ずっと立ってる人」「ビールグラスかじっちゃう人」 「ピスタチオをそのまま食べてた人」(後ろ2つは森川さんの発言。 両方とも血だらけだった、というのがオチ)の話。
続いて森川さん、「忘れられない仕事」。
「新人の頃、町田の駅前で、白いタイツで『クルミ割り人形』を踊った。」
これにはみんな騒然。アーツはそういう仕事も受けるんですか、というのは、 同じアーツの鳥海くんの発言。同じく鈴村くんもドキドキの模様。
「クリスマス、サンタクロースの格好で絵本を読む仕事だったんだよ。 で、読み終わったら、『こんな話だったんじゃ』と、早変わりでタイツ姿になってね。 その頃はもっとすらっとしてたけどね。」
森川「あの仕事は忘れられないね。」
櫻井「今聞いただけで、忘れられませんよ。」
その次は、宮田くんがさいころを振る。再び「声優友達の話」。毎回、 某番組に倣って、「略して」を客席に呼びかけるのだが、ちゃんと「パート2」。
森川「『パート2』で振りが付いたよ。みんな仕事してないんだね。」
確かに平日の昼の番組を毎日見られる社会人は、そうは多くないだろう。
「声優の友達少ないんで」と前置きした後、(高橋)直純くんの名前を出し、 そこにいるメンバーがらみということで、「昔、鈴村くんと一緒に、 Ninjaボーイズというのをやってました」「もうひとりは、石塚堅くん」。
森川「聞いたことあるね。」
鈴村「どっかで前説やってますよ。」
3人で安い焼き肉を食べに行った話。宮田くんは、肉をどんどん持って 来ちゃうけど、自分では食べないらしい。
森川「このメンバーで、焼き肉行きたいね。」
宮田「食べ放題ですか?」
鈴村「森川さん、生で食べるって聞いたんですけど。」
森川「俺、肉焼かないよ。」
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シヴァの冠を考えようコーナー
登場人物の中で、ひとりだけ冠(「○○の」)がない、シヴァの冠を公募しよう、 というコーナー。このイベントの1回目・2回目と、 声優グランプリを通じて選ばれた候補の中から、冠を決める。
まず、1回目。ひとりひとりが、自分が「推す」冠の候補を披露し、プレゼンする。
鈴村:「河童」(「亀」(なのか?)のシンとかぶる、という意見あり)
櫻井:「激情」
森川:「BL」(やっぱり帝王だから?)
宮田:「ピリ辛」(2文字じゃない、とツッコまれていた)
吉野:「木陰」
杉田:「肉」(漢字だと2文字じゃないんですけど? カタカナですか?)
結局、客席の拍手の大きさで、1回目の候補は「木陰のシヴァ」に決定。
2回目は、鈴村くんと杉田くんが、いろいろと端から読み上げる。
「漆黒」がいちばん多かった、と紹介した後、「シーサー」(意味不明、 杉田くんが気に入っていた)、「趣味」(雑誌みたい)、 「松茸」(木にくっついてじめじめしてる)、 「厄介な」(「の」じゃなくて「な」だそうです)、「根暗」、「無職」、「官能」、 などなど(他にもあった)が読み上げられ、結局は、「漆黒」と「官能」で決戦投票。 拍手では決めがたく、最終的には、鳥海くんの希望により、 「官能」が採用される(ちょっと驚き)。
鳥海くんが「官能」を選んだときの、みんなの驚きようも面白かった。 「本当にいいの?」と口々に確認するが、
鳥海「声優グランプリのほうにも、『漆黒』は来てるでしょ、きっと。」
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スペシャルゲストコーナー
(2回目のみ)
きただにひろしは、1回目の冒頭で歌った後、 中抜けで別の仕事に行っていたらしく、2回目はエンディング近いここで登場。 シヴァ冠(しばかん)コーナーの直後だったからか、 きただにさんにも冠があるといいですね、という話に。
ダニーがハケた直後、杉田くんが「熱唱のきただに」と言って、 客席から拍手をもらっていたけど、それで決まりなんでしょうか。 それとも、本当に公募?(笑)
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告知(個人、セイント・ビースト関連)
まずは、各個人の告知。 ここで森川さんは、「JOLLY ROGER LIVE 2003」DVDの告知と、 次の「おまえらのためだろ!」(第22弾)のお知らせ。ゲストが、杉田くんと、 「声優界のジャンパー、いや、スカイダイバー」であることが明らかになる。 「ああ、あの包丁持ってた人ですね」。ライブ・パスコレでね。
さらに、「セイント・ビースト」関係の告知。これが、 台本2ページにびっしりと書いてあったらしく、1回目は、全部森川さんが読む。 なんと、5分近くも、ひとりで読み上げ(周りからツッコミはあったけど)、 読み終わったときには、森川さん、息も絶え絶え(笑)で、 「夜は、振ろう、みんなで割ろう」。 そして2回目は、1回目の言葉どおり、櫻井くんと交代で告知。
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エンディング
最後に、ひと言ずつ、感想を述べる。
1回目:
「1stパーティで、右も左もわからないところから始めましたが、 テレビアニメもスタートして、今がいちばん熱いときです。 鉄は熱いうちに打て、と言います。この勢いを持続して、 セイント・ビーストを盛り上げていけるといいな、と思います。 我々もがんばりますので、一緒に盛り上げていきましょう。」
2回目:
「僕が仕切ってるのは、このセイント・ビーストだけです。 これからもいい作品にしていくよう、努力していきますから、 一緒に歩いていけたらいいなと思います。ありがとうございました。」
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サインボール投げ
それぞれ、 サインを書いた色とりどりのボール(丸いのもラグビーボール型もあったような?)を、 客席に投げ入れる。 森川さんのは、サインの他に、アクセルくんの絵が描いてあるらしい。 立ち上がって、キャッチする気満々な観客たちを見て、「怪我しないようにね」。 相変わらず素晴らしいフォームで、客席後ろまで放物線を何本も描いていた。
そこここに転がるボールを追って、客席大騒ぎの後、手を振りながら幕。
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