トークの内容自体は、かなりの部分が放送されるものと思われます。
オンエア・レポートをご覧ください。
1週間前の予報では、この週末は雨。ところが近づくにつれ、予報も曇りに。
さらに、当日は、長傘を持った人が、
「午後から雨という予報はどうなった」とぼやくほどの、いいお天気。
確かに土曜の夜は、ちょっと降ったが、それよりも、私が持って行った晴雨兼用傘は、
日曜日に日傘としての威力を発揮してくれた。文字通り、熱い夏の終わりであった。
森川さんは、公録でも、「以前は晴れ男と言われたけど、
最近は雨が降る」とは言っていたけど(たぶん雪が降ったり、
しっかりした雨が降ったりしたことが続いたので、そう感じたのだろうと思うけど)、
なんのなんの。充分まだ、威力はあるみたい。
スタジオの外に集まったのは、60人ぐらい。終わる頃にはもうちょっと増えてたかな。
ガラス張りの前は、ちょっと広めの通路になっていたので、
通路をまったくふさいでしまうほどのこともなく、
(たぶんビルの)警備のおじさんは出て来てはいたけれど、騒ぎにはなっていなかった。
比較的おとなしいほうだったのではないだろうか。
でも、そんなに頻繁にそういう公開放送があるわけでもなさそうだから、
通りすがりの人は驚いていたみたい。
スタジオへの出入りは、スタッフも含めて、ガラスの横にあるドアから。
裏に非常階段や入り口があるのかな、と思っていたから、これにはびっくり。
森川さんがスタジオにに出入りするときも、
スタジオ前に集まった人たちの横をすり抜けて行くことになる。
スタジオ入りのとき、集まったファンを見て、「場所言ってないのに、
なんでこんなにたくさんいるの?」と驚いたふうを見せつつも、すごくうれしそう。
ヒントいっぱい出してたくせに。(笑)
森川さんの衣装は、両胸にモノトーンの髑髏3個ずつが描かれた、黒の半袖シャツ。
前は止めていて、インナーは白のTシャツ。両手首には、暗い迷彩色のリストバンド。
サングラス。ボトムは、スタジオの出入りのときに遠目でちらっと見ただけなのだが、
グレーのパンツだったような。ヘビ柄か、花柄か、柄があったように思ったけど、
もしかしたら見間違いで、グレーに近いブリーチアウトのジーンズだったかも。
靴まではわからず。
スタジオのテーブルは、ほぼ半円形。
まっすぐな部分を、外に向いたガラスのある壁にくっつけた形である。
思っていたより、意外に大きめ。左手奥に調整室、
「あ」の付くプロデューサーは、お洒落なアロハ(!)着用でそこにおさまっている。
スタジオ内には5名をご招待、ということだったが、純粋に「見学」かと思っていたら、
収録のテーブルに5人+森川さんの計6人が着いている。
森川さんは向かっていちばん右側。なので、テーブルに向くと、
外からはちょうど横顔が見える角度。招待者にも発言を求めたりしつつ、収録は進む。
招待者もゲストのように参加するとは思っていなかったので、ちょっと驚いた。
収録したのは、2003/9/15(月)放送分。
最初の30分は、放送をまるまる、という感じ(カウンタートークを除いて)。
多少の編集はあるのだろうが、ほとんど放送されるのではないだろうか。
「ボーイズラブ探偵団」のコーナーもあったのだが、探偵長だったはずが、
いつの間にか森川さんになってたり、急に気が付いて声を探偵長に戻したり、
などもあり、たぶん多くの観覧者の目に、ハイになっていたのだろうが、
とてもキュートだった。
そんなあたりは、たぶんそのまま、放送されるんじゃないかなあ。
スタジオの外にも、音は流れているが、流れている音は、BGMやCM、
ダイジェストといった、声とは別の音。それに、
スタジオのマイクのカフを上げたときだけ、そのマイク越しのスタジオ内の音が重なる。
なので、CM中など、マイクを切っているときには、スタジオの中の音は聞こえない。
逆に、CMの音等は、スタジオ内には流れていない模様。
確かに、BGMをスタジオ内に流してしまうと、録音のときに困るだろうしな。
もちろん、外での声や音は、スタジオ内には聞こえない。
自分たちの話す声以外の音は、森川さんのヘッドフォンに聞こえるだけの様子。
ヘッドフォンには、阿部さんのトークバックと、他には何が流れていたんだろう。
そんな感じなので、スタジオの中と外とのコミュニケーションは、
ジェスチャーで行なうことになる。収録中の音は外に聞こえ、森川さんもしょっちゅう、
(収録中にもかかわらず)外に話しかけてくれたりしたのだが、そのリアクションは、
「見えるように」伝えるしかない。CM中などは、マイクを切ってあるので、
外への呼びかけもジェスチャーになる。でも森川さん、それじゃ「C」の向きが逆(笑)。
(「CM」というのを、「YMCA」の振り付けを使って伝えようとしていた。)
収録はスタジオ内だけで完結して、ただそれを眺めるだけ、と思っていたので、
何かあるたびに身体の向きを変えるようにして外に振ってくれたり、
リアクションにまた反応してくれたり、という、サービス満点な対応で、
とてもラッキー。想像していたより、外からでも楽しかった。
外には、犬を抱いて来た人もいて、森川さんはとても気になっていた様子。
トークの内容がわかったのかどうか不明だが、国際色豊かな方(笑)も見学していた。
めざとく見つけた森川さん、ポーズを取ってアピール、
おにいちゃんもノリ良く返したりして、拍手をあびる場面も。
しかし、あのCMやダイジェストが、
ごく普通のショッピングモールの広場(みたいなところ)に流れたときには、
正直言ってどうしたらいいもんか、と、困ってしまった。
まったく知らない人には、逆になんともないのかもしれないのだが、
それにしても充分に「アヤシイ」。男ばっかりしか出て来ないし。
なんだか、せつなげにため息ついてたりするし(笑)。
しかもダイジェストは、「ヤバイ気持ち」だ。何だと思われただろう。
いくら市民権を得てきたとはいえ、やっぱり一般的には、びっくりされるだろうし、
嫌悪感を持つ人もいるだろうし。開始前に、
「本当に流れるのかな」「どんな顔してたらいいんだろう」などと言ってたのが、
そのまま現実になってしまった。(爆)
でもまあ、腹を据えてしまえば、楽しめるもんだ。
約30分の収録後、さらに30分足らずのコーナーあり。放送に使うのかどうかは不明だが、
テープは回っていた模様。番組よりも、招待者を中心に据えたトークで、
抜粋すれば使えるかな、程度。もしかしたら、招待者へのプレゼント用かも?
スタジオのカーテンが開いていたのは、全部で約1時間。
森川さんがスタジオ内にいた時間も、1時間半はなかっただろう。
スタジオ入りは直前(収録開始5分前ぐらい)。
いろんな形での公開放送(録音)はあるが、環境や内容等によって、
そのときそのときでやり方も対応も違う。
主目的は放送(録音)すること、なのだから、観覧者は基本的に「おまけ」の存在。
ガラスで観客とは隔てられたスタジオなら、なおさら。
そう思っていたのだが、イベントと言ってもいいほど、観覧者を意識したトークで、
身振り手振りでだったがコミュニケーションも取ろうとする様子に、
森川さんのイベント好きを垣間見た感じ(笑)。
人がたくさん集まることを考えていない環境だったから、観ているときの姿勢など、
かなり疲れたが、楽しい1時間だった。