森川智之ファンクラブ「HEAVEN'S DOOR」のメンバーのみ入場できる、
ファンクラブ限定ライヴ「Dear」。このステージのみ、カメラ撮影可。
前説に石塚堅登場。カメラ撮影は可だけど、歌っているときのフラッシュは
ご遠慮ください、とのこと。
ステージごとにちゃんと衣装を変えてくれる森川さん。
この日3ステージ目の「Dear」のお衣装は、身体にぴったりした黒のタンクトップ、
紺地に赤と白の薔薇の花柄の薄手のシャツ、黒のちょっと光沢のある素材のパンツ、
底の厚いブーツ。それに年末からお気に入りの、薄いブルーのサングラス。
衣装が、全体的に意外に薄手で身体の線が出るので、厚い胸板が好きな人は、
くらくらしたのではないでしょうか。(笑)
髪の長さは、ちょうど肩について外にはね始めたくらい。
根元の黒が目立って来ているから、もうそろそろまた美容院に行く頃なのかな。
それとも、もっと伸ばしてくれるのかしら。(期待)
お供に持って来て、椅子の背にかけていたのは、「ミスター・ドーナッツ」の
オサムくん(だっけ?)のオレンジ色のタオル。陶山章央がミスドでバイトを
していたときにもらったものだとか。
それと、500ccペットボトルに入ったお茶。後で十六茶ということが判明。
それぞれの曲の合間にMCが入る。ファンクラブのこと、仕事のこと、などなど。
なんとなくしんみりすることもあるし、いつもの楽しいトークのときもある。
少なくとも「おまえら」での森川さんとは、全然イメージが違う。
なんていうのかな、もっともっと身近だけど、とっても遠い存在のような。
すごく「ミュージシャン」に見えたからかもしれません。
MCからちょっとだけ。
「宇宙の騎士テッカマンブレード」でDボゥイという暗い役をやった後、
そういう役ばっかりだったけれど、
「黄金勇者ゴルドラン」のワルター・ワルザック役で、
何か吹っ切れた気がする、と。
ワルター・ワルザックの演技は、子安武人に誉められたそうです。
子安さんが、「面白い(なかなかいい)演技だ、
いったい誰なんだろう」と思いながら見ていて、
「キャストを見たら森川だった、びっくりしたよ」と言ってくれたらしい。
なんか、とってもうれしそうにしていました。
「ベルセルク」は、森川さん自身もとっても好きな作品とのこと。
「ベルセルク」の声優オーディションは、100人くらい集まったそうです。
「最初ね、僕、ガッツで受けたんですよ。
そしたら、『これ読んでください』って、グリフィスの台詞を渡された。
漫画の台詞の抜粋ね。で、読んだら、後ろのほうに製作の人とかみんないて、
その場で決めてくれたらしいんです。」
よかったね、森川さん。
「GARDEN OF EDEN」では、途中から坂本英三氏登場、
森川さんに代わってヴォーカルをとる。最後にはふたりで合唱、という、
両方の「GARDEN OF EDEN」のファンにはたまらない構成にしてくれました。
歌の後少し、ふたりでのトーク。坂本さんがタクシー運転手をしていた頃の
話や、ふたりでやる予定の音楽活動の話。
でもやっぱり印象に残ったのは、檜山さんの噂話でしたね。(笑)
飲んでいるときに森川さんにラジオの生放送に呼び出されて、
文句を言いながらも駆けつけた檜山さん(詳細は夜の部のレポート参照)を、
「ケナゲな人」と認識してしまった坂本さん。
「あいつ、他の人の言うことは、『やだ』とか『面倒くさい』とか言って、
きかないんだけど、俺の言うことだけはきくんですよ」と言う森川さん。
(そんなこと言って大丈夫?(笑))
「The End of...」で、途中でまた歌詞が出て来なくなってしまい、
曲を止めて歌い直し。目の前に歌詞カード置いて歌っていたのに、どうして?
昼の部でも、「In the SKY」を2度も止めてしまった後だけに。
「今までにこんなことないんだよ、今日はどうしたんだろう」と、
森川さんもおっしゃってました。
アンコール曲の「BYE・BYE」は作詞・トシユキ。
たぶん、作曲も森川さんなんじゃないかな。書いてないけど。
入場のときに、歌詞カードがみんなに渡されました。
「Dear」のエンディング用なのか、ファンクラブライヴ用なのか、
それともこれから森川さんのライヴでいつも歌うのか、よくわかりませんが。
「ライヴの最後に、
みんなでこの『BYE・BYE』を歌ってバイバイできたらいいよね」という、
森川さんの言葉。
最初に森川さんがひとりで歌って、次にはみんなで一緒に歌って、
「バイバイ」でした。
うーん。もう一度歌えば覚えられたかな。ずいぶんわからないところは
あるし、覚えているつもりでも、かなり勝手に作曲しているかも。
正味1時間半ほどのミニライヴ。
でも、なんというか、生身の「森川智之」という人に直接触れることが
できたような、そんな気分になれる時間でした。
そしてやっぱり、ステージの上の森川さんは輝いていました。
昼の部のスタートから「Dear」の終了まで、9時間半。
けど、最後には、疲れなんか全然感じませんでした。森川さんが、
疲れを全部持って行ってくれて、代わりに元気をくれたような感じです。
森川さん、お疲れさま。