森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」第6弾 座談会エピソード


途中で、話をわかりやすく/面白くするために、 本人たちのトークの形式で書いているところがありますが、 これはすべて記憶に頼ったものですので、 彼らがしゃべった言葉そのものは再現していません。 「こんな感じのことを言った」という記憶、というか、 印象をもとに書かれていますので、実際の発言とは違う場合がある(そのほうが多い)、 ということはご承知おきください。
間違っていても、細かいことだったら大目に見てね。記憶だけが頼りなので。


ホットコーラ

風邪をひいたときにはどうするか、という話題になって、 そこは喉を大切にする声優のこと、それぞれ考えていることはあるわけですね。

「首にネギを巻くってあるじゃない。あれ、すごい臭いだよね」
「昔、友だちがいてさあ。そいつと一緒に学校通ってたんだよ。あるとき、 駅でいつもの電車待ってたら、他の車両は満員なのに、 いつもそいつの乗ってくる車両だけ、なんかガラガラなんだよ」
檜山「あ、一緒の駅から乗ってたんじゃなくて、 友だちのほうが向こうから乗って来るのに、お前が合流してたのか」
「そうそう。でさ、俺はまあ、そいつがいるから、その車両に乗ったんだ。 そしたら、なんともいえずツーンとくるすごい臭いがしててね。 座ってる人なんか、よく我慢していられるもんだ、と思ったくらいすごい臭いで。 で、気がついたら、どうもその、俺の友だちから臭っているようなんだ。 そいつんちは、風邪をひくと、首にネギを巻くんだそうなんだよ」

「うちはね、ホットコーラ」
会場嫌そうに「ええ〜っ」
「え、飲まない? ホットコーラ。 コーラをね、鍋であっためて、それにニンニクを剥いて入れるんだ。 どれくらいかな、小さなかけらがいくつかでひとつになっているだろ、 あれをまるまるひとつくらいかな。それくらい入れて、ひと煮立ちしたら、 そのニンニクを取り出して、あったかいコーラを飲むんだ。 炭酸はみんな抜けちゃってるからね。ニンニクのエキスと、 コーラのカラメルの甘さが喉にいいんだよ」
檜山「お前んち、昔からそうなのか?」
森川「そうだよ。子供のころから」
檜山「誰がそんなもん作ったんだ?」
森川「かあちゃん」
檜山「お前んちのかあちゃんは、それを誰に聞いたんだ?」
森川「誰、だろう。(会場に)誰だかわかります?」
檜山「お前んちのことだろ。みんなに訊いてわかるわけないじゃないか。 今度、お前んちのかあちゃんに訊いておいてくれよ」
森川「うん」

首にネギを巻くのもホットコーラも、いわゆる民間療法で、医学的には、 「やって悪いことはないけれど効果があるということは証明されていない」 ということみたいですけどね〜。


ブロッコリーが食べられない

「好きな食べ物と嫌いな食べ物は何ですか、その理由は?」という質問に、檜山さんは、 「好きなもの:うまいもの。理由:うまいから。嫌いなもの:まずいもの。 理由:まずいから」という返事。 このとき、一緒に行った友人が小声で、 「セイランみたいな答えや。けど全然違う」と言ったので、 吹き出してしまいました。
森川さんが「なんだそれ」と言うと、 「だって、俺がラーメン好き、って言ったとするだろ。 でも俺も、ラーメンなら何だって好き、ってわけじゃない。 うまいラーメンは好きだけれど、まずいラーメンは嫌いだし。そうなると、 好きなものはうまいラーメン、嫌いなものはまずいラーメン、になるだろ」。

モリモリは、ブロッコリーが食べられないそうです。
昔はちゃんと食べられていたそうです。たくさん食べていたそうだ。 けど、ブロッコリーにイモムシがついていたらしくて、それも、 ブロッコリーについているイモムシはブロッコリーと同じ色をしている、んだそうです。 ちゃんと見ないと気がつかなかったのかもしれないけど、 あるときぼーっとブロッコリーをながめていたら、見つけちゃった、とのこと。 それ以来、カリフラワーに宗旨替えしたそうです。

ところが。30にもなってブロッコリーが食べられないなんて、これは問題だ、 と思って、あるときデパチカ(デパートの地下の食料品売場)に行って、 サラダを買うことにしたんだそうです。
「ブロッコリーのサラダがあってね、そのときは食べられる、って思ったんだ。 ほら、こういうのって、勢いがあるじゃないか。今なら克服できる、って。 だから、『これ、200g、いや、250gください』って言って、買って帰ったんだ」
「家に帰って『よし、食べるぞ』って。とうとう克服できるな、って、 なんかそんな予感があったんだよ。で、食べようとしたら、 なんか病院のような臭いがする。おかしいなあ、と思ったけど、気のせいだろう、 というわけで、ブロッコリーを口に運んだんだよ。 そしたら。そのブロッコリーにバンドエイドがついていたんだ。 それも、指の形に丸くなったやつ。びっくりしたよ。 それで、またブロッコリーが食べられなくなった。ああ、俺は、 ブロッコリーは食べられないんだ、と思ったよ。神様が試練を与えてるんだな、と」

すぐにデパートに連絡して、翌日それを持って行ったそうです。そうしたら、 菓子折と商品券を用意していて、「本当に申し訳ありませんでした」とのこと。
で、相手に、「俺もね、ここのデパチカはひいきにしているからね。 俺でよかったよ、俺じゃなくてもっと他の人だったら、たいへんなことに なっていたかもしれないよ」と言った、らしいのですが。その言い方が、 とってもカッコつけた言い方で、自分でも「速水奨さんのように」と言いつつ、 速水奨のモノマネをしていました。 彼らにとって、「ちょっと気取った」感じの代名詞が、速水奨のようです(笑)。 一緒に行った友人は速水ファンなので、大喜びでした。

まあそんなわけで、モリモリは、ブロッコリーが未だに食べられないそうです。


Are You Happy? Baby, HOP! STEP! JUMP!

「本編のときから陶山は暇があると裏でライディーンの踊りの練習をしている」 という話は、座談会の間に何度となく出て来ました。 「陶山さん、踊って〜」という会場の要望にも、 陶山さんはずっと出て来なかったのですが、とうとう出て来てくれました。 ああいうところで、伴奏も何にもなく踊るのは恥ずかしいんでしょうねえ。 なかなか踊ってくれなかったのですが。森川さんも、「踊りはステージを 見に来る人のためだから、駄目だよな」などとフォローしていましたけど。

結局、ほんの一節ですが、歌いつつ踊ってくれました。そのときの歌が、 「Are You Happy? Baby, HOP! STEP! JUMP!」という歌詞でした。 踊りもかわいくてよかったんだけど。 それを見て/聴いていたモリモリが、「俺は踊りよりも歌詞のほうが気になった。 なんだ、その歌詞は。俺が作詞してやる」と言ってました。
その前にも、会場からの質問で、「陶山さんは、森川さんに作詞してもらったりして、 アルバムとか出す予定はないんですか」というのがあって、
陶山「森川さん、忙しいから」
森川「俺はいつでもいくらでもやってやるよ」
檜山「やめとけ、こいつに作詞させると、 陶山の曲なのに、最初から最後まで『俺は森川』っていう歌詞になるぞ」
なんてやりとりがあったところでした。(笑)

ちなみにこの曲のメロディは、
 ソソソソラ・ラ・|シ・ソ・ラ
 あゆはぴべいびぃ|Hop StepJump
という感じでした。1文字で八分音符ぶん、と思ってください。
この曲について、ちゃんと知りたい場合は、陶山さんもメンバーのANGEL (ライディーンのアイドル・グループ?)のアルバムを聴いてください。 舞台の上で陶山さんが歌ったのとずいぶん感じが違うような気も。(笑)


夢遊病(?)

充分に疲れ切ったふたりが、少しでも休みたいと思ったか、 陶山さんを呼び出して話させた話題のひとつです。

森川さんは、勝田声優教室(今は勝田声優学院)の出身で、 陶山さんはそのときの森川さんの後輩だった関係で、 森川さんや横山智佐なんかとツルんでて、 それで今でも森川さんや檜山さんにぐりぐりと可愛がられているわけですね。

で、その養成所に通っていた当時、みんなで誰か先輩のアパートに集まって大騒ぎして、 雑魚寝していたそうです。今から考えるとまわりには迷惑な話だったよね、と。
あるとき、陶山さんも一緒に泊まったんだけど、6畳一間に何人か並んで寝ていて、 その一番端に彼がいたそうです。 そしたら夜中に、反対側の端に寝ていたその部屋の主が、 いきなりがばっと起き上がって、奇声を発したんだそうです。 陶山さんがびっくりして飛び起きて見ていたら、 そのままばたんとまた寝てしまったんだそうです。 他の人も何もなかったように寝ていて、陶山さんは、 あんな大きな声だったのに誰も気がつかないのか、と、呆然としていたら、 いきなり2人ほど向こうに寝ていた森川さんがむっくりと起き上がって、 おもむろに陶山さんのほうに顔を向け、ひとこと、 「み〜た〜な〜」と言ってまたばたんと倒れて寝てしまった、んだそうですよ。

陶山さんは、本当にびっくりして呆然として、いったいこれは何なんだ、 と思っていたら、翌朝、誰も何も覚えていない。 部屋の主も森川さんも、まったく何も記憶になくて、 陶山さんは幻覚でも見たかと思ったけど、でもやっぱり本当に見た、 あまりにもできすぎだけど本当にあったことなんですよ、という話でした。
それを聞いた檜山さんが、「ホントなの?」と森川さんに聞いたんだけど、 「だから、俺は何も覚えてないんだよ」という返事。 これが、陶山さんの言う「夢遊病」の話でした。

陶山さんは「台本にないと駄目なんです」と自分で言うくらいで、 ビンゴのときの司会も彼だったんだけど、しゃべることを全部書いて来てあって、 アクシデントがあって間を持たせないといけなくなったら、とたんに何も しゃべれなくなって(「しゃべること全部言っちゃったんです」)、 モリモリにつっこまれまくってました。
でも、「おまえら」で台本があるのはほんの一部で、 ほとんどアドリブで持たせているみたいなものなので (「今回は5ページもあった」と檜山さんが驚いていた)、 特に座談会は雑談風アドリブトークだったから、 その場に引っ張り出された陶山さんは、かわいそうなくらいおどおどしていました。
だから話し始めたときには、ホントにひとことづつ森川さんに向かって、 「ね」と確認や相づちを求めるしゃべり方で、 森川さんは少し休むために陶山さんに振ったはずなのに、 というのが見え見えの相づちだったから、なんかえらく気の毒でした。
檜山さんが、「お前らそこでふたりでしゃべってないで、 ちゃんと会場に向かって話せよ」と言って、 やっと陶山さんのひとり語りの体制に入りました。 陶山さん、大きなお目目がとってもかわいかった。


MacintoshとE-mailアドレス

質問で「森川さんはMacを持っているそうですが、 作曲とかそれでやっているんですか?」というのがありました。 それからMacの話題に。

「ええと、俺の持っているのは、スーパー....LCR....それは電話か。 なんか、そんなのです」
LC580? LC630? Macintoshはわからない....
「佐々木望がさあ、マックを勧めるから買ったんだよ」
「買った後、聞くんだよ、『ちゃんと使ってる?』って。 『いや、まだ箱に入ってる』って言ったら、『ちゃんと使わなきゃ駄目だよ』」
「だからさ、箱から出してつないだんだよ。マックだな、と」
「そしたら、また『ちゃんと使ってる?』って聞くんだよ。 『こないだ箱から出した』って言ったら、『ちゃんと使わなきゃ駄目だよ』ってさ」
「だから、電源入れてみたんだよ。あ、動いたな、って」
佐々木望〜。「ちゃんと使ってる?」だけじゃ、フォローにならないよ〜。(爆笑)

檜山「それで、何に使ってるんだよ」
森川「絵を描いてる」
檜山「絵?」
森川「うん。ペンギンの絵を描いてるんだよ」
そりゃ、Macは画像に強いけど。そのためだけなの?(苦笑)
森川「それからね、爆弾が出るんだよ」
檜山「爆弾?」
森川「そ。爆弾。爆弾が出てさ」
檜山「爆弾が画面に出て来るのか?」
森川「そうそう。『バクダンデス。デンゲンヲキッテクダサイ』って」
しゃべるくらいなら、フリーズしないと思うけど。(笑)
森川「だから、電源を切るんだ。そしたら『ぷしゅ〜っ』って」
檜山「お前、それ、何か間違ってると思うぞ」

さらに「ホームページは持たないんですか? Eメールアドレスは?」という質問。
「ホームページ、ね。やってみたいけど、時間がないから」
「Eメールアドレスは、まだないんです」
質問者が重ねて、「OCNにつないだりしないんですか?」
これこれ。別にOCNじゃなくてもいいでしょう? それにいきなりOCN?(苦笑)
森川「OCNね、OCNはね....ほら、うちは、スーパーLCRだから」
檜山「この話はこのあたりで終わりにしたい、というのが見え見えですね」
森川「まあね。ホームページもいいけど、まず運転免許のほうが先だね」


ロクヨンほしい

「森川さんはあと1か月でお誕生日ですが、何が欲しいですか」という質問から、 ファンからのプレゼントの話になって、
「前回の『おまえら』でハワイに行くからおみやげ、って言ってた方、来てます?」
「(会場で手が上がる)あ、あなたでしたか。いただきました、ハワイのおみやげ。 ありがとうございます。ハワイのおみやげにサターンをいただきました」
前回の「おまえら」で「遅い夏休みをとってハワイに行くんですけど、 おみやげは何がいいですか」という質問に、 「僕、サターンまだ持ってないんです」と答えていたのです。
「それから、こないだプレステ欲しいって言ってたでしょ。 あれ、送ってくれた人がいるんです」
「あ、スーパーファミコンは、自分で買いましたから。大丈夫です」
「だから、今は、ロクヨンですね。ロクヨン。ロクヨンがあるといいな、と」
檜山「お前、そんなに言って、たくさん集まったらどうするんだよ」
森川「大丈夫だよ」
檜山「誰かにやるのか?」
森川「そんなことしないよ。全部並べておくんだ」
檜山「並べて?」
森川「そう。それぞれのゲームごとにさ。このロクヨンはこのゲーム用、とか」
セレクタでもプレゼントするかな〜。(笑)

会場から「森川さんってどんなゲームが好きですか?」の質問に、
「ゲームねえ。ほら、あんまり難しいのは駄目だから」
会場「森川君2号は?」
「ああ、森川君ね」(それで終わり?(笑))
「スーファミではね、マリオカートが面白いんだ。こう、ぎゅぎゅーん、と」
会場「マリオカートはロクヨンにもあるよ」
「そうなの? だから、ロクヨンなんだよ、ロ・ク・ヨ・ン」


仕事上の失敗談

「今までに経験した、仕事でのいちばん大きな失敗って何ですか」という質問。
森川「昨日、ドラマCDの録りがあったんだ。何のドラマだったか.... 昨日のことだから忘れた。で、スタジオ着いて、台本忘れて来たことに気がついた」
檜山「台本がらみはよくやるよね。違う回の台本持って行っちゃったりしてさ。 こないだ、直しやるから、って台本開いたら、もう直しが入ってるんだ。 おかしいな、と思ったら、前の回のだった」
森川「こないだ、小山茉美さんがやってた。 36回の録りだったのに、ひとりだけ34回の台本開いてるんだ。 どうしてひとりだけ34回なんだろう、って思ってた。 直しの話してるんだよ。途中までその台本めくりながら、ふんふん、って聞いていて、 急に『あ〜っ、ちがう〜っ』って」
檜山「お前この前、スタジオ間違えただろ」
森川「え?」
檜山「俺と別れた後。こいつと一緒の仕事が終わって、それぞれ別の仕事があったんで、 じゃ、って別れたんですよ。その後、ちょっと事務所に用事があって電話をしたら、 『森川さん知りませんか』って言うんだ。 『森川さん、次が○○スタジオなのに、行ってないみたいなんです』 『森川、××スタジオに行くって言ってたよ』」
森川「そうそう。あのときね。行ってみたら、誰もいないんだよ。おかしいなあ、 と思って問い合わせてみたら、スタジオを間違った。焦ったね。 だって、タクシーでも3000円か4000円くらいかかる距離だったんですよ」
その失敗は、ちゃんとリカバーされたのでしょうか?

こんな話もありました。

「そういえば、CMの仕事だったんだけどさ。 えーと、お菓子の会社で、有名なのがあるじゃない。 どこだったっけ? 明治? 森永? なんか、そんなのだったけど。 最後にそのメーカを言うとき、『明治』だったのを間違えて、 『森永』とか言っちゃったんだよ」
「スタジオ出たら、冗談にしてみんな笑い飛ばしてくれるかと思ったら、 みんなすごく真剣な顔してて。 で、結局、その後、仕事来なくなったね。そこからは、だけどね」
お〜い。(苦笑)


声優ユニット結成!?

質問「E.M.U.とかWeissとか声優のユニットが最近多いですけど、 森川さんと檜山さんがあと3人加えてユニットを作るとしたら、 誰とどんなユニットを組みますか? 但し、高木渉と高木渉と高木渉、というのはなしですよ」

「ユニットね。そういう話はいっぱい来るんですよ」
会場いっせいに「ええ〜っ」
「いや、あなたたちから、よ。そういう手紙をよくもらうんだけど。 制作側からはもらわないよ、そんな話」
「ユニットは、ね、実は決まっています。来年の1月1日にデビューします。 イベントも決まっています」
檜山「オイオイ、ホントかよ、俺、聞いてないぞ」
森川「檜山にはいつも直前だからね」
「ユニットの名前は....名前はね、何でしょうね」
檜山「俺に聞くなよ」
「俺たちのイメージっていうと、ほらね、男臭〜い、泥臭〜い、体育会系でしょ」
「メンバーはね、まず若本規夫さん。海岸で素振りをやるんだよ」
「それからね、玄田哲章さん。それともうひとりだね、 ええと、あの人だ、郷里大輔さん。なかなかいいイメージでしょ」
檜山「それで、イベントやるのか?」
森川「うん、やるよ。1月1日に」
檜山「出演交渉お前がやるんだな。電話かけるのか?」
森川「うん。『もしもし、若本さんのお宅ですか、素振りやりに来ませんか』」
檜山「それで、イベントで素振りやって終わり?」
森川「まあね」
「ところで、『ユニット』って、いったい何なんでしょうね?」


ツッコミ

1997/11/29に大阪で、「フォーチュンクエストL」のイベントがありました。
そのときの出演者は、パステル役の中川亜紀子、トラップ役の岩永哲哉、 クレイ役の森川智之、司会は主催の毎日放送アナウンサー、亀井某。 あと、テーマを歌っている「sus4」という女性デュオ。
最初は、中川亜紀子と原作の深澤美潮のはずだったのですが、 原作者急病のため、急遽岩永哲哉とモリモリが呼ばれたそうです。
という背景は、このイベントに行くつもりでいて、 結局モリモリは来ないということで断念したら、急に来たことを後で知ったので、 知ってはいました。 一緒に行った友人は地元なので行けて、後で詳細を教えてくれました。

「フォーチュンクエストL」の話から、そのイベントの話に。
イベントの舞台では、すぐに司会のアナウンサーを「亀ちゃん」と呼び、 「マブダチ」と言うくらい馴れ馴れしくうち解けていたそうです。 亀ちゃんとモリモリは同じ30歳。 でも、「同じ30歳でも違うもんだね」とモリモリが言うくらい、 亀ちゃんは真面目な勤め人風だったらしい。 というあたりはイベントに行った友人から聞いた話。

「亀ちゃん。マブダチの亀ちゃんがね、同じ歳とは思えなかったんだけど、 彼とかみ合わなくてね。亀ちゃんがすごく真面目だから、 つっこむやつがいなくてさ、俺がつっこんでたんだけど、ほら、俺、 ツッコミできないだろ。なんか、タイミングがずれるんだ。苦労したよ」
確かに、いつも森川さんがボケ、檜山さんがツッコミだよなあ。 森川さんがつっこむところって、覚えがない。 陶山さんにも檜山さんがつっこんでいたような。

その後、なにかの話で(ごめん、何の話だったか忘れた)、檜山さんが、 森川さんをちょっとからかったのです。 それに森川さんが、「人を○○と一緒にするなよ」と、珍しくツッコミ。 それを言ったあと、「あれ? 俺、今つっこまなかった? そうか、これがツッコミっていうもんなのか」、とちょっと感動してました。


雑種好き

森川「犬、好きですよ」
会場「どんな犬が好き?」
森川「雑種」
檜山「雑種?」
森川「そう、雑種。柴犬とか、かわいいよ」
会場「ゴン!」
森川「そう、ゴン。よく知ってるね」
モリモリの実家で飼っている犬が、ゴンという名前の雑種。 柴犬にハスキーが混ざっているらしい。
森川「大きい犬が好きなんですよ(ここで犬の種類を言ったけど、度忘れ)。 だから、ゴールデンリトリーバーもいいな」
檜山「お前、雑種が好き、って言わなかったか?」
森川「だから、雑種のゴールデンリトリーバー」
でも、マンションじゃ飼えないからね、ということらしい。


病院と点滴

大晦日からお正月にかけても仕事している人、と会場に訊いたら何人かいて、 その中のひとりが、看護婦さんだ、と言ったんです。 そしたら、ふたりともずずずっと舞台を前のほうまで出て来まして。 「今度看てください。もう俺の身体、ボロボロなんです」という話。

「そういえば、ほら、あの『GARDEN OF EDEN』のジャケット、 あの青いジャケット写真の撮影の日も、ね」
このあたりで、ちょっといや〜な予感。(苦笑)
「あの、てれーっとよっかかってる写真あるでしょ。 あのときも最悪だったんですよ」
ここで、檜山さんが、「やっぱりあの写真、具合悪かったのか。 俺、あの写真見たとたん、森川具合悪いな、って思ったんだよ」

「朝起きたらものすごく身体がだるくて胃も痛くて、 でもその日は撮影の予定が入ってるし、とにかく事務所に行かなきゃ、ということで、 熱いシャワーでも浴びたらよくなるだろうと、ザーッと浴びたんですよ。 そしたら、そのまま倒れてしまって、身体中が痙攣して、 フローリングの床を這うようにしてやっとの思いで電話までたどり着いて、 事務所に、『このまま病院に行きますから』と電話して、病院に行ったんですよ」
「病院で点滴してもらって、胃拡張、じゃなかった胃痙攣ですね、と言われて (檜山さんがすかさず、『胃拡張と胃痙攣じゃずいぶん違うじゃないか』)、 今日は安静にしているように、と言われたんだけど、それは困るんです、 夕方から仕事が入っているんで、と言って、点滴してもらって、 それから撮影に行ったんです。だから、あれを撮ったときは、最悪だったんだよ」

あのジャケットは、みんながみんな「違う」と言いますね〜。 でもあの写真がきっかけでファンになった人もいるんだし。(自分のことだ)
でも、そういう経緯があったから、あの、ちょっと焦点の定まらない、 すくい上げるような気弱な表情をしていたのね〜。 檜山さんが「こいつ具合悪いな」と思うくらい、いつもと違う雰囲気だったわけね〜。 あの視線はいつもの表情じゃなくて、 たまたまあのとき調子が悪かったからできた表情だったのね〜。(大爆笑)
あれに騙された女が、どれくらいいることか。やっぱり詐欺や。(笑)

モリモリは、よく病院で点滴してもらうそうです。 身体が資本なんだから、大事にしてよー。


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