森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」昼の部
「七三ポンチョビレ トリビュート! 増殖! OMB48アバター! メンバー大募集!」


森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」昼の部「七三ポンチョビレ トリビュート! 増殖! OMB48アバター! メンバー大募集!」
日時: 2010年4月4日(日) 13:35〜15:40
場所: メルパルクホール (東京・芝公園)
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之、メグリーナ/めぐっち(声の出演)、陶山章央、石塚堅
ゲスト: 櫻井孝宏、鈴村健一、吉野裕行

メグリーナの前説

「七三ポンチョビレ トリビュート! 増殖! OMB48アバター! メンバー大募集!」
客席後ろから、お馴染みのテカテカケープにグレーの髪、サングラス姿の集団登場、 客席の通路を通って舞台上へ。みんなで「七三ポンチョビレ」を歌い踊る。 ソロパートが変わっていたので(メンバーが違うから)、また新録か(笑)。
ジョージ巣鴨、アレックス因島、ジーン気仙沼、チッチョリーナ久留米はハケるが、 ミッシェル松屋町だけが残り、舞台上でOMB48のとしこに早変わり。 そこに、さくこ、すずこ、よしこもOMB48の衣装で登場。 最後に、黄色いワンピースに生足、青い顔ののぶこも。
のぶこの提案で、「七三ポンチョビレ」の歌詞を勉強し直すOMB48の面々。 アイドルが歌うにはあまり適した歌詞ではない、と話しているときに、突然、 さくこがおかしな音を発し始める。さくこ曰く、「Qからの指令がきたわ」。
すずこ「急にどうしたの? さくこ、さくらん?」
よしこ「オチを思い付かないから、話を変えただけよ。」
としこ「失礼ね!」
どうも、Qからは、OMB48の中にアバタが入り込んだ、という指令らしい。
としこ「私たち、見た目まったく一緒だから、全然わかんない。」
と言いつつ、ひとりだけ違うのぶこに、全員で注目。
よしこ「ねえ、あなた、名前何ていったっけ。どのチーム?」
としこ「見た目も私たちと全然違うし。」
のぶこ「ははははは。ようわかったな。」
としこ「でも、OMB48はどんどん増殖してるから、もう誰が誰だかわかんないし。」
よしこ「アバタだろうが、ノブタだろうが、何でもいいわ。」
のぶこ「ノブタって言うな!!」
OMBの名簿を取り出して探すが、のぶこというメンバーは存在しない。 そこに舞監さんのナレーションで、これ以上話は進まないから、とブッチ切り。 最後にみんなでまた「七三ポンチョビレ」を歌って、幕。

フロントトーク

トーク
舞台セットは、後の壁面いっぱいになるような、豪華な金色のバルーンの前に、 赤いハートが炎のようなバルーンタワーもあり。DVDになるから奮発した?(笑)
客席左右の扉から登場、客席内通路を通って舞台へ。おふたりの衣装は、
森川: 朱色に白のチェックのシャツ、肘まで腕まくり、前は開けている。 インナーは黒に白文字のTシャツ。ストレートのブルージーンズに、 いつものキラキラした飾りのついたベルト、暗い赤と黒のコンビの革靴。 左手首に黒いバンドの腕時計、黒縁眼鏡。 シルバーのクロスペンダント、ロケットのチェーンが見える。
檜山: ベージュに茶色のムラ模様の入ったパンツ、白のベルト、黒スエードの靴。 臙脂に白で龍の絵が描かれたTシャツに、臙脂のブルゾン、 ファスナーを下のほうだけ止めている。

檜山さんが「ダミーマイク」(頭の形のマイクではなく、 ふたりの間に立っているスタンド付きのマイクのこと。 マイクの機能はしていない)をカンだことから、
森川「カンでますね。」
檜山「今日はみんなカミカミだね。」
森川「誰だってカミますから。噛まないですらすら言えるのは速水奨ぐらい。」
檜山「ケチつけるつもりはないんですけど、速水さんは確かにカミませんが、 すらすらじゃないと思いますよ。一字一句噛みしめながらしゃべってます。」

進入学の時期。
檜山「昨日、自分の出身校の、東京アナウンス学院の入学式があったんですよ。」
森川「あ、キミも入学?」
檜山「俺じゃないよ。若者たちの前で挨拶したんだけどね。」
森川「君たちも頑張って声優になりたまえ、って偉そうに言ったんだ。」
檜山「そうだね。で、これ(アバターのぶこ)が声優の仕事なわけだ。 今日、昨日の入学生がいたら、俺は謝らなくちゃいけないな。」
森川「いると思うよ。今頃泣いてると思う。そういう方は是非、勝田声優学院に。」

勝田声優学院といえば。
森川「今年度も森川ゼミがあるらしいですよ。少人数で。」
檜山「何人?」
森川「15人ぐらいだから、名前も覚えられる。名前覚えるのってたいへんだよね。」
檜山「お前は名前覚えるの得意じゃないか。俺は…。」
森川「教えたことないの?」
檜山「ない。ずっと断ってる。教えることは何もないから。何教えりゃいいんだ?」
森川「ひいちゃんが先生だったら、ムチ持って、泣け! 叫べ! わめけ!」
檜山「ピラミッドでも作ってるのか?」
森川「俺の場合、(ウィスパーで)ささやけ。森川ゼミはずっとささやいてる。」
檜山「講師が何言ってるか、聞こえないよ。」
森川「声優学校っていっても、僕らの仕事は、字読むだけですから。本当ですよ。 女装するのが仕事じゃないですからね。」
檜山「それはお前のせいだ。声優の仕事も多種多様になってるけど、 声優になって女装したい、ってのはお前だけだよ。」
森川「ごく身近に、杉田っていうのが…。」
檜山「彼の場合は、声優という肩書きをはずしても女装してるよ。 よかったよね、声優で。でないと今頃…。」

この公演がDVDになる、という話に続いて、おまえら本について。
森川「今、いいコピー機があるからね。B5で、両面コピーで、ホチキスで。 1冊1冊、受注生産。たいへんだよ、俺と檜山のペンダコが。」
檜山「さっき、コピーって言ったじゃないか。」
森川「だって、少しでもお安く提供したいじゃないですか。」
檜山「むしろ高くつくよ。」
森川「200ページの普通の本と、B5に手書きで見開き4ページと、どっちがいいの? (客席の反応を聞いて)どっちも欲しい。」
檜山「贅沢なやつらだなー。」
この後、半信半疑の客席を尻目に、驚きの発売日発表(2010/8/19(木))。 タイトル未定。檜山さんとふたりで共同作業で頑張る、とのこと。

葉書コーナー
読まれた人へのプレゼントは、出演者のサイン入りバルーン。
昼の部のテーマは、「○○募集」と「アバター」。

母がアイスクリームや飲料水などのモニターによく応募していました。 一気に届くので、量が多くてたいへん。 おふたりは、驚いたプレゼントはありますか。
檜山「飲料水はいいけど、アイスは冷蔵庫に入りました?」
確かにまずはそれが気になる。答えは、自営業で工業用冷凍庫があった、と。
檜山「もらったプレゼントで驚いたのは、前にも言ったと思うけど、橇。 (客席からの『なんで?』の声に)俺も訊きたい。」
森川「俺は、最近だけど、おせんべいを一斗缶でいっぱい送ってきてくれて。 それがまたうまい。でも、これ全部食べると塩分摂りすぎだな、と。」

観光バスガイドです。求人募集をしていて、 ぴっちぴちの新人から年金をもらっているおばあさんまで働いています。 おふたりは新人の若いガイドさんか、ベテランの年配ガイドさんだったら、 どっちにガイドしてもらいたいですか。
檜山「ガイドしてもらうんだから、知識は必要だけどね。」
森川「そこそこの知識はあるんでしょ? じゃあ一緒に勉強しよう、ってことで。 若い子がいいよね。年配だと、逆にこっちが気を遣っちゃうよ。」
檜山「お城とか行くと、ボランティアでおじいさんがガイドしてくれるんだけど、 元気に動くよ。こっちのほうがむしろ息が上がる。お城ってけっこう山の上にあるから、 上らないといけないんだけど、えらい軽やか。」
軽やかに(?)いろいろなステップを披露するうち、何だか見覚えのある動き(笑)。
森川「これ、賢雄さん。」
檜山「結論としては、そこそこの中堅がいいですね。」
森川「そうだね。ぴっちぴちの…。ちょっと待って。『ぴっちぴち』? ぴっかぴかの1年生。ぴっちぴちの新人とぴっかぴかの新人、って言うと、 年配がくすんでるみたいだね。日本語って難しいね。」
檜山「ボケてるつもりがね。」
森川「難しい。ま、触らぬ神に祟りなし。」

自分に似せたアバターを作り、声優業界に送り込み、「おまえら」に誘われて、 本番当日に入れ替わり、「おまえら」の舞台に立ってみたいです。
檜山「(葉書の主に)あんた、アホやろ。」
森川「奇特な人ですね。」
こんなタイトルを付けておきながら、アバターをまったく知らないふたり。 とりあえず、インターネット用語だ、ということだけは教えられたらしい。
森川「アバターっていうのは、自分の分身みたいなもんだよね? …自分の分身。きっとうるさいですよ。」
檜山「一緒に生活するのか?」
森川「だって、住むところまで面倒見きれないよ。何人も同じ顔が帰ってくる。 俺は親玉で、みんなを働かせて、家でのほほんとテレビを見てる。」
檜山「言うこときけばいいけどな。俺は、同じ顔ばっかりと生活したくない。」
森川「プロ野球の話も、ずっと広島の話、できるよ。」
檜山「自我に目覚めて、何をトチ狂ったか、巨人大好きなやつがいたら。」
森川「いちばんたいへんなのは、お金がかかることだね。よく飲むから。」
檜山「お前んとこ、タクシー移動だろ? 食事もたぶん、ほとんど生肉。」
森川「サファリパークじゃないか。アバター部屋があって、台所で肉を用意して、 ドアを開けて、ほいっ(肉を放り込む)。たいへんです。」
檜山「楽をしようと思っちゃいけないってことだね。」

おまえらしゃべり場コーナー
ゲストと、司会の陶山・石塚コンビを呼び出す。 下手から森川、吉野、櫻井、鈴村、檜山、の順で椅子に。

相変わらずスムースにはいかない(司会のせいで(爆))自己紹介に続いて、お題トーク。 まずは、募集や懸賞について。
櫻井「子供の頃、鉛筆の先に顔がついてて、 ぶっと回すと髪の毛がばっと広がるおもちゃが当たって、 うれしかった、って覚えがあります。」
吉野「こないだまで懸賞やってました。桐の箱に入った牛丼の。」
鈴村「あれ、いいね。ね、ダブって当たったらちょうだい。」
吉野「そんなに食ってないから、ダブって当たらないよ。」
鈴村「食えよ。」
吉野「もう応募期間、終わってるよ。」
鈴村「子供のとき、お菓子のペロティで、 『ドラゴンボールZ』のゲームソフトが当たるっていうのがあって。子供ですから、 絶対当たると思ってたんですよ。発売日付近、毎日ポストを覗きに行ってました。 結局来ませんでした。あの頃のいい思い出です。」
森川「それが糧になって、声優になろうと思ったんだね。懸賞に当たって声優に。」
鈴村「落合くんが切り抜き持ってきて、僕当たって、落合くんははずれたんです。」
檜山「落合くん? 誰、それ。」
鈴村「高校のときの、シンバルの片方だけとか集める友だちです。」
檜山「それは、カスタネットの赤ばっかり集めるみたいなこと?」
鈴村「そういうことです。あと、デッキブラシの先がないのとか。ただの棒。」
檜山「ブラシだけなら、まだ使い道はあるけどなあ。」
落合くんは、こんな話をされていることは知っているんだろうか(笑)。

もうひとつのテーマ、アバターを作るとしたら。
ここで、スズ以外の誰も、アバターが何なのか知らないことが明らかになる。 スズが説明してくれて、意識は自分のまま、 自分以外の姿(自分と同じでもよい)で別の世界に入り込めるもの、 というのがわかった面々。 ということは、トークでのサファリパークまがいのアバターたちはなかったことに。 忘れ去られた彼らは今後、ちゃんとエサを与えてもらえるんだろうか。(笑)
森川「例えば、俺がひいちゃんの姿で、外見は檜山だけど、中身は森川。」
檜山「絶対悪さしそうだな。歌舞伎町あたりで職務質問されるんじゃないか。」
森川「若い頃はいろんなことやってるからね。」
檜山「もう時効だよ!!」
鈴村「もともとアバターっていうのはネット用語で、画面でキャラクターを作って、 それを自分の代わりにするものですから。自分の容姿と同じに作る人もいるけど、 偽の人もいる。ネットにおける自分ってことですね。」
森川「わかった。女性だと思ったら男性だったりもするんだ。」
鈴村「それはネカマですね。ネットオカマ。」
石塚「ネットオオカミっていうのは…。」(←聞き間違えたらしい(笑))
鈴村「ネットオオカミっていうのは、今晩どう?、って言っておいて…。」
檜山「ネット上の送り狼か。」
送り狼は「どう?」は言わずに襲っちゃうんじゃ?(笑)

それであらためて、自分のアバターを作るとしたら?
吉野「僕はゲームでは、だいたい自分に似せます。でも、サングラスと帽子。」
檜山「現実に持って来られるとしたら?」
吉野「スポーツ選手かな。自分だと体験できないスポーツ。」
鈴村「いいよ、その答え。スキージャンプをしてみたい。絶対できないから。」
森川「スキーの先にカメラ付けて、カメラのレンズになってみたいね。」
檜山「それ、定点カメラだろ。F1の車載カメラとか。」
森川「車載カメラじゃなくて、コース横のカメラもいいね。実際は怖いから。」
同じように舞台に寝転がるふたり。その横をスズが駆け抜ける。
檜山「これは、度胸があればできるな。」

櫻井「イギリス人とか。あと、赤ちゃん。」
檜山「意識、櫻井のまま?」
授乳はどうするんだ、と、騒然とする出演者たち。みんな男だな(笑)。
檜山「一歩間違えれば、危ないぞ。」
櫻井「できるだけ見ないように。」
森川「いろんな趣味がわかるね。」
それは、あなたの趣味もです。

鈴村「人じゃなくてもいいんで。僕、もぐるの怖くて、ダイビング駄目なんですよ。 だから、深海魚。深海魚にはすごい興味があるんです。見つけたい。」
檜山「新種を発見したいってこと?」
鈴村「そう。自分はベタな鮟鱇でいいから、見たことのない気持ち悪いのを見て、 ひゃっ、って言いたい。」
檜山「普通は行けない、すごい深いところだよね。それができるならいいね。」
鈴村「鳥とかもね。」

エンディング
最後に、ゲストにひとりずつ、感想を訊く。
鈴村「昨日は奈良で公録で、今朝新幹線で戻りました。森川さんに連絡もらって、 『スズ、行けるか?』『前の日奈良です』『じゃあ、行けるのか?』って。」
檜山「うちの役者は、日本語が通じないからね。」
森川「海外だったら無理だけど、日本なら地続きだからね。」
鈴村「本当に来た甲斐がありました。この変わらない空気感、最高です。」
櫻井「僕、2回目で、前回女装したとき、うわ、って思ったけど、忘れてたんです。 今日また、うわ、って。友だちにメール送ったんですけど、返事がない。」
檜山「それは、友だちをひとりなくしたね。」
櫻井「そうですね。また新しい友だちを見つけようと思います。」
吉野「ちょいちょい呼んでいただいてますけど、いつ来ても安心するテンションで、 油断します。敷居を上げられるとたいへんだけど、そうじゃないんで。 そのうち女装ももうちょっと、ゲテのほうに行かないかな、と。」
檜山「なんか、綺麗っぽいのにハマってるんだ、あいつが。」
吉野「ああ、それで、全体的に綺麗な…。」

歌: 「マッテルヨ!」
恒例の会場回り(よっちんと櫻井くんが2階席)の後、ステージに戻り、挨拶して幕。

めぐっちの客出しアナウンス

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