森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」夜の部
「おまえらトシ伝説! XLサイズ読者モデル? 濃悪魔アゲハ嬢の憂鬱…(ハート)」


森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」夜の部「おまえらトシ伝説! XLサイズ読者モデル? 濃悪魔アゲハ嬢の憂鬱…(ハート)」
日時: 2010年4月4日(日) 17:05〜19:15
場所: メルパルクホール (東京・芝公園)
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之、メグリーナ/めぐっち(声の出演)、陶山章央、石塚堅
ゲスト: 櫻井孝宏、鈴村健一、吉野裕行

メグリーナの前説

「おまえらトシ伝説! XLサイズ読者モデル? 濃悪魔アゲハ嬢の憂鬱…(ハート)」
客席後ろから登場。観客の悲鳴(笑)が、出現したモノたちの印象を如実に表わす。 客席の通路をまっすぐに突っ切り、舞台に上がった面々は、
森永ここあ: 真っ赤なドレス、スカートの左側にはきわどいぐらいのスリット
ヒメカ: 黒(もしくは紺)地にショッキングピンクの花柄の膝丈ドレス
すずなり・りん: ピンクのミニドレスと、フリルのいっぱい付いた見せパン
さくらば(桜葉?)チェリー: 鮮やかな青のロングドレス
綺麗に盛った髪は、ここあとチェリーが茶髪、ヒメカとりんはプラチナブロンド、 バッチリメイク。みんな踵の高いバックバンドサンダルとかを履いている。 よくあったな、足に合うの。 ドレスは全員、ホルターネックだったり肩ストラップだったりのベアトップ。 肩幅を気にしないでいいので、いいデザインなんだけど。
2階席にカリスマデザイナー、ピエール梅小路が登場する。ブラウスに白いズボン、 黒のカーディガン姿。彼との会話によれば、ドレスの美女(!?)たちは、 「XL濃悪魔アゲハ嬢」の読者モデルらしい。
一応モデルらしく、お勧めファッションなどを紹介するが、結局は、 写真撮影を横目に、みんなで好き放題雑談するだけ。ちなみにカメラマンは本物、 レフ板を持った助手ともどもノリノリ。本気でDVD用のスチルに使うつもりらしい。
ヒメカ(よっちん)のポージングはさすが。よくあれだけ身体が動く、と感心。 りん(スズ)も期待どおりの表情だけど、 ひとりだけ職業が違うとか言われてる(確かにちょっとキャバ嬢っぽい)。 チェリー(櫻井くん)はすらっとして綺麗だけど、いまひとつ固い感じ。 いちばん(…自主規制…)なのは、ここあ(森川さん)。
でも、ここあちゃんに、筋肉見せて、と要求したカメラマンが、 さすがとしか言いようがない。後ろを向いてマッスルポーズのここあは、 ドレスがホルターネックだったので、背中全開。客席は悲鳴の渦に。
撮影を終えたモデルさんたちは、また会場に降り、まっすぐ後ろに抜けて、幕。
何といってもこの濃芝居のMVPは、衣装さんだろうと思う。それぞれの特徴を活かして、 イメージがかぶらず、すごくいい感じ。ヒメカはちょっと派手目だけど正統派美少女、 りんはひたすらかわいい、チェリーはおとなしめのお嬢様タイプ、 ここあは…えっと…力強い?(笑)

フロントトーク

トーク
今回はDVDになるからか、いつもと構成を変えて、昼の部と同じ濃芝居から開始。 トークは客席左右の扉から登場、客席内通路を通って舞台へ。おふたりの衣装は、
森川: 黒とグレーの豹柄パーカー、肘まで腕まくりして、前は開けている。 白のTシャツ、黒でネクタイとベストがプリントしてある。 ユーズドブラックにシルバーラメでラインが入ったストレートジーンズ。 白のテカテカしたスニーカー、左手首に黒いバンドの腕時計、黒縁眼鏡、 シルバーのクロスペンダント。
檜山: 丈が長めの白のブラウス、襟がハイネックのようにクシュクシュになっている。 下には黒のTシャツを着ているっぽい(見えない)。 黒のヒラヒラしたデザインの薄手カーディガン、黒のゆったりしたパンツ、 ベージュのブーツ。
森川さんが登場時から犬鼻を付けている。でも檜山さんに拾ってもらえないので、 舞台に上がったところで、自主的に取ってポケットへ。

夜の部の濃芝居、アゲハ嬢たちについて。
檜山「写真撮ってるだけだったじゃないか。打ち上げで反省会だ。」
森川「(会場に)みんなも来るんだよ。会費、3000円だからね。」
檜山「『おまえら』、いくらだっけ?」
森川「えーと、3500円?」
檜山「2時間くらいだよな。打ち上げのほうが長いな。じゃあ、もうちょっと。」
森川「じゃ、5000円。(会場の『安い』の声に)もっと高くていいの?」

森川「メイクは、我々の仕事には、なくてはならないものですからね。」
檜山「いや、それはおかしいよ。芝居では確かに必要だけどね。」
森川「芝居や、作品絡みでの取材のときも。」
檜山「確かに、メイクさんが付くこともあるけど。」
森川「『おまえら』のメイクは、基本は自分でやるんです。 でも今回は、女性の方に来てもらいました。」
檜山「いつもの『おまえら』とは違う、美しい方向のほうにね。」
森川「びっくりしたのは、付け睫毛。 睫毛のところじゃなくて、まぶたに、接着剤で付けるんですよ。」
「接着剤」でざわざわする客席。
森川「接着剤でしょ?」
檜山「俺たちだって、アロンアルファで付けたりしてないよ。」
森川「糊も接着剤だから。付けて、アイラインで黒く塗って。」
檜山「途中段階、どこの狸か、って思いましたからね。」

森川「メイクしているのとノーメイク、どっちが好き?」
檜山「メイクとノーメイク、って、俺がか? 俺がメイクをするのか?」
森川「違うよ。」
檜山「普通ならわかるよ。でもさっき、あんなメイクをさせられたらね。 キミにとっては『してる』けど、俺にしたら『させられてる』んだから。」
森川「40過ぎのおっさんがふたりで、1日の大半をスカート履いてお弁当食べて。」
しかもそれを10年間(笑)。
森川「女性のメイク。がっつりお化粧しているのと、ナチュラル派と、どっち?」
檜山「バッチリ気合い入れてるのよりは、ナチュラルのほうが好きですね。」
森川「俺もナチュラルかな。ただ、お芝居って、メイクきつくなるからね。」
檜山「舞台メイクはね。」
森川「舞台メイクって、ホールの大きさによって、違うんですよ。 大きいホールでお芝居観たあと、楽屋に行くと、うわーっ、って思う。」
檜山「でっかいところだと、それぐらいやらないと映えないからね。 でも、あれがDVDになったら、どうなんだろうな。アップになったり。」
森川「いや、そんなでもないよ。舞台だと、灯りがね。」
檜山「そっか。照明があるからね。」
森川「今、我々はノーメイクだから、2階席から観たら。」
檜山「のっぺらぼう。」
森川「1階席の後のほうでも、目が点です。」
檜山「森川さんなんか、メガネしか見えないよ。」

そしてもうひとつのテーマ(?)、都市伝説。
檜山「昔は、怖い話に直結してたよね。俺らが子供の頃は、口裂け女。 あれは都市伝説でしょ?」
森川「400m何秒でしたっけ?」
檜山「100mを3秒。でもそれも、地方によって違うよね。俺の広島だと、 100m3秒だったけど、キミの神奈川は、微妙に違うかもしれないね。」
森川「3秒2ぐらい。人間だから、タイミングによって。人間なのか?」

葉書コーナー
読まれた人へのプレゼントは、出演者のサイン入りバルーン。
夜の部のテーマは、「都市伝説」と「ファッション」。

深夜に、とあるマンホールの上で3回手を叩き、(中略)、最後に一礼すれば、 妖精が出てきます。妖精ではなく、小さいおっさん説もあります。
檜山「小さいってどれぐらい? 身長150cmぐらいでも小さいおっさんだよね。」
森川「今日、そこの芝公園で試してみようよ。」
檜山「いや、『とあるマンホール』だから。」
森川「『とある』だから、どこでもいいんだよ。」
檜山「違うでしょ。この妖精は、全国チェーンなのか?」
森川「下は下水だから、つながってます。後でカメラマン連れてって試そう。」
檜山「お前がやれ。もし見えたら、それは、酔っ払ってただけだ。」

自分が着て行った服が他の人とかぶってしまった、という経験はありませんか。
森川「今日のファッションは何? 指揮者?」
檜山「こんな指揮者いないよ。適当。」
森川「一時期同じものをよく持ってて、スタジオでかぶってたのは、石川英。」
森川さんが金髪だった頃、派手な柄の服を着てスタジオを歩いていたら、 谷山紀章くんに間違われた、とのこと。 髪を黒くしてからは、今度は紀章くんが森川さんに間違われたとか。
檜山「似てるのかな。」
森川「こういう柄を着てる、ってのがね。」
檜山さんが、とあるブランドの店員さんに、ある声優さんも来てますよ、 と言われたらしい。誰だと思う?、とクイズのように言うが、誰もピンとこない。
檜山「柿原。」
森川さんも会場も、「ええー」。檜山さんと同じブランドなんだ?
檜山「俺も驚いた。」
森川「俺らは、衣装も全部、自分で揃えるからね。 誰かが用意してくれたら楽なんだけど。」
濃芝居で檜山さんがはいていた白いズボンも自前とか。15年ほど前、用意してください、 と言われて用意したもの。たたみじわがあるとか言われてたっけ。
森川「押し入れの匂いがした。」
声優さんだけでなく、観客でも、服がかぶったことのある人は意外と多い。
森川「高いブランドならまだいいけど、駅前の店で998円均一とかだとね。」
檜山「近所に住んでるな、とか。」
森川「帰ったらアパートの隣りだったり。」

買い物のとき、店員さんに話しかけられるのは得意ですか。
檜山「あまり好きじゃないかな。 でも、自分が話しかけられたいときに話しかけられないと、イライラする。」
わがままな(笑)。
森川「俺は話しかけちゃう。店員さんと仲良くなる。そうすると、店員さんが、 着られるのを全部用意してくれるからね。色違いも全部買っちゃう。」
檜山「そういう人、いるね。」
森川「でも結局、気に入った色しか着ないね。弟にあげたりする。」

おまえらしゃべり場コーナー
ゲストと、司会の陶山・石塚コンビを呼び出す。 下手から森川、櫻井、吉野、鈴村、檜山、の順で椅子に。昼の部と真ん中が交代。

自己紹介がてら昼の部の感想の後、夜の部のお題は、都市伝説。 あなたの知っている都市伝説は、ということで、カタシくんが紹介したのは、 「山手線を一度も降りずに数周するとゲイの方が近付いてくる」。なんだそりゃ。
檜山「時間帯が重要じゃないか? 昼間じゃ無理だろう。」
そういう話なのか!?

櫻井くんは、一時期森川さんと共演が多かったが、どこに行っても森川さんは抜き録り。 それで、実は森川さんはいないんじゃないか、あれはCGだ、もしくは、 森川さんは3人いるんじゃないか、という説があったらしい。
櫻井「今日、いる、って確認できてよかったです。」
檜山「森川がいなくなるときは、職務質問されてるんだよ。」
森川「職務質問で仕事に遅刻することもある。」
檜山「それは実話だろ?」
森川「よく言われるのは、雨が降ると遅刻する。タクシーがつかまらないからね。 あと、俺のメガネは度付きか。これはダテだけど、度の入ってるのもある。」
檜山「お前の個人的な情報は都市伝説だ。」
えーと。「都市伝説」って何でしたっけ?(笑)
よっちんが以前バイトしていたときには、雨が降るとイカソボロ弁当が売れた、と。 それは都市伝説なのか? でも明らかに相関関係があったらしい。

スズは、カタシくんから葉書を渡される。読めということらしい。 内容は、「都市伝説占い」で、それぞれの結果を紹介してある。 全文はネットで調べればわかるので(誰でも占える)、それを参照のこと。
陶山・櫻井:「人面犬」タイプ/キーワード:おしゃれ上手
鈴村:「赤い紙いるかい?」タイプ/キーワード:他力本願の甘えん坊
紹介したら、会場も「ああー」と納得した声。それがスズは意外らしい。
鈴村「みんなが、あー、って言ったってことは、そう見えるってことだよね。 僕はこれ、まったくわからない。誰かに相談するのだが駄目で、吉野さんに、 どうして俺に相談しない、って1回怒られたことがある。 お前だけに相談しないんじゃない、誰にも相談しないんだ。」
檜山・石塚:「のっぺらぼう」タイプ/キーワード:自由
檜山「自由といえば、森川のほうが自由だよ。」
森川「いや、それは、フリーダムだね。」
鈴村「いや、っていうから違うのかと思ったら、肯定されましたね。」
森川:「公衆電話の怪」タイプ/キーワード:リーダーシップ、細やかな配慮
鈴村「俺、当たってると思う。」
森川「え、本当?」
檜山「俺以外のみんなはそう言うんだよね。仕切ったり引っ張ったりしてくれる、って。 でも俺、仕切られたことも引っ張られたこともない。 そんな(仕切ったりする)森川が、俺にとっては都市伝説みたいなもんだ。」
吉野:「口裂け女」タイプ/キーワード:敬愛する人にはずっとついていく

もうひとつのテーマは、メイク・ファッション。 お洒落と評判の高いよっちんに、ファッションについて訊く。
鈴村「僕の師匠は、よっちんなんです。」
石塚「一緒に買いに行くんですか?」
吉野「いや、店を教えるだけ。」
そんなよっちんの買い方は、主に行きつけの店で。ぱっと見て、 気になったものを全部出してもらって、端から着てみて、これとこれ、という感じ。
鈴村「前、急がないといけない仕事があって、よっちんが、 後でフィッティングがあるから汗かきたくないな、って。 僕、何かの衣装のフィッティングかと思ってたんですけど、 服買いに行くフィッティングだったんです。それぐらいこだわってるんですよ。」

鈴村「森川さんが今着てるTシャツ、同じの持ってますよ。」
ネクタイやベストがプリントされた、ちょっとお洒落な面白Tシャツ。 確かにスズに合いそう。
森川「基本的にスタジオの移動の間で見るから、似ちゃうんだよね。 最終的には、自分で手を入れるとかしかないね。」
鈴村「前、ライヴで、ギターの人とパンツが一緒だったんですよ。 気付いたのが本番直前で、もう時間がなくて。 一足先にステージに出たんですけど、ギターの人が履き替えてきてくれたんです。」
檜山「代わりのがあったんだよね。履いてなかったらどうしようかと思った。」

エンディング
最後に、ゲストに感想を訊く。やっぱりアゲハ嬢の印象は強かったらしい。
鈴村「最初肩紐が長すぎて。胸がお腹のあたりになっちゃって。櫻井は綺麗で、 よっちんもかわいかったのに、俺だけ駄目で。 肩紐を短くしても金太郎さんみたいだったんですけど、 メイクが出来上がってみたら、よかったですよ。」
檜山「楽屋はすごかったよね。ナルシストの集団みたいだった。」

歌: 「マッテルヨ!」
恒例の会場回り。2階に行ったのは、スズと森川さん。みんな1階に降りてしまい、 ステージ上で櫻井くんと話していた(たぶん2階に行くルートの話かと)スズ、 えー俺だけ?、というような表情で舞台袖へ。森川さんはみんなと一緒に1階に下りたが、 そのまままっすぐ後の扉から出て行って、ロビー経由で2階に。
ステージに戻った後、挨拶して幕。

めぐっちの客出しアナウンス

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