森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」昼の部
「咲ける青年 オーマ除霊で婚カツ! イエスユーキャン!ノーアイキャント!」


森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」昼の部「咲ける青年 オーマ除霊で婚カツ! イエスユーキャン!ノーアイキャント!」
日時: 2009年11月29日(日) 13:40〜15:40
場所: メルパルクホール (東京・芝公園)
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之、めぐっち(声の出演)、陶山章央、石塚堅
ゲスト: 保志総一朗、中村悠一

めぐっちの前説

「花咲ける青年 オーマ除霊で婚カツ! イエスユーキャン!ノーアイキャント!」
舞台には、薄紫色のチャイナ服もどきを着て、なんだかすっとした化粧の森川さん。 自分を、ファン・対抗・リレー、と名乗る。ああ、確かに(笑)。
そこに、1階席の後ろから、白い長髪をうしろでひとつにまとめたカツラと、 派手なシャツ(以前森川さんが「JOLLY ROGER」のジャケット等で着てたもの)を着た、 中村くんと、頭に青のスカーフ、キラキラ光る生地を巻き付けたような上着の、 保志くんが登場する。中村くんのアイジーン・ド・バルカンは、 白い髪に派手なシャツが似合ってカッコいいし、 保志くんのマナティ・ジュゴン・ネギネギは、とにかくえらくかわいい。
ふたりが舞台に到着したところで、2階席に、牝鹿・オバンデゴワース登場。 これが、いつにも増してすごい化粧の檜山さんで、 衣装は(色はともかくデザインは)今時の中学生が着てるかも、 と思うような普通の服なんだが、とにかくこれでもか、と塗りたくっている。 アイジーンもマナティも、牝鹿の花婿候補として連れて来られたらしいが、 牝鹿を見たとたん、逃げようとするふたり。リレーが脅迫まがいで留まらせるが、 現状を理解しない高飛車な牝鹿に、ふたりとも怒って悪口雑言を投げつけ、 花婿候補を放棄して去ってしまう。
残された牝鹿を救いに出てくるのはリレーかと思ったら、なんと、ミワさん登場。 どうも、「このキャラ(牝鹿)に勝てるのはミワさんしか思い付かなかった」らしい。 声だけでリレーと早変わりをしつつ、 「ふたりでオチをやるのは久しぶりだね」と言いながら、オチないままに、 無情にも幕が下りてくるのであった。

フロントトーク

トーク
舞台装置はいつものバルーン。お花畑のようなものの上に、大きなハート型。 二重にしてふわふわした雰囲気のあるバルーンがたなびいていて、かわいい。
おふたりの衣装は、
森川: 白地に黒の豹柄長袖シャツ、前は開けている。途中で腕まくりしたり下ろしたり。 インナーは黒VネックTシャツ、左胸に白でスカルのプリント。黒のスリムパンツ、 シルバーの鋲がキラキラしているベルト。黒靴だが、上側が白くて、エナメルか、 ビニールか?、というようなスニーカー型。クロスのシルバーペンダントと、 もうひとつ長いチェーンが見えるが、トップはTシャツの中に入れているので見えない。 黒縁眼鏡。リング・ブレスレット・時計はなし。 ということはたぶん、タイムキーパーはいつものように檜山さん、ということか。
檜山: 赤にところどころ黒のぼかしの入った長袖シャツ、 ポケット口にチェーンが付いている。シャツとおそろいのパンツ、 これもポケット口にチェーン。インナーは黒地に白で文字を書いたTシャツ、 ベルトは白、白い靴。左手首に黒いバンドの腕時計。

フロントトーカーのふたりが、 今頃東京タワー(会場の近くにある)にネタを探しに行ってるのではないか、 という話から、スカイツリー(新東京タワー)の話に。
森川「あれ、太い3本の柱が、最終的には倒れて合わさってできるみたい。」
檜山「誰かが1本を蹴り飛ばしたら、倒れるってこと?」
森川「だから上がるとき、身分証明が必要なんだよ。蹴ったりしないように。」
檜山「じゃあ君、身分証明ないから上がれないな。」
森川「ありますよ。パスポート作ったから。 42歳にしてやっと、写真付き身分証明ができました。」
檜山「これまでの身分証明書は、日本俳優連盟の。」
森川「でもあれは、身分証明にならないんだよ。TSUTAYAで鼻で笑われた。」
公的証明書ではないですからねー。企業の社員証がNGなのと同じ。 住所がわかれば、私的証明書でもOKにする店もあるけど。
森川「でも、写真入りの証明なくても、42年間生きて来られるってことだよね。」
でも森川さんは、20年ぐらい前に、サイパンに行ったことがあるらしい。
檜山「サイパン、何しに行ったの?」
森川「海に行ったんだよ。」
檜山「泳げるの?」
森川「泳げるよ。小学校4年のとき横浜で3位。『横浜の水車』って言われてた。」
檜山「水車? 種目は?」
森川「クロール。腕の回転が速いから、横浜の水車、って。」
檜山「速そうには聞こえないんだけどな。」
森川「ま、スカイツリーができたら、ふたりで行きましょう。」
檜山「ちょっと待ってくれ。今、(観客に)気持ち悪い、って言われたぞ。」
森川「(客席に)誰? 気持ち悪いって言ったの。」
檜山「確かにいい歳したおっさんが、ふたり揃ってスカイツリー行ったら、 気持ち悪いだろうけど、そんなことは心で思ってくれ。ただでさえ、台詞上とはいえ、 気持ち悪いって言われ続けてるんだから。心が折れるよ。」
牝鹿がさんざんな言われようだったのが、檜山さん的にかなり堪えている様子。 森川さんからすれば、信頼している証拠なのかもしれないけど。
森川「でも確かに気持ち悪いよ。 俺たちがふたりでスカイツリー散歩してたら、気持ち悪い、って言ってね。」

そして、何故今回このふたりがゲストだったのかが明かされる!!(笑)
森川「『おまえら』も、もう15年やってます。 今回のゲスト、ゆーきゃんも、始めた頃はまだデビューしてないでしょ?」
檜山「あいつまだ20代だっけ? (客席からの答えを聞いて)29? 14歳ですよ。中学2年生。 デビューしてないどころか、声優目指してないかもしれない。」
森川「まだスナイパーを目指してたかも。まだ彼とはゲストトークしてないけど、 初めて会ったとき、こいつはスナイパーだ、と思ったんですよ。」
檜山「どのへんが?」
森川「目が。」
檜山「端的に言えば、目付きが悪いってこと?」
森川「ぶっちゃけそうなんですけど。」
そうなんかい!
森川「でも、目付きが悪いっていうより、スナイパーだな、と思って。 で、スナイパーに合わせるのは誰だろうと思ったときに、思い浮かんだのは、 生まれたての仔鹿だったの。保志くんは、スタジオで初めて見たときに、 生まれたての仔鹿かと思ったくらいだったから。」
檜山「なんでそんな、狩る者と狩られる者の組み合わせを考えたんだよ。」
森川「そういうイメージ。面白いかなと思って。 ゆーきゃんは、今いちばん忙しいから、なかなかつかまらなくて。」
檜山「ま、スナイパーだからね。」
森川「スナイパーだから、電話もつながらない。 電話つながったら、スナイパーじゃないからね。」

葉書コーナー
読まれた人へのプレゼントは、出演者6名のサイン入りバルーン。
昼の部のテーマは「婚活」で、相手の条件や自分の弱点を募集した、はずだが。
森川「すごいことに、ほとんど条件しか書いてこない。」
檜山「みんな、弱点はないんだよ。」
森川「(会場を見回し)……ないですね。」

私の条件は、いい声であること。声は変わらないから、ずっと幸せ。
檜山「『目を閉じて、現実を直視しないことが重要』って書いてあるよ。」
森川「お見合いも必要ないね。電話でいい。でも、声も老けますよ。」
檜山さんの憧れる声は、郷里さんや玄田さん。ご本人曰く、ないものねだり。 滝口順平さんは?、など真似る森川さんだが、そのうちにミワさんになり、
森川「俺はどっちかっていうと、浦辺粂子をイメージしてやってた。」
それはもう、客席の何割が現役時代の彼女を知っているか…。(笑)

食事のマナーがいいこと。おふたりは箸を正しく持てますか?
森川「森川家の食卓は、たいへんだったよ。トイメンはきょんちゃんで、 テーブルの上には靴べらが置いてあって、ちょっとでも、くちゃ、って音をたてると、 パシッ。靴べらの跡がミミズ腫れになるくらい。それで鍛えられました。 皮膚が丈夫になった。」
檜山「鍛えられたのはそっちか。うちのおかんは、精神的なほうだったね。 食べんでええ、って、黙って下げられる。そのまま飯抜きですよ。」
森川「うわあ。それはきつい。」
檜山「好き嫌いはあってもしょうがないけど、偏食は許さない。 そのくせ、おかん、自分の嫌いなものは出さない。」
森川「それは大人だからね。」
檜山「そんなおかんが、広島から出てきて、何食べよう、ってときに、 おいしい蕎麦があるから、って言ったら、蕎麦は嫌いじゃ、って。」
森川「食わんでええ、って言えばよかったのに。」
檜山「言ったよ。そしたら、親ってすごいよ。 そんなことは言ってない、話を作るな、って怒られた。」

私は裸族です。そんな私を受け容れてくれるのは、やはり同じ裸族でないと。
檜山「乾布摩擦は健康にいいっていうけど、裸族のほうが強くなるのかな。」
森川「裸で遊ばせてる幼稚園とかあるよね。」
会場に訊いてみると、意外に裸族はいる(笑)。
森川「裸族はいますから、大丈夫ですよ。ただ、みんな女性です。」

おまえらしゃべり場コーナー
檜山さんに、「スナイパーと仔鹿です」と紹介されて、中村くんと保志くん登場、 まずはちょっとだけトーク。
保志くんにいきなり、「森川さん、狼っぽい」と言われ、ちょっと戸惑う森川さん。 どうも服のことを言ってるらしい、ということが判明する。でも豹柄なんですが。
森川「これ、小野大輔に狙われてるんだよ。着なくなったらください、って。」
中村くんに、スナイパーみたいと言われることをどう思うか訊いてみると。
中村「途中から聞いちゃったんで。なんでスナイパーなんですか?」
森川「目が鋭いから。」
中村「ああ。いいんじゃないですか。」
なんか、こういう普通な反応が新鮮に感じるって、何かに毒されてるのかも。 でも、保志くんに「仔鹿は?」って訊かないのは、何か含みでもあるんだろうか。 というか、それ以前に、保志くんは仔鹿が自分のことだという自覚があるのか!?

司会のふたりを呼び出して、椅子(司会以外の4人ぶん)も出てくる。 下手から、陶山、石塚、森川、中村、保志、檜山。
今回は、段取りのメモを森川さんが用意したらしく、それに添って進める。

まずは、ゲストのふたりに、出演依頼があったときのことを訊く。
保志「だいたい森川さんから急に連絡があるんですよ。スタジオとかでは会うけど、 個人的には連絡取ってないから。今回も、久々に来たかな、って。」
陶山「メール? 電話? どっち?」
保志「どっちも。留守電入れてくれるんですよ。僕、留守電、好きなんですよ。 何回も聴くんです。森川さんが入れてくれてる、って。 この人が入れてくれてる、と思うと、消したくないのもあるんです。」
森川「そうなんだ。初めて聞いた。」
中村「僕は、森川さんの連絡先を知らなかったので、最初、鳥海さんから。」
森川「知ってると思ったんだよ。でも、連絡しようと思ったら、知らなかった。 だから、浩輔に頼んだの。浩輔は、業界内では腕利きだから。」
檜山「確かにあいつは、 うちのマネージャーよりはるかに素晴らしいスケジュール調整能力を持ってる。」
森川「今日、イイニクの日じゃない。我々は行けないけど。」
檜山「そう。今日、大ホルメンやるらしいよ。」
森川「大ホルメンって、武道館埋まるくらいのメンバーだよね。」
檜山「問題は、武道館で焼肉食っていいか、ってことだけ。」
話を戻して。
中村「で、鳥海さんから、森川さんが話があるって、って言われたんですよ。」
思わず観客からも、「怖い〜」というつぶやきが。
中村「怒られるのかな、と思って、返信したら、すぐに連絡があって、 イベントなんだけど、って。こっちはそういう構えじゃなかったんで、 わかりました、って言っちゃってから、だんだん、やめときゃよかったかな、 いろいろ聞いてるし、って思い始めて。先週ぐらいまで思ってました。」

そして、葉書から。内容は、お似合いの恋の探し方がわかる心理テストで、 どのデートにあこがれるかを選ぶもの。
  1. 夜景を見ながら海岸沿いでデート
  2. 高級レストランでディナー
  3. 手をつないで自然公園を散歩
  4. 公園のベンチで肩を寄せ合っってまったり
檜山さんが2番、森川さんと保志くんが3番。中村くんは、 「家でゲーム」という選択肢がないのはおかしいと言い張るが、 結局折れて3番を選び、答え合わせに。
  1. 一目惚れしやすい。ロマンティックなデートが好きな、恋に恋するタイプ。
  2. 頭のよい人とでないと長続きしない。自分と違うタイプや年上を好む。
    2番を選んだのは檜山さん。
    檜山「年上はないけど、頭がいいってのはある。頭の回転が早い人がいいね。」
    これまたお約束で、ぶんぶん頭を回す森川さん。
    森川「ツッコミが早いから、頭の回転よくないと対抗できないよ。」
    頭を速く回さないと、ツッコミを物理的に避けられない、ってことですか?(笑)
  3. ストレートな愛情表現に弱い。凝った演出より、好き、のひと言で感激する。
    両側のふたりが、競うように「好きだー」と叫び始める。誰に叫んでるんだ。
  4. そばにいて安心できる人が好き。少しずつ好きになっていくことが多い。
    残りの3人は3番。結果が合っていたか、の質問に、
    中村「僕は、第2希望ですから。」
    保志「いちばん好きなシチュエイションではあるけど、正直言うと、4、3、2、1、 の順で、全部でデートコースですよ。ベンチ、散歩、ディナー、海岸。」
    森川「で、そのまま寝ちゃって、朝はベンチで起きて、また4から。」

進行している陶山くんを、感慨深げに(?)眺める中村くん。
中村「誰が来てもたぶん、後輩ですよね。」
森川「だって、俺らと1個しか違わないんだもん。」
檜山「それよりも、緑川光と同い年、って言うと驚かれるよ。置鮎龍太郎の1個上。 中学生でいえば、3年生(森川)、2年生(檜山)、1年生(陶山)。 その頃、小学生(保志)、幼稚園(中村)。 だって、『おまえら』始まったとき、(中村くんは)14歳だったんだよ。」
森川「(中村くんに)14歳のとき、何やってた?」
檜山「そりゃ、中学生だろ。」
森川「わかんないよ。フランスで傭兵かなんかやってたかもしれないじゃん。 外人部隊で。」
スナイパー目指してたから?(笑) まあ、年齢を正確に計算すると、森川さんが中学3年生なら、 中村くんは幼稚園にも行ってないのだが、そこはイメージで。

エンディング
ゲストの感想と挨拶、告知。
保志くんはいつもどおり、「ぱっぴー」から。でも、この回最初の「ぱっぴー」。 登場したときには、役に入り込んでいて、忘れていたらしい。中村くんは、
中村「事前に、ゲストはゲストトークのコーナーで盛り上がって喜んで帰る、 って聞いてたんですけど、その意味がわかりました。」
檜山「本当のゲストだ。」

歌: 「マッテルヨ!」
恒例の会場回り(檜山さんと保志くんが2階席)の後、ステージに戻り、挨拶して幕。

めぐっちの客出しアナウンス

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