森川智之プライベート・コレクション
「おまえらのためだろ!」夜の部
「戦国パサラ おまの陣 第8章 歴女の乱『親方様〜〜!!』」
- 森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」夜の部「戦国パサラ おまの陣 第8章 歴女の乱『親方様〜〜!!』」
- 日時: 2009年11月29日(日) 17:00〜19:10
- 場所: メルパルクホール (東京・芝公園)
- 主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
- 出演: 森川智之・檜山修之、めぐっち(声の出演)、陶山章央、石塚堅
- ゲスト: 保志総一朗、中村悠一
- ・めぐっちの前説
- ・トーク
- 聞こえてきた出囃子に、
ああまた衣装でエンディングのパターンか、と思いつつ。
おふたりの衣装は、
森川: インナーはチャコールグレーのVネックのTシャツ、
ベルベット素材なのかちょっと光沢がある感じ。
胸にグレーやシルバーで文字をプリントしてある。
茶の豹柄で丈が長めのパーカーブルゾン、フードの襟には黒のファー。前は開けている。
ボトムやアクセサリ等は昼の部と同じ。黒のスリムパンツ、スニーカー型の靴、
クロスペンダントともうひとつチェーン、黒縁眼鏡。
檜山: 白の拳法着上下、黒の拳法靴。中には黒のTシャツ。
まずは、あまりにも印象的な檜山さんの衣装の話。
森川「香港で買ったの?」
檜山「ちょっと前に仕事で、神戸に行きまして。」
森川「神戸に行ったの? 神戸牛。」
檜山「神戸牛、買ってきました。」
森川「ありがとうございます。」
檜山「キミには買ってきてないよ。おいしくいただきました。」
神戸の南京町に行ったときに見つけたものらしい。
森川「なんで白?」
檜山「珍しかったから。
自分では、ちょっとパジャマみたいだと思ったけど、キミ、鍼の先生って。」
森川「でも、白のほうがいいよ。黒だと、飲茶のお店かなんかみたい。」
檜山「応対してくれた店員さんが、なんかおどおどしてたんだよ。」
森川「指名手配犯。」
檜山「なんでやねん! で、衣装にしようと思ったから、領収書をお願いします、
って言ったら、お名前は檜山様でよろしいですか、って。」
ええー(笑)。そりゃ、知ってる人は知ってるだろうけど。その店員さん(♂)は、
声優志望で養成所に通っている子だったらしい。それはそれは、緊張しただろう。
森川「今日着たから衣装だよね。来年はパジャマになってるだろうけど。」
檜山「お前さんは?」
森川「グランロデオです。」
大爆笑。いや、確かに。でもすごく派手でカッコいい。買いたい(笑)。
森川「この業界で豹柄着るのは、紀章と俺くらい。」
檜山「同じようなの着てるわりには、全然違って見えるな。
あいつは音楽やってる感じだけど、
お前は、自分で狩って中の肉は食った毛皮を着てるみたい。」
ちなみに、養成所といえば。
森川「僕、今年から、養成所の先生やってます。」
檜山「らしいね。」
森川「俺に教わってどうするんだろう。」
檜山「自分で言うな。さては、勝田さんの後釜狙ってるんだろ。
看板のお茶の水博士の絵を、何に変える気?」
森川「眼鏡をかける。」
いいなあ、この切り返し(笑)。キャラを言わないところが、
ストレートじゃないボケっぽくて(なんだそりゃ)いい。
自分はメガネキャラだと思ってるのかな。
森川さんによれば、いつも泣いて帰ってるらしい。
泣きながら「授業終わりまーす」って言ってるとか。
それは生徒だった頃のことじゃないんですか!?(笑)
森川「先生って呼ばれるの、慣れないからね。」
檜山「ひとクラス何人ぐらいいるの?」
森川「何人だったかなあ。」
檜山「数えろ。」
森川「ゼミなんですよ。森川ゼミ。1年間見ていくんですけど。」
檜山「責任重大ですよ。若い人たちの将来がかかってるから。」
森川「そうなんですよ。そろそろ逃げようかなと。でも、ま、教えるのはね。」
檜山「嫌いじゃないだろ? 昔チイチとかに教えてた、って偉そうに言うけど、
向こうに訊いたら、あまり覚えてないみたいだったぞ。」
森川「教わってないんだろうね。俺から何も。」
檜山「あの人からは得るものは何もない、ってことか。」
そして、猛威を振るうインフルエンザ。
檜山「俺たちの周りで、(新型に)かかってる人いる?」
森川「声優は年寄りばっかりだから。」
檜山「季節性の人はいるけど、新型の人はいないね。」
森川「僕のバンドでひとりいたよ。若い子。一回り下。」
taddくんのことですねー。やっぱ「若い子」認識なんだ。
檜山「インフルエンザは、どんなに仕事熱心でも、1週間ぐらい来るな、だから。」
森川「(うれしそうに)1週間休み。」
檜山「お前、外出るなよ。やった、休みだ、って肉食いに行くのも駄目だぞ。」
森川「自分のブログにアップして、『ディズニーランドにいます』。駄目ですよ。」
- ・葉書コーナー
- 読まれた人へのプレゼントは、出演者6名のサイン入りバルーン。
夜の部のテーマは「尊敬する歴史上の人物」。だけど、その葉書あったっけ?
夜の部のバルーンを届ける係は檜山さん(昼の部は流れ上森川さんだった)。
そのたびに森川さんが、「カンフーおじさんが行きますよ」と連呼する。
檜山「お前と同い年だ。」
森川「突かれないようにね、秘孔を。」
檜山「誰が突くか。」
そのうちに「カンフーおっちゃん」になり、
檜山「どんどん庶民的になってきたな。」
-
城の擬人化で遊んでいます。おふたりはどの城をどういうふうに演じますか。
- 檜山「僕は地元の広島城を、広島弁で。」
森川「地元、城ないんです。森川家だと金沢城だけど。」
檜山「自分の好みでいいんじゃない? 海外の城でもいいよ。」
森川「(やった、というように)いいですか? カリオストロの城。」
檜山「で、どんなキャラ設定?」
森川「12時になると水門が開く。」
それをきっかけに、映画の台詞などの物真似オンパレード。
檜山さんがどんなにツッコんでもやめない。
檜山「お前のオリジナリティはゼロだな。いつまで続けるんだよ。
止めようとしてツッコんでるのに、ボケをかぶせてくるから。
お前がそんなに『カリオストロの城』が好きだとは思わなかったよ。」
森川「あそこで終わってるんですよ、宮崎アニメ。あの後ほとんど観てない。」
檜山「ずいぶん初期だな。」
-
来年から大学生です。人見知りなので、友だちの作り方を教えてください。
- 森川「あと、好きな女性のタイプは?、って。」
檜山「本当に人見知り?」
森川「うちらの仕事は、人見知りだと仕事になんないからね。
初めましての人、いっぱいいるから。」
檜山「特にスタッフさんとかね。ナレーションの仕事とかだと多いよ。」
結局のところ、「全員と仲良くなろうと思わず、
気の合いそうな人にだけ声をかければいい」という、
至って真面目なアドバイスに落ち着いたのだが、
その、「声をかける」ができないのが人見知りなんだと思うんですが(笑)。
ふたりとも人見知りじゃないからわからないんだろうなあ。
森川「あと、好きな女性のタイプ。」
ちゃんと答えるんだ。律儀なことだ。
森川「僕は肉食だから、一緒に肉食獣になれる人。」
檜山「食べものの好みが似てるっていうのは大事だよ。」
-
甘い声と甘い言葉で、ちょっと早いクリスマスプレゼントをください。
- 森川「ギャラが発生するから。ただじゃあね。」
檜山「入場料いただいてますよ。」
まずは檜山さんがささやくが、自分的に不完全燃焼だったのか、
檜山「(叫ぶ)メリークリスマース!! キャラクター的にこっちだね。」
森川「ちょっと早めのメリークリスマスを、たぶん今年いちばんでっかい声で。」
森川さんはピンマイクに顔を寄せ、わざと吹きまくる。
森川「雪山で遭難したみたい。」
そして、カッコつけて低くささやいた後、
森川「やらしい声だね。こんなやついないよ。日本広しといえども速水奨だけ。」
と、ブランデーグラス片手に気取り、距離感無視のイイ声を連発。
檜山「チクんないでね。『S.S.D.S.』出られなくなるから。」
- ・おまえらしゃべり場コーナー
- まずはゲストの保志総一朗、中村悠一を呼び出す。彼らはこの回初登場なので、
保志くんはまず「ぱっぴー」から。さらに、
中村くんにも「ぱっぴー」と自己紹介を促したので、中村くんも「ぱっぴー」。(笑)
司会のふたりを呼び出して、椅子(司会以外の4人ぶん)も出てくる。
昼の部と同じく、下手から、陶山、石塚、森川、中村、保志、檜山。
今回も、段取りのメモを持っている司会陣。
まずは、ゲストのふたりに昼の部の感想を訊くと、ふたりとも、
濃芝居が楽しかったので、夜の部はこれからが楽しみ、とのこと。
- 葉書から。どんな前立て(兜の)がいいですか。森川さんは「肉」以外で。
- 檜山「『叫』。こないだやったバスツアーで、『叫』のペンダントを作ったら、
という話になったから、そういうイメージなのかな、と。」
保志「叫ぶのにあこがれるので、『ウォーーー!』。」
森川「びっくりマーク、どうやって付けるんだよ。」
檜山「縦に書くんじゃないよな?」
保志「これは冗談なんですけど。」
おお、なかなかいいボケだ。
保志「本当は、名前の、『☆』印。電飾とか付けて。」
檜山「エレクトリカルパレードか。」
中村「矢を射られますよ。」
檜山「前立ては自分がここにいる、ということを主張するためだから、
間違ってはいないけどね。絶対に的になるよ。」
中村くんは、言葉では説明し難いらしく、スタッフにスケッチブックを要請。
森川さんが檜山さんを指して「あの白い背中に」などと言っているうちに、
スタッフが持って出てきたのは、コピー用紙と赤いサインペン。
パイプ椅子をテーブル代わりに描いている間に、森川さんから。
森川「俺は、『生』。生きてる、ってことで。」
保志「カッコいい。」
檜山「でも、生肉のことだろ? それと、生ビール。レアとかか?」
森川「あ、レバ。」
檜山「『肝』でいいじゃん。」
森川「『肝』はいいね。カタカナで『キモ』は違うよ。キモッ、になっちゃう。」
描き上がった中村くんのを見ると、ガンダムのツノみたいなのが描いてある。
そういえばこの4人は、みんなガンダム乗り、
なのか? 詳しくないので知らないんだけど。
中村くんは「僕は悪いほうだから」って言ってたけど、それなら、
森川さんも悪いほうだったんじゃ?(←よくわからないで言ってます)
森川「そういえば、ガンダムって、鎧や兜のイメージなんだよね?」
檜山「俺のガンダムには、ねえんだよ。横アンテナで、ツノはない。
最初の陸戦型はあったかもしれないけど、専用になったらなくなった。」
ちなみに、陶山くんは当然、『娘』。(笑)
- お土産を選ぶ基準は?
- 檜山「やっぱり、ご当地のうまいもの。」
森川「ちなみに、今まででいちばんおいしいものは?」
檜山「神戸牛。」
森川「うちに届いてないんだ。」
檜山「だって、送ってないからね。」
中村「(森川さんに)仲いいんですよね?」
森川「仲いいです。神戸に行ったことすら知らなかった。」
保志「定番は、キーホルダーセット。20個ぐらいまとめて買う。」
そこから、ペナントや通行手形、木刀などの定番お土産品の話に。
保志「木刀買って、家に置いてありますよ。誰かが来たときのために。」
お客さんが来たときにか?、と、出演者含めザワザワ。
保志「不審者が来たときですよ。」
森川「襲われたときね。」
保志「でも、いちばん奥の部屋の奥にしまってあるから、意味ないけど。」
中村くんも「困らないから、食べるもの」らしいが、
以前にネタキャラ人形を大量買いして、残りまくったエピソードを。
檜山「そのうちひとつが俺のところに来ただろ。」
森川「俺もやっぱ食べもので、残んないもの。酒のつまみになるものかな。」
- ・フロントトーク
- ・「戦国パサラ おまの陣 第8章 歴女の乱『親方様〜〜!!』」
- まずは影マイクで、版権ギリギリの台詞(それも本物(笑))が流れ、観客は大喜び。
小十郎(森川)、幸村(保志)、本物じゃないけど慶次(中村)、
作品は違うけど政宗(檜山)。
茶色の衣装を着た「奥州の両眼竜小十郎」が舞台に登場する。
なんか、シマシマの尻尾が見えるんですけど。
そして、2階席には、真っ赤な衣装の「独眼竜幸村」(政宗にツッコまれてた)と、
さっきは慶次の台詞のはずだったのに、
いつの間にか「オバマ・ユーキャン之介」になった黒い衣装の、ゲストふたり。
それから、1階席後ろから、青い衣装の「政宗」。みんな、新聞紙で作った兜に、
それぞれ特徴のあるものを貼り付けてあったりする。幸村は六文銭とか。
小十郎だけ打ち合わせが逆(左前)なのは、
左利きだから? ゲームやアニメでも左前だったみたいだけど、
それを意識したんなら、細かいところに凝ってるなあ。
2階席からふたりが降りてくる間、舞台では、小十郎と政宗が何故か斬り合い。
味方のはずじゃ、と異議を申し立てる政宗を無視して、小十郎は、
いつの間にか形の違う刀、というか剣を持っている。
その剣は、「ブーン」という音がする(笑)。
小十郎(?)が口で言ってただけだけど。動きも戦国じゃなくなっている。
政宗「ちょっと待って。キャラが違うよね。オビ=ワンだよ、これじゃ。」
小十郎「ブーン。」
4人が合流、ときどき混じる決め台詞は、さすがの迫力なんだが、
どうにもめちゃくちゃな設定に生真面目(?)な政宗が文句を付け始め、
何かと、小十郎・幸村・ユーキャン之介が、政宗を取り囲む状況に陥る。
そのたびに果敢に反抗する政宗なのだが、なんとなくいじめっぽくて胸が痛い。
お互いに呼び合う名前を聞いていると、役名ではないらしい。のぶタン、としリン、
など、聞いたことのある名前だ。あとのふたりは、ほっしっし(?)とゆーきゃん。
順々に正体を現していくと、ほっしっしは牛、ゆーきゃんはハムスター。
牛は白黒でふかふかでちっちゃくてかわいい。ハムスターはでかい(笑)。
それにお馴染みの、レッサーパンダとカッパ。
またまた、おまえら幼稚園の仲良したちが、戦国ごっこで遊んでいただけらしい。
結局、3人が新しい遊びをするために、カッパののぶタンひとりを残してハケ、
オチ担当ひとり残しのパターンに。
「牛よりでっかいハムスターって何だよ、大きさ逆じゃん。」
「ひとりでオチ…。まさに俺は落ち武者か。」
などとぶつぶつ続けているところに、舞監の指示で、非情にも緞帳が下りる。
緞帳の向こうから、森川さんを罵る檜山さんの絶叫で、濃芝居終わり。
- ・エンディング
- 緞帳が上がり、森川・檜山のふたりが、もちろん着ぐるみのまま出てくる。
「今日の最後のビジュアルがこれ」なのが、うれしくてしかたないらしい。
そして、ゲストのふたりを呼び出すのだが、これまた牛とハムスター。
森川「(保志くんに)動きが本当に子供だね。(着ぐるみが)私物みたいだ。」
檜山「完全に寝間着だよ。」
森川「(中村くんに)おっきいハムスターだな。」
檜山「大きさおかしいだろ。なんで逆なんだ。」
森川「ギャップ萌え。」
歌: 「マッテルヨ!」
「リハーサルと昼の部に聴いたからもう大丈夫だよね」と、途中で森川さんが、
中村くんにマイクを向けて歌わせるが、言葉になってない。スキャットですらない。
でも、黙ってしまったり逃げたりするのではなく、あうあうやってるところに、
彼の真面目さが垣間見えて、表情に反して(!?)とってもキュート。
恒例の会場回り(森川さんと中村くんが2階席)の後、ステージに戻り、挨拶して幕。
- ・めぐっちの客出しアナウンス
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