森川智之プライベート・コレクション
「おまえらのためだろ!」夜の部
「のぶタン.としリン.こうタン.ぴろリンの不思議の国の赤ずきんタン(ハート)」
- 森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」夜の部「のぶタン.としリン.こうタン.ぴろリンの不思議の国の赤ずきんタン(ハート)」
- 日時: 2009年1月25日(日) 17:20〜19:25
- 場所: メルパルクホール (東京・芝公園)
- 主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
- 出演: 森川智之・檜山修之、メグリーナ(声の出演)、陶山章央、石塚堅
- ゲスト: 神谷浩史、鳥海浩輔
- ・メグリーナの前説
- 海外ドラマがベースの昼の部だけかと思ったら、夜の部もメグリーナさんが。
- ・トーク
- 今回はトークから。ということは、衣装でエンディングだな(笑)。
普通の衣装は、
森川: 黒の光る素材(繻子織り?)のブルゾン、前のジッパーは開けている。
肩から腕にかけて外側に文字が書かれている。インナーは白のタンクトップ、
胸にはシルバーのプリント。黒のスリムパンツ。
黒のステージブーツとクロスのペンダントは昼の部と同じ。黒縁眼鏡。
檜山: ダークグレーに白の縦ストライプのシャツ、
同じような斜めストライプの細いネクタイ。白いパンツ、白い靴。ベルトは黒。
今回はおとぎ話の世界なので、お花畑のようなバルーンアートにしたらしい。
森川「(檜山さんの衣装がお花畑と)似合うね。教育番組のお兄さんみたい。」
檜山「キミ、黒いね。黒と白でオセロみたいだね。」
森川「合わせたわけじゃないよ。衣装の話、したことないよね。」
檜山「小芝居でこれ着てね、っていうのはあるけどね。」
森川「ひーちゃんこれ着てね、は、ほとんど当日だからね。普通とは違った衣装。」
檜山「あれは、衣装とは言えないね。仮装?」
檜山さんが森川さんの頭にツッコんだとき、ボコッという音が。
森川「今、すごい音したね。マイク叩いたみたいな音。」
檜山「お前、マイク?」
森川「頭大きいしね。2階席のみなさんにもよく見えるように、僕は作られてる。」
檜山「2階から見たら、頭ばっかりでかくて、顔も見えないよ。」
森川「2階席のみなさん、落ちないでね。落ちると下の人が痛いから。」
行き当たりばったりにトークを続けるふたり。版権も固有名詞もなんのその。
檜山「DVDにならないから、何言ってもいいんだよ。」
会場からはもちろん、「DVD出して」の声がかかる。
檜山「トークが慎重になっちゃうよ。」
森川「そうだよ。全部フロントトークになっちゃうよ。」
それだけは勘弁。(笑)
森川「(客席を見て)マスクしてる方もいらっしゃいますね。」
檜山「我々の現場でもインフルエンザが流行ってます。」
森川「何年か前、インフルエンザにかかって、おまえらでゴホゴホやってました。」
檜山「迷惑です。」
森川「嘘です。無理ですよ。でもそうなったら、ひとりおまえらになるよ。どうする?
フロントトークのふたりが、コンビ組ませてください、って言ってきたら。
どっちを選ぶ? 究極の選択だよ。」
檜山「お前ならどうするんだ?」
森川「俺なら行かない。」
檜山「どう言い訳するんだ? 例えば俺が、ごめん森川、
インフルエンザになっちゃったから当日行けない、頼むわ、って電話したら?」
森川「あ、うつった。電話で。さすが勇者王。『風邪になれ!!』」
勇者王が電話で風邪をうつすってありそうだけど、それじゃ地球を守ってないなあ。
さらに、インフルエンザの種類とタミフルについて、ウンチクを語る森川さん。
森川「帰ったら、顔と手を洗って、うがいして。顔にも付くんだって。」
会場からは「へぇー」という声が。
檜山「お前は正しいことを言ってるのかもしれないけど。」
森川「嘘みたい?」
檜山「うん。信憑性ない。」
森川「みなさんは、僕の嘘と本当をわかってらっしゃる。」
え、嘘だったんですか?
森川「終着駅が近付いてきました。」
檜山「まだ発車したばっかりです。しかも、見切り発車で。」
それは、「おまえら」はいつもそうなのでは…。(←暴言?(笑))
- ・葉書コーナー
- 読まれた人へのプレゼントは、出演者6名のサイン入りバルーン。
夜の部のテーマは「ゆるキャラ」と「童話」。
夜の部にバルーンを届けに行くのは森川さん(昼は檜山さんだった)。
客席に降りるときに、「今から届けにいくよ」というようなことを言うのだが、
それがまた独特なイントネーション。
低く渋くカッコよく、ではなく、高めの歌うような調子。
檜山「なんだ、その中途半端な韓流みたいな言い方は。」
しかも、そう言われるのがうれしいのか、回を重ねるごとにどんどんエスカレート。
-
広島の「ブンカッキー」の紹介。
- ひととおり説明し、会場の広島の人に知ってるか訊くが、みんな知らない。
檜山「広島市民、僕も含めて、意外と地元のこういうのに疎いです。」
森川「ゆるキャラって、プロのデザイナーさんじゃなかったりするからね。」
檜山「これも一般公募だったのかな。」
-
山口県「森の妖精 モリピー」の紹介。
- 絵で見るとそんなものか、と思うが、言葉で説明するとなかなかすごい。
檜山「しかも、チェーンソー片手で持ってますよ。」
森川「モリピーすごい。」
-
ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家は憧れでした。おふたりは何の家がいいですか。
- 森川「肉の家。たいへんですよ、鮮度がよくないと臭くて。絨毯はセンマイ。」
檜山「お金が有り余ってる人は、森川に肉の家をプレゼントしてください。」
- ・おまえらしゃべり場コーナー
- ゲストのふたりと司会のふたりを呼び出す。椅子は4人ぶん。
下手から、森川、神谷、陶山、石塚、鳥海、檜山。
またまた、ゲストのふたりの近況報告、というか、感想から。
神谷「森川さんのボケが、いつもよりすごいですね。」
森川「そう? そういえばこないだ、大先輩の古谷徹さんとラジオやったんだけど、
収録前に、森川くんはボケ? ツッコミ?、って。」
檜山「合わせてくれるんだよね。すごいな、キャシャーンは。」
森川「人にはボケって言われてます、って言ったら、じゃあ僕が仕切るね、って。
告知まで読んでくれてたんだけど、途中で気が付いちゃったんだね。読めよ、って。
俺、ずっとお茶飲んでたから。」
鳥海「3年ぶりだけど、おふたりとも変わらないですね。
一緒にご飯食べてるときも、立ち位置がそのままなんですよ。」
檜山「確かに、森川と食事に行くと、逆に座るとなんとなく落ち着かないね。
森川が左利きで、俺が右利きだから、反対のほうがぶつからなくていいんだけど、
ツッコミにくくてしょうがない。」
鳥海「最近僕も、なるべく自分で頭を出すようにしてます。」
森川「それは正解。自分から頭を出すと上からペチンで済むけど、
逃げるとビターンと横を張られるからね。
紀章が痛い痛いって言ってた。あいつ、逃げるから。」
葉書のお題を読もうとして、ペンネームが見つからず、おろおろする司会たち。
神谷「そういうのは、楽屋でやってくるんじゃないの?」
普通の人は思っても、もうあきらめて言わないことを、律儀にツッコむ神谷くん。
たぶん初登場だから、ではなく、言わずにいられないんだろうなあ。
もっとクールな人だと思っていたので、芸達者なところも含めて、いい意味で驚き。
しかも、結局また、本名の名字を読んでしまうカタシくん。
森川「お前、DVDでも言われてるじゃん。下の名前を読むんだよ。」
鳥海「でも、今から下の名前を言うと、フルネーム言うことになりますよ。」
お便りは、今回のメンバーでの「シンデレラ」のキャスティング。
『頭に大きいリボンをつけたシンデレラ:森川』
森川「頭でかいしね。」
『かぼちゃパンツの王子様:檜山』
檜山「俺だと、王子じゃなくて将軍様になっちゃうよ。」
『意地悪な姉:鳥海、意地悪な継母:石塚、魔法使い:神谷、王子様の家来:陶山』
森川「俺がシンデレラだったら、誰も助けないんじゃないか?」
神谷「ガラスの靴を壊しそうですよね。」
鳥海「まず、いじめられてないと思います。」
檜山「意地悪な継母はカタシでしょ?」
森川「逆にボコボコですよ。ガラスの靴で。」
- 童話にこのメンバーをキャスティングしてみよう企画に。まずは「桃太郎」。
石塚「我々はおじいさんおばあさんで。」
森川「先に取るなよ!! それも楽な役を。」
神谷「石塚さんがおばあさんですかね。陶山さん、何もしゃべらなそうだから。」
森川「桃太郎はやっぱり、ひーちゃんだろう。」
檜山「桃太郎侍になりそうだけどね。」
神谷「じゃあ、(鳥海を指し)鳥で、(森川を指し)犬。で、(自分を指し)猿。」
森川「ベストキャスティングだね。」
檜山「でも『桃太郎』って、
おじいさんが山に行って桃をゲットするところから始まるんだろ?」
森川「そうそう。」(←何気に安易に肯定してる(笑))
鳥海「いやいや、おばあさんが川で。」
森川「どんぶらこ。あ、そうだ。」
檜山「よかった。
おじいさんだったら、桃を持って帰っておばあさんに会うまで、ずっと無声だよ。」
陶山「桃を割ると檜山さん、っていうのもすごいですね。」
森川「たぶん、自分で割って出てくるから。」
檜山「俺が桃太郎だ。」
神谷「赤ちゃんじゃねえ。」
続いて「ピーターパン」にチャレンジしようとするも、途中で時間切れ。
神谷「なんでもっと簡単なのにしないの?」
檜山「(時間切れを知らせるバルーンを指して)ピーターパンはこいつでいいよ。」
- ・フロントトーク
- ・「のぶタン.としリン.こうタン.ぴろリンの不思議の国の赤ずきんタン(ハート)」
- 青ずきん(鳥海)と赤ずきん(森川)が登場。でも、なんかふたりとも、
しっぽが付いているんですが。赤ずきんが青ずきんを「アホずきん」と言うたび、
「青よ!」と訂正。これが最後までネタに。
話はいろいろな童話のエッセンスを取り入れつつ進む。
青ずきんがハケた後、段ボール製の銃を持った金髪の、
トラハンターアリス(神谷) 登場。赤ずきんがいろんな声色で状況を説明する。
アリス「赤ずきんちゃんのおかあさんは三輪明宏さんなの?」
青ずきんは、近所の奥さん役(複数)もこなし、ステージから2階席まで幅広く活躍。
アリスが、「因幡の白ウサギさんと待ち合わせの時間だ、急がなきゃ」とハケた後、
面倒だけどしかたない、と赤ずきんもハケる。
続いて客席から、オオカミのお面を額につけた黄緑色の物体(檜山)が登場。
オオカミっぽくすごんではいるが、会場からは「かわいい」の声が絶えない。
黄緑色「2階席、気安く手を振ってんじゃねえ!!」
確かにオオカミの顔もかわいいし、黄緑色なのもえらくかわいい。
黄緑色「かわいくないわ、このアホどもが!!(叫ぶ)」
近所の奥さん「(2階席から)青よー!!」
赤ずきんやアリスも登場、オオカミをいじっているうち、青ずきんも戻ってくる。
のぶタン「こんなくだらないお芝居、やめ。」
おまえら幼稚園の餅つき大会の演し物の練習で、台本はとしリンが書いたらしい。
みんな、次々と正体を現し始める。ステージ上での着替え、というか、
上に着ていたものを脱いで頭をかぶり、着ぐるみパジャマの格好に。
トラなのにトラハンターなぴろリン、レッサーパンダのとしリン、
オオカミのこうタン。
としリン「のぶタンに頼まれたんだよ。僕、赤ずきんよく知らなかったから。」
ぴろリン「のぶたが悪いね。」
のぶタン「のぶタン。『のぶた』じゃない。」
この後もみんな微妙に、「た」で切ったり「ん」だけ別に強調したり。
のぶタン「僕が台本直すよ。みんな、自分のまま、素顔のままでやろうよ。」
としリン「自分のまま、って、いちばん問題なのは、のぶタンだよ。」
と、みんなでのぶタンをオオカミから戻すと、なんと、カッパ。
幼稚園なのに実在してない生き物はどうなんだ、と言われ、
僕だって年長さんなんだから、と、座り込んでだだをこね始める。
「ネタバラシしますけど、次の台詞は僕です」と客席に言いながら、
だだをこねる檜山さんをニヤニヤと見る神谷くん。
しまいには神谷くんに台本を投げつけ、早くやれ、と威嚇するカッパ。
ぴろリン「じゃあ、こうしよう。
昔々、赤ずきんをかぶった変態おっさんパンダがいました。
おっさんが、呑兵衛カッパのところに行く途中、
加齢臭気味のオオカミにつかまりましたが、カッコいいトラに助けられました。」
鳥海「素直って、そっちね。幼稚園児じゃなくて。」
それぞれ自分を指し、「おっさん」「加齢臭」「呑兵衛」と笑う3人。
檜山「んなわけないだろうがっ!! どこの幼稚園でそんなことやるんじゃい。」
森川「よし、整列。おまえら恒例、恐怖、濃芝居オチ担当ひとり残し。」
神谷くんをひとり残して3人がハケる。それを心細そうに見送る神谷くん。
「本当にひとりでやんの?」と、自分で言ったストーリーをひとりで演じ始める。
オロオロするのではなく、開き直っていろんな芝居を繰り広げているのはさすがだ。
そこに舞監のナレーションがかぶり、脱ぎ散らかした衣装を片付けるうち、幕。
- ・エンディング
- やっぱり4人とも、着ぐるみのままエンディング。
しっぽの付いた着ぐるみは面白いらしく、ついついゆらしてみたり。
でも、カッパだけはしっぽがないんだ。
まずはふたりが出てくる。
檜山「中、汗だくです。これで外に出たら、間違いなく風邪ひくな。」
森川「風邪ひく前につかまりますよ。」
檜山「お前、この格好で外に出ようとしてるの?」
森川「この格好では打ち上げやりませんよ。鍋なんか食べたら、大汗です。」
ゲストのふたりを呼び出して、感想を訊く。
鳥海「みんなでお泊まりっこしてるみたいで、気に入ってます。楽しかったです。」
檜山「(神谷くんに)お前、トラ似合うな。」
神谷「いやいや。このカッパの似合い方に比べたら。前世カッパですか?」
森川「この似合い方は尋常じゃないよ。」
神谷「お噂はかねがね伺ってましたが、本当に聞いたまんまで。安心しました。」
森川「いつでもおいで。僕らは両手を広げて待ってるから。」
森川さんに「両手広げてごらん」と言われて仁王立ちになる黄緑色のカッパ。
森川「もうこれ、着て帰っていいよ。」
檜山「タクシー止まらないよ。」
森川「見たらスピード上げて逃げるよね。」
檜山「タクシーは止まらないかもしれないけど、パトカーが止まるよ。」
森川「パトカーも止まらないかもしんない。」
歌: 「マッテルヨ!」
会場回り(森川さんと神谷くんが2階席)の後、ステージに戻り、挨拶して幕。
- ・メグリーナの客出しアナウンス
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