森川智之プライベート・コレクション
「おまえらのためだろ!」日夜どす
- 森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」日夜どす(にっちゃどす)
- 日時: 2007年12月16日(日) 15:00〜17:15
- 場所: シルクホール (京都・四条烏丸)
- 主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
- 出演: 森川智之・檜山修之、めぐっち(声の出演)
- フロントトーカー: 杉田智和
- ・めぐっちの前説
- 無理矢理な関西弁、でも今回は「どす」はなし。
お願いを守らなかったときには、「でないと終電に乗り遅れるよ」。
- ・としこ・のぶこオンステージ
- ステージに登場したのは、としおとのぶお。スーツの上にあの衝撃的な顔と頭(笑)。
インナーのシャツは、白地に細い黒で碁盤の目の模様が入っている。
襟は立ってない。しかも、打ち合わせがスーツと逆(つまり婦人物)。
白い運動靴(スニーカーとは言えない(笑))。
ふたりともすごくのんびりしゃべる。客席の笑い方や拍手まで、速すぎると文句を付け、
練習させるほど。「スローライフ」なんだそうだ。意味違わない?
「悲しみのワンパラリン」をゆっくりと披露したところで、としおがハケ、
のぶおがひとりで、ゆっくりと葉書を読む。
あくまでも「としこ・のぶこに寄せられた葉書」だったので、答えは他人事(笑)。
でも中でも秀逸だったのは、
「ヤンデレ(病んでしまうほど相手を愛すること)という言葉をご存じですか」に対して、
「あのふたりに愛された方のほうが病んでしまうのではないでしょうか」。
いきなり、客席横の下手側の扉からとしこ登場、それと同時にのぶおがハケる。
としこは客席をひとしきり騒がせた後、ステージに上がり、
落ちていた葉書を拾って読みかけるが、「大きなお世話よ」と怒って舞台に叩き付ける。
そうこうしているうち、客席上手側の扉から、のぶこも登場、ステージに上がる。
としこは紺、のぶこはベージュの、チェックの生地で、
膝丈のプリーツスカートとベスト。同じ生地で作った細いリボンを、
リボンタイのように結んでいる。ブラウスはスーツのインナーそのまま。
白のルーズソックス。としこは引っ張り上げすぎで、客席からもうちょっと下ろして、
とツッコミが入るほど。それを聞いたとしこは、なんか気持ち悪いのよ、と逆ギレ、
却って引っ張り上げていた。あれ、引っ張り上げると膝上ぐらいまでくるんだ。
会場に拍手を強要するが、拍手が遅い、と文句を付け、
「上方としこ・のぶこのおまえらのためだろ!」が始まる。
超高速で葉書を読み捨てていき(見事な早口で読むだけで反応はなし)、飽きた、
とすぐにゲストコーナー、のはずだがそれも省略、さっさとエンディングへ。
帰りに湯豆腐を食べよう、と相談しつつ、ハケるふたり。
としこ「湯豆腐は飲み物よ。」
- ・フロントトーク
- 杉田くんは「残月」特製制服姿、でもこの回のみ、ボレロなしバージョン。
開口一番、「湯豆腐は飲み物じゃねえ」。
- ・トーク
- 幕が上がり、舞台に登場したふたり。衣装は、
森川: 白地に黒のチェックの長袖シャツ、前は開けているのだが、
襟周りに同じ生地でスカーフのようなものの付いたデザインで、それを巻いている。
土夜と同じ、白ペイントのジーンズ。日昼と同じブーツだが、
ジーンズを外に出している。インナーはたぶん、黒のタンクトップ。
ペンダントもしているようだが、見えるのはチェーンの一部だけで、
あとはシャツ付きのスカーフに隠れて見えなかった。この回は眼鏡はなし。
檜山: 白の襟の大きな長袖シャツ(ドレスシャツ風)、黒のジャケット、
太ももぐらいの丈。昔森川さんがショートの(でも前は止められなかった(笑))、
長めのを三木さんが着ていたようなデザインで、
プリンセスラインにウエストが絞られて裾が広がり、前はダブルで、
脇でファスナーで止めるタイプ。お腹のあたりをちょっとだけ止めて着ていた。
黒のパンツ、焦げ茶のブーツにイン。
森川「今日の衣装は、指揮者?」
檜山「森川さんは、ご飯でも食べるの?」
森川「これは僕の、マイ前掛け。」
檜山「よだれ掛けですか?」
森川「こんな感じで巻くんです、って言われたんだけど、
巻き方わかんなくなっちゃって。
今、楽屋で、こうかな、って、適当に巻きました。」
森川「今年最後の『おまえら』ですけれども、ラストなんで、もう力がないです。」
檜山「ペース配分ができないふたりなんで。競馬で、追い込み馬とか、
先行逃げ切り馬とかあると思うんですけど、我々は、先行息切れ馬です。
ゴール前であっぷあっぷです。」
森川「駄目です。というわけで、そろそろエンディングに。」
檜山「それはちょっと早いでしょう。」
森川「もうちょっとやらないと駄目か。」
宝くじで2億円当たったら山を買う、2億円で買えるのは月の山か、という話から。
森川「俺、ファンの方から、月の土地をもらいました。うれしいですね。
広大な土地に、アクセル連れてって。」
檜山「え、月に連れて行くの?」
森川「宇宙で(と、首の後ろを掻く真似)。宇宙でも、痒いときは痒い。」
檜山「痒い痒くない以前に、生き死にの問題ですよ。アクセルアホですから、
痒いな、と思ったら、宇宙服破って掻きますからね。」
森川「でも、彼としては夢の二足歩行ができますから。当たるといいなあ。
まだ買ってないけど。」
檜山「その前に買え。」
森川「どこで買うといいのかな。当たりますように、ってやってくれるところ、
あるじゃない。当たった試しがないけど。あれ、文句言えないのかな。」
檜山「言っても、聞き流されるぐらいだろうね。」
森川「いろんなもの買う予定だったのに。」
檜山「それを無計画というんです。」
森川「まあ、『おまえら』みたいなもんですね。」
檜山「常に見切り発車ですからね。」
森川「京都にけっこう来てるのに、全然観光できないね。」
檜山「君が京都観光したいとは思わなかったな。
こっちで行く店も、京都っぽいものは関係ないんじゃない?」
森川「そんなこともないですけど。昨日もやってしまいましたね。軽く飲んで、
1時頃にホテルに帰ってきて、また服着たまま、ベッドの上で寝てました。
ホテルのふとんが全然乱れてない。」
檜山「今回は、朝まで熟睡じゃなかったんだよね。」
森川「4時半に目が覚めて、道路の向かい側のセブンイレブンに行って、
豆腐チゲカップラーメンを買ってきました。」
檜山「京都だから、豆腐にかけようとしたの?」
森川「いや、関係ない。東京でも売ってますよ。」
檜山「やっぱり観光する気がないんだね。時間つぶしも、俺はちょっと行ったけど、
君は、京都タワーの下のダイソーに行ったじゃないか。」
森川「なんで知ってるんですか。」
檜山「君が自分で言った。」
森川「意外に大きいんですよ。」
檜山「京都タワーのダイソーをここまで語る東京人も、他にはいませんよ。」
森川「昨日も京料理食べました。湯葉、おいしいですね。乳母じゃないですよ。」
檜山「乳母食べませんよ。」
森川「え、ひーちゃんってそんな趣味が?」
檜山「お前だよ、お前。お前が自分で言ったんだ。」
今回の「おまえら」の事前打ち合わせを、ファミレスの個室でやったらしい。
檜山「和食のファミレスで、京料理コース。これから京都に行くっていうのに、
何がうれしくて、東京の和食のファミレスで京料理を食わにゃならん。」
森川「ネタだよ。どれだけ味が違うか。直前に都内のファミレスで、湯豆腐。」
檜山「湯豆腐と、湯葉刺し。」
森川「湯豆腐、すごかったよね。グツグツなったから、食ってたら。」
檜山「味が薄くてね。色見て、こうだっけ、って言ってたら。」
森川「すいません、ぽん酢です、って。 ほとんど食べ終わった後に来ました。」
檜山「それで、昨日はおいしい湯葉を食べました。おいしかった。」
- ・ゲストコーナー
- 杉田くんの衣装は、他の回のゲストコーナーと同じ。
森川「『おまえら』に出てると、どんどん変わっていくね。」
杉田「森川さんは何が変わりました?」
森川「俺はまさか、
としこ・のぶことかああいうキャラクターが生まれてくるとは思わなかった。
最初は罰ゲームでしたからね。ずいぶん長い罰ゲームだね。」
檜山「おかしいだろ? そもそも罰ゲームでのぶこをやりました。でも何故か、
罰ゲームを仕掛けたこいつが、のぶこをやってる俺が受けてるのを見て、
ひーちゃんいいなあ、俺も、って。わけわからん。」
森川「『おまえら』は、女装イベントだと勘違いしている人、多いよね。」
檜山「これ(杉田くんを指して)。だってこいつ、最初勘違いしてたんだもん。」
森川「役者もいるけれど、観に来てくれてるみなさんの中にもね。」
会場に訊いてみるが、かなり多い。自分が観た回に女装がなく残念に思った人も。
杉田「みんな楽しみにしてるんですよ。」
「日夜どす」では、最近の「おまえら」キャラクターソングを振り返る。
このあたりになると、紙資料だけでなく、録音したものが残っているらしい。
森川「ひーちゃん的には、今まででいちばんインパクトあったのは?」
檜山「やっぱりあれでしょう。呪文のような。」
森川「ほとんど全部呪文ですけどね。」
檜山「ある種最強の布陣じゃないですか。『七三ポンチョビレ』。」
森川「あれは、本格的なレコーディングをしたんですよ。一発録りで。
私語とか、素でしゃべってるのが入ってるんですよ。
イントロが始まった瞬間に、ひーちゃんとスズが打ち合わせしてます。」
『七三ポンチョビレ』録音バージョンを流す。確かにいきなりスズの声が。
森川「これ、全米1位を狙ってます。絶対、日本よりもアメリカで受ける。
(杉田くんに)聴いてみて、どう? 自分も参加したくなった?」
杉田「この完成された空間に、あとどこに参加すればいいんですか。」
さらに、「悲しきワンパラリン」「丼メンの歌」を聴く。
「丼メン大学校歌」には、檜山さんのツッコミ炸裂。
檜山「ちょっと待ってくれ。振り向けばゾンビとか、ツッコミどころは満載だけど、
さっき、大学っつったよな。なんで高等学校って言ってるんだ?」
確かに、「丼メン祭り」でも、そこがいちばんのツッコミどころでした(笑)。
森川「間違えちゃった。ミステイク。」
檜山「おっきいミスだな。」
これに「イルカが乗った少年」も含めて、杉田'sナンバーワンは。
杉田「個人的には、まずい(「丼メンの歌」の最後)、ってのが。
あれだけ盛り上げといて、まずいはないだろう。どっちのまずいなんだろう。」
森川「どっちだろうね。」
- ・葉書コーナー
- 読まれた人へのプレゼントは、3人のサイン入り色紙、
杉田くんが描いた絵付き。
-
おふたりは今年、年賀状を書かれますか。
- 森川「こないだ、ファンクラブの年賀状の写真を撮ったんです。
アクセルもおめかしして。そしたら、アクセルが興奮しちゃって。」
檜山「俺がアクセルの話を聞くといつも興奮してるけど、彼はいつ冷静なの?」
森川「寝てるとき。写真撮ろうとしたんだけど、動こうとしなくなって。
何したと思います? 道の真ん中で、オエーッ、って。興奮しすぎて。」
檜山「興奮して嘔吐、って。仔犬がやるならかわいいけど、もう6歳でしょ?
犬の6歳っていったら、人間だと30ぐらい?」
森川「30以上。彼もまだ、未成熟だね。」
檜山「本題に戻って、年賀状ですよ。俺は、昨年年賀状をいただいた人には、
お礼として出します。枚数としては、4〜50枚。」
森川「最近、メールが普及してるから、年賀状出さない人が多くなってるのかな、
と思ったら、意外に毎年、今年の年賀状は昨年よりも多い、っていうじゃないですか。
来年も民営化になって最初だし。」
檜山「官製ハガキじゃなくなるんだよね。」
森川「『官』じゃなくなるんですよ。『漢』になるんです。漢製ハガキ。」
それはそれで、特色が出て、民営化向きかもしれませんけど。
でも、もうずいぶん昔に既に「官製」じゃなくなってるんですが…。
-
クリスマスには、2階の窓から隣の弟の家までアルミの筒を通し、
プレゼントをゴロゴロ転がします。今年も母が転がしグッズを用意しています。
- 色紙を渡しに行った帰りに、猫耳カチューシャをもらってきた森川さん、
檜山さんにそのカチューシャを付けるが、檜山さんは葉書を読むのを途中で放棄、
森川さんに葉書を渡すのと一緒に、カチューシャも森川さんへ。
森川「お母さんは、何を転がすんだろう。」
檜山「何を転がすんだろう。土地かな。」
森川「土地ではないな。そうめん。」
檜山「それは、転がすんじゃなくて、流すんだな。」
森川「じゃ、おにぎり。」
檜山「猿蟹合戦か。」
いや、「おむすびころりん」だと思いますが。
檜山さんが「だんだん見慣れてきた」と言ったカチューシャは、
次の色紙と葉書を持ってきた舞監さん(♂)の頭に。
苦笑いしながら引っ込む舞監さん。
-
シンゴちゃん事件から約2年、誰か芸能人に間違われたことはありますか。
- 森川「僕は最近黒髪にしたら、ある写真が、俺ではない、と。」
檜山「俺、昨日初めて聞いた話だな。」
森川「見ただろ? 石田彰にそっくりなんです。似てたでしょ?」
檜山「まあ、似てないことはない。」
森川「俺が見たときは、彰くんがそこにいたから。これ、石田くんの写真だから、
俺はチェックできない。たぶん石田くんがオッケーしたんだろうね。」
彰くんには見せてないらしい。
見せてその反応を次の「おまえら」で、という客席からの要望に、
森川「それまで新鮮なネタかな。ま、彰くんにも見せてみたいな、と思います。」
檜山「現場で一緒にならないの?」
森川「しょっちゅうなるよ。」
檜山「じゃ、君が常にそのパンフレットを持ち歩いてればいいんだ。」
森川「えー…。」(←かなり不満そう)
- ・トークその2
- 森川「メールで立木さんを囲む忘年会の案内、来たでしょ?
立木さん、人気者だから。どれぐらい集まるかな。」
檜山「立木さん、忙しいからね。
立木さんと飲もう、って集めたのに、立木さんいないかもしれない。」
森川「年末年始は忙しいからね。チャンネル、どこ回しても立木さんだから。
電源落としても立木さんの声が聞こえる。」
檜山「それは怖いわ。テレビから貞子よろしく、立木さんが出てきそうだ。」
森川「俺、立木さんと飲んでると、財布いらないんです。
そういう、体育会系のノリがあるね、立木さんは。」
森川さんの昔話。
「俺が若手だったとき、お前、帰るんだったらこんだけ置いてけ、って言われて。
しかたないから、じゃあいます、って。よく高木渉と一緒に先輩と飲んでて、
終電もなくなってから、次行くか、ってときに、森川、高木、
ここからは時代が違うって言われて、俺と渉、寒空の中、ぽつんと残されて。
当時、漫画喫茶なんてないからね。しょうがないから、高木渉とふたりで、
身体を温め合って。……それはないです。しょうがないから、吉野家へ。」
檜山「でも、お酒は3本まで。」
「そうなんです。長居していいところじゃないから。しょうがないから、ビールを3本、
ゆっくり飲みました。駅のシャッター開くまでかけて。ホームに行っても、
電車はなかなか来ない。缶コーヒー1個買って、それをカイロ代わりに温め合って。
ほら、見てごらん、星が綺麗だ。」
檜山「お前ら、全然似合わないな。」
森川「いつか俺たちも、あの星になろう。」
- ・ヘヴンズドアからお詫び
- ・告知
- まずは、檜山修之20周年企画のアルバム「ひーそん」。
森川「ひーちゃんといえば、叫びだよね。」
檜山「叫びでずっとやったら、みんな耳が痛くなるだろう。」
森川「でも、ずっと叫んでるのがあってもいいよね。」
会場から起こった拍手を聞いて、
檜山「じゃ、検討してみます。」
他には、「森川智之のレディオベル」と「おまえらのだめだろ!」第30弾。
- ・エンディング
- 杉田くんは、黒のパーカーに黒のジーンズ。
檜山「普通の格好で出てきてどよめきが起こるのって、お前ぐらいだぞ。」
杉田「残念ながら。」
歌: 「マッテルヨ!」
ソロパートを杉田くんに歌わせたり、最後の最後でテンションが上がっているのか、
ふたりして演歌調でコブシを回してみたり、お遊び満載の1曲になった。
会場回りの後、舞台に戻って簡単な挨拶、「来年がいい年でありますように」で幕。
- ・めぐっちの客出しアナウンス
トップページに戻る
Copyright(C)1998-2014