森川智之プライベート・コレクション
「おまえらのためだろ!」土夜どす
- 森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」土夜どす(どやどす)
- 日時: 2007年12月15日(土) 17:10〜19:20
- 場所: シルクホール (京都・四条烏丸)
- 主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
- 出演: 森川智之・檜山修之、めぐっち(声の出演)
- フロントトーカー: 杉田智和
- 飛び入りゲスト: 鈴木達央
- いつにも増して、客席のリアクションが揃いすぎ。それだけ観客が慣れてきたのか、
いつもより小さめのホールだから一体感があったのか。
特に「えー」という、「納得できない気持ち」を表明するときに、
その団結力を発揮する(笑)。
森川さんが、今回の公演でブームだった「え〜?」を初めて披露する前から、
客席の「えー」大合唱は響き渡っていた。
- ・めぐっちの前説
- 無理矢理な関西弁に、さらに無理矢理「どす」を付ける。
お願いを守らなかったときには、「アツアツの湯豆腐の角で殴りまっせ」。
想像すると熱そうだ(実際にはどうか知らない)。
- ・アイドルオンステージ
- お馴染み、ミッシェル松屋町とジョージ巣鴨が登場。
ミッシェルの頭にはピンクのチューリップのような触覚が2本、
ジョージにはブルーのウサミミ? ふたりとも、黒塗りのメイク。
アフリカ大陸でワールドワイドにヒットして、日焼けしちゃった、らしい。
オープニング曲として、いきなり「イルカが乗った少年」を歌い出すふたり。
そして、いったいそれはいつのアイドルだ、というトークを繰り広げる。
ミッシェルは、故郷の松屋町に、「自家製」飛行機で凱旋らしい。
おさらいしたふたりのキャッチフレーズは、
「君の瞳にドッキュン! 道頓堀を千日前から遅れてやってきたアイドル、
ミッシェル・ルルル」と、「ジョージ17歳、このときめきはと・ま・ら・な・い」。
そして、「イルカが乗った少年」のサビをみんなで練習し、一緒に歌う。
さらに、「七三ポンチョビレ」の振り付けも練習させられる観客たち。
ミッシェル「普通のコンサートではありません。
はっきり言います。特殊な集会です。」
アンコールも「イルカが乗った少年」で、アイドルオンステージは終了。
- ・フロントトーク
- フロントトークに出てきた杉田くんは、相変わらずの制服女装。
「残月」特製の制服、紺のニーハイソックスに、ブロンドの髪、
赤いフレームの眼鏡。
- ・トーク
- 幕が上がり、舞台に登場したふたり。衣装は、
森川: 白地にくすんだ赤のチェックの長袖シャツ、前は開けている。
ユーズドブラックに、
膝から上の前側にダメージのように白でペイントしてあるジーンズ。
白のペイントは、左脚の後ろ側にも1箇所あり。インナーは黒のタンクトップ、
ウエストラインが隠れる程度に外に出しているので、ベルトは見えず。
ペンダントトップはクロス。黒のスニーカー、黒縁の眼鏡。
檜山: 薄ピンクのTシャツ、襟元から胸にかけて黒で英字のプリント。
シルバーの長袖シャツを羽織っている。ユーズドブラックのジーンズに赤のベルト。
ベルトが何本かデザインされたブーツに、ジーンズの裾をイン。
ペンダントのトップは、よくわからず。○か□かの文字か文様が描かれているもの。
左手首に、黒のベルトの腕時計。
森川「京都といえば、『おまえらのためだろ!』。」
檜山「それは聞いたことがないなあ。」
森川「今日は京都では、『おまえら』祭りですから。
飲み屋や湯豆腐屋で、『おまえら』見た、って言うと、ワンドリンクサービス。」
檜山「すいません。湯豆腐屋のワンドリンクって何? ぽん酢?」
久しぶりの京都。
森川「『おまえらのためだろ』自体が久しぶりだからね。」
檜山「そうかな。前回のほうが久しぶりだったよ。ディナーショーやったから。」
森川「やったね。」
檜山「俺、昼にゲストに呼ばれて。ディナーショーじゃなくてランチショーだ。
しかも、赤坂プリンスのバックヤードで、ホカ弁ですよ。
こいつは、今日はディナーショーだから、高級ホカ弁だよ、って言ったけど。」
森川「お箸じゃなくて、ナイフとフォークだったでしょ?」
檜山「嘘付け。割り箸だったじゃないか。」
2007年はどんな年?
森川「僕は黒髪になりました。でもこの黒髪は、偽物なんです。
本当は金髪。金髪を黒く染めたんです。ひーちゃんは?」
檜山「僕は、ドイツに行きました。1泊3日で。ドイツにタッチアンドゴー。」
森川「ひーちゃんの声でジャンボが飛んだの? ゴー!、って。」
檜山「13時間も叫びっぱなしはつらいよ。」
檜山さんが、20周年記念で企画CDを作る。
檜山「20年を振り返る内容にしたいと思ってます。タイトルは…。」
森川「『プロトタイプ』。まだ試作品か。」
檜山「そりゃびっくり。俺、いつまで見本品なんだ。
タイトルは、『ひーそん』にしました。檜山ソングということで。」
森川「檜山の村かと思った。」
話題騒然の「声グラ」2008年カレンダー。
森川「最近、カレンダーを見た新しいファンからお手紙もらうんです。
カッコいい、って。俺的にはうれしいんですけど。」
檜山「そりゃ、カッコいいって言われて、うれしくないヤツは少ないだろう。」
森川「でも、カッコいいです、今度の『おまえら』行きます、っていうんですよ。
ちょっとヤバいな、と思って。」
相方さん、すかさず会場に確認。
「カレンダーを見て森川がカッコいいと思って来た人」で、かつ、
「今現在後悔してる人」。なんと、後ろにひとり。
森川「よーし、見てろよ。もっとすごいぞ。」
森川「最近、携帯を変えたんですよ。90(きゅーまる)なんとか。」
檜山「それだけじゃ、わかんねえよ。」
森川「パタパタするやつ。」
檜山「最近の携帯はみんなパタパタするよ。パタパタしない携帯、持って来い。」
森川「こうなって、こうなる。」
と、手のひらを合わせて、実演してみせる。
最初は手首のあたりを支点に指先側をパタパタ、
それから小指側をくっつけたままパタパタ。
会場「あー。」
檜山「(客席に)これでわかるんか、君ら。」
わかります、特徴的だから(笑)。
森川「前のが調子悪くなっちゃったんで、新しくしようと思って。
そしたら、お店の人が、難しいことばっかり言うんです。」
檜山「俺には君の言ってることのほうが難しい。」
森川「よくわからないから、全部はいはいって言ってたら、オプションがいっぱい。
お財布携帯とか。」
檜山「使ってんの?」
森川「使わない。」
森川「で、ワンセグですよ。」
檜山「お前、それが言いたかったんだろ。」
森川「いや、僕が言いたかったのは、ヴィエラ携帯。」
檜山「最初からそう言えばいいじゃないか。」
森川「すごい綺麗なんだけど、何を見ろ、っていうんだろうね。
テレビだって、契約しなくちゃいけない。」
檜山「設定しなくちゃいけない、ってこと?」
森川「カードを入れなくちゃいけない。」
檜山「カードは買ったときに入れてくれなかった?」
森川「入ってるの? でもメールには、カード入れろって書いてあったよ。」
檜山「抜いた?」
森川「抜いてない。」
檜山「じゃあ、入ってるよ。お前だからあまり信用はできないけど。」
森川「入ってるんだ!!」
でも、半年後にも「観てない」って言ってそうな気がするけど。
- ・ゲストコーナー
- 檜山「そろそろゲスト呼ぼうか。」
森川「今回はゲストいないよ。前説だけ。」
檜山「前説兼ゲストだろ。お前の肩越しに、すごいのが見える。」
杉田くんが待機しているのは下手の袖。上手側にいる檜山さんからは見える。
森川「俺、どんなのか知らないんだけど、楽しみだな。」
檜山「どうやって呼び込めばいいんだろう。本当、すごいんだけど。」
森川「袖から出て来れる?」
檜山「出ては来れる。」
などという、言いたい放題の紹介で呼び出された杉田くんは、
特に大きなかぶりものというわけでもなく、舞台装置にはまり込んでもいず、
巨大な翼もない、ごく普通の女の子の衣装。
黒のパーカーにチェックのプリーツのミニスカート、紺のニーハイソックス、
シルバーのロングヘアにモノトーンのつばのある帽子、赤いフレームの眼鏡。
なんだけど、これが「普通」と思ってしまう時点でちょっと問題かも。
ゲストコーナーのトークテーマは「おまえら」を振り返ること。
「土夜どす」で取り上げるのは、「おまえら」のキャラクターについて。
このコーナーはパイプ椅子が用意され、3人は座ってトークをするのだが、
話が熱くなってくると森川さんが席を立ち、それに檜山さんも同調する。
杉田くんは、ふたりが立っていると、座ってはいられないらしく、
話を振られなくても立って待っている。すごく躾がしっかりしたいい子なんだなあ。
すぎこ・アンジュリエットから成田さんの話へ。
檜山「成田さんを自由にしちゃいけない、っていうことがよくわかったよ。」
杉田「僕は、こないだのなんとかアラモードでよくわかりました。」
森川「なんとかアラモード、通路を使っていろいろやるんだけど、
出演者が会場で迷子になったよ。
成田さん、声はするけどどこにいるかわからない。」
檜山「成田さんには、GPS携帯を持たせないと。」
森川「糸をつけておいたほうがいいね。」
杉田「賢雄さんがその糸を引っ張ると、成田さんがずるずると。」
檜山「孫悟空かい。」
杉田くんが「なんだこれ」と言った写真。
森川「高木渉の。」
檜山「わたこだよ、わたこ。」
森川「わたこじゃないんだよ。わたこだけど。
DVDにならないから、ってやったんだけど、あのメイクはヤバかった。」
檜山「3回公演やったこととき、高木渉がシークレットゲストでね。
メイクを3回繰り返したんだけど、舞台やってる役者根性なのか、回を重ねるごとに
過激にバージョンアップして、最終的には、浦安のネズミみたいな。」
森川「それを、スティーブン・キングが物真似したような感じ。白塗りで。」
杉田くんが着ている制服をフィギュアにする企画があるらしい。
森川「アトミックモンキーの宣材写真もこれにしたら?」
杉田「事務所が泣きますよ。」
檜山「いや、関は喜ぶだろう。」
森川「(チイチを真似て)杉田くんもなかなかやるねえ。」
- ・葉書コーナー
- 読まれた人には、森川・檜山・杉田のサイン入り色紙。
-
近くに、親指マンションと呼ばれる建物があります。
- マンションの壁大きな親指が突き出ているらしい。葉書には写真付きの模様。
森川「親指マンションがあるっていうことは、他の指もあるんですよ。
東京に親指があるから、小指は鹿児島、薬指が福岡。中指が上海、人差し指が平壌。
要するに、どこかにある、ってこと。もしかしたら、家に帰ったときに、
わっ、うちに薬指、ってことになるかもしれない。」
-
友人が、某ライヴパンフレットの黒髪の森川さんが、
Kinki Kidsの堂本光一さんに似ている、と言っていました。
- 会場「えー。」
そりゃ驚きだ。森川さんも一緒に、
森川「え〜?」
両手を両脇でまっすぐ伸ばし、手首から先を外に開いたポーズ付き。
若手お笑い芸人のネタ、「驚いたときのマスオさん」が元ネタらしい。
今回の3公演、この「え〜?」を連発だったが、実はここでやったのが最初。
森川「『荒磯』のライヴのとき、パンフレットから黒髪にしたんです。
そしたら、パンフレットのワンカットだけ、石田彰くんにそっくり。
ふだん、彰くんがしてそうな顔なんだよ。」
にわかには信じない檜山さん。それはそうかもしれない。機会があったら見て、
と森川さんが言っていたら、会場にそのパンフレットを持っている人が。
檜山さん、早速そのパンフレットを取りに行き、
檜山「ああ。言われてみれば、そうかもしれないね。
でも、いかに人は君の髪しか見てなかったか、ってことの証明だよ。」
- ・ヘヴンズドアからお詫び
- 今回のチケット発送が遅れたことについて。
不正が見つかったらしく、それもあって処理が遅れたことを謝るふたり。
責任上とはいえ、たいへんな作業のうえに謝罪までなんて、気の毒やら申し訳ないやら。
大きくなると、楽しいことも多くなるけど、悲しいことも増えていくんだなあ、と、
つらいけれど実感。
- ・エンディング
- 森川「(袖を見て)あれ。しょんぼりですよ。」
檜山「でも、あればっかりだと、本当に杉田だったのか、ってことになるから。」
杉田くん、黒のパーカーに黒のジーンズの普通の格好で登場。
杉田くんの話によれば、若手の間では、「え〜?」の後に、
置鮎さんの真似で「ホントに〜?」を付けるのが流行っているらしい。
森川「後で練習しよう。」
歌: 「マッテルヨ!」
- ・サプライズゲスト
- 歌の最後あたりに舞監さんが出てきて、森川さんに耳打ちしたと思ったら、
客席の後ろで、鈴木達央くんが観ていたらしい。前日、
名古屋に高橋直純くんのライヴを観に来ていて、京都に遠征してきたとのこと。
客席(しかも立ち見)から、名古屋のお土産を持ってステージへ。お土産は、
檜山さんへ: 名古屋限定黄金箱入りの縁(ゆかり)
森川さんへ: ういろう「あも」
「あも」ってういろうなのかな? たっつんはそう言ってたけど。
森川さんには甘いものを、と思って選んだらしい。
鈴木「京都観光しましたよ。錦小路を歩いていたら、おいしそうなものがあったけど、
新幹線の中で飛騨牛ステーキ弁当を食べてしまったから。」
森川「飛騨牛。」
檜山「何、牛に食いついてんだ。達に食いつけ。」
たっつんは、写真集の告知を。
鈴木「2月14日、男性声優では初、と思ったら速水奨さんがやってたけど、
写真集出します。」
森川「水着?」
鈴木「……そうなんです。芸人たるもの。」
檜山「達、こいつに乗せられる必要ないから。事実だけ言え。」
鈴木「脱いではいないです。」
杉田「CGとか。」
檜山「それじゃ写真集じゃないだろ。」
森川「発売日、決まってるの?」
鈴木「2月の14日です。え〜、森川さん、俺、最初に言いました。」
檜山「達、今こいつの頭の中では、お前が水着姿で飛騨牛食ってるから。」
たっつんは下手袖に引っ込み、3人で恒例の会場回り。
舞台に戻って簡単な挨拶、「またお会いしましょう」と手を振りながら幕。
- ・めぐっちの客出しアナウンス
- 3公演とも共通の内容だった。
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