森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」夜の部
「超大型ユニット結成! 新スターメンデビュー!?」


森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」夜の部「超大型ユニット結成! 新スターメンデビュー!?」
日時: 2006年7月16日(日) 17:15〜19:30
場所: メルパルクホール (東京・芝公園)
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之、陶山章央、石塚堅、めぐっち(声の出演)
ゲスト: 岸尾大輔、鈴村健一、吉野裕行

ホールのロビーの飾り付けは、昼の部と同じく、「おかえりなさいませ」ゲート。

めぐっちの前説

トーク
舞台の上のオブジェも、昼の部と同じ、黒い柱の上に白いハート。
おふたりの衣装は、
森川: 黒のサテンのシャツ、ラグランスリーブで袖は白、 肩には黒のラインが入っている。背中と胸に大きな柄(刺繍?)入り。 胸の柄は、右前身頃は家紋、左前身頃は野性味あふれる豚。 インナーは黒のタンクトップ、ペンダントは昼と同じ大きめのクロス。左手首に腕時計。 白のコットンパンツ、バギーのようなゆったりしたラインで、丈も長い。 黒のゴツいスニーカーも先がちょっと見えるだけ。
檜山: 白の半袖Tシャツ、胸にグレーの文字のプリント入り。 薄いピンクのテーラード襟ベスト。生成のパンツ、白の靴。

森川「暑い盛りですね。でも、僕の頭の中は常春ですから。」
檜山「『彩雲国物語』でも、その台詞言いましたね。この常春頭が、って。」
森川「右耳から見ると、頭の中にモンシロチョウ飛んでますよ。」
檜山「……病院行く?」
森川「病院もいいですよ。よく行くんです。人間ドックは行ったことないけど。」
檜山「俺も人間ドック、行ったことない。」
森川「人間ドック、行きますか。」
檜山「何しに?」
森川「そりゃ人間ドックですから、健康診断ですよ。お尻からカメラを…。」
檜山「ちょっと待て。なんでそんな急に、上級編から入るんだ?」
森川「いきなりのほうが、力が抜けていいかな、と。 これから来るな来るな、と痛みをイメージしてると、身体が固くなるから。」
檜山「ああ、なるほど。嫌いなものは真っ先に食べるタイプですか?」
森川「嫌いなもの、食べますよ。でも好きなものを先に食べます。」
檜山「カメラが好きなの?」
森川「カメラはキヤノンに限ります。 力を入れると痛くなりますから、力を抜いて、でれんとしないと。」
檜山「質問。この話の発端は、人間ドックに行ったことがない者どうしの 会話だったよね。でもこの流れは、未経験者と体験者の会話のようだね。」
森川「それが『おまえら』じゃないの? いつのまにか何の話してるのか、 わからなくなるのが。」
檜山「いやいや。どこに行けばいいのかな、っていうのがあるじゃない。」
森川「人間ドックに行くんですよ。」

森川「昼の部、『萌え』で盛り上がりました。病院も萌えですよ。」
檜山「病院萌えですか?」
森川「病院カフェ。」
檜山「病院カフェ!?」
森川「これからきますよ。みんな、ナースとドクターで。オペです、って。」
檜山「カフェですよね? オペって何ですか?」
森川「オペもオプションで付いてくるんです。おかえりなさいませ、患者様。」
檜山「どんなに病院が好きな人でも、病院に行ったときに、おかえりなさいませ、 とは言われたくないぞ。」
森川「それじゃ、採血しますからね。(注射して)ストップって言ってください。」
檜山「阿呆。それじゃ、献血だ。」
森川「で、オペですよ。萌えます。まず、ドクターがモエます。」
檜山「そのモエは、どっちのモエですか? オペに燃えている、熱い燃えですか? それとも、草冠系ですか? 草冠系だったら、遠慮したいんですけど。」
森川「今から緊急手術をする。メス。(切りながら)ストップって言ってください。」

檜山「話がずれていますが、カフェですよね? 飲み物はいつ出てくるんですか?」
森川「ふーふーあーんもありますよ。バリウムで。」
檜山「俺、バリウムって飲んだことないからよくわからないんだけど、熱いの?」
森川さんも、「熱いの?」と会場に訊く。もちろん、「熱くない」との答え。
檜山「熱くないのに、どうしてふーふーするの?」
森川「冷たいものでもふーふーするよ。」
檜山「まあいいや。冷たいものをふーふーする人はいるかもしれない。 ところで、バリウムって冷たいの?」
「ふーふーする」を連発しないでください(笑)。かわいいじゃないですか。

檜山「よく焼き肉、っていうか、生肉、食いに行くじゃないですか。 でも、ジンギスカンは行かないよね。」
森川「生まれてこの方、2回ぐらいしか行ったことない。」
檜山「あまり好きじゃないの?」
森川「いやあ、未(ヒツジ)年だから。」
檜山「俺も未年だよ。俺、共食い?」
森川「BSDに気を付けてね。」
檜山「いやいや、BSDって、狂牛病だよ。」
森川「牛骨粉は、羊の餌だから。」
檜山「それより、牛の生肉食うほうが危険じゃないか?」
森川「大丈夫ですよ。焼き肉屋で、肉が出てきたら、真っ先に匂いを嗅ぎます。」
檜山「オッケー、っていうことになったら、店の人が、じゃあ火を付けます…。」
森川「(言い終わらないうちに)けっこうです。」
いつも言っているように、森川さんは、「焼き肉屋に行こう」と言わないらしい。 「肉屋に行こう」と言うんだとか。
檜山「こいつはいいですよ、生肉食べるんだから。 俺はどうするんだ? 俺は、焼き肉が食いたい。肉は焼きたいよ。」

森川「ところで、ワールドカップのサッカー、観ました?」
檜山「ワールドカップっていうのは、いろいろあります。 サッカーだけじゃありません。ワールドカップのサッカー、じゃなくて、 サッカーのワールドカップ観ました?、ですよ。」
森川「日本語って難しいね。」
檜山「俺はお前にツッコむのが難しいよ。」

葉書コーナー
プレゼントはハート型バルーン、ゲストを含めた寄せ書きサイン入り。

私のアイドルといえば、アニメ・特撮の主人公でした。ロケットパンチと叫んで、 妹を泣かせたこともあります。みなさんのアイドルは誰でしたか。
檜山「ちなみに、ロケットパンチは、今の言い方では妹さんは泣かないでしょう。 (熱くドスをきかせて)ロケットパンチ!!」
さすが雄叫び声優、なのだが、でもまあ、ことこの言葉に関しては、 より適任者(?)が隣りにいる。プレゼントを渡して戻ってきたところで、
森川「ロケットパーンチ。」
檜山さんの子供の頃のアイドルは、広島カープ、赤ヘル軍団の山本浩二。 森川さんの子供の頃のアイドルは、キョンキョン(小泉今日子)。 実際に見た彼女は、とても顔がちっちゃかったのが印象的だったとか。

昔好きだったアイドルが変わってしまって、悲しくなったことはありますか。
檜山「でも、間違いなく俺たちも変わってるよね。」
森川「これ、本邦初公開。」
と言いつつ、「昔の友達が変わってしまった話」?
「小・中学校時代の友達から、ヘヴンズドアにメールが来たんだよ。 スタッフが、もしかしたらお知り合いかも、って転送してくれて。 20年ぶりくらい。アドレスを教えてもらったから、メール書いたんだよ。 『ヤッホー、元気ですか? 今、何してんの? なつかしいなあ。 今度横浜に帰ったとき、飲もうよ。ヨロピク』。そしたら返事が来た。 『お久しぶりです。すぐにお返事をもらえるとは思いませんでした。 君も活躍しているようで』。もう、どうしようかと思いました。」
檜山「我々は、一般の常識からは、ちょっとはずれてますからね。」
森川「そのあと、すごい考えちゃった。手紙の書き方とか、調べちゃったよ。」

私は今日、29歳の誕生日を迎えました。 20代最後にこれだけはやっておいたほうがいい、ということを教えてください。
檜山「何かあったっけ? 20代。」
森川「うーん。浴びるほど飲め。」
檜山「そうだね。30になったら、けっこう来たね。」
森川「俺も、相当、今年はやってるからね。」
檜山「うん、やってるな。こないだ飲んでて、こいつのほうが酔ってたから、 先にタクシー乗せたのよ。自分もその後、帰ったんだけど。」
森川「たぶん、走り始めて3分もしないうちに、降ろしてくれ、って言って、 降りちゃった。で、手当たり次第に電話して、檜山に捨てられた、って。」
檜山「我々の業界は狭いからね。こいつ、共通の友人みんなに言ってんだよ。 翌日仕事に行ったら、行く現場行く現場、会う人会う人、みんなに言われた。 『檜山さん、昨日、森川さん、どうしたの?』 『なんか、檜山くんに捨てられたっていうんだけど、どういうこと?』 俺はそんなこと知らないから、さっぱり意味がわかんなかったよ。」
森川「ちょっとだけ飲もう、って行ったんだよね。 俺、体調もよくなくて、1時間ぐらい、っていって飲み始めたんだけど。」
檜山「そしたら、最初ビール飲んだ後、日本酒注文してるんだよ。確かに、 珍しい酒だったし、強めの酒をちょっとだけ、っていうことかな、って思ったんだけど、 飲み終わったら次々注文して、結局ふたりで、一升瓶全部空けちゃったんだよね。 最後は看板です、って追い出された。」

告知
昼の部と同じく、20周年記念ディナーショーの開催告知。
その後、客席4列目(ビデオカメラの隣り)に気になる人がいる、と舞台に呼ぶ。 夜の部の飛び入りゲスト(?)は、立木文彦。
森川「立木さん、おまえらファンなんだよ。 こないだ、神奈川県民ホールにも観に来てくれたんだよね。」

3人は「焼き肉仲間」らしい。
檜山「ホルメンとは違った、焼き肉ユニットでね。」
森川「立木さんと遊ぼう、っていうユニットなんです。本当ですよ。」
1回目の会合は、檜山さんの予定が合わず。このときが、杉田くんが幹事をした、 あの、しゃぶしゃぶ肉をみんなで生で食べた会合のことかな。30万円の。 こないだの2回目には、森川さんが参加できなかったらしい。
森川「ひーちゃんはトークのときいつも、僕に困ってるでしょ? 2HEARTSのステージでは、僕が立木さんに困ってるんだよ。」
立木さんによれば、立木さんは檜山さんに困っているからバランスが取れている、 ということらしいんだが、端から見ているとそうは見えない。 いちばん苦労しているのは檜山さんに見える(笑)。
森川「実は、立木さんと一緒にやってる2HEARTS、ニューシングル出すんですよ。 ひーちゃん知らないかもしれないけど、2HEARTSは、 今まで黒いイメージがあったんだよ。でも今回は、白い。 ホワイト・アンド・ホワイトだね。」
「『アンジェリーク』のエンディングで、8月の23日に出ます」と告知するが、 何か抜けている。そりゃ、ファンは知ってますけど。さすが檜山さん、 そういうところまで気が回って、きちんとフォローしてくれる。いい相方だね。
檜山「タイトルは?」
森川「『Dearest You』。」
檜山「俺に言ってもしょうがないだろう。みんなに言わないと。」

おまえらしゃべり場コーナー
昼の部と同じく、石塚堅と陶山章央が司会。ゲストの3人を呼び出す。 舞台下手側には椅子が5個、上手から、森川・吉野・鈴村・岸尾・檜山。
夜の部のテーマは、「新ユニットのユニット名」。

司会進行は、昼の部にも増してグダグダ。 岸尾くんと檜山さんは、椅子からずり落ちるだけでは足りず、 でんぐり返しや舞台上でのたうち回ったりのパフォーマンスを繰り広げる。 檜山さんなど、袖から帰ろうとまでしていた。
間の悪い進行に業を煮やした岸尾くんに、 「わいてるときにしゃべっても聞こえないから、おさまってから」と叫ばれているのに、 全然耳に入っていない様子。そんなカタシくんの横で、助け船を出すでもなく、 混ぜっ返すでもなく、他人顔の陶山くん。彼の存在意義は何なんだ?

まず、葉書で寄せられた候補をいくつか紹介する。続いて、出演者の出した案。
岸尾: INSPIRE THE NEXT 5人
吉野: ポンチョ伊藤
檜山: 五つ星
森川: 遅咲き
見かねたスズが、自分のぶんは自分で発表。ごく普通のトークなのに、 すごい流暢で巧みに聞こえたのは、たぶん比較対象のせい。
鈴村: グレイ
5人の合議で、ユニット名を「グレイ」に決定して、コーナー終了。

フロントトーク

「超大型ユニット結成! 新スターメンデビュー!?」
1階席後方から森川さん登場。全身緑の衣装にピンクのカツラ、ミッシェル松屋町。 ジョージ巣鴨の檜山さんは、2階席に登場。青の衣装と水色のカツラ。 ふたりとも頭の上にマンボウを浮かべている。イルカじゃないの?
ふたりで「イルカが乗った少年」を歌ううち、ジョージも下りてきて合流する。 ふたりに会うのは2年ぶりだが、キャッチフレーズがパワーアップしている。 ミッシェル松屋町は、「君の瞳にドッキュン! 道頓堀から、遅れてきたアイドル、 ミッシェル、るるる」。ジョージ巣鴨は、「ジョージ17歳、今走り出す青春。 このときめきは止まらない」。2年前のジョージは14歳だったような?

そこに、スターメン決定委員会のよしことすずこが登場、オーディションを始める。 だいこ(メイドバージョンではなくカントリーガールバージョン)も出てきて、 ふたりが悪いとは思わないと主張すると、すずこもそれに賛同、ふたりで胸元から、 紐の先に付けた5円玉を取り出して、よしこに催眠術をかけ始める。

5人がハケた後、檜山のふゆき(陶山)と森川とひゆき(石塚)が舞台に現れる。 ひとしきり時間稼ぎをしてから、超大型新ユニット「グレイ」が登場。
5人の衣装は、胸に「七三」の文字を貼り付けた原色のポンチョと、同じ色のズボン。 大きなサングラスをかけ、耳の後ろあたりには飾り球が下がっていて、 イヤリングみたい。ゲストの3人は、クリーム色のボブのカツラをかぶっている。 岸尾くんはオレンジの衣装、クリスすすき野。鈴村くんは黄色で、ジーン気仙沼。 吉野くんは赤、チッチョリーナ久留米。それに緑のミッシェル松屋町と、 青のジョージ巣鴨が加わった5人で、「七三ポンチョビレ」という歌を披露する。 呪文のようなメロディが延々と続き、微妙にズレたリズムとベースライン、 それに乗った歌と言っていいものかどうかわからない歌声が、耳につく。 ちゃんとリハーサルをしたことがわかる振り付けも、不気味さに拍車をかけていた。

エンディング
そのまま素に戻り(キャラバージョンではない)、エンディング。
ゲストの3人に感想を訊いた後、「DEATH GUN」の告知。 「人気声優森川智之と檜山修之がコンビを組んだ」、 「シナリオ・アフレコは現在進行中」という告知文に、
森川「もうだいぶ前から組んでるけどね。」
檜山「シナリオとアフレコは同時進行できません。」

歌: 「マッテルヨ!」
会場回りは、森川さんと吉野くんが2階席に。最後にみんなでステージに戻り、幕。

めぐっちの客出しアナウンス
アナウンスの後、なんと、「七三ポンチョビレ」が流れ出し、会場は騒然。 耳をふさいで逃げ出す人も(笑)。カラオケだけではなくて、ヴォーカルも入っていて、 耳から離れない。夢でうなされそうだ。

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