森川智之プライベート・コレクション

「おまえらのためだろ!」昼の部
「おまえら娘全員集合!…?(一部除く) コイのから騒ぎ(ハート)」


森川智之・檜山修之の「おまえらのためだろ!」昼の部「おまえら娘全員集合!…?(一部除く) コイのから騒ぎ(ハート)」
日時: 2005年2月13日(日) 14:10〜16:30
場所: 神奈川県民ホール大ホール (神奈川・横浜)
主催: HEAVEN'S DOOR (森川智之オフィシャルファンクラブ)
出演: 森川智之・檜山修之、陶山章央、石塚堅、めぐっち(声の出演)
ゲスト: 岩田光央、鈴村健一、鳥海浩輔、保志総一朗、堀内賢雄、山口勝平、吉野裕行
飛び入りゲスト: 結城比呂

ホールのロビーの飾り付けは、中華風。春節祭を意識した感じ。 赤い飾りに大きな「祝」の文字が目を引いた。 パッと見には、近くの中華街で数日前に祝っていた名残かと思うだろうが、 もちろん我々は、「祝」10周年。

めぐっちの前説
今回から、声の出演も「めぐっち」表記に。聴いているうち、 途中で「疲れた」と言いながら林原めぐみに戻るんじゃないかと思ったけど、 最後までめぐっちだった。

オープニングトーク
1階客席後ろから、森川智之・檜山修之登場。 客席内の通路で、前説(?)を始める。
檜山「檜山修之です。」
森川「森川智之です。ふたりそろって、『おまえらのためだろ』。」
いつもどおりのネタに乗り損ねた会場の反応を見渡して、
森川「微妙ですねえ。今回は、DVD。」
檜山「回してるんでしょ?」
森川「DVDは回してないよ。」
と、皿回しのように回してみせる。お約束。
今回の「おまえら」はDVDになるので、タイトルコールを録り直すとのこと。 段取りを打ち合わせ、そのまま本番、というときに、
檜山「『檜山修之と』。あ、間違えた。」
いきなり檜山さんが間違える。ボケたんじゃないのはわかっているが、絶妙だ。
檜山「(ちょっと沈んで)森川。俺、舞い上がってるわ。」
無事タイトルコールを収録、舞台両側の階段から、舞台に上がる。

舞台上には、赤い台に乗った大きな金色の招き猫。 両側には、金色の縁取りのある緋毛氈に、紅白の団子があしらってある。
おふたりの衣装は、
森川: 胸にサッカーボールの絵の入った白いTシャツ、 「ESPANA 82」と書いてあったから、1982年のワールドカップのTシャツかな。 紺のジップアップブルゾン、というか、ジャージみたい。 胸に幅の広い黄色いライン(「S」という文字だけ読めた)と、 肩から袖に3本の黄色いラインが入っている。 ちょっとブリーチアウトな感じのジーンズ。左腰に太いウォレットチェーン(普通の鎖)。 紺(たぶん)のスニーカー、底と紐は白。夜とは違ったと思うんだけど。自信なし。 シルバーのペンダント、 トップは縦長のプレートにペイズリーのような柄が彫られたものと、 縦長で曲線を象ったフォルムのもの(同じシリーズのようだった)。 途中、としこになったときにも、Tシャツの上にこのペンダントをしていたが、 その後私服に戻ったときに、ペンダントはTシャツの中に入ってしまった模様。
檜山: 白とベージュの横縞のTシャツ、襟は前が少し開いていてボタンで留めるタイプ。 ベージュのジップアップタイプのパーカー、前は襟元近くまで上げている。 途中、コントが終わって戻ってきたときには、お腹のちょっと下ぐらいまで開いていた。 パンツは焦げ茶。薄い茶色というか、黄土色の革靴。 チョーカータイプの革ひもに、赤い石をぶら下げたペンダント。

大きな舞台の真ん中には、マイクが1本立っている。
檜山「今回は2500人も入る会場で、すごいじゃないか。でも、これ。」
と、マイクを指す。
檜山「みんなも気付いてると思うんだけど、俺ら、ここにこれが付いてる。」
と、インカムを示す。今回の出演者は全員、頭の後ろを通るヘッドセット装備。 舞台上のマイクはダミーらしい。お笑いのお約束とのこと。
森川「これ(ダミーマイク)がないと、センターがわからなくなるからね。」

森川「バレンタインデーですね。世話チョコって知ってます? 普段お世話になってる人にあげるんです。同性でもいいんですよ。 今日は、ゲストも多いし、チョコレート、すごいと思いますよ。 今日は僕、2トントラックで来ました。」
檜山「キミは、2トントラックどころか、普通免許も持ってないだろ。 2トントラックは、大型免許が要るんだよ。」
森川「要るの?」
檜山「キミは、50ccにも乗れないよ。」
森川「50ccぐらい、いいじゃないですか。」
と、目の前で親指と人差し指で小さな幅を作ってみて、それをくいっと。
檜山「飲むのかよっ。50ccっていうのは、アルコールの量じゃないからね。」
森川「いわゆる、燃料。我々の燃料ですから、これは。」
と、また、くいっと。だから、飲むなよ。
檜山「違うよ。燃料じゃないからね。」
森川さん、排気量ってわかってるのかな。

森川「ホワイトデーには、お返ししないとね。」
檜山「世話チョコにもお返しするの?」
森川「そりゃそうですよ、いただいてるんだから、お返しするんです。」
檜山「同性に? あ、最初が女性だから、男性から男性っていうことはないんだ。」
と、ちょっとほっとした表情の檜山さん。
檜山「間違ってもお前、連絡してくんなよ。今までかなり世話してるから、 そろそろ来るんじゃないかな、と思ってるんだけど。」
森川さんにもらうことより、自分が返さないといけないことを怖がってる?(笑)

檜山「連絡といえば、1月26日。こいつ、メール送って来たんだよ。 『ハッピバースデー、オレ』。『おまえら』が近いから、その相談かと思ったら、 『ハッピバースデー、オレ』。なんだよ、それ。」
森川「『おまえら』でもありましたよね。『先月誕生日イヌもオレも』。」

森川「犬といえば、うちの犬が、しゃべり出しそうなんです。」
檜山「…お前、こないだ、インフルエンザでダウンしたよな。 大丈夫か? 熱にうなされて、アクセルに看病されてる夢見たんだじゃないか?」
森川「本当にしゃべりそうなんです。夜、枕元で、バフ、ウフッ、って。」
檜山「そりゃ、犬だから、そう言うだろうね。」
森川「犬だったら、ワンワンでしょ。寝たきりのおじいちゃんみたいな感じなんです。 じいちゃんがもうすぐしゃべるよ、みたいな。」
犬がしゃべるといえば、バウリンガル。
森川「バウリンガルだと、ワンワンって言ったら、バウワウって出るんですけど。」
と、犬の胸元に付けたバウリンガルの表示を説明する(?)。
檜山「ちょっと待って。ええーっ? ワンワンをバウワウって出ても。」
森川「バウリンガルですから。ニャーニャーって言ったら、ミャウミャウ。」
ミャウリンガルは猫の胸元には付けません。え、犬がニャーニャー言うの?
檜山「じゃあ、コケコッコーは、クックドゥードゥルドゥーか?」
森川「コケリンガル。牛はモーリンガル。」
檜山「今ちょっと、うまいな、って思っただろ。」
森川「いろいろありますけれどもね。」
檜山「それで終わりかよ。」
森川「しゃべり出したら、みなさんに報告します。」

偽札だのの話から、オレオレ詐欺話。
森川「プルルル、プルルル。」
檜山「はい、もしもし。」
森川「うぉおおおおーーーん。」
檜山「がちゃ。」
森川さん、再挑戦。
森川「プルルル、プルルル。」
檜山「はい、もしもし。」
森川「(歌う)オーレ、オレオレオレ。」
檜山「古いなあ。」
森川「プルルル、プルルル。」
檜山「まだやるのか。はい、もしもし。」
いきなり泣き出し、次々受話器を渡すも、全員泣いている。
森川「何を言ってるのかわからないね。」
檜山「普通は、警察や弁護士を装って説明するんだろ。泣いてどうするんだよ。」

葉書コーナー
プレゼントは、ハート形バルーンにサイン入り。
今回の会場は大きく、3階席まである。 今までからしても、ちゃんと持っていくんだろうな、とは思っていたけれど、 いきなり最初の葉書が3階席。
森川「どうやって行くの? 俺、わからないよ。」
おろおろしつつ、終いには3階席に向かって、バルーンを投げようとする。
檜山「早く行ってこいよ。」
と怒鳴られた森川さん、それでも舞台上を右往左往しながら、 檜山さんに追い立てられるように、舞台袖に消える。 その後、3階に現れた森川さんを見て、
檜山「森川、そこから飛べ。」

恋心が騒いでしまう恋愛の範疇は、何歳から何歳までですか。
森川さんが3階席まで行っているので、すごく時間をかけて読む。それでも、 読み終わっても森川さんが帰って来ないので、ひとりで話し始める檜山さん。
檜山「話が合うほうがいいので、プラスマイナス5歳ぐらいかな。」
と言ったところに、森川さんが舞台下手から出て、檜山さんの後ろを通り過ぎ、 上手に走って消える。でも、檜山さんは落ち着いたもの。あわてず騒がず、
檜山「おい。おいっ。」
と冷静に呼び止め、森川さん復帰。さすがに息を切らしている。
檜山「キミは、息が騒いでるね。」
森川「恋心の騒ぐ年齢? そうですね。もう、大丈夫ですよ。何歳でも。 どんとこいです。いつでも、どこでも、大丈夫ですよ。」
檜山さんに、さすがに10歳とかはまずいだろう、とツッコまれていたが、柳に風。

昔は小さな会場で、自由席だったので、整理番号順に並んで入ったのですが、 おふたりは覚えてますか。
檜山「俺、整理番号順に並んで入ったことないから。」
すぐ後ろの整理番号が、森川さんと檜山さんだったりしたら、驚きますよ。
「おまえら」第1回昼の部の私の整理番号は、1番でした。正真正銘、 「おまえら」一番乗り。あのときはおふたりが近くて、ドキドキしました。
檜山「今は違うのか。」
今はちょっと遠いんですよ。マジで。
おふたりの思い出があれば聞かせてください。
森川「最初は、100人にも満たない会場でしたね。 冗談抜きで、ここ(舞台)に全部おさまるぐらいの大きさで。 みんなも僕たちも、お酒を飲みながら。」
檜山「ゲストは、三木眞一郎と、陶山章央。 事実上の最初のゲストは、陶山章央だったけど、2回目からは写真撮ってたよね。」

10年前にしておけばよかった、ということはありますか。
森川「10年前、高木渉を相方にしてたら、とか? ひーちゃんも俺じゃなくて。」
檜山「いやいや、そんなことじゃなくても、 俺がずっとお前のツッコミを待ってたらどうなったか、っていうのもあるよ。 今でこそ、森川がボケで俺がツッコミだけど、最初は逆の予定でしたからね。」
会場からは驚きの声。でも、当時の森川さん的にはそうだったのかも。
檜山「こいつが、 俺が適当にツッコむから檜山はしゃべってて、って言ったんですよ。」
森川「今考えると、それが最初のネタでしたね。」
急にその場で立ち位置を逆にする森川さん。時間がないのに、と檜山さんは渋々。 でも、ボケとツッコミを逆にするには、立ち位置も変えないといけないのね。
森川「はいはいはい、どうもー。森川智之です。」
檜山「檜山のぶ…。」
森川「(いきなり)なんでやねんっ!」
檜山「(呆れて)今のはツッコミじゃないから。ツッコミに見せかけたボケだよ。」
森川「やっぱり無理ですね。」

フロントトークコーナーその1
たくさん届いた葉書に助けられ、どうにかクリア。

「おまえら娘全員集合!…?(一部除く) コイのから騒ぎ(ハート)」
会場から、黄色のひらひらドレスに白のフリフリエプロンの、としこが登場。 顔にものすごい、メイクの域を超えたラインが描いてあり、前歯をくわえている。 「恋のから騒ぎ」の司会、明石家さんまのつもりなのだろう。 ひとりだけ下手に離れたテーブルに着き、おまえら娘たちをひとりずつ、紹介する。
2階・3階の後ろの扉から出てきて、ひとりずつ扉の前でポーズを取る娘たち。 3階は、みつこ、とりこ、よしこ、2階は、けんこ、ほしこ。 衣装は、以前に出たときと同じ。とりことよしこは、黒ロングおかっぱ、 赤いブラウスに黒いタイトスカート、黒ストッキング。ほしこは、 オレンジのブラウスと黒のスーツ、黒いつば広の帽子。けんこは、赤いムームーに金髪、 ガングロ。みつこは、柄のワンピース、金髪でブルーのアイシャドウが目立つ。 5人とも一斉に引っ込み、舞台に向かう。
最後に、1階の後ろ扉から、今回初登場のぺいことすずこが登場。 ぺいこは、全身ピンク。髪の毛もブラウスもスカートも、すべてがピンク。 かわいい…。すずこは、とりこ・よしこと同じ衣装。
みんなが席についたところに、元祖おまえら娘、のぶこが登場。としことペアの、 赤のひらひらドレスと白のフリフリエプロンの衣装、お蝶夫人の縦カール。
上手側に用意された椅子は、後ろの壇上に、舞台下手から、みつこ、ほしこ、 けんこ、のぶこ。前の列は、同じく下手から、ぺいこ、すずこ、とりこ、よしこ。

それぞれ、テーマに添って、レポートする。まずは、「おまえら娘ランキング」、 レポーターはよしこ。最下位がいちばん美人ということ、らしい。
結果は、最下位ははやこ。上位5人は、第5位ともこ、第4位としこ、第3位わたこ、 第2位のぶこ。途中で、「いない人ばっかり」というブーイングも。
けんこ「第2位がのぶこということは、危ないわ。」
予想どおり、第1位はけんこ。

次に、「印象に残ったサブタイトル」について、とりこがレポートする。
第3位:第22弾昼の部「家政婦がみた3 杉田智和有楽町で殺人事件1 犯人は成田剣!!2 明ッ智ファイル4」
第2位:第20弾昼の部「美声戦隊バルーンレンジャー! 最後の決戦の巻」
第1位:第16弾昼の部「スプーン1本持って来て下さい」

そして最後に、ほしこが、ここにいないおまえら娘を紹介。
いとこ(伊藤健太郎)、ともこ(関智一)、わたこ(高木渉)、かたこ(石塚堅)、 みきこ(三木眞一郎)、はやこ(速水奨)、なりこ(成田剣)、あきこ(陶山章央)、 ひろこ(結城比呂)、すぎこ(杉田智和)。それに今回参加の9人を合わせて、 「おまえら娘」は既に19人、ということか。アンジェに匹敵する人数だが、 キャラ立ちが、という心配だけはしなくてもよさそう。(笑)

オチのないまま終わろうとするとしこに、娘たちから、 あのお約束のオチがやりたい、という文句が出る。 としこを真ん中に、みんなでボコボコにするヤラセのエンディングで、幕。

フロントトークコーナーその2
あきこ(陶山章央)とかたこ(石塚堅)がトークを始めようとしたところに、 ひろこが登場。ふたりとも知らなかったらしく、本気で驚いている。 ふたりでは保たないから、ということで、出てきてくれたとのこと。
見事に結城比呂とひろこを使い分けつつ、場を盛り上げる。さすがだ。 そして、フレンチスリーブから出た腕が、そこらの女の子よりずっと綺麗だった…。

ゲストコーナー
舞台には椅子が出てきて、お約束どおり、 森川さんが「椅子取りゲーム」とボケた後、ゲストを呼び出す。座る順序は、 舞台下手から、吉野、鳥海、鈴村、森川、檜山、山口、堀内、岩田、保志。
まずは、女装していたときの各人の話など。リハーサル室が鏡張りだったこともあって、 自分の姿にみとれている(?)人が多いらしい。 勝平さんも、ぺいこがいたく気に入ったらしく、
山口「次回はゴスロリ。」
華奢だから、似合うと思いますが。でも、ゴスロリ狙ってる人は多そう!?
みんなが口々に、ぐちゃぐちゃしゃべっているので、すごく楽しいのだが、 話としてのまとまりはない。

そして葉書コーナーへ。森川さんが、「若手だから」と、 プレゼントを持って行く係に、鈴村くんを指名する。
鳥海「若手っていっても、ここにいるのは全員30オーバーですよ。」

実際付き合ってもいいかな、と思うおまえら娘はいましたか。
みつこが大人気。そんな中で、大先輩・堀内賢雄の言葉は重い。(笑)
堀内「みつこは、浮気しそうだからね。 公の場に連れていくのはとりこ、結婚するならほしこがいい。」
それを聴いて、何故かひとりで焦って、しどろもどろになっている保志くん。
森川「何、マジになってるんだよ。」
堀内「のぶこもいいね。のぶこは、中華街のお面みたいだけど。」
森川「宝舟みたいだよね。」
檜山「俺はひとり七福神か。」

途中、すぐに帰るはずだった結城比呂が、「時間ですよ」係で登場。 そういえば、袖ですれ違ったひろこを指名したのは、吉野くんだったかな?

エンディング
結城さんは本当に帰って(?)、エンディング。 陶山くんと石塚くんを呼び出し、全員がひと言ずつ挨拶する。
岩田さんに、「森川くん、檜山くん、10周年おめでとうございます」と言われ、 すかさず檜山さんに寄り添った森川さん、「幸せになります」。やると思った(笑)。 当然のように檜山さんには、嫌そうにはたかれるが、それもまたうれしそう。

歌: 「マッテルヨ!」
昼の部は長引いたからか、客席回りはなく、みんな手を振りつつ、幕。

めぐっちの客出しアナウンス

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