森川智之プライベート・コレクション

「ミッション:インポッシブル」放送比較

(2012/1/1現在)

2011/12/18(日)にテレビ朝日系日曜洋画劇場で放送した「ミッション:インポッシブル」(1作目)は、 16分延長枠で、初回放送から8年ぶりの追録があったとのこと(ラジオで発言)。
どこが追録か興味があったので、前回放送(2004/11/14、通常枠)との差分をチェックしてみた。初回放送(2003/3/16)はデータがないので、前回放送との比較。初回と前回の放送時間枠は同じだが、内容に違いがあったかどうかは不明。
単に並べて再生しただけなので、見落としはあるかもしれないが、いくつかの追加シーン(台詞あり)を確認。ジム・フェルプスの追録はない模様(小林勝彦は2005年に亡くなっているので、追録の場合、代役の必要があった)。

注: シーンやカットの説明で話の展開に触れる場合もあるので、ネタバラシになるかもしれないことを了承のうえ、ご覧ください。

チェックの都合上、時間はCMあり/なしすら統一されていない。気付いたときに時間表示を見たので、いずれも『だいたい』。
今回放送(2011/12/18): 放送時間(CM等コミ、そのまま放送された時間) 前回放送(2004/11/14): 本編時間(CM等カット後、オープニング最初からの経過時間)
見落としもあるかも。基本、追加のみだが、削除されたシーンも終盤に少しあり。

今回放送	前回放送	シーンやカット	台詞
21:01頃	00分頃	オープニングの前まで、前回はオープニングから放送	イーサン、ジャック、クレア他(ジムはなし)

21:28頃	19分頃	ジムが川に落ちてから車が爆発するまでの間にいくつかのカット	台詞なし
21:30頃	20分頃	サラとゴリツィンが刺されているのを確認してからキトリッジに電話する	イーサンとキトリッジの会話
21:30頃	20分頃	その後店に向かうまでの路上	台詞なし

21:38頃	27分頃	水の上(笑)を走ってから螺旋階段までの間に、人気のない歩道を歩く	台詞なし
21:39頃	28分頃	銃に弾丸を入れてから椅子を起こすまでの間に、金を探す	イーサンの独り言

21:49頃	35分頃	ヨブ宛てのメッセージを受け取った後、メッセージを読む	イーサンの音読
21:49頃	35分頃	続いて街でマックスの使いの車に乗る	イーサンと手下の会話

22:00頃	39分頃	キトリッジたちがマックスのアジトに踏み込む前、外に出た手下が外を眺めた街中の情景	台詞なし

22:03頃	42分頃	マックスと車の中で話した後、アジトでクレアと打ち合わせ	イーサンとクレアの会話

22:12頃	50分頃	クレアがエンジニアに近付く、イーサンがダクトに侵入する	台詞なし

22:17頃	51分頃	エンジニアのカット	台詞なし
22:18頃	53分頃	エンジニアが部屋に戻ってから出ていくまで	ルーサーの実況とエンジニアの咳払い
22:22頃	55分頃	イーサンがディスクを出して口にくわえるまで	台詞なし
22:24頃	56分頃	エンジニアが戻ってくる	台詞なし
以下はカットされたシーン
22:34頃	66分頃	母親の逮捕を知ってキトリッジに電話する直前、イーサンがエスカレータをバックに公衆電話に向かうカットを削除	台詞なし
22:38頃	68分頃	ジムが公衆電話でイーサンに会ったときに咳き込む様子を削除(CMをはさむ)	ジムの咳

心に浮かんだよしなしごとなど
わりと重要なシーン(イーサンがCIAのデータ室で宙吊りになっているとき、エンジニアが入室してくるシーン)が、前回はカットされていたことに驚いた。あれは、劇場で観ていても本当に手に汗握る、見事なシーンだったのに。イーサンはしゃべらないけど。今回復活しててよかった。 あとは、データのメディアが230MBのMOだったこと(笑)。時代を感じる。ま、フロッピーじゃなかっただけマシか。 トムが本当に若い(1996年公開、33歳ぐらい?)。髪も短くて、まだ小僧な感じ。これが次回作(4年後)では、色気たっぷりになるんだよなあ、と思うと!!

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