あくまでも「森川座長に関することを中心とした」レポートです。
今回の公演も、演出までは実現できず。
でも、監修として、舞台作りには参加してくださいました。
さらに、声の出演も。意外に出番は多かったと思います。
何種類も声色を使ってくださって、さすがだなあ、と。
今回も、開演前と終演後のアナウンスは、座長の担当。戦隊ものということもあって、
オートバイの音と共に現われ、去って行く(もちろん、声だけ)。
「とぉっ!」というかけ声とともに、「ちびっこたち(?)」に向けての注意事項。
「カメラやビデオなどでの撮影は、上演の妨げとなるだけでなく、
ヒーローの秘密が悪者に知られてしまう」
「携帯電話、PHS、ポケットベルなどの音の出るものは、
電波で悪者に居所がわかってしまうから」
「かけ声と一緒に、電源を切ろう。電源、オーフっ!!!」
「ちゃんとトイレに行っておかないと、悪者が出て来たときに、
おしっこちびっちゃうぞ」
「帰る途中、もしエイリアンやケルベロッサー人に会ったら、
すぐにスターライダーに言おう」
などなど。
「会場でのナマの森川座長」報告。
今回、2年3か月ぶりの公演ということもあってか、森川座長はなんと皆勤賞。
初日から、客入り前から小屋に詰め、2日目以降は、客席誘導までなさっていました。
座長に言われると、ファンは逆らえないから、ナイスアイディア(笑)。
手元に、座席表を書いたらしいメモを持ち、席が埋まるたびにチェックする、
という几帳面な面を覗かせていました。
初日と2日目は、ほぼ満席(ところどころにぽつぽつと空席があるぐらい)の入り。
最終日も、最前列の前にもう1列席を出しても満席になるほどだったので、
結局座長さんは、どの回も、開演と共に会場外へ。
副調あたりでご覧になっていたらよかったのですが、もしかしたら、
スタッフとしてお仕事なさっていたのかも。
終演後は、受付前に立たれて、プレゼンターを勤められるかたわら、にこにことご挨拶。
最終日は雨のため、いつもは外に出てご挨拶をなさる役者さんたちが、
ロビーにいらしたこともあって、小屋にしては広めのロビーも、人があふれんばかり。
最終公演の、さらにごった返したロビー(隅には、
ぐったりとお疲れの相方のお姿も拝見できました(笑))では、
アンケートを受け取るのに忙しく立ち働かれ、座長というよりも、
まさにスタッフのひとり、という感じでした。
最終公演は、立ち見まで出るほどの大盛況。通路をつぶして補助席も出していたため、
規制退場となりました。その案内を、マイクを通さずに入り口付近から呼びかけたのも、
森川座長。張り上げているわけでもないのに、よく通る声でした。
お衣装は…すみません。よく覚えていません。
1日目は、ああ、ちゃんと髪を切られたんだ、という印象しか残っていません。
やっぱり黒い服をお召しでした。2日目は、黒レザーの長袖ジップアップブルゾン、
前ファスナーを胸元まで上げているので、黒のTシャツが少し見えるだけ、
ベージュの蛇柄パンツ、スニーカー。3日目は、グレーの蛇柄パンツ、
上は、黒だったけど、2日目と同じではなかったような? 同じだったかな。
Tシャツはグレーで襟ぐりが黒、グレーのスニーカー。3日間とも、普通の眼鏡。
もちろん胸には、3日間とも、「STAFF」の名札。
最終日、雨空を見て、今日はさすがにいらっしゃらないのかな、
日曜はレギュラーのお仕事もあるみたいだし、と思ったのにもかかわらず、
3日間とも、おだやかなやさしい笑顔を拝見できて、
とてもあたたかい気持ちになりました。