森川智之プライベート・コレクション
「(マ)王!収穫祭」
- 「(マ)王!収穫祭」
- 日時: 2006/10/29(日) 13:30〜14:45
- 場所: 品川プリンスホテルステラボール(東京・品川)
- 出演: 森川智之、宮田幸季、斎賀みつき、井上和彦
- 声の出演: 櫻井孝宏
- 司会: かかずゆみ
- ●森川さんの衣装
- 黒のTシャツ、白のスタンドカラー、ショート丈のジップアップブルゾン、
細かい穴が空いているようだったから、薄めのレザーかな。前は開けている。
黒の両脇にポケットのあるカーゴタイプのパンツ、黒の革靴(ブーツかも)。
ペンダントトップは、オーバルシェイプのシルバーで、たぶん水牛の角を象ったもの。
顔にあたる位置には、たぶん黒い石(黒のTシャツの上なのでわかりにくい)。
左手首には、ブルゾンに隠れて見えにくかったが、銀色のバンドの腕時計。
髪の色はずいぶん金髪に戻ってきている。眼鏡やサングラスはなし。
- ●概要
- 司会は、渋谷美子役のかかずゆみ。当初出演予定だった櫻井孝宏が欠席。
立ち位置は下手から、かかず、森川、宮田、斎賀、井上。
4人の立ち位置はほぼ固定だが、かかずさんは、いちばん上手にいることも。
ドラマの間は椅子あり。美子ママはドラマには参加せず、4人のみ。
公演時間は75分、予定どおり。
かかずさんは、「たぶん盛り上がって延長する」と言っていたが、
ぴったりの時間に終了だった。まあ、長引く話題がなかった、というか、
フリートークといえるほどの話がなかったから(朗読からの振り程度)、
延長するもなにもなかった感じ。
全体の印象は、なんとなく、うーんと、「短い」? いや、ひどく短くはない。
「薄っぺら」? いや、朗読2編は厚みがあった。「盛り上がらない」? それも、
そんなことはない、あんな退屈な抽選すらもあれだけ面白くしてくれたのに。
たぶん、フリートークが期待していたよりも少なかったことが、
なんとなく感じる物足りなさの原因なんだろう。
おしゃべりは楽しかったし、朗読は聴きどころがいっぱいだった。
でも、もっと盛り上がるフリートークを期待していたのに、トークテーマすらなく、
その場のノリだけの話では、「トーク」とも言えない雑談程度にしかならない。
たぶん、1回10分ぐらいだけでも、
雑談ではなくて何かテーマを決めたトークをする時間があったら、
ずいぶんと印象が違っただろうに。前回(チケットを売った「ファン感謝祭」よりも、
同じようにDVDを買って応募の「魔王陛下降誕祭」のほうが、「前回」に近いと思う)が、
微妙ながらもトークがとても長く、2時間の予定が3時間になったのに比べてしまうと、
どうしても…。
出演者たちは、みんな気心が知れているし、
必要なボケもツッコミもできる人たちばかりなので、
危なげなく面白く盛り上げてくれた。……話題があれば、ね。
ライブドラマは、やっぱりアドリブ満載。何でもやり放題のギュンターはもとより、
崩せないはずのコンラッドまで、いい声で混ぜっ返したり、天然ボケを発揮したり。
全体的に、井上さんが飛ばし、森川さんが必死で対抗し(かなわないけど(笑))、
宮田くんはマイペースながらもクリーンヒット、斎賀さんはもうひと息、
という感じ。
2006/12月に発売の「月刊Asuka」2007/2月号の付録小冊子には、
今回のライブドラマの台本を掲載するとのこと。声を想像しながら読むのもいいし、
実際に聴いた人は、どれだけアドリブが入っていたのか確かめるのも一興(笑)。
- ●本編
- ・前説
- 前説は、司会のかかずゆみが、生の影ナレで。
- ・オープニング
- 司会の挨拶に続いて、声優陣登場。まず、最初の自己紹介。
順番は、森川、宮田、斎賀、井上。森川さんの挨拶は、
「みなさん、こんにちは。コンラッド役の森川智之です。
今日はゆっくり、(マ)王を存分に楽しんでいきたいと思いますんで、
みなさんも盛り上げていただければと思います。よろしくお願いします。」
最後に、録音で櫻井くんの挨拶。
かかずさんの「テンション上がってますか」に、
「大丈夫ですよ」と微妙なテンションで答える出演者たち。
特に宮田くんは、見ているこっちが力が抜けるような反応を、
本当に秀逸なテンション具合で繰り広げてくれる。
といった、特にテーマのないトークを少々。
- ・ライブミニドラマ「眞魔国でも収穫祭」
- 有利が眞魔国に来るのを待っている3人。眞魔国では、「万魔節」という収穫祭で、
そのために魔王を召喚したらしい。が、有利は追試中で、来たのは村田。
眞魔国の「葉露飲(はろいん)」の話から、
コンラッドがアメリカでのハロウィンの思い出話を告白。
吸血鬼のコスプレをして、子どもたちと一緒に 家庭訪問したら、
奥さんたちはお菓子をくれないし、旦那さんは怒るし。なんでなんだろう、
と訝しがるコンラッドに、「Trick or Treat」を(日本語で)言わせてみると…。
村田「それじゃあお菓子はくれないよね。それでいたずらしちゃうんだ。」
結局は、無自覚にフェロモンをまき散らすコンラッドを、
みんなで構い倒す話だったんだが。コンラッドって、こんなキャラだったのか?
ドラマとアニメでしか知らないけど、もっとくそ真面目な堅物で、
声がいいだけで熟れた色気とは無縁なキャラだと思ってたよ(笑)。
ギュン「昔から賢いように見えて、ときどき空気の読めてない子供だったからね。」
ムラケン「こんなのが婚約者の周りをうろうろしていたら、
フォン・グランツ卿も気が気じゃなかったろうね。」
コンラッド「えーと。アーダルベルトは関係ないんじゃないかな。」
ヴォルフ「何を言う。僕は生まれて初めて、アーダルベルトに共感している。」
- ・トーク?
- かかずゆみが登場、ドラマの感想を訊く。
そして、「Trick or Treat」をギュンターでも聴きたい、とリクエスト。
井上「え? ギュンギュンでいくの?」
かかず「ここは、井上和彦で。」
本領発揮のいい声で、コンラッドが奥さんたちの耳元で囁いた(笑)台詞を。
「お菓子をくれないと、俺が、いたずらしちゃうぞ。」
続いて斎賀さんも。そして、宮田くんの番になったら、
隣で森川さんが宮田くんの真似(?)をする。そんな森川さんを押し返し、
気を取り直してやろうとすると、今度は井上さんが。かかずさんまでそれに参戦。
そんなみんなを制して、やっと宮田さんが声を出すと、いつもの声ではない。
森川「俺の真似をするなよ。」
井上「宮田幸季は宮田幸季の真似をすればいいの。」
森川「自分を見失ってるよ。」
何をやっても、どうも微妙にいつもの宮田くんと違う。芸が細かいなあ。
結局最後は、とてもさわやかな「いたずらしちゃうぞ」だった。
井上「なんか、すごく健康的ないたずらだね。お菓子くれちゃうな。」
- ・ライブミニドラマ「眞魔国でも露天風呂?」
- そして、ライブドラマをもう1編。眞魔国に作られた温泉の和風露天風呂での4人。
兄に何かとつっかかるヴォルフラムと、面白がって弟をからかうコンラッドの図。
そんなふたりをたしなめるギュンターに、
ムラケン「大丈夫。渋谷家の兄弟喧嘩なんか、もっとすごいよ。最後は、
『覚えてろ、俺が都知事になったら、戸籍から消してやる』だもんね。
でも、ふたりとも埼玉県民なんだよ。ははははは。」
コンラッド「猊下。内容が専門的すぎて、
ギュンターとヴォルフラムが付いてこられてないんですけど。」
有利の到着を待ちわび、温泉の湯を白濁させるほどのギュンターによれば、
「ギュン汁の三番汁は、
栄養たっぷりだから入浴剤として最適」(コンラッドの通訳)らしい。
「三番汁ってどこの汁だよ」はヴォルフラムの悲鳴。
最後に有利を迎える効果音でドラマ終了。
- ・渋谷有利のメッセージ
- 「渋谷有利」のメッセージを録音で。出演者(キャラ)それぞれへのメッセージ。
コンラッドへは、寒いダジャレ話。
- ・プレゼントコーナー
- 賞品は、どれも全員の直筆サイン入り(コンラッドクオカード除く)。
櫻井くんのサインも入っている。抽選した順で、
森川: コンラッドクオカード(森川さんのサイン入り) 3枚
斎賀: サイン入りTシャツ/ピンク 3枚 但しサイズ150(キッズサイズ!!)
宮田: サイン入りTシャツ/ブルー 3枚 これもサイズ150か?
井上: サイン色紙 4枚
最初に森川さんが引こうとしたときに、
井上「当たった人は大きく手を上げて、『モリモリ大好き』って言うんですよ。」
森川「ああ。是非、男性の方に。(笑)」
実際当選者が「モリモリ大好き」と言うと、森川さんがいい声で、
「俺も大好きだよ」と返す。すかさず井上さんが「俺も大好きだよ」と言ったので、
他のキャストも先を争って、「僕も大好き」「私も大好き」などと。
これが最後まで恒例となる。みんなで当選者のいるほうに移動して、大騒ぎ。
みんなで途中から宮田くんの真似を始めたり(でも宮田くんがダメ出しするのは、
森川さんにだけ(笑))、宮田くんのちょっとした口調をからかったり、
いじられるのはだいたい宮田くんだった。ドラマの恨みか?(笑)
「愛してる」と言った人もいたが(「俺も愛してるよ」になった)、
途中でかかずさんが「メッセージ変えると変わると思うよ」と言ったにもかかわらず、
結局最後まで「大好き」と「愛してる」だった。
最初のほうに森川さんが、「面白くなってきた」と言ったように、
ふだんなら退屈な抽選会が、大盛り上がり。
それもこれも、最初に「モリモリ大好き」を提案して、
「俺も大好き」を続けてくれた井上さんのおかげだろう。
森川さんが最初に「俺も大好き」と返したから、も、ちょっとだけあるけど。
最後の1枚を井上さんが引いたとき、カードを見て、「これどっちだろ?」と。
カードの上下を逆にしてもわからない数だった模様。ちらっと見た森川さん、
えらく冷静に、「こっちです。6000人もいるわけないじゃないですか」。
その番号は、「0909」(キュンキュン?)。ところが、909番には誰も返事をしない。
もしかすると6060番かも、ということでコールしてみたら、なんと、反応が。
単に気付かなかったのか、狙ったのか不明だけど、当選者もナイスな返しだ。
- ・エンディング
- 最後に、舞台下手から、出演者にイベントの感想を訊く。
森川さんはいちばん下手側だったので、最初に振られる。
雑談っぽい流れからの挨拶突入だったので、
「もう最後の挨拶なんですか?」と確かめた後で、
「久しぶりの『(マ)王』のイベントで、横浜BLITZでやったときには、
歌わせていただいたりとかして、番組が終わるときで悲しかったんですけど、
『収穫祭』って聞いたときに、まだつながってるんだ、と思いました。
応援してくれているみなさんのおかげです。まだまだ続くんだな、と、
ちょっと強気になりました。そういう意味でも、こういうイベントは、
続けてほしいと思います。ありがとうございました。」
全員の挨拶の後、出演者全員で「ありがとうございました」と言って退場。
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