劇場版アニメ「金色のガッシュベル!! 101番目の魔物」の試写会。
一応ほとんどが子供連れの客で、正しく映画目当て。
一部、目的が違う面子もいたようだが(笑)。
ざっと見たところ、座席はほとんど埋まっていた。
司会は女の人(名前は言ってたけど忘れてしまった)。
影マイクでガッシュの声がして、着ぐるみのガッシュとウマゴンが登場する。
もっと子供の歓声が上がるのかと思っていたら、意外とおとなしい。
ガッシュは元気いっぱい。体格からして、中に入っているのは女の人かな。
大きな頭をかぶっていて、普通の男の人と同じくらいの背だったから。
ウマゴンはずいぶん小柄だったけど、まさか子供っていうことはないよな…。
そして、ひとしきりパフォーマンスをした着ぐるみたちを脇に下がらせ、
舞台挨拶の声優たちを呼び出す。立ち位置は、舞台下手(向かって左)から、
司会、ウマゴン、ガッシュ、森川、前田、櫻井、大谷、高橋、郷田。
最後まで、何かとアクションの大きいガッシュの隣りにいた森川さんは、
面白がって一緒のポーズをしたり(髪型一緒だし(笑))、
アクションの片棒をかつぐ場面も見られた。
森川さんの衣装は、黒のTシャツ、黒のコットンパンツ、黒の革靴。
黒地に白・ピンク・赤の大きめの花柄のシャツ襟半袖シャツ、素材はコットンっぽい。
前は開けている。シルバーのペンダント、トップは草か羽か、
細長いモチーフが2つぶらさがっている。左腕に黒のバンドの時計。眼鏡はなし。
金髪はぺったりとおかっぱのように下ろしていて、ガッシュみたい(笑)。
後のトークで、「金髪でキャスティング」みたいな話をしていたが、
ワイズマンの金髪よりは絶対にガッシュの金髪に近いよ、森川さん。
まずは、ひとりずつ挨拶。最初にキャラの声で台詞を言って、自己紹介する。
順番は、大谷(ガッシュ)、櫻井(高嶺清麿)、前田(大海恵)、高橋(パルコ・フォルゴレ)、
郷田(カフカ・サンビーム)、森川(ワイズマン)。
しかし、まさか「チチをもげ!」を生で聴けるとは思わなかった(笑)。
フォルゴレのキャラクターだからだろうか、全体的におとなしい反応の会場に、
あれ?、という顔をしつつ自己紹介するキャスト陣の中でひとり、会場にマイクを向け、
「声が小さい」とやり直しまでさせて、なかなか楽しそうに盛り上げてくれた。
森川さんの挨拶は、
「『ふふふふ、魔界の王は僕がなる。』ワイズマンの森川智之です。よろしくです。」
テレビや漫画でお馴染みの面々はまだしも、ワイズマンは劇場版のオリジナル。
上映前ともあって、どんなキャラだか、子供たちも知らない。
決め台詞は言ってみせていたが、いまひとつ反応が薄いのもしかたがないか。
続いて、ひとりずつ、劇場版についてのコメント。順番は挨拶と同じ。
ここでも高橋くんは、なかなかナイスな話を展開してくれる。
「フォルゴレとキャンチョメは今後どうなるか」という質問に、
「変身して合体して、身長555メートルの合体ロボになる」。
が、司会に、「ありがとうございます」と、あっさり流されてしまい、
焦って「嘘ですよ」。すかさず着ぐるみガッシュが飛び出してきて、
それに大谷さんが声を付け、櫻井くんが「ザケル」を唱えて、
ダメージを受けたフォルゴレはキャンチョメを探すがいない、というオチ。
なかなかかわいい小芝居だった。
森川さんへの質問は、「ワイズマンってどんなキャラクターですか」。
「強くてカッコいいです。
台本にキャスト表があって、それには、『金髪少年』って書いてあったんです。
僕も金髪なんで、それでキャスティングされたのかと思いました。
この劇場版はオリジナルストーリーなので、
今までにないぐらい縦横無尽に闘うと思うので、心して観てください。」
そして抽選会。入場時にもらった紙袋に、
入場順が101番目(タイトルから)と87番目(8月7日公開から)のシールが貼ってあり、
それが当選となる。両方ともちゃんと、子供が当たっていた。よかったよかった。
賞品は、101番には、ガッシュの等身大ぬいぐるみ。等身大と言いながら、
普通の大きめなぬいぐるみの大きさで、これにはキャスト陣もびっくり。高橋くんなど、
舞台の下手端で紹介されていたのを見るために、数歩前に出てくるくらい。
「それが等身大なの?」「そんなに小さかったんだ」と言われ、
「じゃ、これは?」と指差された着ぐるみガッシュは、身体を小さくしていた。
当選した女の子はガッシュが好き、とのことで、着ぐるみガッシュも大喜び。
彼女を後ろからぎゅっと抱きしめて、司会のおねえさんにたしなめられる始末。
87番の賞品は、小さなぬいぐるみの5体セット。たぶん、ガッシュ、ティオ、
ウマゴン、キャンチョメと、もう1体は何だったんだろう? こちらが当たったのは、
もうちょっと大きめの男の子。中学生ぐらいかな。ちょっと緊張が見て取れる。
彼もガッシュが好きとあって、今度は肩を組んで大はしゃぎの着ぐるみガッシュ。
そんな着ぐるみガッシュのはしゃぎっぷりと、
振り回されながらもまんざらではない子供たちの様子が、
立ち位置の関係で目の前で繰り広げられた森川さんも、終始ニコニコ笑顔。
最後に、大谷さんから挨拶があって、舞台挨拶は終了。
この後、錦織健と上戸彩のビデオメッセージに続いて、本編の上映。
ワイズマンの出番も多く、いろいろとイメージの変わるキャラクターなので、
声の変化が楽しめる。話も、子供向きではあるが、なかなか面白く、
感動することもできた。錦織健の役どころも面白くて、お勧めできる作品。
この日、同じホールで夜にも試写会があった(こちらはニッポン放送主催)が、
そちらの舞台挨拶には、森川さんは出演されなかった模様。
大谷育江、櫻井孝宏、前田愛の3人だったとか?