森川智之プライベート・コレクション

「フォーチュンクエストL」イベント


いろいろと思惑違いなどがあって参加できなかった鈴のために、 代わりに行ってくれたA嬢がレポートを書いてくれました。多謝。
このイベントは、もともとは原作者深澤美潮が出演のはずだったのが、 体調不良のため急遽岩永哲哉と森川智之が呼ばれたというもので、 イベントの開催自体は早い時期から知ってはいたけど、 「出るのか出ないのか」で大阪行きを躊躇していた鈴は、 結局行き損ねたのでした。(泣)


えー、遅ればせながら、1997年11月29日に行われました、 MBSで放映中のアニメ「フォーチュンクエストL」(以下「FQL」と略記)の イベントレポートを書かせて頂きます。

会期: 1997年11月29日(土) 14:30開場 15:00開演
会場: MBS本社2階 ギャラクシーホール
主催: MBS
イベント内容:
(1) 主題歌歌手SUS4ミニライブ
(2) FQL VIDEO (当夜放映分)上映会
(3) 声優トークショー
(4) プレゼント抽選会
応募人数: 500名

というプログラムでしたが、もっと内輪のタイムスケジュールでは、

10:00 スタッフ入り 会場準備
11:00 SUS4入り 音合わせ
12:00 タレント入り MC/局アナ(MBS亀井アナ)、スタッフ紹介
ランチミーティング - 当日の進行確認
13:00 ギャラクシーホールにてリハーサル
14:30 開場
15:00 開演
局アナ/登場、挨拶、出演者紹介
出演者/登場 観客へ一言コメント
15:10 局アナ/紹介 SUS4ミニライブ
15:15 局アナ/VIDEO上映会の頭ふり
15:18 FQL VIDEO上映会
15:41 局アナ/出演者紹介 出演者/登場 トークショー
16:10 抽選会
16:30 終了 客出し

という感じになっていたみたいです。
最後の方、ちょっとマキが入ってましたがほぼこのスケジュール通りだったのは、 さすが、放送局がまじめに仕切っていたからでしょうか。
12:00にランチミーティングとありますが、森川はそれに間にあってないかも....。 だって、新幹線乗り遅れたって言ってたし....。 本人いわく、そういうのは日常茶飯事だそうで、その日も、 東京駅に駆けつけたらマネージャーは、いたってにこやかに、 かつ顔をひきつらせながら待っていたそうです。ご苦労様ですね。

このイベント、事前に何度も確認したのですが、 声優さんは主演の中川亜紀子以外は来ないということになってまして、 それが、原作者の深沢美潮が体調不良で来られなくなったので、 急遽、森川、岩永が呼ばれたみたいです。 なんてこったそうと知っていたら!!って感じですが [鈴注:そうなら鈴も新幹線に乗って駆けつけたはずだったのに、ということです(笑)]、 とりあえずチケットだけ確保しておいて良かったと思いました。
会場には500人きっちり観客が来てて、まあ、ほとんどは男の子でした。 雑誌や新聞社の取材も結構来てたし、 最後列の関係者席には局のオヤジがおおぜい様子を見に来てて、 私はアニメイベントにあんなに金ボタンの紺ブレおやじがたくさん来るものとは 思わなかったのでびっくりしました。

局アナの亀井さんはアニメのことは何も知らない人で、 出演者も観客もわかっていることが自分だけにわからない、 という状況に怯えてたらしくて気の毒でした。(笑)
亀ちゃん[鈴注:トークのしょっぱなから森川さんにそう呼ばれて、 「マブダチ」呼ばわりされていたようです]は、 やはり紺ブレにレジメンタルタイのトラッドな格好で、 サラリーマンの権化みたいな感じだったので、森川に、 「同じ30才でも全然違うねーーー」っておちょくられっぱなしでした。
そういう森川のお衣装は、黒のティーシャツに黒のスリムなパンツ、 その上に、ベロアみたいな素材の真っ赤なロングコートを着て、 髪は相変わらずの茶髪。私は後方の席にいたんで、クツは不明。
岩永は、トラップそっくりに、長い髪の毛を後ろで細く結わえてて可愛いかったです。 森川が大きくて、岩永が小柄なんで、並んで立つと、 クレイとトラップがほんとにならんで立ってるみたいだったです。

でも、東京で放映してないので、彼らも、映像をみたのは初めてだってことで、 (当夜放送分の第6話の上映会があったあと) 「第6話の感想はいかがでしたか?」と聞かれて、
森川「いやー、まず、『オレはどれだ?』って(笑)」
でも、岩永が、「アフレコのときには、 自分の役っていうのは画面上ではまるやてんてんなので、 実際に絵がついてるのをみたらやっぱりちょっと合ってないかな、 みたいな」ってコメントしたのに、 森川は、「オレはカンペキだったね!」って言って笑わせてました。
森川は、誰かFQLのVIDEO持ってたらダビングしてください、って、 観客席に向かって頼んでましたけど、岩永は一応誰かに録って貰ってるみたいで、
岩永「あ、じゃ、オレのをダビングしてやるよ」
森川「あ、してくれる?」
岩永「60分以内で届けるから」
ってどんなVIDEOだそれは。(笑)

トークの内容は、「今後のお仕事と抱負は」というよーないたってスクエアなもので、 森川は、自分の主宰する演劇ユニット「グループ満天の星」の、 1998/1/30〜2/1の公演のこと言ってました。
森川「相棒の檜山ってのも出るんですけど。売れない歌手の役で」
そうだったんか。
岩永「演じなくていいという(笑)」
森川「そう。そのまんまでいいという、ね(笑)」
ひ、檜山かわいそう。(爆笑)

中川、岩永、森川の3人は、 「金田一少年の事件簿」(のゲーム?)とキャストが一緒だとかいうことで、 その場で「金田一少年の事件簿」のセリフをやったりしてました。 森川が明智警視だったんですね。亀井アナは死体役をやらされてました。(笑)
[鈴注:後で調べたところによると、中川亜紀子と森川智之はTVアニメの美雪と明智警視、 岩永哲哉はプレステのゲームの金田一少年役でした。 中川亜紀子は映画の美雪もやっている。 つまり、この3人が同時に出演した「金田一少年の事件簿」は残念ながらなかった、 ということです。]
中川亜紀子ちゃんは、「ラミューズ」っていうバンドで、もうすぐCD出るし、 ライブもやるっていうことでそのお話をしてました。
トーク自体はそんなに時間をとってなくてすぐ終ってしまったんで、 ちょっとつまらなかったです。
イベントは1時間半ほどで終了。抽選でポスターとか、 原作本とかプレステのゲーム(「新・フォーチュンクエスト 食卓の騎士たち」)とか、 結構たくさん賞品があったんですけど、私は全部ハズレちゃいました。

最後にアンケートがあって、森川を見にきたのよーって書いておきました。
FQLは視聴率が良くて、夜中のローカルアニメとしては破格の3%を取っているそうです。 だからまたイベントはあるかもしれないとうことで、そのときは、 最初から面子として呼んでくれるんじゃないかなー、なんて、 ちょっと期待してますが....
しかし、圧倒的に男ばっかのあの観客層を見ると望み薄か? 女の子のファンの方がノリが良くてイベント事体は盛りかがると思うんですけどね。

そういうわけで、以上、レポートでした。本文中の敬称は略させて頂きました。


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