森川智之プライベート・コレクション

「世紀末をぶっとばせ!〜夏の陣〜」公開生放送


「世紀末をぶっとばせ!〜夏の陣〜」公開生放送
日時: 2000年7月1日(土) 16:00〜18:00
場所: 東京銀座松坂屋店頭 特設サテライトスタジオ
放送: RADIO CITY 2000/7/1 16:00〜18:00
パーソナリティ: 森川智之
レポーター: 松本玲子

トークの内容自体は、生放送のため、ほとんどすべて放送されています。 オンエア・レポートのほうをご覧ください。


本当は曇りだったはずだ。気温は高いかもしれない、という話は聞いていたが、 雨が降らないか心配、などと考えないといけない程度だったはずだ。 それが、朝起きたときの、あのまさに射るような日射し。
森川さんは実は晴れ男なんだろう、と、にらんではいる。 今まで、実際に森川さんがいらっしゃる機会の関連で出かけたときに、 傘を差した覚えがあるのは、 (森川さんは出演なさらなかった)ご自分の演劇ユニットの公演の時に1回。 別のイベントで、ハネた直後に夕立に遭ったこともあったけど、 あれは、森川さんがイベントが終わる前にさっさと帰ってしまったからだろう、 と勝手に思っていたりする。けど、「おまえらのためだろ」を初め、 もうすでに数え切れないぐらいの機会があったはずだが、 翌日に降った雨を見て「昨日でなくてよかった」と思ったことはあっても、 雨で苦労した、と思った覚えはない。
確かに、7月になって急に、晴天続きになった。でも、翌日から毎日のように、 激しい雷雨(いわゆる夕立)が続くのに、当日(1日)だけはそれもなかった。完璧だ。

オープニングで最初の話題が、 「今日は天気予報によればこんなに天気がいいはずじゃない」。 さらに、観客たちを指して、「みなさん、晴れ女ですか?」。 それに「あんたのせいだ、あんたの」と、心の中でツッコむ私。(笑)

そんなこんなな、うだるような天気の中、三々五々銀座松坂屋店頭に集まる。
「特設サテライトスタジオ」ということだったが、実は、入り口前に作られた、 単なる「特設ステージ」。 デパートの屋上や遊園地でのイベントの小規模なものを思い浮かべてもらえば、 わかりやすいかと。階段の一段よりちょっと高いぐらいのステージの上に、 パーソナリティ用の卓があり(パーソナリティは正面に向いて座る)、 スタッフたちはステージの横で立ったまま、 これまた特設の(と言えば聞こえがいいが(笑))機材を操作している。
「スタジオ」という言葉から想像するような、ステージを取り囲むガラスはない。 つまり、正面に集まった観客から、それこそ手を伸ばせば触れられるような感じ。 距離にして、1メートルぐらいかな。
入り口前、ちょっと引っ込んだところに特設されているので、「外」である。 ステージの上には屋根はあるが、冷房が効くようなところではない。 「観客席」はなし。ステージ前にただ集まるだけ。前のほうは屋根の下に入るが、 ほぼ、歩道に立ち止まって観ることになる。 晴天だったため、当日は15:00から歩行者天国だった。 でなければ、道行く人の障害になったことだろう。

折しも、「第50回社会を明るくする運動」で銀座通りにはイベント続き。 というか、それに合わせて公開放送を企画したのだと思うが。 ゲストを何人も呼んで、ひまわりの鉢を配ったりしている。 その様子をレポートしたり、ゲストから話を聞いたり、という番組が、 15:00〜16:00、同じ特設スタジオから放送された。
その番組のパーソナリティは吉田智則。 RADIO CITYでレギュラー番組を持っているらしい。 早くから集まった観客たちが森川さんのファンだということがわかっていて、 うまく話を誘導したり、笑顔を振りまいたりしている。 話に聞けば、25歳、森川さんと同じアーツビジョン所属の若手声優とか。 そういえば、どこかで名前を見たことがあるような。
「若手に乗り換えるのなら大歓迎ですよ」とにっこりした笑顔に、 ついふらふらと本気になったファンはどれぐらいいるのだろうか。 確かに声もルックスもなかなかかわいいし、舞台仕込みなのか、トークもうまい。 でも、その後で本命を観てしまったら、彼の善戦もむなしいだろうなあ。(笑)

16:00になると、向かいのビルの影が伸びて来て、直射日光が当たっていた観客席も、 多少は過ごしやすくなる。
吉田クンの「お待ちかね」の言葉と入れ違いに、ビルの裏からステージ横の道を通って、 森川さん登場。衣装は、白のTシャツ(胸にちょっとだけ文字あり)、 黒地にベージュの大柄な模様(百合の花かな?)の半袖シャツ (色の地味なアロハみたいなもので、シブくてカッコいいけど、 やっぱり派手)を羽織っている。ジーンズ、黒の足首までのブーツ。 髪はオレンジ色がかかっていない、綺麗に抜けた金髪。生え際も黒があまり目立たない。 小さめのオーバルタイプの黒いサングラスをかけている。
「サングラス取って〜」という嬌声に応えると、なんと、普通の眼鏡の上に、 黒色のレンズを引っかけてあるタイプ。最初はサングラスのままだったが、 放送の後半にはサングラスをはずし、眼鏡だけにしていた。

ステージ横に現れたときから、扇子持参。黄色の可愛らしい扇子で、よくよく見ると、 プーさん柄のようだ。ファンのプレゼントらしい。
放送中は、ステージ横のスタッフの指示を見たり(逆にスタッフに指示を出したり)、 予定していた構成にそってしゃべったり、などと、お仕事に忙しかったが、 曲やCMのかかっている間は、愛想良く観客の声援に応えたり、 向けられたカメラに笑顔を返したりしている。
夕方で気温が下がったとはいえ、冷房の効かない外で充分に暑かったので、 タオルを取り出して顔を拭く(もちろん眼鏡を外して、ね)場面も何度か。 か、かわいい〜。 しかも、そのタオルを毎回きちんとたたんで、 テーブルの下にしっかりしまっている姿も、素晴らしくキュート。はぅ〜。
放送された以外は、特別にまとまった話をするわけではなく、 「ビール飲みたいね」などの雑談程度。 番組途中で何回か、観客をステージに上げて話を聞くコーナーがあり、 それの説明やら人選やらで声を張り上げたぐらいかな、 観客全体とコミュニケーションを取った、と言えるのは。

「今日は来てくれてありがとう」の言葉を最後に、またビルの裏に消えるまで、 あっという間の2時間。美味しい西瓜(放送内容参照のこと)と冷たいビールで、 気持ちよく打ち上げができたことを、信じて疑わない。


TOPPAGEトップページに戻る
Copyright(C)1998-2014