森川智之プライベート・コレクション

BLACK VELVET「I still...」発売記念イベント


BLACK VELVET「I still...」発売記念イベント

バンドメンバーとしての親しみをこめて、 メンバーの名前は意図的に呼び捨てにしています。 メンバーの名前以外は心のおもむくまま。


秋葉原

日時: 2009/3/28(土) 16:00〜
場所: コミックとらのあな秋葉原1号店
内容: 握手会・ポスターお渡し会
出演: Toshiyuki、Kazuya、pros、tadd

Toshiyukiの衣装は、「I still...」のキービジュアル、という表現もおかしいか。 制服? それも違うな。とにかく、スチルやPVや記者会見のときと同じ感じ。 スチル(というかジャケット写真)では、ダメージジーンズだが、 記者会見のときから黒のスリムパンツ。今回も。
黒地に赤の模様のインナー、黒の革ジャン、黒のスリムパンツ、黒のブーツにイン。 クロスのペンダント、あまり濃くない色のサングラス。 手はゆっくり見る余裕がなかったのでよく覚えていない。

前説では司会者が、「BLACK VELVETは初めてのイベントで緊張してると思うので、 みなさんから話してあげてください」と。いや、こっちのほうが緊張してますがな。 こっちだったか横浜だったか忘れたけど、 「みなさんのほうが手練れだと思うので」とかも言っていたような。

会場には、パイプ椅子が100席ちょっと。 ステージは広めで、わりときちんとした作り。ステージ上のテーブルの上には、 マイクが4本、椅子も。4本?、と思ったら、予定していたToshiyuki、Kazuya、 prosの他に、taddもスケジュールの調整がついたらしく、来てくれた。
入場は客席後ろ下手から。上手側から座る順に、Kazuya、pros、tadd、Toshiyuki。

とても簡単な自己紹介の後、Toshiyukiから、これもとても簡単な挨拶。
Toshiyuki「3月25日に、無事デビューマキシシングルが発売されました。 ありがとうございます。これからもどんどん活動していきます。 今日は記念の初イベントですので、みなさん、楽しんでいってください。」
そしてすぐに司会が、「トークが長引いても、みなさん早くお会いしたいと思うので、 握手会に」。これには客席からも、「えー」の声が上がる。 メンバーみんな椅子に座ったんだから、 もうちょっとぐらい何かしゃべってくれてもいいのに。
といくら思ったところで、無情にも握手会+ポスターお渡し会に突入する。 彼らが登場してから握手会の準備に入るまで、2分あったかなかったか。

上手からひとりずつお話ししながら握手していって、最後にToshiyukiと握手、 Toshiyukiからポスターをもらって終わり。そのまま退場する。
最初は彼らもすごく緊張している様子が伝わってきた。 なんだかすごい勢いでみんな流れていく。最初のほうの人は、 あまり話せてないのではないだろうか。そのうちみんなも慣れてきたのか、 だんだん話が長くなり、列が流れるスピードもゆっくりに。でもだいたい、 最後のToshiyukiのところで渋滞するので(笑)、他のメンバーとは話が終わった後、 手持ち無沙汰で立っていることも。うーん。
あまり急かされることもなく、Toshiyukiがもうそろそろかな、と思った頃に、 ポスターを渡して話を終わらせる、という感じだった。

挨拶のときには、かなりToshiyukiだな、と思ったのだが(なんか表現がおかしいが、 要するに森川智之ではなくBLACK VELVETのヴォーカリストだった、ということ)、 実際に話してみると、そんなにツッパってなくて、いつもの普通の森川さんだった。 両手で相手の手をしっかりにぎり、話しながらくるくる変わる表情も、 いたずらっぽく笑った目元も。ただ、いくら気さくに話してくれていても、 かなり緊張しているようには見えた。これが「初イベント」ってやつか(笑)。


横浜

日時: 2009/3/29(日) 11:30〜
場所: アニメイト横浜
内容: トーク・握手会・サインお渡し会
出演: Toshiyuki、Kazuya、かどしゅん、pros、tadd

会場は、アニメイト横浜の4階にあるスペース。客席には、100席足らずの椅子。 いっぱいになったら立ち見、と言われていたが、結局立ち見はいなかったのでは。
客席の後ろ下手側からメンバー登場、椅子の下手側を通ってステージに。 なので、出てきた順も、上手に座った人から。そのまま椅子に座る。

30cmぐらいの壇の上にテーブル、その後ろにパイプ椅子が5脚。両端は壇ギリギリで、 ちょっとでも動くと椅子の脚が壇から落ちそうで、ちょっとハラハラ。 テーブルの上には、水のペットボトルが5つ。スタッフがおしぼりも用意している。 真ん中には、薔薇の花束が2つ。ひとつは真っ青、もうひとつはレインボーカラー。
椅子に座った順(握手も上手からこの順)は、上手から、Kazuya、pros、tadd、 かどしゅん、Toshiyuki。下手側に司会者(たぶんマリンの人? 秋葉原と同じ人)が立つ。 ハンドマイクが4本、司会者用が1本と、テーブルの上にたたんだタオルに載せて3本。 結局このマイクは、上手ふたり(Kazuyaとpros)で1本、真ん中のtaddが1本、下手の ふたり(かどしゅんとToshiyuki)が1本、という感じで使うことが多かった。 Kazuyaとかどしゅんは、振られないとあんまりしゃべらない。taddがツッコミ担当、 というか、prosとすごくいいコンビネーション。

司会さんは、おとなしいチャコールグレーのスーツ。途中で誰かに、 メガネスーパーの店員みたい、とか言われていた。一生懸命なのがわかるが、 いっぱいいっぱいなのか、アクセントがおかしかったり、何度も言い直したり。 それをみんなにいじられている。話が切れたところで一瞬沈黙が落ち、 メンバーが司会に「進めてください」と促す場面も何回か。 でもそれも微笑ましく、ご愛嬌な雰囲気だった。

Toshiyukiの衣装は、黒地に赤の模様のインナー、黒の革ジャン、黒のスリムパンツを、 黒のウエスタンブーツにイン。ペンダントはクロスにキリストが付いているもの。 右手薬指に黒のリング、左手薬指にシルバーのスカルリング。 右手親指、左手人差し指と薬指に黒のマニキュア。サングラスはなし。

○自己紹介
挨拶と名前で上手から。「おはようございます、○○の□□です」みたいに。 最初のKazuyaが、会場に「おはようございます」と振って、 観客の声を引き出してくれたので、会場もちょっとほぐれた感じ。
Toshiyukiは、それまでのメンバーの調子に合わせて軽い感じで、
「おはようございます、ヴォーカルをやってますToshiyukiです。」

○「I still...」が発売された気持ち
主にみんな、かなり前から作っていたものが、発売になってうれしい、という感想。 Toshiyukiは、まず、司会さんにツッコミから。
Toshiyuki「なんでこうやって(マイクを真似て持って)持ってるの?」
確かに司会さんは、マイクの集音部を握るように持ち、 コードの付いているほうを上に上げて握っている。
司会「カラオケで…。」
これは、カラオケの話題を出せ、という振りなんだろうか(笑)。
Toshiyuki「今の気持ちは、とてもハッピーです。 思い通りにいっているので、このまま突っ走りたいと思います。 昨日は秋葉原の後カラオケに行って、『I still...』を2回ほど練習しました。」
ここで司会から、「もう配信されてますのでよろしく」と宣伝が(笑)。
Toshiyuki「ラジオは聴いてくれましたか? デビューしたてなので、みんな若干、慣れてませんでしたけど。」

○いまだに愛してるもの
Toshiyukiの話の続きから、昨日のラジオに欠席だったかどしゅんに、 「いまだに愛しているもの」を訊く。他のメンバーはラジオでしゃべった話題。
かどしゅん「楽器かな。楽器大好きです。」
司会「かどさんのドラムは、日本一でかいドラムです。愛が伝わってきますね。」
どこからか「なんで?」という声が(笑)。

○c/w曲「Wack head to the blue sky」
司会さんが紹介した曲名は、なんかつまづいたような感じ。 なんて言ったんだったっけかな、「Wack head to the to…」とか? そしたらすかさず、
tadd「『to』が2つ入ってる!!」
さすが、作詞担当。
司会「失礼しました。『Wack head the to…』。」
いや、定冠詞の直後に前置詞って。どうにか無事曲名を紹介して、
司会「バリバリのロックなんで、是非ライヴで演奏していただきたいと。」
pros「今、ですか?」
このツッコむようなボケに、会場から拍手が。それに手を振って応えるpros。

で、かんじんの「Wack head to the blue sky」について、Kazuyaが説明する。
Kazuya「BLACK VELVETのライヴはこんな感じだ、っていうことを示す曲です。」
pros「ハイヒールは気を付けましょう。」
急に何を言い出すのか、と、会場から笑いが漏れる。
tadd「失笑されてるよ。」
pros「スニーカーで参加したほうがいい。」
Toshiyuki「なんで?」
pros「なんで、って。…えーと。激しいから。」
tadd「しゃべるの、まとめてからにしてくれない?」
Toshiyuki「動ける格好で来て、ってことだよね。ライヴの注意事項。」

○セカンドマキシシングル「Drive me crazy/Coma」
Toshiyuki「とてもライヴ映えする曲です。PVもちょっと出てると思うんですけど、 もっとすごいです。パワーのあるロックチューンなので、期待してください。 ちなみに、僕が作詞してます。taddにも手伝ってもらったんですけど。 いい感じの詞になってます。エロティシズムを考えて作詞してます。」
Kazuya「カップリングは『Coma』って曲です。 グランジっていう汚れた感じの音楽があるんですが、 それを入れてますんで、お楽しみに。」

○これからの意気込み
Kazuya「ライヴとアルバム。 それから、漫画になるぐらいの活動をしたいですね。」
司会「漫画家さんは誰がいいですか?」
Kazuya「峰倉先生か、矢沢先生。」
Toshiyuki「峰倉先生だと、すごいハードで、殺人事件が起きたりするよ。 矢沢先生だとたぶん、恋愛もの。彼女の取り合いとかしたり。」
Kazuya「じゃあまず、Toshiyukiの上京物語から。」
Toshiyuki「上京っていっても、俺、横浜だから。すぐ着いちゃうよ。」
Kazuya「それくらいのバンドになりたいです。」

pros「振り付けやコスプレ募集します。僕らも楽しみたいので、お願いします。」

tadd「いろんなメッセージをこめて、 自分を重ねたりしてもらえるような曲を作っていきたいです。 ライヴでは、prosが裸になったり帽子からいろんなものが出たりとかすると思います。 期待してください。」

かどしゅんがしゃべろうとしたところで、隣で耳打ちするToshiyuki。 「チェブラーシカ」と言っているのが、漏れ聞こえる。
かどしゅん「チェブラ…!?」
tadd「満を持して。」
しばらくの間、机に顔を伏せていたかどしゅん、甲高いかわいらしい声で、
かどしゅん「もじゃもじゃがいっぱい増えるといいな。」
普通の声で言ったのは、「コスプレしてくれるとうれしい」とのこと。 会場がざわざわする。チェブラーシカのコスプレ?(笑)
tadd「このふたり(両側のprosとかどしゅん)は、コスプレしやすいですよ。」
pros「俺のコスプレで、裸っていうのは?」
tadd「今(客席の)誰かが、えー、って言ったよ(笑)。」

Toshiyukiは、「ちゃんと締めます」と前置きして、
Toshiyuki「幸先のいいスタートをして、セカンドも決まっていて、 アルバムも制作に入っているんですけど、まだ認知度がないので、 どうかみなさん宣伝して、仲間を増やしていただけると、素敵な展開になると思います。 セカンドのジャケ、カッコいいです。ファーストは黒ですが、 セカンドはけっこう濃い赤です。そのへんを楽しんでもらえるとうれしいです。 コスプレよろしくです。」

最後に司会から、4月6日放送の「アニソンぷらす+」でびっくりすることがあるので、 是非観てください、という告知。メンバーがいっせいに司会のほうを見て、 何のことなんだ、という顔をしていたので、彼らはまだ、この番組で、とか、 何を、とかの詳細を聞かされていなかったのかも。
これでトークは終わり。時間は20分足らず。15分の予定がちょっと延びた感じ。

握手会は、ステージの前にテーブルを並べ、その向こうにメンバーが立つ。 準備をしているときに、 ステージ上の彼らからかなり離れたところにテーブルが用意されたため、 座ったまま一生懸命手を伸ばしてみせるメンバーたち。 ステージの上には参加者が上がるスペースがないので、彼らが下に降りてきた感じ。

手順は前日の秋葉原と同じ。上手からひとりずつお話ししながら握手していって、 最後にToshiyukiと握手、Toshiyukiからサインをもらって終わり。そのまま退場。
前日も経験しているからか、メンバーも参加者も最初からわりと話しやすそう。 次の回があるからか、微妙に司会さんにうながされつつ、 それでも急かされる感じはあまりなくて、 話題が続いていればけっこう話せた感じだった。 メンバーの表情もやわらかい。にこにこと、向こうから話しかけてくれる。
Toshiyukiはサングラスがなかったからか、あまり構えていないように感じたが、 でもその前のトークの時間中に全身を細かく観察していたので(笑)、 リングとかマニキュアとかをしっかり確認してしまい、それが気になってみたり。 でも握手していたときには全然覚えていないあたり、 顔しか見てないのか、自分。(爆)


川崎

日時: 2009/3/29(日) 15:30〜
場所: アニメイト川崎
内容: 握手会・サインお渡し会
出演: Toshiyuki、Kazuya、かどしゅん、pros、tadd

[注] 川崎には鈴は参加していないので、参加された方からいろいろ伺って、 それを鈴がまとめました。視点はその方で、感想も伺ったように書いていますが、 説明には鈴の知識とかも微妙に織り込まれてます。文責は鈴ということで。

アニメイト川崎は小さな店舗で、イベントスペースなどあるんだろうか、 オフィスビルの一角だから上に会議室でも借りているのかな、と思っていたら、 まさかの店内イベントでした。
店内の一画に、平台に置いた商品を並べられる、 でもとても小さなスペースがあるのですが、そこを空けて、 握手会のスペースを作ってありました。いつもは売場のスペースなので、 壁は全部商品棚。店内と握手会スペースを仕切っているのも高い商品棚で、 つまり、そのあたりの商品を買いたい人も、開催中は取りに行けない、ということ。 参加者は、横にある(外周のデッキからの)出入り口から入り、店内の通路(当然、 商品棚と商品棚の間)で待機。店内で待てるのは15人くらい。 スペースの入り口に到達して彼らが見える頃には、あと3人ぐらい、ということに。
待機中、商品棚越しにメンバーが見える場所もあったんですが、見えても首から上だけ。 奇跡的に1回、Toshiyukiの前で握手が途切れたときがあって、 そのときに私の近くにいた子たちが手を振ったら、 にっこり笑って手を振り返してました。待機中、声は聴こえたり聴こえなかったり。

握手会スペースは、メンバーの前に長い机、青いテーブルクロス。 机の真ん中にバラの花束(ブラベルブログで確認したら、濃い赤のバラ)。 水のペットボトルもありましたけど、たぶんほとんど飲む時間はなかったのでは。 服装等は横浜と同じではないかと。参加者の流れが、スペースの都合上、 テーブルの左側から右側の方向のため、彼らの並び順は横浜とは逆(握手の順番が同じ)。 左側から、Kazuya、pros、tadd、かどしゅん、Toshiyukiで、握手もこの順でした。
そしてこの川崎では、前日の秋葉原とは違い、前の人の話が終わるまで、 メンバーの誰も話を終了させず、前の人の握手が終わったら随時動くという感じで、 メンバーもファン側も手持ち無沙汰になる人がほぼいなかったです。 秋葉原での反省点を生かしたのかな。嬉しかったですー!
話を途中で打ち切られることも、流れるようにうながされることもなく、 話したいだけ話せました。でも、話す時間があるということと話せるということは、 同じではないです。次の機会には、気持ちの余裕を持てるといいなあ(笑)。


そんなわけで、間にラジオの生放送出演もはさんで、BLACK VELVETのみなさん、 初イベントお疲れさまでした。


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