森川智之プライベート・コレクション

「バサラ祭2009〜春の陣〜」


「バサラ祭2009〜春の陣〜」
日時: 2009/5/2(土) 1回目:13:05〜15:15/2回目:17:00〜19:15
場所: 日比谷公会堂(東京・日比谷)
出演: 中井和哉、森田成一、森川智之、石野竜三、中原茂、大川透、藤原啓治、小林裕幸
司会: 渡辺英雄

森川さんの衣装
インナーは白の身体にぴったりしたTシャツもしくはタンクトップ、 右肩のあたりにシルバーで「R」の飾り文字と、 襟ぐりにも小さいラインストーンのようなシルバーの飾り付き。黒のスリムパンツ、 黒の革靴、かなり踵高め。ちょっとしたハイヒールぐらいはあるかも。 パンツが足首まであるが、靴もそのあたりまではある。 でも、靴紐が結んであるのが見えるので、ブーツではない感じ。 左手首には黒のベルトの腕時計、左中指にシルバーのリング。 シルバーのペンダントトップはクロス。黒縁眼鏡。
1回目:
黒のジャージのようなブルゾン。両胸に白でプリント、背中にもプリントあり。 肩から袖にかけて黒のエナメルで2本のライン。前ファスナーは開けているが、 ドラマのあたりで途中まで閉める。右手首にチェーンブレス。
2回目:
黒のジャケット、右手首のブレスなし。1回目の最後に挨拶したときに、 はずれて落ちたのを拾っていたから、何かトラブルがあったのかも。

オープニング
CHANBARAプロジェクトによる、和太鼓の演奏と殺陣の演舞で始まる。 CHANBARAプロジェクトはいつもは、 ワイヤーアクションなどの演出もしているらしいが、今回はそれはなし。

和太鼓の余韻も消えないうちに、ひと言ずつキャラの台詞を言いながら、 和太鼓の段を踏み越えて(笑)、出演者が登場する。
登場順は、政宗、小十郎、元親、元就、家康、久秀、慶次。 台詞はたぶん、1回目・2回目とも同じ。小十郎の台詞は、
「行きなされ、政宗様。あなたはあなたの信じる道を。」

出演者の立ち位置は下手から、藤原、中原、森川、中井、石野、大川、森田。 これは最後まで、椅子に座るときも同じ。
司会台はいちばん下手、小林プロデューサは司会と出演者の間。

全員が揃ったところでひとりずつ挨拶する。挨拶は登場順で。 みんな、最初はキャラの台詞で決め、すぐに崩したり地に戻ったり。 そのギャップがなかなかよい。森川さんの挨拶は、
1回目:
「(小十郎で)覚悟はできてるか。今日は思いっきり楽しんでいってください。」
2回目:
小十郎で「覚悟はできてるか」と、2回客席を煽り、 客席も「イエー」とそれに応えたところで、素っ頓狂な声で、「え、何の?」。
「森川智之です。今日は時間が許す限り、たっぷり楽しんでいってください。」

1回目、最後の森田くんが台詞の後、「今日来るときに」としゃべり始めたとたん、 司会の渡辺さんがぶった切り。これには出演者たちも観客も大仰天。 ギャグで(森田くんをいじる感じで)切ったのかと思っていたら、本当に時間だったのか、 呆然とした森田くんの抗議もものともせず、そのまま進行する。 他の出演者からも、「最初からバサラ技だ」と感嘆(?)の声が。
2回目の中井くんの挨拶は、
「(政宗で)Are you ready guys? でもみんな基本的にguysじゃないと思います。」
元親の「野郎ども」に応えるのも、大多数は黄色い歓声と、一部野太い声。

最後に小林プロデューサを呼び出して、トークコーナーに突入する。

BATTLE HEROESトークショー
舞台にはハイスツールが出てきている。どうもこのスツールは、よくすべるらしい。 座ろうとしてはずり落ちそうになり、何度も座り直している人多数。森川さんも。
小林「スカートがめくれないように注意してください。」
膝を閉じ、しなを作る出演者たち(笑)。森田くんはひときわくねくねしている。

まずは、「戦国BASARA」について。1回目では、「BATTLE HEROES」のこと。
森川「PSPで、けっこう練習しました。相当強いです。」
森田「でも森川さん、1週間前に、今PSP探してるって言ってたじゃないですか。」
森川「言うなよ! PSPが、家の中で行方不明になってたんです。 つい最近発見して、急いで練習しました。今楽屋で、六段取りました。」
2回目では、今回が「バサラ祭」初体験の観客がかなり多かったことを受けて、
小林「森川さんの鎧姿を見てない人がたくさんいる、ってことですよね。」
森川「鎧、着ました。たいへんでした。重くて動けないんですよ。」
森田「重かったですけど、でも、全部付け終わると軽いんですよ。」
森川「嘘っ!」
そういえば、森川さんは微動だにしなかったけど、森田くんはけっこう動いてた。
森田「……たぶん、俺の着てた鎧は、何か付いてたんですね。」
何かが「憑いて」た?(笑)

続いて、各キャラのストーリーモードについて。
1回目は上手から話を始めるが、中井くんのあたりで、 司会の渡辺さんがそわそわし始める。 中井くんはいきなり森田くんに、政宗ストーリーの説明を丸投げ。
森田「伊達政宗が駅前留学して英語を学ぶ話です。」
そこでコーナーを切られそうになるが、小林さんが、森川さんのは聞きたい、 と言ってくれて、小十郎のストーリーモードの説明をするが。
森川「置鮎と石田くんとのストーリーで、 中井くんが途中でいなくなっちゃうんですよ。」
全然わかりません(笑)。
2回目は、間に勉強したらしく、みんなちょっとはマトモに説明する。小十郎は、
「今回のストーリーモードは、豊臣秀吉と竹の子ハンバーグ(竹中半兵衛)に、 ヘッドハンティングされる話です。囲まれて戦っているのに、誘われるんですよ。でも、 小十郎は政宗様一筋だから気持ちが揺るがない、ということをまざまざと見せつける、 とってもいいストーリーです。」
小林「でもその政宗は、途中でいなくなっちゃうんですよね。」
森川「そうなんです。(中井くんに)どこ行ってたの?」
中井「……トイレ。」
森川「(小十郎で)政宗様、トイレが長うございます。」

2回目は時間に余裕があり、フリートークも少し。対戦中の台詞について、
森田「けっこう戦闘中にもけっこう台詞をしゃべってるんだよね。 BGMと別々にボリューム調整できますから、声だけ聞こえるようにもできますよ。」
森川「そうだね。うちらの声だけも消せちゃう、ってことだね。」
政宗がしゃべる英語だが、ゲームではカタカナでふりがなが振ってあったのに、 アニメでは振ってないらしい。以前から中井くんはそれをぼやいていた。
中井「政宗の英語ぐらい簡単じゃん、と思うかもしれませんけど、 縦に書いてあるんですよ。読めませんよ。だから、しゃべる英和辞典買いました。」
森川「もう来週は英語ペラペラだね。」
小十郎も通訳の腕を磨かないといけませんねー。

オープニングムービー
小林プロデューサーが残り、オープニングムービーを観る。 ムービーに合わせて台詞をアテレコする渡辺さん。 目からビームなどで、観客たちは大喜び。

ご当地グルメ争奪ゲーム対戦
「BATTLE HEROES」の自由合戦で、2×2のチームトーナメント。 優勝したチームには、各武将にまつわる地域の高級グルメが贈呈される。
用意されたのは、伊達軍の東北から、(1)牛タン、(2)フカヒレスープ、 元親と元就の瀬戸内から、(3)土佐節(鰹節)セット、(4)ふぐ・てっちり、 家康の三河から、(5)うなぎ・コーチン・味噌カツセット、慶次の北陸から、 (6)コシヒカリ10kg、久秀とカプコンの関西から、(7)高級宇治茶、(8)たこ焼きセット、 の8種類。どれでも好きなものを選べる。
対戦は、自分の担当するキャラで、藤原さんは幸村、小林さんは市。

1回目:
Aグループ: 中井・森川 vs 石野・中原
Bグループ: 大川・森田 vs 藤原・小林

まずはAグループの、中井・森川vs石野・中原で対戦。 小十郎もそれなりに働いていた様子。結果は中井・森川チームの勝ち。
続いてBグループ戦をしようと思ったら、システムトラブル発生。直している間、 トークに興じるが、結局復活せず、ジャンケンで勝者を決めることに。 藤原・小林チームが優勝、藤原さんはコシヒカリ10kg、小林さんは牛タンを獲得。

2回目:
Aグループ: 中井・森田 vs 森川・大川
Bグループ: 石野・藤原 vs 中原・小林

Aグループ対戦前、お互いの絆を深める各チーム。
中井「ごめんね。」(←ゲームに自信がないので、あらかじめ謝ったらしい)
森田「英語で言ってもらわなかきゃわかんねえな。」
中井「(政宗で)I'm sorry。」
こちらのチームも「ごめんね」合戦。
大川「森川くん、ごめんね。」
森川「え!?」(←何で謝られてるのか「?」な表情)
大川「ゲームとしては自信があるんだけど、家康はひとりだとむちゃくちゃ弱いんです。 それに、自由合戦って、忠勝出て来ないんだよ。」
森川「大川さん、僕、忠勝じゃなくてごめんね。」

各画面をクローズアップしたりしながら、小林さんが解説するのだが、 小十郎は逃げてばかり(笑)。1回目はちゃんと戦ってたのに。
Aグループは中井・森田チームの勝ち、Bグループは石野・藤原チーム。 最終的に、中井・森田チームが優勝をもぎ取り、大騒ぎしながらも、 ふたりとも「米10kg」を選ぶ(政宗が選んだのは、「ライス10kg」(笑))。
森田「だって、米は10kgってわかってるけど、他のは量がわからないんだもん。」
森川「牛タンも10kgかもしれないよ。」

abingdon boys schoolからのビデオレター

アフレココーナー
最初は、ゲーム(BATTLE HEROES)のストーリーモードからいくつか。 みんな、真剣でカッコいい演技を見せてくれる。
そして続いて、アニメからのアフレコでは、いきなり、幸村・信玄・佐助のシーン。 「誰もいないよ」という声に、当然のように、恒例のシャッフルアフレコに。 お遊び企画とあって、いろいろな趣向で、爆笑させたり感嘆させたり。

森川さんが担当したのは、1回目は、政宗と幸村の最初の対決シーン。 森川さんは政宗、幸村は中井くん、小十郎は森田くん。最初はカッコよくやっていたが、 途中で「you see?」の台詞が崩壊。小十郎はひと言しか台詞がないが、 そのひと言を森田くんがアドリブで引っかき回したので、最後はぐずぐずで大爆笑。
2回目は、幸村と信玄の殴り合いのシーン。森川さんは信玄、幸村は中井くん、 佐助は中原さん。森川さんが本当に玄田さんそっくりで、みんな驚きを隠せない。

最後にみんなの感想を訊くが、いじられるのはやっぱり保志くん。
森川「みんなが保志くんをどう見てるかわかるよね。」
大川「スタジオでもみんな言ってるけど、あの役だけはやりたくないよね。」
小林「保志さんがこれを見たら、ショックを受けると思ううんですけど。」
森川「たぶん保志くん見たら、似てる、って言うと思うよ。」
今回、カッコいい政宗も何人か登場したのもあり、中井くんが戦々恐々。 藤原さんも、「中井さんに何かあったらよろしく」とノッてくる。 気弱そうに「政宗はけっこう誰でもできちゃうんだよね」とぼやく中井くんだったが、 政宗はカッコいいだけじゃなくて、粋がってる子供のようなところがないと、 チョッパーハンドルとマフラーの付いた馬に乗ってもしっくりこない(笑)と思うから、 言うほど簡単じゃないと思うけどなあ。
小林「森川さんは、玄田さんの座を奪おうとしてるんですか?」
芝居が同じだったら奪えないじゃん!!

OLIVIAからのビデオレター

カプセルトーク
ステージには、「五百円」「百円」と書かれたカプセルマシンが5つずつ登場。 それぞれに質問やお題が入っている。五百円のほうは答えやすい質問、 百円はいろいろやってもらうことになるかも、とのこと。 このカプセルマシンを、出演者の自腹で!!(笑)

1回目は、どれも、何回やっても出てこない。スタッフも裏で右往左往している。
石野「誰かの貯金箱なんじゃないの?」
何回もやれば出てくるときもあるようで、みんなでカプセルマシンに群がり、 出てきた人から順次答えることになる。

500円出せば楽な質問、ということで、金にものをいわせて楽を取る人が続出の中、 森川さんは2回とも、最初から100円以外の選択肢は考えていなかった様子。 1回目には、ご自慢の真っ赤な財布を、パンツの右前のポケットから出す。 かなり大きな財布で、よくポケットに入ってたな、という感じ。 その財布から100円玉を出した後、どうしたらいいか困っていると、 隣の中原さんが手を出して、
中原「(満面の笑みで)これは僕が持っててあげるよ。」
森川「(焦って引っ込めて)油断も隙もないな。」
結局は渡辺さんが受け取ってスタッフへ。 これに懲りたのか、2回目は100円玉だけをポケットに入れてきていた。

1回目の森川さんへのお題は「自分のキャラクターの家紋」で、 森川さんが描いたのは、政宗の顔を○に収めたようなデフォルメ絵。
森川「誰が見てもすぐわかるでしょ。」
渡辺「小十郎だから、伊達家じゃないですよ。」
森川「腹心ですから。」
2回目は、「自分のキャラクターの第七武器を考えてください」。 森川さんが描いたのは、まるまるとしてかわいい、白黒のホルスタイン柄の、 でも右目に眼帯をした牛が、暴れているところ。
森川「巨大な牛がどこからともなくやってきて、兵を薙ぎ倒していくんです。」
大川「それ、忠勝より強い?」
森川「大きさは忠勝ぐらいです。ちなみに、乳牛です。食べられません。」
渡辺「武器だから、装着するんですよね?」
森川「たまに片倉が乗ってます。」
森田「たぶん、眼帯がコックピットですよ。」

他にも、「戦国バサラで驚いたシーン」「キャラで戦国バサラの想い出を」 「戦国時代にタイムスリップしたら」などの質問があったが、それに混じって、 抽選会(座席番号で抽選、ご当地グルメから賞品を選べる)、そして、 保志くんからのビデオレターも。1回目と2回目は別バージョン。
相変わらず落ち着きのない保志くんに、「よく動くな」とツッコむ森川さん。 アフレコ現場について話しているときにも、
保志「みなさん、死にもの狂いでやってるんですけど。」
森川「お前がな。」

そういえば、森田くんが、財布を覗き込みながら、
森田「こういうときに限って100円玉しかねえや。100円と50円と10円だけ。」
森川「お前それで、今日帰れんの?」
森田「ああ、スイカあるから大丈夫。」
なんて会話もあったっけ。仲がよさそうで微笑ましい。

エンディング
中井、森川、石野、中原、大川、藤原、森田の順で挨拶。森川さんの挨拶は、
1回目:
「久しぶりにみなさんと会えて、一緒にバサラを楽しめたのは幸せです。 もっと練習します。みなさんも是非楽しんで、究極で最終章までいってください。」
2回目:
「みなさんバサラが好きなんだな、と思いました。俺も大好き。 また次回、バサラ祭でお会いできればうれしいです。」

告知
小林プロデューサーから、「戦国BASARA」の舞台化と、 伊達軍ツアー(小林さんが同行)についての告知。

カーテンコール
一度緞帳が下りるが、客電が付かない。少しすると、緞帳が上がり始める。
ステージの奥には、中央が少し高い凸型の段があるのだが、左の段中央寄りに中原、 中央の左右に森川と中井、右の段中央寄りに石野。段の前、左端に藤原、中央に森田、 右端に大川、という立ち位置で立っている。
政宗、小十郎、元親、元就、家康、久秀、慶次の順でキャラで、ひと言ずつ。 会場の観客たちを「仲間」に見立て、呼びかける形。 政宗が、背を預けられるのが小十郎だけじゃなくて頼もしい、という台詞だったので、 小十郎はそれを受け、「隣に立つにふさわしい仲間がいることがうれしい、 ここにいる皆に、この小十郎の背中を預ける」といった内容。
最後は慶次の「これからもよろしくな」で幕。

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