森川智之プライベート・コレクション

「アニメトークシアター」公開録音


松澤由美の「アニメトークシアター」公開録音
日時: 1998年3月11日(水) 16:30頃〜17:10頃
場所: ナムコワンダーエッグ2 WE2 STATION
放送: ニッポン放送 1998/3/13・20 21:30頃〜
出演: パーソナリティ・松澤由美、ゲスト・森川智之

ナムコワンダーエッグ2は、 東急新玉川線・田園都市線・大井町線の二子玉川園駅より徒歩5分程度、 ナムコのテーマパーク。 WE2 STATIONはそのエルズ広場というところにある、小さなスタジオ。 ガラス張りのスタジオの中で録音しているのを、 外のベンチにかけて観るようになっている。
入り口で合い言葉を言うと、入場無料にしてくれる。鈴はたまたま前日に、 WE2 STATIONのスタッフから教えてもらったので、らっきー。 でも、入り口で「アニメトークシアターの公開録音に来た」と言えば、 なんとかなる、らしい。

しかし、寒い。昼間はけっこうあたたかかったと思ったのに、 15:00前くらいから待っているうちに、指先がかじかんで真っ赤になってくる。 屋根もない、本当の外だもんね。 入場のときに使い捨てカイロをくれた意義がよ〜くわかった(笑)。 結局使わなかったけど。
15:40頃、森川智之到着。 黒のレザー風のパンツに黒のハーフコート、相変わらずの茶髪。
開始予定時刻の16:00になっても始まらない。どうも、 パーソナリティがまだ到着していないらしい。16:15頃、ようやく松澤由美到着。

16:30頃、録音開始。2本録りとのこと。
「松澤由美のアニメトークシアター」は毎週金曜21:30頃から、 ニッポン放送「スーパーアニメガヒットTOP10」内で放送、提供はナムコ。 この日の収録分は、1998/3/13と1998/3/20に放送される。

ガラス越しにやっとお顔を拝見。「色眼鏡」(笑)をかけていらっしゃる。 例の、ディナーショーでの「林檎殺人事件」のときに誂えた、という噂の、 ちょっとあやしげなサングラス(度入り)。
セーターは……どこかで見た記憶があるぞ……そうだ、「ラブラブ通信」だ。 というわけで、このときのいでたちが知りたい方は、 「アンジェリークラブラブ通信Vol.7」20ページの写真を見てみてください。 ちょうど同じサングラスをかけてるし、このままガラスの向こうでしゃべっていた、 とイメージしてくだされば、ばっちり。


3月13日(金)放送分
(トークの全体は、オンエア・レポートをご覧ください。)

受験も結果が出て来てるでしょうけど、 新しい春に向かってみなさんがんばりましょう。
卒業シーズン、片想いの人は告白しよう。
ホワイトデー、義理チョコの人もお返ししよう、そこから始まる恋があるかも。

松澤: 今日のゲストの洋服は、ラメでピカピカ光ってます。 金で色眼鏡をかけていて、茶髪です。
森川: はじめまして、なんだよね。でも、「ナデシコ」に一緒に出てたんだって?

森川智之さんのすべて: 森川さんは本人と違って、寡黙な役が多い
松澤: ベルセルクのグリフィス、金田一少年の明智警視、 テッカマンブレードのDボゥイもあまり台詞は多くないのですが。
森川: いや、明智は出てくるとしゃべる。けど、クール。
松澤: 実際の森川さんはどんな人?
森川: 実際の僕はけっこうしゃべる。仕事が終わった後しゃべり出すタイプ。
松澤: なんとなく酒が強そう。
森川: 強かったけど、今は全然。強かったのは中学生のとき。
松澤: それは駄目ですよ(笑)。ワルだったんですか?
森川: ワルでしたね。今はすごく丸くなった。
松澤: それはどうして?
森川: 仕事をするようになってから。
松澤: いくつぐらいから声優の仕事を?
森川: 19か20歳のときから。
松澤: きっかけは?
森川: 勝田久さんの学校に通って。 最初はスポーツアナウンサーになりたかったんだけどね。
松澤: こんなアナウンサーいませんよ。
森川: ここまでなるにはいろいろあったんですよ(笑)。
松澤: 今マイクから離れてるのに、森川さんめっちゃ声でかいんですよ。
森川: ごめんよ。

森川智之さんのすべて: 森川さんは檜山さんと言いたい放題のトークショーをやっている
森川: 僕の相方の檜山修之というお侍さん(笑)がいるんですけど、 いや、同業者なんですけどね。 最近ではガオガイガーの、「ガオ」? あ、「ガイ」役、主人公をやってるんですが。 彼と、3年ほど前から、いちばん最初は新宿ロフトプラスワンというところで、 トークライブをやって、それがいい感じだったんでシリーズにした。 4月にやるのが第7弾、10ステージ目に入る。 密室だから来た人にしかわからない、誰にも言っちゃ駄目だよ、というトークをね。
松澤: けっこういやらしいことなんか。
森川: いや、全然いやらしくない。
松澤: どんな感じの?
森川: だから、今の声優ブームについて、とかね。
松澤: どう思われてるんですか?
森川: ここでしゃべっちゃうとね。だから是非遊びに来てくださいよ。

4月5日(日) 新宿御苑のビプランシアター 森川・檜山の「おまえらのためだろ!」
昼の部11:30開場12:00開演、夜の部3:30開場4:00開演
チケットは前売り3700円、 問い合わせは03-3950-2391ヘヴンズドアまで

森川: タイトルも挑戦的でしょ。 自分たちのためじゃなくて、おまえらのためだ、それでお金もとっちゃおうという。
松澤: 来る人は覚悟してこい、と。
森川: そうですね。
松澤: どんな覚悟を?
森川: 顎がはずれるかもしれないので保険証を持って集合するように。
森川: スケジュールが合わなくて見に行けないという人のために、 「おまえらーズ」という友の会も作りました。 優先予約の情報、レポートの新聞、おまえら読本という会報誌、など。 問い合わせは同じく、03-3950-2391まで。
松澤: ねえ、この人芸人ですか?
森川: 芸人じゃないよ。

松澤: 曲を聴きましょう。森川さんはアルバムを2枚出してるんですよね。
森川: 笑っちゃうんですけど、2枚出しているうち1枚がベストアルバムなんです。
「GARDEN OF EDEN」というアルバムの中から「GARDEN OF EDEN」。
松澤: これ、作詞もしているんですよね。
森川: してます。

曲: 森川智之「GARDEN OF EDEN」

来週は音楽の熱い話や、大きな声の出し方の話をしたい。


3月20日(金)放送分
(トークの全体は、オンエア・レポートをご覧ください。)

私の誕生日は9日後です。 年女だけど、転機、で、あまりよくないみたい、そんなことないのかな。
森川: 気にしすぎはよくない。
松澤: そうですよね。あ、ゲストでまだ出てないのでしゃべんないでください。
森川: そうなの?
松澤: そうですよ。

松澤: 今週も色眼鏡をかけて来てくれました、茶髪の森川さんです。

森川智之さんのすべて: 森川さんはアニメタルの坂本さんとなにか企んでいるらしい
森川: 企んでますよ。
松澤: ロック好きそうですよね、森川さん。
森川: 学生の頃から、友だちのバンドの手伝いを。
松澤: アニメタルの坂本さんとはいつ頃からお友だちだったんですか?
森川: 彼が安全タクシーの運転手だった頃から。
松澤: こんなに茶髪のタクシーの運転手さんいるのかなーって。
森川: 俺、知り合う前に一度乗ったことがあるんだよ。
森川: 「黄龍の耳」がビデオアニメになったときに主人公をやって、 主題歌と挿入歌を歌うことになったときに、 彼が仮歌とコーラスに手伝いに来てくれた。それがきっかけ。 そのときに彼が僕と檜山くんのファンになった。
(坂本英三が国府田マリ子を乗っけた話。 「アニメタルでヴォーカルやってるんです」と言ったけど、 さらっといなされちゃったとか。)
松澤: 坂本さんとは何を企んでいるんですか?
森川: トークライヴには彼も来ます。
森川: こないだ英三さんが「Another Face」というミニアルバム出したんだけど、 それで僕の「GARDEN OF EDEN」をカヴァーしてくれて。 それで、今年は坂本英三プロデュースで森川智之とタッグを組んでやろうかと。
松澤: なんか、声でかいチームですね。
森川: アニメの絶叫人とメタル界の絶叫人がタッグを組むんだから。 夏ぐらいには始動すると思いますよ。

曲: またベスト盤から、森川智之「In the SKY」

松澤: 詞の話も聞きたかったんだけど。
森川: また来ますよ。

トークライヴのお知らせ。
4月5日(日)、新宿ビプランシアター 森川・檜山の「おまえらのためだろ!」
昼の部12:00、夜の部16:00、 問い合わせは03-3950-2391ヘヴンズドアまで

森川: 春の新番組、テレビシリーズの「遊戯王」という番組で、 城之内くんという主人公の遊戯くんの親友の役、 衛星でやる「ネオランガ」で、鉄隼人というシャウト系の役をやります。


放送されなかったトーク(一部)

森川: 色眼鏡、って、なんだよ。
松澤: え、変? だって、普通のサングラスって感じじゃないんだもの。 サングラスって、ほら、目が見えないものじゃないの?
森川: これ、ちゃんと度も入ってるんですよ。
松澤: 何色ですか?
森川: グレー、というか、薄いブルー、かな。

森川: 僕のこと、見た感じはどう見えます?
松澤: 遊び人。
森川: はい、そのとおりです。(苦笑)

森川: でも、「ナデシコ」に一緒に出てたんだって?
松澤: 一言くらいしかなかったんですけど。
森川: 同じようなもんだよ。
松澤: その後もよく遊びに行ってたんですけどね。出番なくても。

森川: 最初の仕事はね、シャンプーのコマーシャルでモデルの吹き替えをやった。
松澤: 私、その逆の経験ある。アナウンサーの役でね、 ちゃんとアフレコもやったのに、出来上がったの見たら、私の声じゃないの。

松澤: 大きな声を出すのってどうしたらいいんですか?
森川: ちゃんとお腹からね。寝転がって、お腹をおさえて。
松澤: 寝ているとお腹から息ができるけど、立つとできなくなっちゃうんですよね。 私、声が鼻にかかっちゃうんですけど。
森川: 僕もかかるよ。でもそれは訓練で。
松澤: 森川さん、教えてたんですか?
森川: 教えてたよ。今はもう教えてないけど。
松澤: どんな人に教えてたんですか?
森川: 関智一とか、小西寛子とか。

森川: 昔ね、マルハだった頃から、横浜ファンで。 外野の応援団と一緒に応援してたんですよ。
松澤: 外野を走り回ったり?
森川: いや、走り回りはしないけどね。その頃から大きな声を出してた。
森川: 応援に行ってるじゃない。うちには弟がいるんだけど、 弟は家でテレビを見ていて、「あ、おにいちゃんの声だ」って。
松澤: うそ。
森川: ホントだよ。あれ、みんなが騒いでいるときに叫んでも、聞こえないんだよ。 一瞬場内が静まるときがあってね、そういうときに叫ぶとよく聞こえるんだ。


17:10頃、録音終了。17:20頃、森川智之退出。 その後は帰ってしまったので、知りません。(笑)
以上、報告終わり。


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