森川智之プライベート・コレクション
「劇場版アクエリオン」完成披露試写会舞台挨拶
「劇場版アクエリオン-創星神話篇&壱発逆転篇-」の公開に先立ち、
プレスへの完成披露を兼ねた試写会が開催されました。
一般からも抽選で御招待。監督と出演者ゲストによるトークショーがある、
という情報はありましたが、メンバーは発表なし。運良く当選した人が、
当日行ってみて、森川さんの出演を知ることに。
このレポートは、その幸運な方のひとり、
yoko@まいけるさんが書いてくださいました。多謝。
- 「劇場版アクエリオン-創星神話篇&壱発逆転篇-」完成披露試写会 舞台挨拶
- 日時: 2007/9/10(月) 18:30〜21:00頃?
- 場所: 東京・スペースFS汐留
- 出演: 河森正治、寺島拓篤、かかずゆみ、佐藤ひろ美、森川智之
- ・プロローグ
- 6時開場6時半開演ということで、
いつも夜の試写会はぎりぎりに行くのが多いのですが、
5時20分すぎに会場に着いてしまい、時間に余裕があるけど、
どこかで休む前に会場だけ下見しようとしたら、なんと既に階段に20人ぐらいの人が…。
ビルの外についた階段を上ると、そこが劇場入り口になっている、
そんなつくりの場所です。これは、と思い私も列に加わりました。
そして何気なく、階段の中腹から外を眺めていると、
5時28分ごろ(やたらに時間に詳しいのは、直前に時計を見たからです)、
階段下の歩道を、金髪のお兄さんが通りぬけていく。
ビルに入っていくじゃありませんか(爆)。
顔は見えなかったので、例の金髪のお兄さんなのか確信が持てず。
ただ、まず髪の長さがとてもジャストすぎるくらいで、
黒いぴったりしたポロシャツに黒っぽいジーンズ(かな? 綿パンだったかも)。
一瞬だったのでうろ覚えですが、蓋付きショルダーバックをたすきがけにして、
傘を持っていたような。やたらに姿勢が良くて、
上半身の筋肉が発達してるなぁ…あまりに後ろ姿が激似だなぁ…まさかなぁ……。
なんて、半信半疑でいたのですが、まさにそれが森川さんでした(爆)。
- ・概要
- 「劇場版アクエリオン -創星神話篇(そうせいしんわへん)&壱発逆転篇(いっぱつぎゃくてんへん)-」完成披露試写会
2007/9/10(月) 東京・スペースFS汐留 18:00開場/18:30開演
プレス公開発表をかねていた模様。
スペースFS汐留の場内は、200ぐらいのキャパの小劇場。
前方半分が一般招待客約100名(もう少し少なかったかも、女性が80%ぐらい)、
後ろ半分が関係者席約100名、客席と舞台の間もしくは通路で待機するプレスが
50名ほど。取材記者やカメラマン関係がずいぶん沢山詰め掛けていたのに驚き。
理由は後で知ることとなります。
- ・出演者ゲスト登場
- 最初の30分は、プレス発表を兼ねた出演者ゲストのトークショーということで、
司会の女性(三谷章子さん)の紹介の元、以下の5人が、この順で登場。
監督: 河森正治
アポロ役: 寺島拓篤
シルビア役: かかずゆみ
リーナ役: 佐藤ひろ美
トーマ役: 森川智之
河森監督は、素敵な方なのですが、無頓着なのか、どこかで見た写真と似たいでたちで、
Tシャツにジャケットとラフ。他の声優さんは結構おしゃれしてきてました。
寺島君は白いシャツに黒いベスト(前をしっかりボタンしてました)、
黒いスリムパンツ(でも痩せてるから余ってる)、すそをブーツイン。
かかずさんは髪をアップにしていて、
白黒コントラストのイラスト風ミニワンピースに細身のパンツ。
佐藤さんは地味な色合いのワンピかな?
ここまでの方々は普通の人でしたが、その横に最後に並んだのは、
ちょっといでたちが個性的(笑)。森川さん、サングラスはなし、
顔はすこし丸め(腫れてる? 昨日飲んだよね、まちがいなく、
だって賢雄さんも居たしね(笑))、目の下かすかに隈あり、髪の毛少し跳ね気味。
上は絞り加工で非常に光沢のある黒紫に見える細身のデザインシャツ、左胸には、
きらきらとした小さいガラスを組み合わせた感じの大きめのブローチ(もしくは、
スパンコールがシャツに直に縫いつけられたデザインかも)。
襟は細長い感じで、前ボタンが低い位置(第2ボタンの高さ)から始まるデザイン、
それを無理やり全部留めていたので、
胸筋と腹筋の隆起がかなりわかるぐらいに体にフィット。
その胸筋の隆起にすこしどきどき(笑)。
でも、いつもならペンダントで胸元を開けてるのですが、
なぜか先の週末からマイブームの細いネクタイシリーズ、
今日は豹柄で、縛り方がいい加減なので、なんだかちょっと可愛い感じ。
パンツは綿で黒のブーツカット、
右腰に3連の飾りの鎖(すこしブロンズがかった色のやつ、土曜と同じ組み合わせかな?)。
すそに隠れてましたが、
多分ボトムは黒い普通のブーツ(かがとがあまり高くない普通の)。
- ・「翅なしどもよ…」
- 司会に呼び出され、全員並ぶとトークショー開始。
進行は、司会から出演者の紹介や質問をして、
それに、並んだ順番で出演者が一人づつ答えて行く形式。
最初に挨拶を兼ねての自己紹介。
みなさん、「監督の河森で〜す」とか、
「アポロ役の寺島拓篤です」とかって感じで進み、
最後の森川さんのターンになったところで、森川さん一歩前に出て、
「翅なしどもよ、観るがいい」
の宣伝文句を、まさにトーマ様の声で。場内の観客からはすかさず、
ギャーともはぁーとも取れるため息がでて、ずいぶん受けました。さすが。
森川さんの発言のメモに精一杯で他の方の発言はあまり記憶にないのですが、
森川さんが喋った内容をダイジェストすると、
「先日(9/6ですね、佐藤さんのブログに書いてありました)関係者の試写会で見て、
これは早くみんなにも観てもらいたいと思った。」
収録しての感想などの質問で、かかずさんが、
「シルビアに迫るトーマの声が怖かった」発言。
すかさず森川さんが「怖さを確認してもらいたい」的なことをコメント。
またさらに「愉快な(愉快なの?)堕天翅族の中で、
代表して僕トーマがこの場に呼ばれて幸せ」とか。
「トーマの声は、自分が出せる一番良い音を出しました。」
コレに、かかずさんと佐藤さんが、「良い響きでしたねぇ」。森川さんも受けて、
「ええ、良い響きです。その良い響きを堪能してもらえたらと思います。
音翅(オトハ)との絡みとか、トーマ様、自分でも様をつけてしまうのですが。」
出演者入り乱れて、周りのスタッフもみんな様づけでトーマを呼んでいるとのこと。
「トーマ様のサービスシーンもあります。」
かかずさんから「セクシーアイドルですよね」(笑)に答えて、
「耽美なんですよ。ゆっくりゆったりと演じさせていただきました。」
とコメント。
試写を観る前から、この発言を聞いてしまうと、劇中のトーマの声にわくわく。
いや、まさに劇場の音響で聞くと、ひっくり返りたくなるほどに良い声で、
弦の響きにも似た美しさもあって、すごいことになってます。小野坂さんも結構、
持ってる中では良い声を出していたんじゃないかなぁ。そんな感じ。
河森監督が各キャストへコメント。
アポロは3年前の最初は子供っぽかったが、寺島君の成長に合わせて、
劇場版やOVAのアポロはすこし大人っぽいシリアスなキャラに変わっている。
今回アポロニアスも寺島君が演じている。
トーマの声はこの人しかいない、これを表現しきれる人は森川さんしか他に居ない、
ということで、森川さんに演じてもらったとのこと。
凄いことに監督ご指名だったみたいです。
心と体と魂を合体して観て欲しいそうですよ(笑)。
- ・パチンコスポンサーCMの女優さん登場
- そんなこんなで20分強のトークのあと、特別ゲストとして、実写版CMで出演の、
女優の多岐川華子が登場。出演者ひとりひとりに花束を手渡し、
最後にアクエリオンの超合金を持たされて、森川さんの隣に並ぶと
、あきらかに森川さんの表情が喜びの微笑みに。
女優さん、写真やTVCMで観るよりずっと綺麗で、8.5頭身ぐらいの美形。
それでなんだけど、モリモリわかりやすいよ(笑)。
- ・並んでプレス用のフォトセッション
- そのまま、プレスのフォトセッションということで、全員が3x3に並んでポーズ。
右や左や正面など、5分以上はやってました。
結構長い時間、沢山写真を撮られてました(採用されるのは1枚ですが)。
寺島君が、微笑みを浮かべたまま動かないのにプロらしさを見ることができました。
女優さん達も、最高に綺麗な顔で瞬きもしないのには感心。森川さんが、
だんだん頬が赤くなってきて、なんとなく、こういうのは苦手なのが判りました。
珍しい光景に、一般招待の観客は終始ニヤニヤしながら見守っておりました。
私、思わず、森川さんに向いて、笑顔笑顔よのサインを送りそうになってしまうほど、
森川さん、ぬっとした顔というか、まじめな顔してるんだよねぇ。
笑わないんだコレが。
- ・そして全員が手を振って退場
- 森川さんが退場しようとして会場中に笑顔を向けて、手を振ってくれ、
やっと袖近くで背中を向けたので、
安心して私からもかなり派手にその背中に手を振りましたら、急に振り向きました(爆)。
思わず目線がこちらだったので、振る手が止まりそうに。森川さん、目が笑ってました。
すかさずこちらに小さく手を振り返してくれたように見えて、ちょっとどっきり(笑)。
きっと私の近辺に彼のファンが多かったに違いないです。
- ・さて、肝心の映画の方ですが
- 戦闘シーンは大画面で見ると鳥肌もの、動きといい、質感といい、スピードといい、
アングルや合成(爆発やメカや背景など)は世界最高峰レベルだと思います。
すばらしい戦闘シーンが何回かでてくるのですが、最後の決戦シーンは、もう、
うっとりするメカの美の極致でした。河森監督万歳。
そしてお話ですが、短編はTVシリーズの伏線というか、続きというか、
OVAの特典CDの内容の続きというか…。サービスシーンのオンパレード。
あれもこれも見せちゃうって感じ(笑)。
本編は、OVAの前編に未公開の後編をつけたのかな? 声は収録しなおしたのだろうか?
トーマの声のトーンは、本当に絶品の響きで、
あんなセリフやこんなモノローグなどなど、さまざまな愛憎のセリフが満載。
ファンには痺れる出来です。
それに今回後半では、トーマ様大変なことになっております(観てのお楽しみ)。
まあ、変な世界です。不動指令も(石塚運昇さんも怪しいし)、
ジェロームの飛田さんも、相当に立ってます。小野坂君もかなりがんばってます。
小林さんもかかずさんも良い演技で、もうかなりな完成度。
リーナのあの超棒な演技も、演出的には悪くないし、
きっとご本人ももっと感情出せと言われたら出せる人だと思います。
そう、今回は、「1万年と2千年前から愛してる〜」の主題歌ががんがん流れるのと、
驚くような歌の演出もあります。ネタばれ危険なので、内容に関してはこのへんで。
約2時間、思う存分、翅の力を堪能させていただきました。感謝感激です。
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