森川智之プライベート・コレクション

「ネオロマンス15thアニバーサリー」SWEET PINK


「ネオロマンス15thアニバーサリー」SWEET PINK〜甘くロマンティックな恋〜
日時: 2009年9月19日(土) 昼の部:12:35〜15:25/夜の部:18:05〜21:00
場所:パシフィコ横浜国立大ホール
出演: 神奈延年、岩田光央、杉田智和、森川智之、井上和彦、関智一、中原茂、置鮎龍太郎、 谷山紀章、伊藤健太郎、岸尾だいすけ、宮野真守、 小野大輔、平川大輔、入野自由、木村良平

概要
セットリストを書いたら、それで全部説明したことになるくらい、本編には、 歌以外何もなし。本編での本人の発言は、歌の間奏などでの煽りのみ。
一部のソロやデュエットには、コラボということで、他の作品の出演者が2人、 途中から参加する企画もあった。各作品の全体曲には、次に歌うチームが参加。 最後のアンジェチームにも、最初のネオアンジェチームが参加していた。

スクリーンには、事あるごとに日付が表示される。歌が発表された日付も。 オープニングでは、現在から日付が遡る演出付きで、新しい作品から、 ゲームの発売日で日付が止まり、そのゲームの出演者が舞台奥の段の左右に登場、 クレジット順にひとりずつ中央に出てきて、 主人公と初めて出会ったときの台詞を言ってハケる。
最初の台詞なので、恋愛とは直接関係なく、キャラによってその内容もさまざま。 長めの人もいれば、ひと言で終わる人も。発売がかなり昔のゲームもあるので、 今回のために資料を渡されて、そうだった、と思い出した人も多いらしい。 覚えて言っている人もいたが、カンペを見る人も多かった。
森川さんは、昼の部はカンペを見ていたが、夜の部は手に握りしめたまま、 最後まで見ないで言っていた。 夜の部のほうがひと言ずつ噛みしめるように言っていたのは、 気持ちをこめてなのか、思い出しながらだったからなのか? 直前まで暗がりの中で、一生懸命チェックしていたけど(笑)。

オープニングが出会いの台詞だったのに対して、愛のメッセージにあたるのは、 恋愛エンディングの再現。かなり甘い内容で、本人たちも照れくさかった模様。 しかも、いちばん新しいネオアンジェでも、発売は3年半前、ということは、 収録はもっと前。他のゲームはさらに前だから、ああこんなこと言ったっけ、 と思った人もけっこういたらしい。

作品ごとの集合曲は、次に歌うチームがコラボで参加するが、 途中から参加した次のチームのメンバーは居残りで次の曲へ。 最後に一度全員がハケてから、「Promised Rainbow」のイントロで、 センターの後ろからわらわらと全員が飛び出してくる。お、多い…(爆)。 アンジェチームとネオアンジェチームは、上手・下手袖へのハケから、 ぐるっと裏を回って走りどおしだったのでは。

アンコールで初めて出演者全員が揃い、「立ち位置」が決まる。 上手から、作品の新しい順、そしてキャラのクレジット順。なので、上手から、 小野、平川、入野、木村、谷山、伊藤、岸尾、宮野、井上、関、中原、置鮎、 神奈、岩田、杉田、森川。
昼の部は、久遠さんが、この順(上手になる順)に名前をどんどん読み、 みんな続いて出てきたが、夜の部はひとりずつ読み上げ、センターで一礼してから、 立ち位置に移動する。
出演者がまともにトークをしたのは、ここでの挨拶だけ。挨拶は作品ごとに、 新しい順に。時間がかなりあったので(この時点でまだ2時間半経っていない)、 けっこうのんびりと、好きなだけいろいろしゃべらせている。
昼の部は簡単に切り上げていたので、時間が余ったらしく、さらに全員でトークを。
森川「この人数でどうやって? ものすごいクロストークになりますよ。」
よく言った(笑)。16人もいれば、均等にしゃべるなどはできるはずもなく。 アンジェチームは最後に挨拶したこともあって、ほとんど何もしゃべらず。 森川さんもほぼ、このツッコミだけで終わりだった。
夜の部では、「客席へのサービス」として、久遠さんの「音頭」で、全員が投げキッス。 そう言われて、思い思いに柔軟体操などして準備している姿に、 「投げキッスの意味をはき違えている人もいる」と久遠さん。
結局昼夜とも、30分ぐらいはトークしていたかと。でも、人数多いから、 しゃべってない人たちはとっても暇。特にアンジェチームは最後だから、 行き着くまでにとっても時間がかかる。

セットリスト
昼の部夜の部
オープニング
ソロコーナーその1
1. 「初嵐の眩暈をお前と」関智一(平勝真) 1. 「COSMIC LUCKY DAY」宮野真守(加地葵)
2. 「Love is pain」森川智之(エルンスト) 2. 「EVER GREEN〜さめない恋がここにある〜」神奈延年(ランディ)
3. 「To be continued…」岸尾だいすけ(柚木梓馬) 3. 「HAPPY DATE」平川大輔(ベルナール)
4. 「Sunny Shiny Holiday」木村良平(ロシュ) 4. 「Premier amour」入野自由(エレンフリート)
5. 「AQUA BLUE」谷山紀章(月森蓮) 5. 「星は刹那の久遠」中原茂(葛城忍人)
6. 「日蝕の鍵穴」置鮎龍太郎(アクラム) 6. 「DESTINATION」谷山紀章(月森蓮)
7. 「Premier amour」入野自由(エレンフリート) 7. 「Love is pain」森川智之(エルンスト)
8. 「バルサミック・ムーンの魔力」杉田智和(フランシス) 8. 「バルサミック・ムーンの魔力」杉田智和(フランシス)
9. 「星は刹那の久遠」中原茂(葛城忍人) 9. 「To be continued…」岸尾だいすけ(柚木梓馬)
10. 「COSMIC LUCKY DAY」宮野真守(加地葵) 10. 「Sunny Shiny Holiday」木村良平(ロシュ)
11. 「lovesick」岩田光央(ゼフェル)
ソロコーナーその2(エンディングメッセージ付き)
モノローグ:ランディ モノローグ:平勝真
11. 「この手をはなさない」神奈延年(ランディ) 12. 「初嵐の眩暈をお前と」関智一(平勝真)
モノローグ:ゼフェル モノローグ:土浦梁太郎
12. 「lovesick」岩田光央(ゼフェル) 13. 「白檀・遊戯」井上和彦(橘友雅)
モノローグ:ヒュウガ モノローグ:橘友雅
13. 「凛華の如く」小野大輔(ヒュウガ) 14. 「THANKS」伊藤健太郎(土浦梁太郎)
モノローグ:ベルナール モノローグ:柚木梓馬
14. 「HAPPY DATE」平川大輔(ベルナール) (メッセージだけ、歌はその1で歌った)
ソロコーナーその3(コラボ)
15. 「白檀・遊戯」井上和彦(橘友雅) +神奈延年、平川大輔 15. 「日蝕の鍵穴」置鮎龍太郎(アクラム) +森川智之、伊藤健太郎
16. 「太陽の粒子」伊藤健太郎(土浦梁太郎) +岩田光央、木村良平 16. 「凛華の如く」小野大輔(ヒュウガ) +岩田光央、中原茂
告知 「金色のコルダ3」「ラブ・サミット」「遙かなる時空の中で3」アニメ
デュエットコーナーその1
17. 「Brand-New World」アンジェチーム(神奈延年、岩田光央、杉田智和、森川智之) 17. 「蒼穹のスコア〜The score in blue〜」コルダチーム(谷山紀章、伊藤健太郎、岸尾だいすけ、宮野真守)
18. 「満月は夜空の真珠」関智一(源九郎義経)&井上和彦(梶原景時) 18. 「I don't know how〜世界でいちばん大切な君に〜」神奈延年(ランディ)&岩田光央(ゼフェル)
19. 「FATE〜真冬の太陽〜」谷山紀章(月森蓮)&伊藤健太郎(土浦梁太郎) 19. 「満月は夜空の真珠」関智一(源九郎義経)&井上和彦(梶原景時)
20. 「青き想い 白き祈り」杉田智和(フランシス)&森川智之(エルンスト) 20. 「CORONA-光冠-」谷山紀章(月森蓮)&宮野真守(加地葵)
21. 「La Vie en Rose〜薔薇色の奇跡〜」入野自由(エレンフリート)&木村良平(ロシュ) 21. 「高鳴る鼓動はAllegrissimo」平川大輔(ベルナール)&木村良平(ロシュ)
デュエットコーナーその2(ドラマ仕立て)
「遙かなる時空の中で3」から 「アンジェリーク」から
モノローグ:有川譲 モノローグ:フランシス
モノローグ:白龍 モノローグ:エルンスト
22. 「秋化粧の心の花守に」中原茂(有川譲)&置鮎龍太郎(白龍) 22. 「青き想い 白き祈り」杉田智和(フランシス)&森川智之(エルンスト)
「金色のコルダ」から 「ネオアンジェリーク」から
モノローグ:加地葵 モノローグ:エレンフリート
モノローグ:月森蓮 モノローグ:ロシュ
23. 「CORONA-光冠-」谷山紀章(月森蓮)&宮野真守(加地葵) 23. 「La Vie en Rose〜薔薇色の奇跡〜」入野自由(エレンフリート)&木村良平(ロシュ)
デュエットコーナーその3(コラボ)
24. 「I don't know how〜世界でいちばん大切な君に〜」神奈延年(ランディ)&岩田光央(ゼフェル) +宮野真守、入野自由 24. 「爛漫の嵐を抱け」中原茂(藤原幸鷹)&井上和彦(翡翠) +神奈延年、平川大輔
25. 「SUNSHINE PARTY」小野大輔(ヒュウガ)&平川大輔(ベルナール) +森川智之、置鮎龍太郎 25. 「輝きはダイヤモンド」谷山紀章(月森蓮)&伊藤健太郎(土浦梁太郎)&宮野真守(加地葵) +置鮎龍太郎、入野自由
合唱コーナー(昼夜共通)
26. 「軌跡〜the brilliant days〜」ネオアンジェチーム +コルダチーム
27. 「Happy Time」コルダチーム +遙かチーム
28. 「遼遠の旅路を行け」遙かチーム +アンジェチーム
29. 「君は独りじゃない〜ALWAYS〜」アンジェチーム +ネオアンジェチーム
30. 「Promised Rainbow」全員
アンコール
出演者挨拶
31. 「僕たちのAnniversary」全員

森川さんの衣装
昼夜共通
黒のベスト、ポケット口にシルバーのチェーンが付いているのだが、 位置は昼夜で違う。オープニングと「青き想い 白き祈り」では前を留めている。 それ以外は開けていたと思うが、ちょこちょこ違っていたかも。
黒のスリムパンツ。
わりと高めの位置に留めたタイピン(タイだけでシャツには留めていない)と、 シャツの右襟のピンが、シルバーのチェーンで繋がっている。どちらのピンにも、 ジルコニアかなんかの、キラキラする石が入っている。
シルバーのクロスペンダントを、シャツの襟の内側にしている。 その上にネクタイもしているので、普通にしていると見えない。夜の部で、 ネクタイの下の襟開きからこぼれていたのが見えて、トップの形がわかった。 昼はチェーンがちらっと見えただけ。 シャツが白かったからわからなかっただけかもだけど。
右手首にシルバーのバングル。
オープニングでは、黒のテンガロンハット。 左側にはシルバーと透明な石のキラキラ飾りが下がっている。 かぶっていたのはオープニングだけ。
オープニングと「Love is pain」のときには眼鏡なし、それ以降は黒縁の眼鏡。
昼の部
ベストのポケット口のチェーンは左。
織りで縦ストライプの入った白のシャツ、カフスの折り返しが黒で、 両側とも外に折ってある。幅の細いネクタイは黒。
黒のビニールみたいな素材の靴だと思っていたのだが、 夜の靴を見ていたら自信がなくなった。もしかしたら夜と同じかも。
リングはしていなかった。
夜の部
ベストのポケット口のチェーンは右。
シャツは、昼の部の色違いで、黒、カフスの折り返しが白。 同じくカフスは外に折っている。ネクタイも色違い、色はシルバーグレー。
銀色の輝く靴。あんまり踵は高くない。
右手首には、バングルの他に、細いチェーンのブレスレット。 右中指と左薬指にシルバーリング。


歌は、各作品の集合曲を含め、全員でのイベント曲以外はショートバージョン。 ショートバージョンといっても、ソロは、1コーラス+サビのショート構成のものと、 1コーラスだけで終わりのものとある。デュエットは1コーラス+サビだったと思う。 「Love is pain」は、昼の部がサビあり、夜の部は1コーラスのみ。
歌ばかりの構成なのに、音響がとても悪く、カラオケが、 低音がドコドコ響いているだけで、細かい音が全然聞こえない。 音的にはけっこう好条件のポジションで聴いていてもそうだったのだから、 ステージ上では、もしかしたらほとんど聞こえなかったかも。 かなり苦労している人も多かった。

このところ、ロックヴォーカリストな誰かさんに変身している姿ばかりだったので、 今日はネオロマ仕様の歌い方でくるかな、と思ったら、 「Love is pain」はかなり激しいロックな曲だからなのか(生演奏で是非聴いてみたい)、 なんとなく見慣れた動きの歌い手がそこに。 もう少しで激しいヘドバンを始めるかと思うくらいに頭を振り、身体でリズムを取り、 ドラムとベースばかりでほとんど聞こえないカラオケに合わせて、 熱いヴォーカルを聴かせてくれた。

デュエットは、杉田くんの必死さがよく伝わってくる。 前回、初めて歌ったときより不安定だったように思う。 前回はソロがなくて、この曲1曲だけだったのだが、 今回はいちばん歌い慣れた曲ではないソロもあったから、なのかな。 先輩は、やわらかいバラッドなこともあり、やさしい声で歌っていたのだが、 彼の不安がわかっているのか、力強くリードしているのが見てとれた。
でも昼の部は、あれ、前回に比べるとなんとなく退化した?、という印象だったが、 なんと夜の部では、森川さんがコーラスをハーモニーで入れてきた。 谷山くんと宮野くんが、素晴らしいハーモニーを聴かせていたから、 それに触発されたかな。生で、音響が悪く、カラオケだから、ということを考えれば、 かなりの完成度。杉田くんはやっぱり必死だったけど、 ハーモニーが入ってきてもつられることなく、頑張って歌っていた。 コーラスのないパートのほうが危うかったかも。
全部歌いきった夜の部の最後、スクリーンには静かに立つふたりの映像に、 映像効果で雪が降るようなエフェクトを入れていたのだが、 それをふたりで向かい合って見上げながら、手を出して雪を受け止めるようなポーズ。 ふたりともおだやかなやさしい微笑みを浮かべていて、あたたかい気持ちになった。

そしてやっぱり、「君は独りじゃない」は、何度どういうパターンで聴いても、 聴いているうちに目頭が熱くなってしまって困る…。

挨拶
アンコールの挨拶は、作品ごとに、舞台上手から下手へ、新しい作品から。 「アンジェリーク」チームからのみ、抜粋。

昼の部
岩田「経ったね、15年。」
森川「みっちゃんやエンネンは、ずっと経ちっぱなしでしょ? どうですか。」
岩田「正直我々は、特別な想いがあります。」
この言葉には、客席からも大きな拍手。この場で15年が言えるのは彼らだけだし。
岩田「最初にパシフィコ来たときに、袖からステージ見て、でっけえ、って。」
神奈「で、お客さん入ったの見て、うわっ、って。」
森川「僕は、1回目はアナウンスだったんですよ。2回目で出て。」
森川さんは「メモワール…?」とか言ってたけど、「メモワール」には2000・2001、 両方出演してます。1回目アナウンスだったのは、その後の「フェスタ」ですね。
森川「でも、最初は1階席だけだったよね。」
岩田「そう。それからどんどん仲間が増えていって。歴史を感じるね。」
急に杉田くんの存在を思い出したように、話に加われなかった彼に振る。
杉田「いつのまにか、フランシスの設定年齢を追い越し。」
岩田「その話は我々にはちょっとキツいよ。15年前から超えてるっちゅうの。 今はもう、ダブルスコアだよ。」
杉田「プランミスった。」
プラン変更(笑)。プランBからCに移行、だったかな?
杉田「僕にとってはネオロマンスっていうのは、道場みたいなものです。 来るたびに鍛えられてます。」
客席からは、「ああー」という納得したような声。
杉田「特に歌。まずい、どうしよう、と思ったときに、 『(声を作って)大丈夫』と導かれる。(森川さんに頭を下げ)お世話になってます。」
森川「え、俺か? 速水さんかと思った。」
確かに、杉田くんがさらに声を低めに作って言ったんだから、 森川さんには聞こえない(笑)。でもなんとなくこのときから森川さんは、 ステージの上の杉田くんの面倒を、かいがいしくみるようになった気がする。 夜の部では、デュエットからハケるときに、袖を引っ張って連れていったり。
杉田「僕も、人から頼られるようになっていけたらいいな、と思います。」
森川「なんか、立派なこと言うようになったね。どこに書いてあるの?」
と、杉田くんの手のひらをチェック(笑)。何も書いてなかったのか、
森川「(しみじみと)大人になったんだね。」
夜の部
森川「『アンジェリーク』も生きております。」
岩田「みなさん、『アンジェリーク』の存在、覚えてますか?」
なんか、切ない…。
岩田「ネオロマも、2代で来てくれるようになって、うれしいね。」
森川「そのうち3代で来たりして。」
岩田「おばあちゃん、おかあさん、娘。どうしよう、おじいちゃん来たら。」
森川「このへんが桟敷席になってね。ステージの階段もなくなってたり。」
岩田「スロープになってね。バリアフリーですよ、お互い。」
森川「それぐらい長く続けていきたいですね。」
客席から何か茶々が入ったのか、
森川「いいじゃない。いつまでもロマンスを感じさせて。」
神奈「俺もロマンス感じたい。」
そして、杉田タイム、with、ブツブツとツッコミを入れる先輩たち。
杉田「15年前、『アンジェリーク』がスーパーファミコン版で出て、 その頃僕は、Aボタンをつぶすまでゲームしてました。」
森川「Aボタンをつぶすゲームをしてたんだ?」
杉田「圧力でつぶれるんです。次はYボタンがつぶれるんですよ。」
「アンジェリーク」はそんなにYボタン押したっけ…?(笑) Aは押したけど。
杉田「それから長い時間が経ったんですが、これからのことを考えると、 次にまた15年経ったらどうなるか。案外変わんないんですよ、これが。」
岩田「いや、少なくとも、モリモリと俺とエンネンは、相当変わるぞ。」
森川「俺は、メガネキャラじゃなくなってる。」
岩田「俺もツンデレできないかも。デレデレになってそう。」
神奈「俺、さわやかできないかもしれない。」
杉田「(声を強めて)ゲームは進化しますが、私たちはフォーエバーです。」
会場中が感動して、「おおー」の声が上がる。でもそれも、
杉田「収録した音声は残ります。」
落胆した「あー」の声に。
収拾がつかなくなったので、ひとりずつ挨拶をする。 相変わらず杉田くんは独特だったが、割愛させてもらって、森川さんの挨拶だけ。
森川「僕は今日だけなんですけど。15周年ということで、 こうやって一緒にお祝いできて、楽しい空間を共有できたことは、とても誇りに思うし、 感謝します。でも、まだロマンスは続けられる(すごくやさしく)? (会場の声を聴いて)OK。じゃあ僕も、自分磨きの旅に出てきます。」
岩田「どこ行くの?」
森川「とりあえず、楽屋に。」
近っ。ハートフルのジングルでは、自分探しの旅に出てるんだったっけ。
森川「僕たちはいつもここで待ってますので、また是非遊びに来てください。 楽しい時間を共有しましょう。」

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