森川智之プライベート・コレクション
「2HEARTS 1stアルバムTwo my selfイベント」
- 「2HEARTS -立木文彦&森川智之- 1stアルバムTwo my selfイベント」
- 日時: 2004年1月25日(日) 1回目:13:05〜/2回目:15:30〜
- 場所: アニメイト池袋本店8Fイベントフロア
- 出演: 立木文彦、森川智之
- 司会: 久遠一((株)コーエー)
- ・概要
- 前説と司会は、コーエーの久遠一。
約30分のトークの後、参加者各回約120名の握手会。トークの時間は、
1回目は5分遅れて始まり、25分足らず。2回目は話がはずみ、30分ちょっと。
1回目のトークは、なんとなくすべり気味なところを、ピンポイントで
押し上げている感じだったが、2回目は最初のサプライズでテンションが
上がったのか、くだけたノリノリのトークになった。久遠さんやスタッフが、
トークを切り上げようとしているのに、森川さんも粘ってくれて、
握手会も含めて、たぶん終了時間押し気味だったに違いない。
- ・衣装
- 衣装は2回とも同じ。
森川: グレーのカーゴパンツ、靴はグレーのスニーカーかな?
角度的によく見えなかった。黒のハイネック気味のTシャツ、
襟と袖口に白いラインの入ったスタジャン風ブルゾン、
前ファスナーは胸元まで上げていて、左胸と背中、両肘に、
白とグレーで龍かなんかの絵が入っている。
シルバーのペンダント、トップの形は…何なのかよくわからない。
縦長で、炎なのかな? オレンジのサングラス。
立木: 茶の靴、ブラウンのレザーパンツ、臙脂の無地のブルゾン、
ファスナーは首まできっちり。帽子と薄いサングラス。
- ・挨拶
- 1回目:
- 森川「2HEARTSの右心室と右心房を担当しています、2HEARTSの森川智之です。」
立木「幼いときから2HEARTSをやることを夢見ていました、立木文彦です。
夢がかなってうれしいです。」
- 2回目:
- 森川さんは1回目と同じ。
立木「2HEARTSでは、モリモリにおんぶにだっこの担当です。何言ってるんだろうね。
立木です。」
- 森川さんはしきりに「右心室」を主張するが、立木さんが「左心室」を
名乗ってくれることはないようだ。森川さんの夢がかなう日は来るのだろうか?
2回目では、立木さんが挨拶に続き、「1日早いけど」と、
「Happy Birthday」を歌い出して、みんなで大合唱する。
こんな歌い方でも、立木さんのハモリが素敵。
びっくりして、少し照れながらも、とてもうれしそうな森川さんの前に、
ろうそくが5本(何故?(笑))立ったケーキが出てきて、森川さんが一気に吹き消す。
久遠「明日は、森川さんの誕生日です。」
森川「37です。ありがとうございます。」
立木「今の気持ちは?」
森川「なんか、すごいうれしい。びっくりした。あー、どうしよう。何人いる?」
と、ケーキを人数分に分けようとし始める。120には分けられませんて。
立木「またライヴでもやろうね。」
森川「じゃ、これ(ケーキ)、とっといて。」
- ・森川さん、目が腫れているのでは?
- サングラス越しにみても、森川さんの目が充血しているのでは、と思ったら、
左目の中の下の部分にできもの(森川さん曰く「果物」)ができて、19日に、
仕事の合間に切除手術をした、とのこと。抜糸は明日。誕生日に抜糸か…。
- 1回目:
- 「最初は、10分で終わる、縫わなくていい、って言われたんですけど、
結局、2時間かかって、4針も縫いました。」
「仕事に行くと、みんなにどうしたの、って言われるので、
そのうち説明するのが面倒になって、喧嘩して殴られたんですよ、って。」
久遠「ライヴには、糸も抜いた状態で、綺麗な身体で。」
森川「糸の切れた凧のように舞いたいと思います。」
- 2回目:
- 「37年生きてきた中で、いちばん痛くて、いちばん恐怖を感じました。
目に注射を打ったんですよ。白目になると打てないんで、
まっすぐに近づいてくる注射器を、じっと見てないといけない。」
「病院を出た瞬間、事務所から電話で、次の仕事行ってください、って。
血がにじんだまま現場に行きました。すごいでしょ、アーツビジョンって。」
立木「強いよね。こないだ会ったときより、ずっとよくなってる。」
森川「トカゲ並みの快復力だと言われました。
立木さんとは、3日ぐらい前に会ったんですけど、すごかったんですよ。
気持ち悪かったですよね。」
- ・2HEARTS誕生秘話(1回目)
- 森川さんは「ネオロマ3」と言っていたが、最初に一緒に歌ったのは、実際には、
その1年前の「メモワール2001」でのこと。歌う曲を決めるときに、
森川「ふたりで歌うのがいいかな、と思って。『夢のありか』があるけど、
僕が勝手に決めても、立木さんは嫌かもしれないから。」
立木「あっさり、『やろうよ』。連絡もらってうれしかったよ。」
森川「それがすごくよかったので、また機会があるといいな、
と思ってたのがきっかけですね。プロデューサーはどうしよう、という話で。」
立木「飯塚さん、僕は前から知ってたんですよ。『BLUE SEED』で、
いい曲書いてくれてて、彼が書いてくれるなら、いい曲になるだろうな、と。」
お気に入りの曲を会場に訊くと、「H.P.D.」と「wanderer」が同じぐらい人気が高い。
おふたりのそれぞれのいちばんのお気に入りの曲は、
立木「『Best Partner』。うるうるしちゃうんです。
あとは、『EVER FREE』。ライヴでやるのにぴったりですね。」
森川「僕は『H.P.D.』が好きです。元気が出て。『Best Partner』もいいですね。」
立木「このふたりのことを歌ったみたいな曲だよね。」
久遠「結婚式にもいいですね。」
森川「結婚式、行きますよ。ギャラが折り合えば。」
立木「飯塚さんにギターのコードを教えてもらって、ふたりでアコギで歌いますよ。
それでアコギな商売をしよう。」
- ・なぜ「2HEARTS」なのか?(2回目)
- 久遠「すんなり決まったんですか?」
森川「いや、全然。いろいろと候補があって、結局は自分たちで。」
立木「『アウトバーン』とか、ありましたね。」
森川「『ハート』っていう響きがいいな、と思って。
で、ハートとハートが重なりあって、ラブ〜な感じになればいいかな、と。」
立木「いいね、それ。『ラブ〜な感じ』。」
森川「だから本当は、『THE HEART AND HEART』で決まってたんだけど、
僕が優柔不断で、レコーディングの日に、変えたいんですけど、って。」
久遠「関係各所全部、『HEART AND HEART』で動いてるのに。勘弁してよ。」
久遠さんからの制作側本音、だったのかな?(笑)
森川「実は『2HEARTS』にしたい、ということで、そうなったんです。」
アルバムタイトルの「Two my self」は、もともと立木さんが、
ユニット名として考えていたもの、とのこと。
ユニット名と「two」が重なったのは偶然。
森川「2HEARTS御殿が建ちますから。パシフィコの横にね。」
立木「マンション建てて、貸してもいいよね。」
久遠「住所、横浜みなとみらい 2HEARTS 101。カッコいいですよね。」
立木「サインも違いますから。」
森川「2HEARTSのサインは、ハートが隠されている。すぐわかりますけど。」
久遠「おふたりとも、2HEARTS用のサインをお考えいただいたんですね。」
森川「普通のサインにハートがついてるだけです。」
- ・レコーディング秘話(2回目)
- 森川「全部で6曲なんで、1曲1曲、時間をかけてやりました。
『夢のありか』のオリジナル版は、ふたりで歌ってはいないんですよ。
今度は、最初一緒に歌って、それを聴いてイメージを作って、ひとりずつ録っていく、
という形でやったんですけど。立木さんがいいフレーズを出すと、
僕は負けたくないですから、もう一度録らしてください、って。」
立木「そういう想いがあったんだ。俺、もっとあっさりしてた。モリモリの場合、
途中で、歌の神様が降りてくるんですよ。もっといいものを、って。」
森川「時間かけすぎて、すみません。
今回は、歌に関しては妥協せずにできたんで、気に入ってます。」
立木「ノリでいけて、いいときには一発OK、っていうことがあるんですよね。
もちろんこだわるところはこだわって。ハモリも全部ふたりでやったんで。」
森川「こんな声出ないよ、って言っても、みんなが、出る出る出る、って言うんで、
乗せられて歌ってみたら出た、って感じ。」
久遠「逆に、あっさりいっちゃった曲はどれですか?」
立木「『EVER FREE』ですね。」
森川「『EVER FREE』には、ニューヨークの雑踏が入ってるんですよね。
これ、ニューヨークまで行って録音してきたんですよ。」
立木「ブーツの音が聞こえるんですけど、あれは飯塚さんです。」
森川「ジッポの音もすごいよね。ふたりとも煙草吸わないのに。」
立木「靴音も、みんな一応やってみたんだよね。」
森川「そうそう。そしたら僕、そのときゴム靴はいてて、キュビッキュビッって。
立木さんは、カラーンカラーン、でしたね。」
立木「下駄か。」
- ・ライヴについて
- 2回とも、ネタは、「持ち歌が6曲しかない」こと。解決策として披露されたのは、
「もう1回ずつやる、それでも足りないからリクエストでもう1回」
「トークコーナーを長くする」「愛のメッセージを入れる」。
結局は、それぞれの持ち歌を、2HEARTSバージョンにアレンジしてふたりで歌う、
という妥当な策に。これ以外にも歌うと思うのだけれど、ここで挙がった曲名は、
1回目: 「QUESTION」(微妙だけど、たぶん)、「約束」
2回目: 「未来に舵を取れ」、「H2O」
- 1回目:
- 立木「『約束』もやるんですけど、途中からモリモリのヴォーカルが入ってくると、
ゾクゾク、って震えるんですよ。」
森川「僕が歌い出すと、立木さんが座っちゃうのはなんでかと思ってたら、
腰に来てたんですね。」
立木「同じことは二度としません。アレンジも違いますからね。」
森川「けっこう変わってますよ。」
立木「なんか、すごい期待させちゃったかな。」
森川「今日、帰りに練習しないといけないね。」
- 2回目:
- 森川「ライヴっていうのはノリが大切なので、せっかくだから、
アルコール飲める方は、ガバガバ飲んでね。アサヒスーパードライを。」
もちろん、立木さんがアサヒスーパードライのCMナレーションを担当している、
ということからの発言だが、立木さんもそれを受けて、
「キレが違う」とサービスしてくれる。歓声と嘆声と「本物だー」の声に、
森川さんのほうがニコニコし、立木さんに何か耳打ちしたと思ったら、今度は、
「洗練されたクリアな味」。うわ、やっぱり本物だ。(笑)
森川「Zepp Tokyoは、アサヒが入ってるんで、是非それを飲んでください。
開演までの1時間で、ガバガバ飲んで、テンション上げて、楽しんでもらえれば。
そうすると、ライヴは6曲ぐらいでもいいかな、と。」
立木「盛り上がれば、今度アサヒスーパードライのBGMで、『EVER FREE』が。」
森川「立木さんがナレーションやるなら、2HEARTSのほうがいいですよ。
ナレーションとも馴染むし。次、売り込んでください。」
- ・メッセージ
- 1回目:
- 森川「まだどうなるかわかりませんけど、ステージで歌うほうが好きなんで、
ライヴを続けていければいいな、と思ってます。でもそのためには、6曲じゃね。
単独でライヴの構成ができるくらいのヴォリュームのあるユニットになりたいので、
来週のライヴをいい機会に、方向性を見極めていきたいな、と思っています。」
立木「大好きなモリモリと組んで音楽をやれるということで、充実してます。
続いてくれるとうれしいですね。6曲じゃ物足りない、という声が上がってくれば、
セカンドアルバムが出ることもあるかと思います。」
森川「もっと、みんなに元気の出る曲を提供していきたいですね。」
立木「僕らは、応援歌を歌うアダルティーなユニットですから。
ホームページもしばらくは残ってる、ってことなんで。」
森川「(久遠さんに)31日に閉鎖、っていう噂があるんですけど。」
久遠「いやいや。」
森川「日付変わってクリックしたら、ありがとうございます、
なんてことになってませんね? ホームページもより楽しめるようにしたいですね。」
立木「自分でデジカメで撮った写真とか、載せるのもいいね。」
森川「じゃ、僕の入浴シーンも。」
立木「うちの犬も。」
森川「じゃあ、うちのアクセルの入浴シーンを。」
久遠「最初に、『あなたは18歳以上ですか』って入れないといけませんね。」
- 2回目:
- 森川「『洗練されたクリアな音』。2HREATSは、始まったばかりです。
みなさんを元気づけるための曲になれば、
みなさんが元気になって笑顔でいられる生活が送れれば、
そこに2HEARTSの音楽がいつもかかっているとうれしいと思います。
これからも応援してください。よろしくです。右心房でした。」
立木「みなさんにいっぱい届けて、みなさんからもメッセージや笑顔をもらって、
ライヴでお会いできるときには、自分の気持ちを100%、目を見て伝えたいんで、
またこういう機会を設けてもらえたら、と思います。
ライヴを節目に燃えますんで、よろしくお願いします。」
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